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夜蝶の如く…。
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1:
桜
あれはまだ少し肌寒さが残る春、私は15才と言う若さで夜の世界に入った…。
2006-04-22 01:25:00 -
2:
桜
私の店new club"Egoist"
は新宿歌舞伎町きっての有名店だ。
日本一…いや、アジア一の娯楽街、眠らない街歌舞伎町。眩しいネオンを跨ぎこの街の一等地と言われる場所にnew club"Egoist"がある。2006-04-22 01:47:00 -
3:
桜
大阪とは違い東京は取り締まりが厳しい。とくにこの街は。今(都条例)程ではなかったが店公認でアンダーを雇うところは無かった。有名店でアンダーがいるなんて有り得ない事だ。しかし私は店の代表に偉く気に入られ代表のみ公認で入店した。従業員、キャストには極秘。もちろん私以外にアンダーなどいない。
2006-04-22 02:00:00 -
4:
桜
そんな代表に出会ったのは新宿駅だ。
中央線で電車を待っていた。ザワザワとうるさい人混みの中に一際目立つ、しかし人を寄せ付けない。そんなオーラを放ってた男と目があった。
その男は座っていた椅子から腰を上げ、こちらに歩いてきた。2006-04-22 02:05:00 -
5:
名無しさん
アンダーって?ミテコのこと?
2006-04-22 02:06:00 -
6:
桜
はぃ☆アンダーゎミテコの事です。
今から更新します。2006-04-25 00:32:00 -
7:
桜
男は真っ直ぐ私に向かい歩いてきた。そして私の前に来ると同時に右ポケットから名刺を取り出した。私はなんとなくその男の手元を見つめた。そして男は名刺を差し出しながら、こう切り出した。
2006-04-25 00:39:00 -
8:
桜
「いきなり失礼ですがおいくつですか?」
『15ですけど…』
「そぉですか。夜のお仕事興味ありませんか?」
『少し…』
「もしよろしければ連絡先教えていただけますか?」『あっ、はぃ。』
「ありがとうございます。では後程連絡します。」
そぉ言って別れた。電車に乗り、名刺を見ながらフト考えた。私は顔が老けているせいか、よくスカウトをされた。でも番号を見ず知らずの人に教えるなんて事はしなかった。でも何故か彼には何かを感じた。視線を合わせると吸い込まれる感じ。言葉では言い表せない、カリスマ性のオーラを放った人。でも私が感じとった感情は一目惚れとかそぉ言う感情じゃなくて…2006-04-25 01:07:00 -
9:
桜
そんな事を考え家路に向かう。
家に着き、また名刺を見る。new clubEgoist代表 長谷川祐磨ーハセガワユウマー
『代表って一番偉いのかなぁ…?』
その時、電話が鳴った。〜♪〜♪〜『もしもし』 「先程駅でお会いした長谷川です。早速ですが明日お店に見学に来ていただけますか?」『はい。大丈夫です。持ち物って何もって行けばいいですか?』「証明写真一枚で。」『分かりました。では明日。』
電話を切り母に話した。これから働く事を…2006-04-25 01:24:00 -
10:
桜
『ママ〜。桜明日からキャバ嬢になりま〜す。』 母「あらそぉ。じゃあママの時計とライター持っていきなさい。ママとパパの子なんだから絶対ナンバー1ね☆ホホホッ(^.^)しかし血は争えないってこう言う事かしらね〜?」
『ハハッ(((^^;)そぉだね。』 うちの母は歌舞伎、銀座、六本木と各有名店でナンバー1になり、六本木ではママをしていた。お姉ちゃんや私が産まれてからも六本木のクラブのママとして働いていた。そして私が四歳、姉が五歳の頃に引退をした。姉の小学校入学に備えて母なりのケジメだったと今になって聞く。一方パパは六本木の大型ホストクラブのナンバー1だった。三年間ナンバー1をキープし、その間貯金していたお金で株式会社を設立しホストを引退。そんな両親は私のキャバ嬢デビューを反対しなかった。パパは少し寂しそうな顔してたけど(笑)でもうちのような家庭は普通の家庭では有り得ないだろう…
2006-04-25 01:47:00 -
11:
名無しさん
おもろそ?
みたいみたい〜2006-04-25 02:03:00 -
12:
桜
家に帰り身支度をした。髪の毛は前からママが利用していた美容院でセット。化粧はママが夜映えするキラキラした立体感のある感じにしてくれた。借りた時計はカルティエのダイヤがいっぱいついたパシャ。指輪はカルティエ。ピアスは自分のシャネル。ライターはカルティエのデュポン。ブランド物を身に付け着飾った自分を見て何故か一回りも二回り大人になった気がした。準備満タンで家を出た。
2006-04-25 02:12:00 -
13:
名無しさん
カルティエのてデュポンやて?
2006-04-25 02:28:00 -
14:
桜
見て頂いている方ありがとうございます(^-^)今から更新します☆
2006-04-26 02:18:00 -
15:
桜
家から歌舞伎は近い。長谷川さんとはドンキの前で待ち合わせをした。
数分してから私の目の前に黒のスーツに身を包んだ、それは言葉では言い表せない程男前な長谷川さんがいた。長谷川さんは
「おはようございます。あれ?なんか凄い綺麗だょ!!この前とイメージ違ってそれもまたいい感じだね!…じゃぁ行こうか☆」
『はぃ。』………なんかこの人この前と態度と言うか、また違ったオーラと言うか、なにかが違うような…?
そんな事を考え長谷川さんと歩いているとホストみたいな人が長谷川さんに声をかけてきた。【あっ!長谷川さんおはようございます!】ホストらしき男は緊張した面持ちで長谷川さんに話した。 一方長谷川さんは面倒臭そうに「お〜。おはよう。」と、あくびをしながら話した。
また歩き出した。ホストらしき男は大きな声で【今度お店行かせて頂きます!失礼しますっ!】しかし確実に聞こえているはずなのに長谷川さんはシカト。その後もスーツに身を包んだ男が数名長谷川さんに声をかけてきた。 その時私はやっぱ凄い人なんだ〜。くらいにしか思っていなかった。2006-04-26 02:55:00 -
16:
削除削除されますた
あぼ~ん -
17:
桜
そんな事よりも私はキラキラ光るネオンに何故か居心地のよさを感じた。そのなん百ものネオンは目を細めるとまるで宝石のようだ。白い光はダイヤ。青色はサファイア、赤色はルビー。きっとその時から私は夜の世界の魔法の様な呪縛な物に魅了され、今でも尚その呪縛から抜け出せないでいる…。
2006-04-26 03:13:00 -
18:
桜
そして数分歩くと一際豪華なお店が目に止まった。すると長谷川さんはその店の前に止まった。すると口を開いた。「俺の全てを注ぎこんだ店だ…。Egoistは今歌舞伎で一番勢いのある店だ。この店で働きたくても容姿や何らかの理由で雇えない子が沢山いる。まぁ10人いて、だいたい二人合格できる割合だな。……」
『そんな場所に何で私が?』
「あの時…駅で桜さん見掛けた時、あの子だ!ってインスピレーション?ってか、なんか光りが見えた。その先には俺の夢が見えた。だから俺は桜さんが例え15でも雇うと決めた。」 "夢…少し意味が理解出来なかったがなんか聞いてはいけないような気がした。" 「行くぞ!」そう言って長谷川さんは扉を開けた。2006-04-26 03:39:00 -
19:
桜
18の訂正。
呪縛な。ではなく、呪縛の様な。です!スミマセン(;´д`)2006-04-26 03:41:00 -
20:
桜
扉が開き中に入ると、その美しさに心を奪われた。
床以外黒で統一した店内。床は白い大理石。優しい光りの間接照明。フロアーの中心にはシャンデリア。ピアノをやっていた私には分かる、某海外有名ブランドのピアノ。2つのVIPルーム。2006-04-26 03:51:00 -
21:
桜
長谷川さんは地下にある更衣室の向かえにある社長室に入った。私も後を追う。そして社長室で長谷川と面接をした。
「写真持ってきた?あれで偽造作るから。」
『はぃ。。』
「知り合いに頼むから一週間くらいで出来ると思う。」 『はぃ。』 「うちで働くにあたって俺との約束を守ってもらう!1つ、年は19だ。2つ、例え仲のいい子が出来ても年だけは言うな。3つ俺の言うことは必ず従う様に。4つEgoistに働きながらも、お前はエゴイストになるな!5つこの約束を守る事!以上。守れるな?」 『ハイ。エゴイストって…』 「意味は、自己中というか自己愛と言うか自信過剰?みたいなそんな感じ。」 そしてシステムやテーブルマナーを一通り教えてもらい、社長室をあとにした。2006-04-26 04:14:00 -
22:
桜
スミマセンが今日はこれで終わりです。次の更新は明日の夜中です。
2006-04-26 04:15:00 -
23:
桜
更新は夜中と書きましたが今から更新します☆
2006-04-26 13:43:00 -
24:
名無しさん
みてまあす〜頑張って?
2006-04-26 14:03:00 -
25:
桜
更衣室に入り店服のドレスを着た。まだ誰も出勤していなかった為か、規則的に並んだロッカー、ただっ広い少し寒い更衣室が不気味にかんじた。 更衣室の隅に置かれたソファーに座り煙草に火をつけた。するとー
トントン。とドアをノックする音が聞こえた。 (おはようございます!着替えが出来たら上がってきて下さい。)『今行きます。』 ……この声誰だろう?……。煙草を灰皿に押し付け、フロアーに戻った。
2006-04-26 14:15:00 -
26:
?ふゆ?
この小説おもろい?
楽しみにしてる?2006-04-26 14:53:00 -
27:
桜
みなさんコメントアリガトウごさいます!(^-^)励みになります(^-^)v4年前の事なので思い出しながら書いてます。少しづつですが、完結に向けて書くつもりです。是非最後までお付きあい下さいm(__)m
2006-04-26 16:19:00 -
28:
桜
(さくらちゃん何才〜?てか可愛いねぇ〜☆ボーイ担当誰かなぁ?) ……お兄系のそのチャラ男風な男は私が答えもしないのに何故か一人で話し、盛り上がる。面倒臭そうにしてると、長谷川さんが、 「まさと!お前、桜は俺が連れて来たキャストだ。絶対手を出すな!」 すると、まさとはビビリながら"ハイ"っと返した。 長谷川さんは続けた「みんな聞け〜。桜の担当は俺がやる。俺がいない時は店長のワタルに頼む。」 それを聞いた男達はビックリした表情を浮かべた。しかし店長は (はい。わかりました。)と冷静に答えた。…
2006-04-26 17:11:00 -
29:
桜
その時は何とも思わなかったが、うちの店はナンバーごとにボーイ担当が違う。ヘルプの子や指名の取れない子は下っぱボーイの担当。それなりに指名の取れる子は役職のボーイの担当。ナンバークラスは幹部、マネージャー。とくにナンバー1、2、3は統括や店長担当。しかしエゴイストが出来て以来、代表が自ら担当をやるなど例がない…。と後に、わたるから聞いた。
2006-04-27 02:05:00 -
30:
桜
………………………そして時計の針が6時を回った頃、ちらほらと女の子が出勤して来た。
有名店だけあってみんな綺麗。スタイルもよく、街を歩けば皆が振り向いてしまうような子達ばかりだ。2006-04-27 02:15:00 -
31:
名無しさん
おもろい??
2006-04-27 18:37:00 -
32:
桜
今から書きます。コメント書いて下さる方、ありがとうございます。
2006-04-28 00:43:00 -
33:
桜
一通り女の子が出勤した頃、従業員とキャストで全体ミーティングをやった。その時に新人と言う事で紹介された。
7時エゴイストオープン。
初出勤の私は自分のお客さんなどいるわけもなく、待機席に座っていた。すると可愛らしい女の子が声をかけて来た。2006-04-28 00:49:00 -
34:
桜
(さくらちゃんって言うんだよね?私は瞳デス!よろしくね☆) その女の子はニコッと笑った。その子はこのお店にはいない唯一のギャルだ。ギャルと言ってもギャルを卒業した、少し黒いギャル。お姉とギャルの間みたいな子。つまりお姉ギャルだ。顔も他の子と比べたら普通…至って普通…。
2006-04-28 00:59:00 -
35:
桜
『じゃぁ敬語無しで!(*^^*)私も19才だよ。』 (本当に〜?見えない!20とか瞳より上だと思った〜☆) ……言えない。"チョット待ってよ〜実は15なんだ〜。"なんて言えない。 『よく老けてるって言われるよ↓。ショック出かいわぁ〜。』 (ごめんごめん!あっ。番号交換しよ?) 『まぁいいって↓。交換☆しよしよ!』
(今、客用電話しか持ってないから仕事終わってから教えて☆)
その時お客さんが来て、ボーイに瞳が呼ばれた。
2006-04-28 01:24:00 -
36:
桜
それと同時に、マサトが小走りで私に向かって耳元で言った。(桜さんに場内指名が入りました。本指名の子は麗華さんです。うちの店で最も大切なお客様です。失礼の無いようにお願いします) マサトは、さっきのチャラ男風から一変。言葉も敬語になりキリッとしていた。…………………お客さんのいるVIPルームに向かった。
2006-04-28 01:34:00 -
37:
桜
VIPに着くと40代くらいであろう殿がドカッと座っていた。いかにも金持ってます風な人。
マサト(ご指名ありがとうございます。桜さんです。前に失礼します。) そう言ってマサトは去った。 『前、失礼します。初めまして桜です。ご指名ありがとうございます☆』 殿の隣にはこの世の人とは思えない、それはそれは美しい綺麗な人が私に向かって微笑んでいた。失礼だが浜崎あゆみがスッポンに見える位。………麗華さん……名前の通り綺麗な華…。
2006-04-28 01:46:00 -
38:
桜
殿は(まぁまぁ、緊張しないで!好きな物頼みなさい。あっ!今日は入店祝いだ!ロマネ2本。)
『はっ…はい。ありがとうございます。』………ロマネ?なんだそれ?まぁいいや。
『お願いしま〜す!ロマネ2本。』ロマネコンティー1本200万円。そのときロマネがいくらなんて知るはずもなく…2006-04-28 01:53:00 -
39:
桜
麗華が口を開く。「まぁ福原さんたら!相変わらず可愛い子には弱いのね〜☆桜ちゃん。福原さんにね可愛い子が入ったって言ったら指名してくれってうるさかったのよ〜☆」
『そうなんですか?ありがとうございます!』
(ぃや〜麗華が可愛い新人が入ったなんて今まで俺に言った事ないからスゴイ気になってさ〜思わず指名しちゃったよ〜!)2006-04-28 02:00:00 -
40:
桜
今から書きます☆
2006-04-29 00:15:00 -
41:
桜
そんな話をしているとロマネが運ばれてきた。3つのワイングラスに注がれ、やがてそのグラス達は音をたてた。ーチーンー
『いただきます』 「いただきます」
キャバ嬢になって初めて口にしたお酒…不味い。不味すぎる。……
2本飲んでホロ酔いになった私は会話がうまく出来るようになり、麗華さんと福原さんと三人で色々な話題で盛り上がった。2006-04-29 00:35:00 -
42:
桜
どれぐらいたったろう?盛り上がってた話しが落ち着きを見せ、マッタリモードになった頃、福原さんはチェックをした。
伝票が運ばれて来て、チラリと覗くと私はその額に唖然とした。"4530000ー"
桁間違えてません?って言いそうになったが福原さんは伝票に目もくれずカードをサッと出した。
会計が済み店の外まで、お見送りをした。
(また来るよ。久々に心から楽しかった。ありがとう!)
『「ありがとうごさいました!御馳走様です。」』2006-04-29 00:47:00 -
43:
桜
長谷川さんが去ると私は、凄い視線を感じた。私は辺りを見回す。ーーーーーーーーーーーーすると一人の女の子が私を凝視していた。私は気のせいだろうと待機席にむかいソファーに腰を下ろした。
2006-04-29 01:10:00 -
44:
桜
間もなくして、ボーイがフリーの席に着いてほしいと呼ばれた。…………その席以外でもその日は沢山の席に着いた。新人と言う事もあり、場内やシャンパンを入れてくれるお客さんもいた。番号交換もした。
時計の針が3時を回った頃お店は閉店ーーー2006-04-29 01:15:00 -
45:
桜
着替える為に更衣室に入った。すると瞳が駆け寄ってきて「お疲れ〜。これ瞳の番号だから登録して☆」と番号とアドレスが映ったケータイを私に渡してきた。ーーーーーーーーーカチカチッーーーーーーーーー『登録完了〜☆ありがとう!あとでメール入れるね。』
二人でペラペラ喋りながら着替えていると、さっきフロアーで私を見ていた女の子が入って来た。ーーーーーーーードカッーーーーーーーーー
『痛ッッッ』 「ごめん。てか邪魔。」
ぃゃぃゃ。今確実にわざとぶつかったよね?何でこんな広い更衣室で接触事故?『すいません…』 「別にいいけど長谷川さんに気に入られてるからって調子乗んないでね。うざいから」2006-04-29 01:26:00 -
46:
桜
この人がなぜ怒っているのか解らない私は、えっ?と言う表情をしていたと思う。すると瞳が割って入った「ミホちゃんごめんね。私が桜にこんな所で話しかけたから…でも言い方キツイよ?」
そのミホちゃんとやらは瞳に何も言い返さず去って行った。
『瞳ごめんね?』
「いいの。でもミホちゃんどうしたんだろう?」
すると下着姿の麗華さんが口を開いた。
【ミホは嫉妬してんじゃん?ユウマさんが桜の事気に入ってるから。あの子ユウマさんの事好きなのよ。】
なるほど……………………
※ユウマさんとは代表の事デス。
2006-04-29 01:38:00 -
47:
名無しさん
ぉもろぃ??もっとぃっぱぃ更新してほしぃ?
2006-04-30 02:47:00 -
48:
名無しさん
めっちや面白いッ?出来る時にまた書いてね??楽しみにしてるから??
2006-04-30 03:02:00 -
49:
桜
書き込みありがとうございます☆すみませんが今日は仕事が忙しいので明日の昼に更新します(^-^)v
2006-05-01 02:34:00 -
50:
桜
遅れてすいません(>_
2006-05-01 22:41:00 -
51:
桜
でもミホちゃんとやらに嫉妬されても……別に私は長谷川さんに対して恋愛意識は全くないし…。
再び麗華さんが口を開く【さくら、ミホの事は気にしない事ね。何かあったらすぐ私に言ってね!私、さくらの事気に入ったわ〜☆ハハハッ(^o^)v】
『はい。レイカさんありがとうございます☆』
その後も少し酔っている麗華さんと私とシラフの瞳で話しながら送りの車を待った。2006-05-01 23:22:00 -
52:
桜
それから毎日学校と店に行った。しかし途中で学校を辞めてしまった。理由は仕事に本腰を入れる為だ。
仕事ではお客さんも着き、指名を取れるようになった。二ヶ月でナンバー2になった。お店の子とも仲良くなった。ノアさん、ナツキ、リョウちゃん、ひめちゃん、たかこさん、りりか、マリアさん。ミホとは相変わらずだが…。なにより麗華さんと瞳は仕事が終わってから飲みに行ったりクラブに行ったり…すごく仲が良かった。麗華さんは実の妹のように可愛がってくれた。瞳とは親友と呼べる中になっていた。ボーイ達とも仲良くなり仕事が終われば語りあった。マサトやワタル、長谷川さんの呼び名も変わった。マサトはマー君、ワタルはわっ君、長谷川さんはゆっ君。でも一度仕事モードになると、当たり前だが敬語で話し、あだ名では呼ばない。2006-05-02 01:02:00 -
53:
桜
……………………そして半年がたった頃、私はある男と出会った。
私はいつものように指名客の福原さんに着いていた。あの日以来、福原さんは麗華さんと私をダブル指名していた。相変わらず私は麗華さんを抜けずナンバー2止まりだ。
…………………私はトイレに行くため席を立った。
(三名様御来店です!)ボーイが席に案内する。するとゆっ君がその席に行って何やら話しているのが見えた。ゆっ君の知り合いだろう。そぉ思って福原さんの席にもどった。しかしボーイが私を抜きにきた。その時指名が四本被っていた為、他の客に着くのだろうと思っていたが、何故かゆっ君がいる席に連れて行かれた。2006-05-02 01:16:00 -
54:
削除削除されますた
あぼ~ん -
55:
名無しさん
あげ
2006-05-02 10:16:00 -
56:
桜
今から書きます。
2006-05-03 01:07:00 -
57:
桜
『そんなとんでもナイですよ(;´д`)オーラなんて持ってませんし!私はごくごく普通の人間なんで…。』
すると今まで私と目も合わせてくれなかった春夜がニコッと笑い 「普通の子ならこの店でナンバーなんか取れないよ。何か惹かれるものがあるんだよ桜ちゃんには」そぉ言った春夜の顔が綺麗で凄く美しくて、かっこよくて…春夜を凝視していた。すると咲夜さんが(そぉ言う事!まぁ頑張れ!確かに桜ちゃんには何か感じる物がある…。あっ!もぉ時間だ!ユウマさん俺らこれから仕事なんでそろそろ帰ります。)
【おぉ!ぢゃチェックしてくるから。】
私は何となく春夜と番号交換をした。2006-05-03 01:30:00 -
58:
桜
咲夜さん達は20分くらいで帰っていった。少し変に思った事があった。春夜が店の中をキョロキョロと見渡していた。必要以上に…内装が綺麗だからかな?
気持ちを切り換えて他の指名の席を回った。いつものように三時になり閉店…。2006-05-03 01:55:00 -
59:
桜
そして更衣室で麗華さんに聞いてみた。『麗華さん…咲夜さんと知り合いですか?』
【サクヤ今日来たの?】
『はい』
【サクヤはね〜私の彼氏。】前に聞いた事がある。麗華さんは彼氏と同棲中でその彼とは2年付き合ってるって……その彼が咲夜さんだったんだぁ。
『あぁ!例の…』 【そぉ。でも秘密だよ!】 『わかってますよ☆』 でもそぉ言った麗華さんの顔はとっても悲しい表情をしていた。2006-05-03 02:07:00 -
60:
桜
書きます☆
2006-05-04 01:13:00 -
61:
桜
それからゆっ君が送りをしてくれた。途中で居酒屋に寄り、話した。ゆっ君と私はビールを注文し、乾杯をした。【お疲れ〜】『お疲れ様でーす』
【好きな物頼みな☆】
『はぃ☆ぢゃハンバーグとサラダとチョコパフェとたこ焼きと…』
【おぃ!そんなに食えるの(ToT)】
『だってゆっ君も食べるでしょ?』
【ぃや。俺はイイ。】
そーいえばゆっ君最近一緒にご飯行っても何も口にしないし…痩せた。さてわ……『まさかダイエット〜?』
【ぅぅん。何か腹は減るんだけど食べると詰まる感じがして吐いちゃうんだよね〜。(ToT)】
『マジ?病院行きなょ!人間ドックだっけ?あれやってみれば?』
【そーだな…】
しばらくして居酒屋を出た。空には太陽が登りかけ、歌舞伎の街をオレンジ色に照らした。その光は何故か優しさを帯た、しかし悲しさを思わす光だった……2006-05-04 01:33:00 -
62:
桜
一回だけ私のお客さん繋がりで、けーたんの店に行った事があった。その日お客さんが潰れてしまい、私はけーたんと帰る事になった。「俺んち寮だけどくる?」
『うん。見てみたい☆』2006-05-04 01:48:00 -
63:
桜
けーたんの家は綺麗に片付いていた。肌触りの気持ちいいカーペット、テンピュールのクッションとベット、大きいテレビ、優しいフローラルのお香の香り……。A型で几帳面なけーたんが滲み出てる…そんな感じの部屋。
「なんか食べる〜?」
『食べるぅ(^○^)』2006-05-04 02:01:00 -
64:
桜
けーたんが手作りで作ってくれたチャーハン。『どれどれ…』「どお?」
『旨いィィ〜(>_2006-05-04 02:15:00 -
65:
桜
今から書きます。
2006-05-07 03:04:00 -
66:
桜
チャーハンを食べ終り眠そうにしてると、けーたんが言った「寝る?」『ぅん…』
そぉ、やっぱ男女が1つの布団で寝るなんてやる事は1つだ………………この時すでに私はけーたんを好きになってた。けーたんは私を求めた…でも私は拒んだ。。15才ながら男性経験はそれなりにあったし、それなりに恋もした。だけど今までしてきた恋とけーたんを好きになった気持ちは何故か全然違う感じがした…そんな気持ちが錯乱していて自然的に拒んでしまった。しかしけーたんはニコッと笑い一言"ごめんね"と言い、腕枕をしてくれた。…まるで私の気持ちを見透かさしてるようにまたニコッと笑い寝た。
2006-05-07 03:29:00 -
67:
桜
それからも仕事に恋。毎日が充実していた。そんな中、何故かゆっ君は店に顔を出さない…。二ヶ月前に3店舗目の系列店が出来て忙しいのだろうか?その時はそぉ思った。
「何ぼーっとしてるの!?」麗華さんが話しかけて来た。
『ゆっ君、忙しいんですかね〜?』
「そーだねー。最近店にも来ないしねぇ。」そんな話しをしたが私は麗華さんの顔がいつもと違う事に気付いた。目が腫れてる…………泣いたのだろうか?最近麗華さんの様子もおかしい…やたら無欠したり当欠したり…。『麗華さん!今日仕事終わったら飲み行きません?色々語りたいし〜☆』
「そうだね!久々に行こう☆」
2006-05-09 02:48:00 -
68:
桜
仕事も終り、いつもゆっ君や瞳と来ている居酒屋に行った。まずゎビールを2つ頼み、お通しをツマミながら話した。
2006-05-09 02:53:00 -
69:
桜
『麗華さん。何かありました?』 「んっ?何かって?」 『いや。最近の麗華さん変だし今日何か目腫れてるし………………』
そぉ言い終わり顔を上げ麗華さんを見ると…麗華の大きな目からポタポタと涙が溢れた。『あっ…すいませ…』私が言いかけると麗華さんが割って話して来た。「私ね、この前までお腹にサクヤとの赤ちゃんいたの。でも…でも…死んじゃった。流産だって。妊娠発覚からたった3日で…」
『流産…3日で…何で…』
「そぉ3日で。」2006-05-09 03:06:00 -
70:
桜
「精神的にやられてて拒食症になってたの。だけど妊娠がわかってから自然とご飯も食べれるようになったの。でも直ぐに赤ちゃん死んじゃった…」
『…精神的にって?』
「サクヤには言ってないけどサクヤのお客さんから嫌がらせ受けてたの。ずっと……でもサクヤは私を見てくれてたからそれが唯一の救いだった。でも赤ちゃんの事があってからサクヤ家にも帰って来てないの…あの人、私の前で初めて声を上げて泣いた…」
2006-05-10 00:48:00 -
71:
桜
私は麗華さんに対して何もしてあげられる事なんてなかった。私には遠い…関わった事も経験した事もなかった事だったから。ただ麗華さんが凄く、すごく苦しんでる…その事は私にも痛い程伝わって来た。そして少しサクヤさんに対して憤りを感じた。こんな事があって何故、サクヤさんは麗華さんの側に居てくれないのだろう。麗華さんに声もかけられずにいると…………
2006-05-10 01:16:00 -
72:
桜
「話し聞いてくれてありがとう。少しスッキリした。私、しばらく店休むから私いない間、ナンバー1として店引っ張ってね☆ニコッ」
ニコッと笑った麗華さんの顔は悲しさを覆い隠し、私に心配させない為の一生懸命に精一杯の笑顔だった…
その思いを悟った私は、胸の奥が熱くなり目から次々に涙が溢れてきた。2006-05-10 01:25:00 -
73:
桜
私が泣いてはいけないのに…泣きたいのは麗華さんなのに…そぉ思っても尚、私の目からは涙が溢れた。こんな細い体で麗華さんは色々な物を背負ってる。麗華さんも泣いた。……その日は麗華さんと人目も気にせず気が済むまでとことん泣いた………。どれくらいたったろう?ケータイのバイブの音で我に返った。麗華さんのケータイだ。サクヤ…そぉ言って麗華さんは電話に出た。
2006-05-11 02:29:00 -
74:
桜
十分くらいだろうか?麗華さんが電話を切り、安心した顔で「サクヤ今日帰ってくるって!離れてる間、私に何をしてあげられるか?とか色々考えてくれてたらしい…」
『そぉですか…じゃぁそろそろ帰ります?』
「そうね。今日はありがとう!本当に桜は妹みたい☆妹とか本当の家族って解らないけど…友達とかとは違う唯一無二の存在ってやつ?桜。ずっと私の側にいてね?」
『はい!血は繋がってないけど麗華さんの妹ですし〜!私にとっても麗華さんや瞳、ゆっ君、けーたんは唯一無二の存在ですから…』2006-05-11 02:42:00 -
75:
桜
麗華さんは施設育ちで"家族"を知らない。だからこそ家族と言う暖かいものに憧れ、サクヤさんと赤ちゃんとの生活が待ち遠しいくてしかたなかったと思う…。
2006-05-11 03:09:00 -
76:
桜
それから居酒屋を出て二人でタクシーに乗り帰った。途中で麗華さんはサクヤさんと同棲しているマンションで降りた。「また落ち着いたら連絡するから!じゃぁバイバイ」
『はぃ!ゆっくり休んで下さい☆』そしてタクシーは次に私の家に向かい始めた。麗華さんの家とは近い。つい最近私も親名義でマンションを借り一人暮らしを始めた………するとケータイが鳴った
〜♪〜♪〜♪けーたん専用の着メロ…『はい!』
「お疲れ〜♪今日ウチ来ない?」だいぶ酔ってるようだ。
『うん。』
「てか俺〜昨日桜が住んでるマンションの隣のマンションに引っ越したんだょね〜☆」
『そぉなんだ。てか言ってくれれば引っ越し手伝ったのに〜!』
「いいのいいの!従業員が手伝ってくれたし〜!それに女の子は重い物持っちゃダメでしょ♪」2006-05-11 03:25:00 -
77:
桜
書きます!
2006-05-12 02:37:00 -
78:
桜
それから電話を切り、私は再び歌舞伎に戻り、けーたんの店の前でタクシーに乗ったままけーたんを待った。五分くらいでけーたんは出て来た。そのままけーたんの家に向かった。
2006-05-12 02:46:00 -
79:
桜
家に付きけーたんが着替えてる間、私はけーたんが冷蔵庫から出したリンゴジュースを飲んでいた。
「スウェットあるけど桜も着替える?」
『ぅん。ありがとう…』けーたんがいつも着ているであろうそのスウェットは毛玉がいっぱい付いてる黒のスウェットだった…私が着るとダボダボで、でもけーたんに包まれてる気がした。2006-05-12 03:09:00 -
80:
削除削除されますた
あぼ~ん