小説掲示板大好きな貴女のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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大好きな貴女

• 1:

  名無しさん

  ママ泣いてるの？
  
  自分でも気付かなかった涙は、次の一言で溢れだした
  いいのよ、泣いてどうぞ

  2008-08-03 20:48:00
• 2:

  名無しさん

  結婚生活は短く、すぐに終止符をうちました。
  まだ１０代だった私は事を軽く見すぎていたのだと思います。
  
  娘と２人での生活は簡単ではありませんでした。でもすごく色んな物を日々得ている気がします。毎日の些細な出来事や言葉で気付かされる事や成長できる事が沢山ありました。

  2008-08-03 21:07:00
• 3:

  名無しさん

  第一章…ごめんなさい
  離婚して間もない頃、私は水商売をしていました。仕事に関しては何の抵抗もなく寧ろ楽しんでいました。周りには子供を育てる為に仕方なくと言っていましたが、違いました。以前も夜の店で働いていたので、金銭的な感覚やチヤホヤされる満足感が忘れられず、母親になったにも関わらず独身気分で仕事をしていました。
  その頃まだ乳飲み子だった娘を預け、毎晩着飾って繁華街へ繰り出していました。

  2008-08-03 21:17:00
• 4:

  名無しさん

  最初はアフターなしと決めていたのに、その日の客は逃したくなくて今回だけと次の店に付き合った。
  行った先はショーパブだった。そこのオーナーと客が昔からの付き合いらしく、和気靄々とした雰囲気で仕事の延長だった事も忘れ、私自身も楽しんでしまった。
  幸か不幸か、次の日からその客は週４ペースで通ってくれるようになった。しかも彼はシャンパンが大好きで、来るたびに２、３本を卸してくれる。その上飲み方も綺麗な人だった。色んな意味で良いお客さん。言うまでもなく私の一番客になってた。気付くと毎回仕事が終わるとアフターでそのシャンパン男とショーパブに繰り出していた。
  母親の自覚ゼロだった。

  2008-08-05 23:45:00
• 5:

  名無しさん

  シャンパン男とのアフターは２時解散。タクシー代を貰って託児所に向かい、娘にお乳をあげる。そんな日が続いてた。水商売ではあるけど、お酒は一滴も飲まずに仕事をしてた。母親として何も出来てないから、せめてお乳を飲ませてあげたいと、託児所にも冷凍パックにしたお乳を預けていたくらいだ。
  それなのに…、あの日私は飲んでしまった。しかもベロベロになるまで。

  2008-08-05 23:54:00
• 6:

  名無しさん

  その日はシャンパン男の誕生日。飲まなくても良いとは言われたが、いつも来てもらってるのに申し訳ないと思い飲んだ。店ですでに酔っていたがそのままいつものコースでショーパブへ。勢いがついてしまった私は自分で許容範囲がわからなくなっていた。

  2008-08-05 23:58:00
• 7:

  名無しさん

  目を覚ました。いつの間にやら沈没していたらしい。場所はいつものショーパブ。２個隣のソファに店員であろう男の子が寝ているのが見える。その他には誰もいない。窓のない地下の店内、いつもは隣の人の声も聞き取りにくいほどの爆音で流れる音楽もなく、しーんとしている。そしてフルライトの店内はいつもとは違う様子。以外と汚い。立ち上がると鏡に自分の姿が写った。

  2008-08-06 00:07:00
• 8:

  名無しさん

  …なんだこりゃ。
  ひどい顔をしてた。セットは乱れ、化粧は剥がれて睫毛も片方どっかに行ってた。でもそれだけじゃなく、内面から出てきてる物なのか、ただ単に店内が明るかったからなのか、自分の顔はひどく汚いものだった。
  次の瞬間に私はハッとした。

  2008-08-06 00:15:00
• 9:

  名無しさん

  今何時？！
  店内を見渡し、時計らしきものを発見したものの時間がハッキリ読み取れない。コンタクトもどっかに行ったらしい。もう一度目を細めて時計を見ると、アナログ時計は数字の２を指している。

  2008-08-06 00:21:00
• 10:

  名無しさん

  ちょっと待って。
  そう言いながらカバンをあさり携帯を開けると、デジタル時計はしっかり１４:０３と表示していた。

  2008-08-06 00:26:00
• 11:

  名無しさん

  店を飛び出しタクシーを止めた。乗り込んですぐに携帯が鳴った。託児所から。きっと何度もかけてくれていたのだと思う。私が寝ていた店は地下で携帯の電波が届かない。

  2008-08-06 00:31:00
• 12:

  名無しさん

  すぐ行きます！と電話を切ってからの託児所まで時間はすごく長く感じた。
  到着して娘を抱きながら何度も謝った。生後３ヵ月のお乳を欲しがる娘に、哺乳ビンで冷凍パックのお乳を飲ませた。娘が落ち着いて寝てから、パンパンにはった酒の混じったお乳を風呂場で全部絞った。涙も止まらなかった。

  2008-08-06 00:39:00
• 13:

  名無しさん

  母親失格だ…。私は夜しながら子育て出来るほど起用ではない。そう自覚した日でした。ごめんなさい。

  2008-08-06 00:43:00
• 14:

  名無しさん

  頑張って！

  2008-08-07 00:04:00
• 15:

  名無しさん

  >>15さんありがとう！
  今晩更新します。

  2008-08-07 16:08:00
• 16:

  名無しさん

  客は主の事ほって先に帰ってたん？

  2008-08-07 16:39:00