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■恋人ごっこ■
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1:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
あの日からアナタはアタシの心の中にいます。アナタがいなくなった今でもずっと…
2005-06-07 21:11:00 -
2:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
男は皆、美人で可愛い女が好き。不細工なアタシは誰にも選ばれないし誰からも愛されない。ただアタシの傍に京がいたのは京はアタシの財産を愛したから。
2005-06-07 21:15:00 -
3:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
アタシは京と恋人ごっこを楽しむ。アタシの求めるもの全てを京は備えていた。
2005-06-07 21:21:00 -
4:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
アタシがホストにハマった理由、誰からも愛されないアタシをそっと包んで愛してくれたのがホスト達だった。泣き付くアタシの頭を優しく撫でて、淋しさでうずくまるアタシを強く抱きしめてくれた。こんな汚いアタシでも愛してくれるんだ、と思った。
2005-06-07 21:27:00 -
5:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
アタシは一般人を愛さない。愛せない。アタシが愛するのはホスト。そう、アタシはホストというブランドを愛する。
2005-06-07 21:31:00 -
6:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
『今何しとん?暇やったらホスクラ来てや!』夜のネオン街で声をかけてきたのはエルメスのスーツがやけに似合うホストだった。
2005-06-07 21:36:00 -
7:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
『俺、京っていうねん!あそこでホストしてる!』京は気持ち悪いくらいの笑顔で“FINE”という大きな看板を指さした。
2005-06-07 21:40:00 -
8:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
「行くわ。」というアタシの返事を聞くなり京は嬉しそうにアタシの手をギュッと握って店へ向かって歩き出した。「何でアタシに声かけたん?」アタシの質問に対し、京は『何か淋しそうやったから〜』と淡泊に答える。
2005-06-07 21:45:00 -
9:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
店に入ると『いらっしゃいませ!!』と大きな声が響き渡った。『何飲む?』京がアタシの顔を覗き込む。「ルイもってきて。」『はぁ?!何考えてん?』「何で?嬉しくないん?」『そら嬉しいけど…』「ルイじゃ足りん?じゃ、リシャール。」
2005-06-07 21:53:00 -
10:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
『本間にええん?』「うん。」『分かった。ありがとう。』京はアタシにお礼を言って『リシャール頂きました!!』と大声を張り上げた。店は一瞬静まり『ありやす!』とホスト達の声が響き渡る。
2005-06-07 21:58:00 -
11:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
アタシの心はそれで癒される。他のだれよりも額を使う事。自分の口座をNo.1にする事。そして口座のエースになり口座から他の誰よりも一番に愛される事。
2005-06-07 22:02:00 -
12:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
京はその日からアタシの新しいブランドになった。ただいつもと違うのは京というブランドを愛したのではなく、京という男を愛してしまった事。
2005-06-07 22:06:00 -
13:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
京の言う言葉は素直に受け止め、アタシが京の彼女だと信じていた。…キョウハアタシノモノ。ダレニモワタサナイ…
2005-06-08 07:07:00 -
14:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
アタシが求める全ての言葉を京はアタシに囁いてくれた。連絡もマメにくれたし淋しい思いをしないようにと二人のプリクラをお互いの携帯に貼り合った。
2005-06-08 07:10:00 -
15:
みゎ
何か面白そう♪期待してるし頑張って書いて完結させてね!
2005-06-08 07:14:00 -
16:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
みゎちゃんぁりがとぉ★
2005-06-09 08:56:00 -
17:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
京はアタシを愛してくれた。手を繋いで、キスをして、抱き合った夜もあった。アタシは京から離れられない。どんどん京を好きになっていく。もっと京を知りたくなっていく。
2005-06-09 08:59:00 -
18:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
だけど心の底では分かっていた。京が見ているのはアタシの事じゃなくて、アタシの財産。それでもいい。ただ京が傍にいてくれる事が幸せだった。
2005-06-09 09:01:00 -
19:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
自惚れかもしれない。京のタイプはスタイルが良くて綺麗な人って分かっている。だけど、もしかしたらって思う程アタシは京にハマっていった。
2005-06-09 09:04:00 -
20:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
『俺、ホスト辞めるわ。ホスト辞めたら一緒に幸せなろな。』京の一言一言が胸に刺さる。夢ならば覚めないで欲しいと思った。…キョウ・・・モットアイシテ。…
2005-06-09 09:06:00 -
21:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
それが恋人ごっこだって気付いたのは京が飛んでからだった。京が姿を消して初めて気付いた。
2005-06-09 09:09:00 -
22:
名無しさん
気になるょぅ〜?
2005-06-09 18:30:00 -
23:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
繋がるはずのない京の携帯に何度も電話する。「おかけになった番号は現在使われておりません。もう一度お確かめの上…」何度かけても機械的な声で対応される。メールを送っても「宛先を確認して下さい」と表示される。
2005-06-10 04:52:00 -
24:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
携帯が解約されている事を知ってからも何度も何度も連絡を取ろうとして、アタシの携帯には解約されている京のメモリーを消せずにいた。
2005-06-10 04:55:00 -
25:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
…キョウ、ドコニイルノ?イマナニシテル?ダレノコトヲオモッテル?アタシハキョウヲオモッテル。キョウガイナイト、アタシコワレソウダヨ。…
2005-06-10 04:58:00 -
26:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
京がいなくなってからもアタシの心は京でいっぱいだった。淋しくて淋しくて、毎日のように他のホストクラブへ通う。そして馬鹿みたいに金を落とす。そうする事でアタシは京がいない淋しさを紛らわした。
2005-06-10 05:01:00 -
27:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
あんなにも愛してくれていたのに何で京はアタシから離れていったのだろう。お金ならいくらでもあげる。欲しいものもアタシが全部買ってあげる。だからお願い。アタシを一人にしないで。何度も心の中で京に語りかけた。
2005-06-10 05:06:00 -
28:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
京を忘れるためにホストへ行くのに、ホストへ行く度に京を思い出した。それでも京というブランドを失ったアタシは必死で次のブランドを探す。自分が傷付く事のないように、アタシは男を人として見ない。ブランドとして見る。
2005-06-10 05:10:00 -
29:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
京が姿を消して2ヵ月が経った頃、アタシは新しいブランドを見つけた。元ホストの拓哉だ。拓哉は京の後輩で、FINEへ行くとヘルプとして必ず拓哉がついてくれていた。
2005-06-10 05:14:00 -
30:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
「アタシ拓哉の事好きやで?拓哉もアタシの事好きやろ?」アタシは拓哉にすがり付く。『本間に〜?京さんはもうええん?』拓哉はチャラけた声でアタシに聞き返す。「あんなんどーでもいーし!最低な男やったわ!今は拓哉が好きやねんからそれでいいやろ?」京の名前を聞くとどうしても苛々してしまう。
2005-06-10 05:19:00 -
31:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
『でも俺、京さんには負けるわー。お前も面食いやなぁ』拓哉はアタシを見てくれない。だけど元ホストだけあってアタシの気持ちを考えて接してくれる。少しの間でもいい。拓哉に傍にいて欲しかった。
2005-06-10 05:26:00 -
32:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
せめて京を忘れるまでは拓哉が必要だった。拓哉はアタシが求めれば手を繋いでくれて、キスをしてくれる。だけど抱いてはくれない。優しい言葉もかけてくれる。好きだとか愛しているとかも言ってくれる。だけど拓哉の身体を求めると拓哉は話しを変えてそれを拒否した。
2005-06-10 05:31:00 -
33:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
それでも、とりあえずは新しい恋人ごっこが始まった。京を忘れるための大きな一歩だった。拓哉との付き合いは彼氏彼女では無かったけど、周囲から見れば仲のいいカップルに見えた事だろう。
2005-06-10 05:34:00 -
34:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
拓哉といる事でアタシは何とか京の事を乗り切った。『お前、本気で俺の事好き?』拓哉が真剣に聞いてきたのは京がいなくなって半年が絶つ頃だった。
2005-06-10 06:19:00 -
35:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
その頃のアタシは拓哉をブランドとしてではなく、男として見始めていた。「好きやで?京の事は本間にもう何とも思ってへんよ。今は拓哉がおったらそれでいいねん。」拓哉の優しさに甘え過ぎたのかもしれない。このまま拓哉にハマれば間違いなくアタシは同じ過ちを繰り返すだろう。
2005-06-11 08:12:00 -
36:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
『そっか』納得したように拓哉が頷いた。アタシは拓哉が欲しいと思った。「拓哉、アタシと付き合って?」京はきっと帰って来ない。京を待つ理由なんてどこにも無い。もういいだろう。もう待てない。『京さんはどうするん?』拓哉はアタシが付き合おうと話すといつも京の話しを出してくる。
2005-06-11 08:20:00 -
37:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
完全に京を忘れたわけじゃない。だけど今は拓哉を見ていたいと思った。「京の話しばっか辞めてや。アタシもう忘れたいねん。やのに拓哉が京、京、って京の名前ばっか出すから忘れたくても忘れきれへん。京はもうおらへんねんから!」拓哉は悪くない。なのに全てを拓哉のせいにしてしまう。
2005-06-11 08:26:00 -
38:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
「そうやな…ごめん。でもそんな怒るって事はお前まだ京さんの事好きなんやで?それを何で隠すん?俺、お前の事好きやで?お前が京さんの事好きでもな。」拓哉は冷静に話した。
2005-06-11 08:32:00 -
39:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
拓哉があんまり真剣に話すからアタシは拓哉の目を見る事が出来ない。それどころか思ってもない事が勝手に言葉になっていく。「拓哉も元はホストやもんな!本間口上手いわ!」『好きや…』ヤバイと思った。拓哉がアタシを強く抱きしめる。
2005-06-11 08:52:00 -
40:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
「拓哉?」『どうしたら信じてくれるん?俺がホストしとったから信用できへんの?俺らホストは好きな女に好きって、愛しとう女に愛しとうって言うたらあかんの?なぁ?答えや?!』「信じて傷つくんはいつもアタシ。拓哉みたいな男がアタシに惚れる訳ないやん?アタシ自分がブスなん分かってるし。ただ夢くらい見てもええやん?アタシだって愛されたい。」
2005-06-11 08:59:00 -
41:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
言い切った時には一筋の涙がアタシの頬を伝っていた。『何でそんなに自信ないん?じゃぁこうしよ。京さんが帰ってくるまで俺と付き合えや。』拓哉の提案は嬉しかった。だけど京が帰ってくるまで?京が帰ってきたらどうするの?そんな不安もあったけど、今のアタシには拓哉が必要だった。拓哉は同情してくれてるのかもしれない。それでもいい。何度もでも恋人ごっこを繰り返す。たとえ京が帰って来てもアタシは拓哉を選ぶだろう、とアタシは強く思った。
2005-06-11 09:06:00 -
42:
名無しさん
気になる?早く書いてッ?
2005-06-13 05:54:00 -
43:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
『今日お前の店行くわ!』拓哉がアタシの働いているキャバに来るようになったのは京がいなくなって9ヵ月目の事だった。拓哉が来る時は全てアタシ持ちだったけど拓哉が店に来てくれるのはとても嬉しかった。拓哉はホストを辞めてから昼職についていてアタシは夜の仕事だから、なかなか会う時間がない。だから店で過ごす時間もアタシは大切にした。
2005-06-13 07:49:00 -
44:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
出勤途中。電車を降りようとすると、ホームにアイツが立っていた。
2005-06-15 12:49:00 -
45:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
京……アタシは彼を見つめたまま動けない。彼氏もホームから電車に乗っているアタシを見つめた。
2005-06-15 12:51:00 -
46:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
電車が止まり、扉が開いた。心が掻き乱される。…ナニシテルノ?ナンデコンナトコロニイルノ?キョウ…アイタカッタヨ……
2005-06-15 12:57:00 -
47:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
アタシも京もお互い目を反らさなかった。アタシは電車を降り、恐る恐る京の元へ歩みよった。京との思い出が鮮明に蘇る。“愛してる”“お前だけ”“一緒に住もう”“結婚しよう”…京が言った全ての言葉が頭の中で幾度も繰り返される。
2005-06-15 13:02:00 -
48:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
「京!!お前何しとんねん?!何でこんなとこおるん?!」久しぶりに会った京に言った言葉。言いたい事はたくさんある。だけど言葉にならない。『ちゃうねんって!!本間にごめん!!』京は言い訳を始める。「どんだけ心配したと思ってん?!連絡くらいしてこいや!!拓哉も皆心配してるんやから!」『拓哉とはさっき会ってちょっと話したわ。本間ごめんな。』
2005-06-15 13:12:00 -
49:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
「ごめんで済まんわ!アホ!!連絡先教えや。アタシ今から仕事やからまた連絡する。えーやろ?」『ええよ。080-XXXX-XXXXやからまた連絡ちょうだいや。』「元気そうで良かったわ。またね。」アタシは京の連絡先を聞き、小走りにホームの階段を降り、改札を出た。その瞬間、アタシの頬を涙が伝う。次から次へと涙はこぼれ落ち、涙が止まる気配は無く溢れ出す一方だった。
2005-06-15 13:20:00 -
50:
名無しさん
頑張ってください?
2005-06-15 19:37:00 -
51:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
10ヶ月振りに会った京はホストの時よりも生き生きとしていて、よく日に焼けていた。スーツ姿しか見た事が無かったのに今日はあたりまえだけど私服で、それでも相変わらず男前で何かを引き付けるオーラは変わっていなかった。アタシは京がどんなに汚い格好をしていたってすぐに京を見つけられる。そんな気がした。
2005-06-15 22:49:00 -
52:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
〜♪♪♪携帯が鳴り、ハッと我に返る。着信は拓哉からだった。「今から仕事か?」『うん。てか今、京に会ったわ。拓哉も会ってたんやろ?』「おう。」『何でなん?何で今更帰ってくるんよ?アタシどうしたらいいん?』「…」『仕事やからまた連絡するわ。』きっと拓哉だって同じ事を思っている。…ナンデイマサラカエッテクルノ?アタシハドウシタライイ?…
2005-06-15 23:07:00 -
53:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
京と再会した今、アタシの心は揺れていた。今更戻ってくるなんてずるいと思った。その日は仕事にも身が入らず、一日中、京の事で頭がいっぱいだった。もしかしたら京と過ごしていた時間が戻ってくるんじゃないかって、また昔のように愛してもらえるんじゃないかって、期待と不安と恐怖でいっぱいだった。
2005-06-15 23:17:00 -
54:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
そんな辛苦の中、アタシは眠りに落ちた。京とアタシが結婚した夢を見た。拓哉はそれを見て、泣いていた。
2005-06-15 23:21:00 -
55:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
〜♪♪♪携帯の音で目を覚ますアタシ。着信は拓哉からのものだった。『おはよ。てかな、俺思うねんけど、お前京さんの事まだ好きなんやろ?別れよか。』拓哉からの唐突な言葉にアタシは返事が出来ない。ホストとしてアタシを愛してくれた京と、男としてアタシを愛してくれた拓哉。どちらが自分にとって大切なのかは一目瞭然だった。なのに優柔不断で欲張りなアタシは言葉を発する事が出来ない。
2005-06-15 23:31:00 -
56:
名無しさん
ァゲァゲ?
2005-06-16 03:52:00 -
57:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
「アタシがいつ京の事好きって言うたんよ?アタシ別れへんから!」『ほんならお前どうすんねん?俺からは京さんにお前と付き合ってんの言うてへんで?言うんか?』「別に言うたらええやん…。」『色で紅葉と付き合ってますって?アホ言うな!言えるわけないやろが!』「え…?色なんアタシ…?」『初めに言うたやん。京さんが帰って来るまでって。』「…」『俺、仕事やしまた連絡するわ』
2005-06-16 08:02:00 -
58:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
愛されても愛されても足りない理由。それは全てが嘘の愛で、その愛が嘘という事に自分でも気付いているから。それでもアタシは擬似恋愛をして恋人ごっこを繰り返す。そうでもしないとアタシが壊れるから。嘘でもいい。誰かに愛されたい。ただ拓哉だけは本当にアタシを愛してくれたはず。これからも愛してくれるはず。なのにアタシには拓哉を選ぶ度胸がない。自分から京との擬似恋愛に戻りたいと願った。
2005-06-16 08:10:00 -
59:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
拓哉からは一向に連絡がない。携帯で拓哉のメモリーを出す。だけどなかなか青いボタンを押せないアタシ。
2005-06-16 20:06:00 -
60:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
アタシは擬似恋愛をする事によって幸せを錯覚していたのかもしれない。恋人ごっこをする事で、執着心を無くし、捨てられた時のショックを感じないようにしていたのかもしれない。拓哉の事だって捨てられたらまた新しいブランドを探せばいい。なのに今のアタシは恋人ごっこを育んでいる男に捨てられる事を怖がっている。
2005-06-18 04:38:00 -
61:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
気付いた時にはアタシは拓哉という男を愛していた。
2005-06-18 04:41:00 -
62:
りお
主さん頑張ってください♪読んでます(*^-^*)
実話ですか?2005-06-19 01:32:00 -
63:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
りおサンありがとぉ?
2005-06-20 00:33:00 -
64:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
アタシの中に遺された答えなんて無意味なもので、今のアタシに必要なのは拓哉でも京でもなかった。ただ愛してくれたらいい。ただ愛せればいい。
2005-06-22 20:31:00 -
65:
紅葉 ◆tr.t4dJfuU
そしてアタシが出した答えは2人から離れて、新しい恋人ごっこを育むことだった。新しいブランドをまた見つければいい。そのためにホストという遊場があるのだから…
ーーーーENDーーーーー2005-06-22 20:34:00 -
66:
さなぇ
紅葉さんの小説良かったです★うちも口座に飛ばれた事あったし、ホストしか好きになれへんのとか似てたからおもしろかったです★
2005-06-23 18:19:00 -
67:
名無しさん
ぁげ
2005-11-10 14:31:00 -
68:
名無しさん
初めて読みました。最終的にどっち選ぶか気になった。拓哉にしたら良かったのに。
ここの夜遊びウェブには珍しいくらいに文章をきれいに書ける人ですね。
また書いて下さい2006-05-06 01:58:00 -
69:
名無しさん
ですね
2006-05-06 14:59:00 -
71:
名無しさん
?
2006-05-08 09:36:00 -
72:
名無しさん
?
2006-05-10 10:43:00 -
73:
名無しさん
?
2006-05-11 17:26:00 -
74:
名無しさん
アゲ
2010-11-21 11:20:00