-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
売れない女優
-
1:
夕夏
あたし、夕夏。
職業…女優。って言ってもちょい役でドラマに出たりする売れないってか売れてない女優。
そんなあたしの物語。2008-06-27 14:20:00 -
391:
夕夏
『優子さん、ほんまに色々ありがとうございました』『何ゆぅてんの笑。こっちこそありがとう。変なとこ住むんやったら危ないしいい所見つかるまでここにおりね?信也も心配してたしあたしも心配やし…』
…自分の彼氏の家に他の女が居る事が嫌じゃないわけ無いのに…
…咄嗟に、目をそらした。2008-08-20 03:21:00 -
392:
夕夏
『…夕夏ちゃん、信也をよろしくね。あたしには無理な事を…夕夏ちゃんは出来ると思うから…。それと…ごめんね。』
そう言った優子さんの表情で、あたしは気づいた。
きっと…優子さんはあたし達の関係をわかってる…
でも…あたしに対する憎しみは感じられない。
それは“信也の為”なんだろう。2008-08-20 03:28:00 -
393:
夕夏
『優子さん…』
『あたし、ちょっとしか一緒におらんかったけど夕夏ちゃんの事好きやで?これでも人見る目だけはあるんやから!!笑。じゃあね。』そう言って拓也君と手を繋いで帰って行った。
ごめんなさい…優子さん…
2008-08-20 03:32:00 -
394:
夕夏
部屋に戻ると、松ちゃんから着信が入っていたのでかけ直し昨日の事を話した。『マジかぁ…ごめんな、俺爆睡してて何も出来んくて…』
『ううん、いいよ。』
『てか今どこにおるん?』『…友達んちやで。』
『そこは大丈夫なん?まぁ一回事務所と相談してまたかけるから、それまで一人で出歩くなよ。』
…松ちゃんと電話を切り、寝室に向かう。2008-08-20 03:43:00 -
395:
夕夏
『信也ー!!優子さん帰ってもうたで。』
『んー…ほんまか…』
『………ッッ!!』
腕を引っ張られて、そのままキスをする。
『…服ぬいで…』2008-08-20 03:46:00 -
396:
夕夏
『…嫌や…』
さっきまで優子さんが寝ていた布団。罪悪感。好きになりかけている中途半端な自分。…とてもそんな気分にはなれない。
『…優子と何かあったんか?』
『優子さん…あたしらの事多分気づいてたで。』2008-08-20 03:52:00 -
397:
夕夏
『…ほんまか。』
『あんないい彼女…滅多におらんで…』
『そやな…』
自分で言ったのに、信也が肯定した事に胸が痛む。
ドロドロとした感情に、苛々する。2008-08-20 03:54:00 -
398:
夕夏
『…もう俺ら終わりにしたいと思った?』
『…………。』
『俺ほんま最低やしデリカシー無いけど…もうお前から離れられへんねん。てか…離さんから。』
…もう駄目だ。
あたしはこの手を…振りほどけない…2008-08-20 03:59:00 -
399:
夕夏
いい様に言われて利用されている馬鹿な女。
でも…強がりなんかじゃなくて、きっと信也はそんな男じゃない。
やっている事はその辺のちっぽけな男と一緒だけど…違うと信じさせる何かがあった。2008-08-20 04:04:00 -
400:
夕夏
『信…也…』
結局信也の腕の中に居るあたし。
汗ばんだ肌にキスをする信也。
胸の下につけられたキスマークは、何かの呪縛の様に思えた。
2008-08-20 04:07:00