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売れない女優
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1:
夕夏
あたし、夕夏。
職業…女優。って言ってもちょい役でドラマに出たりする売れないってか売れてない女優。
そんなあたしの物語。2008-06-27 14:20:00 -
41:
夕夏
『意外と綺麗やな〜』
『俺綺麗好きやからなぁ』『何ゆぅてるん(笑)……えっ…!?』
…突然、後ろから抱き締められた。
『なっ…何してるん!?からかうんやめてや(笑)』
『からかってないわ…』2008-06-28 10:58:00 -
42:
夕夏
『昨日あんなんあったばっかりやからまだ考えられへんかもしれんけど、俺お前の事好きやねん。まぁそれだけ知っといてや。』
『うん…』
『着替え貸したるから風呂入ってこいよ。何もしやんから(笑)』
『うん…』2008-06-28 11:08:00 -
43:
夕夏
亀ちゃんと知り合ったのはあたしがまだ小学生の頃。当時亀ちゃんはまだアシスタントで、毎日遅くまでカットの練習をしているのを塾帰りによく見かけた。
あたしにとってはお兄ちゃん的な存在で、9歳と言う歳の差もあり恋愛対象に見た事は無い。
二年前に番号を交換してからはちょくちょく遊びに行ったりはしていたけど、まさかそんな風に思っていたなんて知りもしなかった。2008-06-28 11:20:00 -
44:
夕夏
『お先〜。』
『おう。ほな次俺入ってくるわ。』
お酒を飲んでお風呂に入ったから余計に目が回る。
いつの間にかベッドで寝てしまっていた。2008-06-28 11:24:00 -
45:
夕夏
夢を見た。
誰かの背中を必死に追っている夢。
それは徹なのか…それとも…2008-06-28 11:27:00 -
46:
夕夏
ふと目が覚めると、あたしは亀ちゃんの腕の中に居た。
“あったかい…”
寝ている亀ちゃんを起こさないように、そっとベッドから下りると携帯を手に取った。
着信は全て徹で埋まっていて、メールは“もう二度としない”とか“愛してるのはお前だけ”なんて、そんな陳腐な言葉で綴られていた。
今までのあたしなら許していただろう。でももう限界。徹にも、真央にも関わりたくないし思い出したくもなかった。2008-06-28 11:38:00 -
47:
夕夏
『起きたんか?今何時?』『9時やで。』
『あ〜仕事行く用意しな。お前どうする?ここおる?』
『ううん帰るわ。』
家に帰って、部屋を掃除したかった。全て捨ててしまわないといけない様な気がした。2008-06-28 11:42:00 -
48:
夕夏
亀ちゃんと別れ家に帰る。『ただいま〜』
『お帰り。あれ?今日徹君と遊ばんの?』
『別れた。』
母は一瞬驚いた顔をしたけど、それ以上何も聞いてこなかった。
ゴミ袋を片手に部屋に向かい、徹との思い出の詰まった物を全部捨てた。2008-06-28 11:48:00 -
49:
夕夏
明日からは学校。
幸い徹や真央とはクラスが違うから、そんなに会う事は無い。
『夕夏〜ご飯やで〜!!』
その日の晩御飯は、あたしの大好きなハンバーグだった。
『お前オーディションて何の事や?』2008-06-28 11:53:00 -
50:
夕夏
父が突然聞いてきた。
『女優の。市原さんに勧められてん。』
『ほんまになりたいんか?』
『ん〜まぁ一回受けてみよかなぁと思って。』
うちの両親は結構放任主義で、勉強さえちゃんとしていればあまりうるさい事は言わない。2008-06-28 11:55:00