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売れない女優
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1:
夕夏
あたし、夕夏。
職業…女優。って言ってもちょい役でドラマに出たりする売れないってか売れてない女優。
そんなあたしの物語。2008-06-27 14:20:00 -
331:
夕夏
オモローさんありがとうございます?
少しだけですが更新します?2008-08-18 22:46:00 -
332:
夕夏
『…お前、元彼の事はもういいねんな?』
『…多分な…でも一生忘れられへんと思う。』
前より、冷静に亀ちゃんの事を話せるのは、信也があたしの決めた事に否定も肯定もしないからだと思う。『友達にも戻らんの?』
『もし…戻れたとしてもそれじゃ意味無いねん。昔からずっと一緒におったけど…一回そのラインを越えてもうたら彼女じゃないと意味がない気がしてまう…。』『あのさ…』2008-08-18 22:58:00 -
333:
夕夏
それっきり何も話さなくなった信也を見つめる。
月明かりに照らされた綺麗な横顔。
『あのさ…俺ほんまに何でかわからんねんけど、お前は大事にしたいねん。彼女おるし別れる事もきっとない。でも…一緒におってほしい。俺のワガママやけど…』
…きっと、あたし達に未来は無い。決して交わる事はない平行線。2008-08-18 23:38:00 -
334:
夕夏
永遠なんて嘘だった。
いくら相手の色に染まりきったとしても、愛し愛されていても、突然奈落の底に突き落とされる事もある。…きっと本当は弱い、弱いこの人を突き放す理由なんて見当たらない。
安らかに眠れるのならば、あたしを必要としてくれるのならば…あたしは喜んでこの身を捧げよう。
…例えそれが誰かを哀しませようとも。2008-08-18 23:53:00 -
335:
夕夏
『…あたしも一緒におったら何でか安心する。でも…好きってのとは違うねん。それは信也もやと思うけど…』
『俺な、前世って絶対あると思うねん笑。俺ら昔は一緒におったんかもな。』
『ロマンチストやな笑。…事務所にはバレんようにしなな』『うん…じゃないとお前が今までやってきた事が無駄になんもんな。』
“愛人”とか“カキタレ”なんて思わない。信也の優しい笑顔は今まで体を重ねて来たどんな芸能関係者よりも安心した。2008-08-19 00:14:00 -
336:
夕夏
『…抱いていい?』
『大事にしたいってゆったばっかりやのに?笑』
『愛情表現や…』
『…知ってる…』
2008-08-19 00:27:00 -
337:
夕夏
空っぽの心を確かめ合うように、体で埋めようとした。
もしあたし達が、明日終わってしまう命だとしたら、もっと自分に正直に生きれるのだろうか。
いくら傷ついても…素直になる事が恐かった。
何度も何度も絶頂を感じる中で、安心と絶望と…信也に多くを願ってしまう日が来る事への恐怖を感じていた。2008-08-19 00:56:00 -
338:
夕夏
『…夕夏…ごめんな…』
消えそうな声で、そう呟いた信也。
あたしは、わざと聞こえないふりをした。
懺悔の言葉なんて聞きたくない。あたし達は共犯者だから…2008-08-19 01:14:00 -
339:
夕夏
『じゃあまた連絡するな』寝て稼いだお金で借りたマンションまで送ってもらう。
体を重ねた後も何ら変わる事の無い信也は、最終の新幹線で彼女が来る事になったからとその足で迎えに行った。
『ただいまぁ…』
手探りで部屋の灯りをつけると、そのままソファーに寝転がる。
携帯を触っていると、そのままいつの間にか寝てしまっていた。2008-08-19 03:14:00 -
340:
夕夏
…最近、身の回りに起こる異変。
ポストに切手の貼っていないファンレターが入れられていたりいつもマンションの前に同じワンボックスカーが止まっていて、松ちゃんの車に乗り込むとその後をついてきたり…
…まさか…2008-08-19 03:19:00