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貴方の欠片
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1:
舞
ねぇ?大好きな悠
あの日の約束を覚えていますか?
寒空の中誓い合い交した言葉を。。。
私は今でも時々君を思ったり時々君を恨んだり
そぅして毎日貴方の欠片を拾ってるよ。
今ならわかりそぅなんだ約束の意味が2008-06-27 06:48:00 -
2:
舞
『舞〜今月もダントツNo.1やん!』
「ハハッまぐれやから」
広い店内を歩くと同期で仲のいい子達に話かけられ、笑顔で交わす。
(ほんとにまぐれだと思ってる、急いで私は先に進みたいの、早く速くモットモットハヤク。。。)2008-06-27 07:00:00 -
3:
舞
その日の営業終了後━━━
店があるビルのエレベーターホール
その脇の小さな窓から、酔いざましに顔だけだして空を見てた。
秋から冬になる微妙な時期、空は未だ紫色に光て、乾いた風だけが冬になるのを教えてくれる 真下にある大通りにいる人達を見ながら私は自分の孤独を知った2008-06-27 07:09:00 -
4:
名無しさん
応援しています♪頑張って下さい☆
2008-06-27 07:27:00 -
5:
舞
ありがとうございます☆
作文とかも苦手でこぅゆうの初めて書くんでわかりにくいかも知れませんが気長に読んで下さい(´∀`)2008-06-27 08:36:00 -
6:
舞
>>4
(ここから消えたいなぁ、それが無理なら速く進みたい。。。)
「舞さ〜ん送りどうしますか?」そんな事をただ漠然と考えてたらボーイさんに声をかけられ、我に返った。
『あっ、今日はいらないです』歩いて帰りたい そんな気分。2008-06-27 08:42:00 -
7:
舞
幼い頃、身体が弱くとても未熟で入退院を繰り返してた、人一番小さな小さな私、食制限が有り手のかかる娘。
会社経営をしている両親は、丁度会社が忙しい時期、2つしか変わらない姉も居るということで、母の姉が居る田舎に私を預けた
負担でしかない存在。2008-06-27 08:53:00 -
8:
舞
入院したら病院で隠れんぼ、外出できない日は部屋のリビングでキャッチボールをして物を壊してはママに二人して謝りにいった
【舞は苺が大好きだね】
って言って 庭に沢山の苺の苗を植え、外に余り出歩けない私に楽しみを沢山くれた。2008-06-27 09:06:00 -
9:
舞
小学生の4年生になると、身体もすっかり良くなり私は
「夏休みとお正月は帰ってくるけん」
そぅ言って 5年余りを過ごしたパパとママとの生活は終わり実の両親の元に。。。
育ての親だったけど、今でもほんとの親より大切。
2008-06-27 09:16:00 -
10:
舞
実家に帰ってきた私に待って居たのは
「アパァダァダァダ」
いつの間にやら出来てた妹。イキナリ私は末っ子からお姉ちゃんに
「舞ちゃん亜美よ、お姉さんなんやからカワイガってあげや」『うん!』そぅ答えたけど素直には喜べなかったのを良く覚えてる。
両親に甘えたかったからなのか?それが出来ない状況を悟ったからなのか?複雑なキモチ…2008-06-27 09:26:00 -
11:
舞
自分が完全にココで浮いてる事はわかってた
それでも私は…勉強もスポーツも家の手伝いも妹の世話も
全ては誉められたくて、家族に入れて欲しくて、私のいなかった隙間を埋めたくて頑張った。
『お姉ちゃんだからしっかりしないと』、『お姉ちゃんだから我慢しな』、そぅ言い聴かせるように 学校から帰ってきたら毎日家の出来る用事はした私。2008-06-27 09:36:00 -
12:
舞
忘れもしない5年の6月夕方━━
その日は母の帰りは遅く、中学生の姉は塾へ、家には私とヨチヨチ歩きの妹の二人きり。
リビングのソファで妹を寝かしすぐ横で私は宿題を片付けていた
ガチャガチャガチャ…「ただいまー」2008-06-27 09:43:00 -
13:
舞
『お、お帰りー!』いつもは夜中に帰ってくる父が珍しく早く帰ってきた。
「亜美寝てるんか?舞!ビール冷蔵庫からとってきてくれ」そぅ言われ、宿題を中断してキッチンへ。。。
一旦自室に入り着替えを済ませてビールを呑み始めた
プツン━━━━━━━━━2008-06-27 09:48:00 -
14:
舞
「ギャァギャァァワァ」
父が付けたテレビの音が思った程大きく妹がビックリして泣きだしてしまった。
「おい!舞何泣かしてんねん!」、『えっ舞何もしてない!亜美ビックリして泣いただ…………け』
━━━━━━ボコッ2008-06-27 09:53:00 -
15:
舞
一瞬何が起きたかわからなかった、ただ口が鉄の味一色になって、遠くで亜美が鳴いてて、前を向いて身体が今は床にへばりついてる。
(痛い━━━━私今殴られた?)
「お前口ごたえばっかしてるんちゃうぞ!亜美泣きやましたら自分の部屋いてろや!」、『えっ!違う舞ぢゃないよお父さ「お前まだ言い訳する気か!わかった。こいっ!」』2008-06-27 10:00:00 -
16:
舞
病気がちだったせいか、5年生らしくない体系、軽い体重、背の順番は一番前、ちっちゃい私の身体は大人の男の人の力で簡単に宙を浮き
━━━━━━バンッ
胸ぐらを捕まれ、電気も付いてない真っ暗な自分の部屋に投げ入れられた。
2008-06-27 10:09:00 -
17:
舞
訳がわからず混乱してる私「舞ぢゃないねん!亜美ちゃんビックリしただけや!」『言い訳すんな言うてるやろ!』
更に父の怒りは増し
廊下からの光しか入ってこない薄暗い部屋で私は殴られ続けた。
(舞ぢゃないのに…)2008-06-27 10:15:00 -
18:
舞
『舞ぢゃない…』と言い続ければ殴られ、血と冷や汗と涙と鼻水でぐちゃぐちゃな私は
『ごめんなさい。。。』
そぅ言うしかなかった。でも父は収まるどころか、首を絞め、気を失わないところで辞め腹を殴り、小さくまるまる私を蹴りとばした…2008-06-27 10:21:00 -
19:
舞
謝る声すら化すれ、出なくなり、抵抗し身を守る力も無くなり、ベッドにもたれて無抵抗になってしまった私。
壁の時計を見ると9時前
(もぅ3時間くらいたってる………早く終わって……オワレオワレ)痛さの感覚も意識も涙も何もなくなって、ひたすら時間を待ってた。
2008-06-27 10:28:00 -
20:
舞
「「ただいまー!」」
仕事帰りに姉を塾に迎えに行き一緒に帰ってきた母が帰ってきた。
「しばらく部屋から出んなよ」そぅ言ってドアを閉め、真っ暗な部屋で動けない私を一人残し出ていった。
「舞はー?」「あーさっき部屋に行ったらもぅ寝てた。遊び疲れちゃうか?お母さんご飯してや」遠くで普通に戻ってる父の声を聴いて、私はそのまま眠ってしまった。(夢でありますように━━━━━)2008-06-27 10:37:00 -
21:
舞
その日夜中目を覚まし、イタイ身体を引きずり、忍足でリビングに行くと晩御飯の残りがラップされてた。
何も食べてなかった私はそれと、熱さましに使う枕を冷凍庫からとって自室に戻り、顔や痛い所を冷やしながらご飯を一人で食べた
口が切れてて食べにくく、なんだか悔しくて惨めで声を殺して泣いた2008-06-27 10:45:00 -
22:
舞
それからは母がいない日は必ず殴られた、長くて5時間殴られっぱなし。
初日と違うのは顔を狙わなくなった所だけ、母にバレてしまうからだろぅ。
私はというと周りにバレたらまた酷い目にあうのが怖くて姉にも友達にも先生にも言わず普通に振る舞い、大人しく拷問の時間を泣きも謝りも叫びもせずにこなした。
(ダレカタスケテ……ダメ……誰も気付かないで…こんな私……見ないで、舞が悪いんだから)2008-06-27 10:57:00 -
23:
舞
━━━きっと身体より先に心が壊れた━━━
2008-06-27 10:59:00 -
24:
舞
ソレでもなんとか6年生に…今年の夏休みはパパとママの所に行けるようにお願いした。
痣が友達にバレたら『舞良くころんぢゃうねん』と言い、強い力で引っ張られ脱臼しても『何でなったかわからん!』と笑い飛ばし、首を絞められて付いた手形もタオルを巻きごまかし続けた。
意外と誰も気付かない親でさえもわからない
━━━━《誰も舞なんか興味ないんだよ》そぅ言われてるみたい。2008-06-27 11:23:00 -
25:
舞
夏休みに入って一ヶ月近くは天国だったのを覚えてる。
今はもぅほとんどあの頃の記憶が抜け落ちてて思い出そうにも出てこない
只、小さな私には限界だったのか「夜寝れなくなったり、リストカットしたり、うなされ起き睡眠不足、ご飯も口にせず栄養失調そんな毎日だったんだよ」と見つけてくれた姉は後で教えてくれた。
【人は都合のいい生き物で生きていくために邪魔な苦しかった過去や思い出さない方がいい記憶は薄れてしまう】らしい。
2008-06-27 11:40:00 -
26:
舞
隠し続けてた虐待が姉にバレタ━━━
それが6年生の冬休みパパとママの所へ二人で行った時だった、私が育ったここには慣れてない姉が、「久しぶりにお風呂一緒に入ろうや」と言った
『嫌や!実花ちゃん一人で入って』と言うと、パパに「そんな事言わないで姉妹仲良くしなさい」と強制的に入れられた。2008-06-27 11:56:00 -
27:
舞
「はよ脱いで入ってきいや!何照れてんの?」とのんきに姉。
(照れてる訳ぢゃない舞の身体痣だらけで汚い…)
「もぅ!トロいな!」無理やり服を脱がされた。。。
━━━━━━━━━━━━━━━━━「舞!どぅしたんこれ!ちょ!おじさん呼ぼう!見てもらい?」、『アカン!!誰にも言ったアカン!』2008-06-27 12:02:00 -
28:
舞
『なんでもないねんから』、「なんでもないわけないやん!舞!どぉしたんこれ!」隠す事もできず姉に全てを話た。━━━
「お母さんに言おう?」、『嫌や…誰かにばれたら舞もっと怖い目合う、実花ちゃんもされてまう…』私は、絶対に秘密と訴え、姉は泣きながら私に「ごめんな」と言った
『なんも実花ちゃん悪ないやん!舞が悪いからやで!お風呂入ろう♪』そぅ笑ってみせた。内心はどぅしようバレタ。。。とドキドキして仕方なかったのに
2008-06-27 12:13:00 -
29:
舞
その日久しぶりに誰かと一緒に眠った。
「舞、姉ちゃんがどないかしてあげるから」そぅ言われ布団の中で声を殺して泣いた、なんだか照れくさくて寝た振りをしたけど、涙が出るくらい嬉しかった。
━自分の居場所はどこにもないって思ってた、部屋でめちゃくちゃにされた後布団にくるまって皆の楽しそうな声を聴いてたよ?舞も入りたかったよ?ホントは寂しかったよ━
2008-06-27 12:29:00 -
30:
舞
お正月になって姉は風邪を引いた。
「ママが実花ちゃん見てるから舞はパパと初詣行ってきなさい」、そぅ言われ『お土産ちゃんと買ってくるから』と出かけた。
パパと出店を巡ってお祈りして『実花ちゃんりんご大好きや!』そぅ言って姉にりんご飴、私にイチゴ飴、とパパに買ってもらって上機嫌な帰り道。
「舞?来年中学生だね」とパパ『うん!制服可愛いねん、パパに写真送るから見てな!』、「楽しみにしてるよ、舞のブカブカの制服姿。」と馬鹿にされた。2008-06-27 12:40:00 -
31:
名無しさん
パパ死ぬん?
2008-06-27 12:50:00 -
32:
舞
楽しかった冬休みも終わり。
家に帰ると私の体調は悪化した、意味もなく吐いたり、めまいがして至る所で倒れたり、人ゴミを歩こうとすると身体が震える。
心配して姉は一緒に寝てくれるようになったが睡眠障害
「やっと寝たと思えばうなされてる、枕元にいつもカッターやナイフや剃刀があり隠しても舞は出してくる、何かあるとすぐ傷つけつけてしまう」と、姉は教えてくれたが記憶がない。2008-06-27 12:59:00 -
33:
舞
2月━━
舞は悪くて有名な中学の先輩に告白をされた、付き合うってどぅゆぅ事かしらなかったけどやっと【居場所ができた】と思った。
母の帰りが遅い日、つまり私が殴られる日は大抵その人の家で過ごす。
溜り場状態だった彼氏の家、だんだん実家に帰らなくなり、心配した母は私に携帯とゆう迷惑な機械を渡し帰らない事をあまり責めなかった。2008-06-27 13:11:00 -
34:
舞
家の手伝いだらけで遊びの経験が少なかった私には、彼氏達がしてる事全て興味津々。
スクーターの乗り方、パクリ方、タバコの吸い方、万引きなんでも教えてもらって真似た。
髪も染め化粧も覚えて1ヶ月後には立派な不良、卒業式もすっぽかした。
お金は母のカードを勝手に持ち歩いた《止めなかったのはもぅ全部知ってたからかな?》2008-06-27 13:23:00 -
35:
舞
唯一母と繋ぐ携帯だけは持ちあるき、うざくても出た。
ある日夜いつものように皆で公園でたむろしてたら携帯がなった。
珍しく姉だった『やっほ〜実花ちゃん』、「舞早く帰ってきて!パパんちいくよ!」意味がわからず、『なんでパパんち?』「さっき家にママから電話きて……………」黙りだす『もぅなんなん』
━━━━━「パパ死んだって」
2008-06-27 13:30:00