-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
売れない女優
-
1:
夕夏
あたし、夕夏。
職業…女優。って言ってもちょい役でドラマに出たりする売れないってか売れてない女優。
そんなあたしの物語。2008-06-27 14:20:00 -
591:
夕夏
…―数ヶ月後―…
『じゃあ、1010号室で。』あたしは、あるホテルのロビーに居た。
…今日は、やっと三宅さんと寝る日。
信也と真美さんは相変わらずで、二人の関係が進まない内に必死に三宅さんとの距離を縮めたあたしは、今までに無い緊張を感じながらも、これに耐えればやっと幸せになれると一種の安堵感に包まれていた。2008-09-13 04:09:00 -
592:
夕夏
『…失礼します。』
部屋のドアを開けると、そこにはバスローブを纏った三宅さんの姿。
『夕夏待っとったで。…俺がちょっと変わった趣味なんは知ってるよなぁ?』
ニヤリと笑う三宅さんに、恐怖を感じた。
『…知ってます。でもあたしは三宅さんとこうなれて嬉しいです。』2008-09-13 04:11:00 -
593:
夕夏
『そうか…じゃあこっちおいで…』
『あっ…あの…シャワー浴びていいですか?』
…言い終えると同時に、三宅さんに腕を引っ張られベッドに押し倒される。
三宅さんの持っていた鞄からは見た事も無い道具がいくつか出され、あたしはそれから目を話す事が出来なかった。2008-09-13 04:15:00 -
594:
夕夏
↑話す→離す
です?2008-09-13 04:17:00 -
595:
夕夏
…痛い……気持ち悪い…
早く…早く終われ………
2008-09-13 04:20:00 -
596:
夕夏
『これからは面倒見たるからな。なんか煩い奴とかおったらゆっといで。また連絡するわ。じゃあこれ。』行為を終えると、三宅さんはテーブルの上にお札を何枚か置き帰って行った。
…あたしはシャワーを浴びる事も、動く事すらも出来ずにベッドの上で溢れる涙を必死に拭っていた。
…やっと…やっとだ。
これで全てが上手くいくんだ…2008-09-13 04:25:00 -
597:
夕夏
…ゆっくりと起き上がると真美さんに電話をかけた。『もし?何?』
『もしもし…もうあたしと…信也にちょっかいかけないで下さいね。』
『はぁ?あんたそんなんゆっていいん?』
『…三宅さんを知らない程バカじゃないですよね?』『…あんたっ…まさか…』『…それでも諦められへんってゆうんならいいですけど?』
『……………この売女!!あんたなんか絶対幸せになられへんわ!』2008-09-13 04:30:00 -
598:
夕夏
『なんとでも言って下さい。』
『…信也さんにゆったるからな!あんたは汚い女やって!!』
そう言うと電話は切れた。…信也にばらすのならバラせばいい。
あたしは信也を守れたって自己満足に浸りたかっただけ…ただそれだけ…2008-09-13 04:34:00 -
599:
夕夏
…シャワーを浴びて、赤くなった手首を撫でながらホテルを出たのはもう明け方だった。
まるで吸血鬼みたいに、太陽の光が痛い。
タクシーの中で信也に電話をかける。
全てを打ち明けるかは…まだ決まってないけど…。2008-09-13 04:38:00 -
600:
夕夏
『もしもし…もう真美さんと連絡取らんでも大丈夫やで。』
『…何かあったんか?てか今お前どこ?』
『…………。』
『今から家おいで。なっ?』
『今日は…逢いたくない』『けぇへんねやったら家まで押し掛けんで。今から来いよ。待ってるから。』2008-09-13 04:43:00