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◆Better days◆

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  • 1:

    由良

    ―――ガチャッッ…バン!!『んじゃお疲れぇ。』『お疲れ様デス!!由良チャン次金曜日ヨロシクね♪』『声デカい!近所迷惑!!おやすみなさぁい。』


    少し空が明るくなった静かな住宅街。

    2008-08-29 04:56:00
  • 5:

    由良

    【2ヶ月前】
    『またやでッッ!!これで3回目!!もう無理!!』可愛い顔してるのに、えらくご機嫌ナナメで叫んでるのは仲良しのサラちゃん。
    何やら一応付き合ってるホスト君が枕をしたらしい。

    『そかそか。まぁ落ち着け。てかメチャ見られてるカラ。ワラ』

    2008-08-29 05:26:00
  • 6:

    由良

    『やっぱホストはしんどい!!あー…普通に結婚したい。』『あんたそんなキャラちゃうやん。ワラ 結婚に逃げたら後悔するでー♪』サラは目の前にある好物のパスタをつつくあたしを横目で睨む。

    『怖いって…サラチャン。』『由良も彼氏出来たら思うって!彼氏おらんからそーゆー女心わからんねん♪ワラ 誰か紹介しよか?』『いやいらん。めんどくさい!』『あーかーん!!……もしかしてまだ引きずってる?』たぶんサラが言いたいのは一年前に同棲してた元カレの事だろう。

    2008-08-29 05:36:00
  • 7:

    由良

    『うーん……引きずってわナィ。』と一言。サラは何だか腑に落ちなそうな顔をしてる。
    ――引きずってる訳ではない。それは確かだ。ただ好きな人が出来ない。

    『まっ気が向いたら紹介するからいつでも言ってナ。サラ明日長瀬君と遊ぶし♪』そう言いながらサラもパスタをほうばる。
    『相変わらずサッパリと……彼氏可哀想。ワラ』『あいつが悪い!もう由良グチったし冷めたからいーのッッ!もう別れてきたし♪』

    2008-08-29 05:46:00
  • 8:

    由良

    『早ッッ!!でもソコがイイとこやな♪』『やろぉ?ワラ 時間の無駄♪』『別れてるんやったらあたし何でグチ聞かされてるんよ?ワラ』『ん?だって由良に言ってスッキリしたいから♪』『あーそぉ……。ワラ』



    ―……またこの様にグチられる日が来ませんように…。2ヶ月前を思い出し、眠りにつこうとした。

    2008-08-29 05:53:00
  • 9:

    由良

    ♪〜♪♪〜…――
    (ゲッ…サラから電話かぁ?)そう思い携帯を手に取る。


    ディスプレイに映し出された名前にため息が出た。

    2008-08-29 05:58:00
  • 10:

    由良

    『どしたぁ?』『んー?今家?』『うん。さっき帰って来た。』『そうなん?今から行くわ〜♪』『はっ?!また飲んでたん?朝から仕事やろ?』『休みぃ♪あかん?』


    ―ピンポーン!!ガチャガチャッ!
    『ほんまに来たし。』『だって会いたかったんやもん♪』玄関の扉を閉めるなり、顔を掴まれ強引に奴の舌がぁたしの口の中に入って来た。

    2008-08-29 06:05:00
  • 11:

    由良

    『ンッ…ンンッ…!ちょッッ苦しい!!』『だってぇー全然由良相手してくれへんやんかぁ…。ハィこれお土産♪』ゴソゴソと靴を脱ぎコンビニの袋を渡してきた。『チョコやん♪ありがと!』大好物をもらいご機嫌なあたしを見て、満足そうなこの男。


    ――彼氏じゃありません。Hは……。彼はタカチャン27歳。職業不動産屋。

    2008-08-29 06:15:00
  • 12:

    由良

    『今日も飲み過ぎたぁー!あ!でもHは出来るで?』『出来るでってあんた…ワラ』『家上げてくれるって事はそーゆー気分やろ?ワラ』クシャクシャっとタカチャンの大きな手があたしの頭を撫でた。
    『じゃないと家上げてくれへんしな♪ワラ』『んー?まぁ……ねぇ?ワラ』『俺の体目当てか?!ワラ』


    ―――一般的にはセフレと言うのでしょうか?でもこの男距離感が一番イイ。

    2008-09-04 10:54:00
  • 13:

    名無しさん

    2008-09-04 19:21:00
  • 14:

    由良

    ―――――
    『…アッッ…ンアッ!!』クチュクチュといやらしい音が薄暗い部屋に響く。『由良……ココは?好きやろ?』タカチャンの細くて長い指があたしの敏感になった部分を優しく刺激してきた。
    『アッッ!!…ン!…好ッッ…きィ…』『やなぁ?濡れすぎ♪』タカチャンの声が耳元で聞こえる。ヌルックチュ…クニュ――『んッッ!やぁ……ハッンッ…』『でもこっちの方が気持ちィィやろ?』
    ガシッ!!――下着しか付けてないあたしの足を開く。
    『キャッ!ちょ!……恥ずかしいッッ!!』『気持ちィィやろ?』そういうとタカチャンは下着をずらし、ヌルヌルなクリトリスにねっとりと舌を絡ませた。

    2008-09-04 20:59:00
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