小説掲示板『ボーイズバーの店員に惚れた女』のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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『ボーイズバーの店員に惚れた女』

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  • 1:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    日記的な感じで書いていこうと思います。
    なのでまだ完結はしていません…
    過去を振り返りながら書き出していこうと思います。

    2008-10-13 20:35:00
  • 2:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    振られたことが信じられなかった。彼に振られたら生きていけないと
    親に泣きついたりしていた…2週間程は彼から、やりなおそうと連絡が
    あるかも…と期待していたがあっけなく時間は過ぎていった。
    家でふさぎこんでいた私を友達が連れ出してくれた。

    2008-10-13 20:52:00
  • 3:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    友達のさえが連れ出してくれたのは夜の梅田だった。
    当時は今よりもキャッチが盛んでスーツに髪をツンツンに立てた
    ホストが店ごとに決まった場所を陣取りキャッチをしていた。
    さえは顔見知りになったホストに私を紹介した。
    さえ「この子あゆみ、仲良くしたってな!」
    あゆみ「よろしく…」
    【なんかホストってみんなかっこいいわけじゃないんや…
     ってか誰もタイプちゃうし新しい出会いなんていらんし…】
     というのがその時の本音だった。

    2008-10-13 21:04:00
  • 4:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    一人で家にいるよりも梅田で遊ぶ方が気が、まぎれるようになったので
    毎日のように遊びに行った。
    さえは未成年だったがデリヘルで働いていたので私は電車賃さえあれば
    よかった…

    2008-10-13 21:11:00
  • 5:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    二人とも未成年だったのでお店には行かずヘップの前でダベる日々だった。
    日に日にホスト達と仲良くなる自分に、愚かにも少し優越感を感じていた…

    2008-10-13 21:16:00
  • 6:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    7月期末テストも終わり、夏休みに入る前いつものようにヘップ前にいると
    ホスト「ようっ!お疲れ。」
    あゆみ「おはよう。」
    ホスト「こいつ今日から入った翔言うねん」
    翔  「初めまして…」
    あゆみ「初めまして」【ヤバイめちゃタイプってか好き】

    2008-10-13 21:21:00
  • 7:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    2度目の恋だった。一目ぼれなんてあるはずないって思うけど翔と会った
    瞬間、純粋に好きだと感じた。
    元彼は小学生の時の彼を好きになっていたので大人になった彼を好きに
    なった訳ではなかったと思う。

    2008-10-13 21:29:00
  • 8:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    翔くんは見た目全然ホストっぽくなかった。
    真っ黒な髪の毛にジーパンにカッターシャツとおもいっきり普段着だった。
    その日は終電まで翔くんと話していた。
    翔くんは週3ぐらいのペースで働いていたので翔くんがいる時は梅田に出てきた。

    2008-10-13 21:34:00
  • 9:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    夏休みに入った時、翔くんの風貌が金髪にスーツ姿と変わっていた。
    あゆみ「どっどうしたん?びっくりっ」
    【めちゃめちゃかっこいいんですけど…】
    翔  「少しはらしくなったやろ?」

    2008-10-13 21:39:00
  • 10:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    結局店に行ったのは、その1度だけ。
    その後すぐに翔くんから電話で振られてしまった…
    納得できず何度も何度も電話をするうちに着拒否され連絡も取れなくなった。
    その時は訳が分からなかったので会って話そうと翔くんのキャッチ場所に行き
    話をしようとしたらキッパリ迷惑だと言われて近づくこともできなくなった。

    2008-10-13 21:52:00
  • 11:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    それでも諦めがつかず遠くから翔くんを見つめたり…とちょっと恐い行為も
    したりしてしまった。
    私は好きになると執着心がすごく強いみたいで自分でもコントロールがきかな
    かった。本当に好きで大好きでそんな自分の気持ちを純粋なものだと正当化し
    ていた…相手の気持ちも考えずに。

    2008-10-13 21:59:00
  • 12:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    そんな私のプチストーカー行為に参ったのか理由はわからないままだけど
    夏休み半ばで翔くんは飛んでしまった…
    翔くんは私の前から完全にいなくなってしまった。

    2008-10-13 22:01:00
  • 13:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    それからの日々はときめくこともなくただ時が過ぎていった。
    最初の2、3年は翔くんを忘れることができず、さえにホストクラブに誘われ
    ても「ショウ」という名前や雰囲気が似ている人に心が揺れることはあっても
    ハマったりもう1度会いたいと思わせてくれる人はいなかった…

    2008-10-13 22:07:00
  • 14:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    ずっとずっと翔くんを忘れることができず、思い出にできたのは6年経った
    頃だったと思う。年月が経つにつれ思い出も美化され、翔くんより好きに
    なる人なんていない…と思い込んでいたようにも思う。

    2008-10-13 22:13:00
  • 15:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    家と学校との往復のなんの刺激もない毎日だったがそれなりに充実していた。
    そんな24歳の12月だった。友達との話の流れでバーに飲みに行こうとなり
    昔、よく行ったバーに行ってみるとお店が変わっていた…
    仕方なく1、2度行ったことのあるボーイズバーに3年ぶりぐらいに行ってみる
    ことにした。

    2008-10-13 23:03:00
  • 16:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    お店の場所と名前はなんとなく覚えていたが、いざお店のドアを開ける時には
    少し勇気がいった。
    「ガチャッ」
    店員《いらっしゃいませ》
    あゆみ「あの〜ここってボーイズバーですよね?」
    【なんてマヌケな質問なんだ…】
    店員 「はい…」
    あゆみ「あっよかった…2人です。」 

    2008-10-13 23:08:00
  • 17:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    店員 「どうぞカウンターでもボックスでも」
    あゆみ「じゃあボックスで…」
    【店の雰囲気は変わってないけど当たり前やけど店員誰もしらんし…】
    友達のみゆきはボーイズバーとかは初めてで少しソワソワしていた。

    2008-10-13 23:12:00
  • 18:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    カウンターの奥から
    店員「3年前やったら○○とか知ってんのちゃうん?」
    あゆみ「いや〜わからへん。」
    【だから1、2度やし覚えとるわけないやろ。いつ来たかも定かちゃうゆーねん】
    店員「でもびっくりしたわ。今どこにも広告だしてないしキャッチもしてないから
       全然知らん顔の人がいきなり入ってきたからめちゃあせった笑」
    あゆみ「そうなんや。今キャッチしてないんや…」
    店員「そうやで今厳しいし…」
    あゆみ「じゃあバーとか来たい子いても来させる手段がないんやね」

    2008-10-13 23:33:00
  • 19:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    店員「そうやでだから今はなじみの子ばっかりやからびっくりしたんやん。」
    アキラ・ジン「あの〜僕らも話していいですか?」
          「っていうかドリンク伺ってもいいですか?」
    あゆみ「ごめんなさい、え〜あゆみはカシスソーダ。みゆきは?」
    みゆき「生で…」

    2008-10-13 23:37:00
  • 20:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    アキラとジンがずっと席についていて私は正直タイプちゃうしないなぁ
    っと思っていた。途中違う店員があいさつだけしにきたが指名客?がいた為
    すぐに去っていった。
    その店員のお客は腕と足を組みいかにも態度がでかそうなかんじでソファに
    ふんぞりかえっていた。
    私はツンツンとみゆきの腕をさしヒソヒソと…
    あゆみ「なぁ見て見て。あの子、超えらそうやねんけど笑」
    みゆき「笑笑ホンマや、めちゃ恐いんですけど〜笑」
    あゆみ「ボーイズバーでもあんな子いるんやなぁ、びっくり。」
    【ってかホストクラブとボーイズバーってどう違うんや?お金の金額?】

    2008-10-13 23:48:00
  • 21:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    あゆみ「ねぇ、ホストとこういう店ってどう違うの?」
    アキラ「そうやなぁ。まずセット料金とかちゃう?バーやったらチャージ
        払ったら何時間でもおれるけどホストやったら1時間ごとにかか
        ってきたりするやん。」
    あゆみ「他は?」

    2008-10-13 23:53:00
  • 22:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    アキラ「他は、接客スタイルとか服装かな。」
    ジン 「俺ら信じられへんくらい普段着やん笑。ホストはスーツやろ」
    アキラ「後俺らはお客さんの横には座らんな。カウンターやったらカウンター
        ごしやし、ボックスやってもななめ横とか向いとか。
        だからよくホストが横に座って肩とか抱いてるんとかはないな。
        してみたいけど笑」

    2008-10-13 23:56:00
  • 23:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    あゆみ「え〜〜そうなん?肩とか抱いて欲しいのに。」
    ジン 「ないなぁ。」
    あゆみ「じゃあ色恋枕営業もないの?」
    アキラ「それホストやん笑、俺らホストちゃうし…」
    あゆみ「へぇ、色々あるんですねぇ」
    【じゃあどうやって女の客つかまえてんのやろ…?】  

    2008-10-14 00:02:00
  • 24:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    知らない間に終電の時間になり
    あゆみ「ヤバッ帰らな…みゆき明日早いやん。チェックで。」
    みゆき「そうやで!帰ろ」
    ジン 「マジで、ちょっと待ってなチェックしてくるし。」
    アキラ「待ってる間にアンケート書いといてくれへん?」

    2008-10-14 00:07:00
  • 25:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    そのアンケート用紙には名前や携帯番号、気に入った店員、今日の感想
    などが書かれていた。
    【気に入った店員の名前書くと後々ややこしそう…書かんとこ。】
    会計は初回の為チャージ料が引かれていたので3千円ぐらいだった。
    【あっ一応初回にしてくれたんや。ラッキー】

    2008-10-14 00:12:00
  • 26:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    店を出ると大急ぎで駅に向かった。
    正直ときどき行くにはいいかもだけど、やっぱりハマらないなぁ…
    なんて思っていた。
    年末年始は違うことに夢中だったがアキラから頻繁に電話があった。

    2008-10-14 00:15:00
  • 27:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    特に用事があってというわけではなく
    正月やから店休みやし、遊んでや。とか最初はそんな感じだった。
    電話を重ねるうち、なんでそんなにかけてくるん?と聞いてみた。
    アキラ「タイプやし好きやから声聞きたいからかけてる。」
    【色あるやん…】

    2008-10-14 00:21:00
  • 28:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    あゆみ 「そうなん?タイプなんや。ありがと。でも学生やしお金ないから
         店にはいけないよ。ってかアキラくん色かけるのはまだ早いやろ。」
    アキラ 「えっ?」
    あゆみ 「だってあゆみまだ全然アキラくんに興味すら持ってないのに
         そんなん言われてもウザイから逆に店行きたくなくなる。」

    2008-10-14 00:27:00
  • 29:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    アキラ 「俺そんなつもりで言ったんちゃうで…」
    あゆみ 「んじゃ、どんなつもりでもそういう答えはやめて。」
        「わかった?!」
    アキラ 「わかった。」

    2008-10-14 00:31:00
  • 30:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    【アキラくんがタイプじゃなくて良かった。ホッ
     恋してないしずっと彼氏もいないからあんなこと言われなれて
     へんからちょっとドキドキしてもたやん…
     きっとタイプの子やったら…】

    2008-10-14 00:34:00
  • 31:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    私はなぜか夜の世界の子に引かれてしまう。普通のサラリーマンとかには
    まったく心が動かないしときめかない…
    そんな人を好きになろうと努力したこともあったが無駄だった。
    だからずっと自分にはまともな恋愛なんてできない、ホストなどを本気で
    好きになった時にはどうなってしまうのだろうと少し恐かった…

    2008-10-14 00:41:00
  • 32:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    正月の三が日も明けた時、私はすごく気持ちが沈んでいた。
    1度目の恋の相手に電話をして今から会えるか…と聞いてみた。
    結果は「無理」だった。元彼にはやはり未練があって特に翔くんがいなく
    なった後は誰かにすがってしまいたくて、メールを入れたりしていた。

    2008-10-14 00:48:00
  • 33:

    名無しさん

    略みにくいので改行ひかえてもらえませんか?

    2008-10-14 00:50:00
  • 34:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    今回電話で会えるかと勢いで言ってしまったが冷静になった時、断られてホッとしていた。会えばそういう関係になってしまうだろうから…
    だけどこのまま家に帰るのもおもしろくないな…と思ったのでアキラに電話した。
    アキラ 「どうしたん?」
    あゆみ 「お金ほとんどないけどそれでも今からお店行っていい?」 

    2008-10-14 01:00:00
  • 35:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    マコトさんと話してみたかったのはただ単に前回ほとんど接触がなかったから…
    店の前に着いた。前来た時よりも心は落ち着いていた。
    「ガチャッ」
    店員 《いらっしゃいませ》

    2008-10-14 01:35:00
  • 36:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    マコトさんと話してみたかったのはただ単に前回ほとんど接触がなかったから…
    店の前に着いた。前来た時よりも心は落ち着いていた。
    「ガチャッ」
    店員 《いらっしゃいませ》

    2008-10-14 01:37:00
  • 37:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    あゆみ 「こんばんは。」
    店は1人の客が2組来ていた。カウンターの端と端に座っていたので私はカウンターの真ん中の席に座った。
    マコト 「こんばんは。」
    そういってマコトさんは、おしぼりをくれた。
    あゆみ 「ありがと。」

    2008-10-14 01:40:00
  • 38:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    マコト「何する?」
    あゆみ「じゃあカシスオレンジで…」
    マコト「了解。」
    マコトさんとカウンター越しに接してみて分かった。カウンターの端の方が店員と距離が近いのだ。
    【あぁ〜だから端と端が先に埋まるんだ…】
    なんてことを思っていた。

    2008-10-14 01:44:00
  • 39:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    マコト「はい、お待たせ。」
    あゆみ「ありがと。」
    マコト「でも今日はなんで?前しゃべったっけ?」
    あゆみ「あいさつだけしにきたやん。」
    マコト「そうやっけ?笑」

    2008-10-14 01:46:00
  • 40:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    あゆみ「そうやで、覚えといてよ。前あいさつだけやったしどんな人なんか気になったし…だから話してみたかったの。」
    マコト「それはありがとう、俺のこと気になったんや。」
    あゆみ「まぁ、前来た時すっごい偉そうな感じのいかにもモテませんって感じの子を接客してたから、本心はどんな気持ちでそういう子に接してるのか気になった。笑」

    2008-10-14 01:51:00
  • 41:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    マコト「なんやそれ、性格悪いぞ笑」
    あゆみ「だって、思ってんもん。でっ?」
    マコト「えっ?」
    あゆみ「だからどんな気持ちで接客してんの?」

    2008-10-14 01:55:00
  • 42:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    マコト「そんなん言う訳ないやろ」
    あゆみ「いいやん♪」
    マコト「はよ帰れ、この珍獣。」
    あゆみ「えっ?」
    マコト「こんな気持ち。笑」

    2008-10-14 01:58:00
  • 43:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    あゆみ「……あはっ、最悪そっちのが性格悪いやん。」
    マコト「そやで、俺性格悪いもん。」
    あゆみ「まぁ、あゆみも悪いけど笑」

    2008-10-14 02:00:00
  • 44:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    マコト「っという訳で1杯もらっていいですか?」
    あゆみ「えぇ〜あゆみお金ないのに〜じゃあ1杯ならどうぞ…」
    マコト「ありがとうございます。」

    2008-10-14 02:02:00
  • 45:

    名無しさん

    面白い(^-^)更新楽しみにしてます♪

    2008-10-14 07:09:00
  • 46:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    会計も済ませ、さぁ帰ろうとした時私は当然今までずっと話しをしていたマコトさんが送りをしてくれると思いこんでいた…
    しかし…送りをしようと出てきたのはアキラだった。
    【えっ?なんで、なんで?今日私かる〜く君をスルーしてたの気づいてたよね?笑】

    2008-10-14 08:20:00
  • 47:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    アキラ「じゃあ行こかっ」
    マコト「今日はありがとう。気をつけて帰りなぁ」
    あゆみ「…」ぺこっと会釈
    店員《ありがとうございました。》

    2008-10-14 08:22:00
  • 48:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    アキラはエレベーターのボタンを押した。エレベーターの中では私たちは無言だった…
    エレベーターが1階につきエレベーターから出ようとした時、アキラが私のマフラーをひっぱった。
    あゆみ「なに?」
    アキラ「…」
    あゆみ「なんなん?笑 離してくれな帰られへんし。」

    2008-10-14 08:27:00
  • 49:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    アキラ「いや…ホンマに帰るねんなって…」
    あゆみ「帰りますよ、眠いし…じゃあね。またメールでもする。」
    【おもんな…普通エレベーターの中ってもっと色々あるんじゃないの?笑 抱きしめられたり、キスされたり?マフラーひっぱるってなんやねん、がっかり】
    前来た時はみゆきと2人だったので当然何もなかった、その為1人の今日は何かしらの期待というか下心があった…
    色かけられたらウザイとか思いながら、そういう事を期待してたりもする…女って勝手。

    2008-10-14 08:42:00
  • 50:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    今日の収穫?はマコトさんの名刺もらえたことかも…今度からはマコトさんに連絡しちゃお…
    マコトさんの名刺には、店長補佐という役職と本名が書かれていた。
    えっマコトさんもショウくんやん…すごい運命かも…っと1人で盛り上がっていた。

    2008-10-14 08:49:00
  • 51:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    家に帰って少し寝て、私は名刺とにらめっこ。う〜ん…かけてみようかな…
    お昼頃だったので出ないとは思ったが、かけてみた。

    2008-10-14 08:59:00
  • 52:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    「プルプルルー………」
    【やっぱね…ってかマコトさんは、あゆみの番号知らないし…あゆみからって分からないよ。】
    私はアキラにメールをした。
    「マコトさんに伝えて。お昼頃の着信はあゆみやから」っと

    2008-10-14 09:01:00
  • 53:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    夕方みゆきから電話があり、食事に行くことになった。
    食事中みゆきの彼氏の秘密が発覚し、2人して暗〜い気持ちになった…
    あゆみ「よ〜し、パーっと飲もうよ?!前行った所行こ!」
    みゆき「う〜ん。行っちゃおうか…」
    【やった。マコトさんと会える。】

    2008-10-14 09:09:00
  • 54:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    私は8時頃にマコトさんに電話をしてみた。
    それは一番安いボトルがチャージ料を入れていくらになるかの確認と今日行くと伝える為。
    そしてもうひとつ
    あゆみ「アキラから聞いた?」
    マコト「電話のこと?聞いたで。じゃあまた店来る時連絡して。」
    あゆみ「わかった。」

    2008-10-14 09:17:00
  • 55:

    名無しさん

    こーゆうやついたいわ

    2008-10-14 09:37:00
  • 56:

    名無しさん

    おるおる。可愛くもないくせに他のハマってる客の悪口とかゆうて自分はハマらんし金も使わんアピールするやつ

    2008-10-14 09:50:00
  • 57:

    名無しさん

    読んでる限り、ふてこい女って感じやな

    2008-10-14 09:57:00
  • 58:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    食事が終わり、言われたように店に行く前に連絡をして店に行った。
    マコト「今日はどうしたん?昨日の今日で…」
    あゆみ「ちょっと…みゆきに色々あって。ねっ?」
    みゆき「そうやねん、ちょっと落ち込むことあって…」
    ジン「そうなんや、元気出してなっ」
    この日は最初は4人でカラオケしたり騒いでいたが、その後はみゆきとジンさん、私とマコトさんで話すようになっていた。

    2008-10-14 10:20:00
  • 59:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    あゆみ「ねぇ、メルアド教えて。」
    マコト「ええで。」
    あゆみ「じゃあ、あゆみの教えるからメールして。」
    マコト「わかった、空メールでええやろ?」
    あゆみ「ダメ、なんか入れて。」
    マコト「めんどくさ。」
    あゆみ「いいやん、なんか適当に。あっアホとかそんなんはなしで。」
    マコト「え〜アホって入れようと思ったのに…」

    2008-10-14 10:24:00
  • 60:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    そんなやり取りをしているとマコトさんからメールが入った。
    メールには「大好き」と入っていた。
    冗談だって分かっていても素直にうれしくて保存してしまった。
    私は昔から、自分をイジめたり、からかったりする人を好きになってしまう、Mっ娘だった…
    自分では思っていなかったが、周りからそう言われることが多かったのでそうなんだ…と認識するようになっていた。
    マコトさんは私にとってかなりツボな性格だった。まさに俺様…

    2008-10-14 10:36:00
  • 61:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    その日の会計は2人で4万円ぐらい、私は手持ちがなくて1万円ほどみゆきに借りることになった。
    送りの時私はこそっと
    あゆみ「今日はマコトさんが送ってね?」
    マコト「わかった。」
    そう言ってマコトさんに送ってもらった。
    しかしこの日もみゆきがいたのでエレベーターにはみゆきとみゆきの送りのジンさんも一緒だったので何もなかった。
    っというかそういう何かを期待するのはやめようと思っていた。1度何かあると少しづつ少しづつ求めるものが大きくなりそうだったから…
    何かを求めてどんどんハマッていきそうだったから…

    2008-10-14 10:47:00
  • 62:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    みゆきはその日、私の家に泊まった。
    次の日は私とみゆきとかなという友達の3人で遊んだ。
    私たちはかなに、この数日のことを話した。
    私はマコトさんのこと、みゆきは彼氏のことを…
    かな「アンタばかちゃうん?」
    あゆみ「やっぱり?」
    かな「ハマりそうってもうハマッてるやろ!しょーもな。年考えよ…」
    あゆみ「年のことは言わんといてよ…」
    かな「言うわ!なんでその年でバーの店員やねん。」

    2008-10-14 10:55:00
  • 63:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    あゆみ「だってそういう人に魅力感じてまうねんもん…仕方ないでしょ!」
    かな「アホ…アンタ普通にカワイイねんし、もっとあるやろ!」
    あゆみ「だから〜あゆみは、あゆみに興味ない人がいいねん。向こうから好き好き〜って来られても絶対好きにならんもん。」
    かな「アンタ絶対幸せになれへんわ。」
    あゆみ「そんなはっきり言わんでも…」
    かな「アンタみたいな、わがままで自己中で自分のことしか考えられへん子は、包容力あってアンタのわがままをカワイイカワイイ思ってくれる男じゃないとあかんって」
    あゆみ「カワイイカワイイって…キモッ。あゆみ別にカワイイなんて思ってもらわんでいいもん。」

    2008-10-14 11:06:00
  • 64:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    かな「なに言っても今はあかんわ」
    あゆみ「大丈夫やって、行ってもそんな使わへんしさっ」
    かな「はいはいっ」
    あゆみ「っていうか今日も会いたくなってしまってるんですけど…」

    2008-10-14 11:17:00
  • 65:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    かな「はぁ?」
    あゆみ「少しだけ行ってもいい?」
    かな「あたしらどうしとったらいいん?」
    あゆみ「どっかで課題して待ってて?どうせ課題終わってないから、今日は徹夜でするつもりやったやろ?」
    かな「まぁな。」
    あゆみ「分からん所まとめて教えるし。」
    かな「ホンマ勝手やな…」
    あゆみ「すみません…」
    かな「ってかわからん所マジでやらんで…」
    あゆみ「わかった、じゃあ行ってくるね。また連絡する。」

    2008-10-14 11:20:00
  • 66:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    マコトさんに連絡をして店へ。
    店には以前と同じように1人のお客が2組すでにいてカウンターの端と端に座っていたので、私はカウンターの真ん中に座った。
    【あ〜あ端に座りたいなぁ、どっちか帰ったら移動させてもらおう】
    マコト「いらっしゃい、連続やなぁ、そんなに俺に会いたかったんか?」
    あゆみ「違うもん、もう冬休み終わりやし来れへんかもしれんから…」
    マコト「そうなん?」
    マコトさんはお見通しという感じでニヤニヤした。

    2008-10-14 11:32:00
  • 67:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    あゆみ「ニヤニヤしんといてよ」
    マコト「いや、ふくれた顔もカワイイなぁって思って。」
    あゆみ「思ってもないのにカワイイ言うなぁ〜」
    マコト「バレた?」
    あゆみ「うん、だってマコトさんって絶対あゆみのことカワイイなんて思ってないもん…」
    マコト「そんなことないやろ…一般的に見てカワイイんちゃう?」
    あゆみ「そういうことじゃなくて……もういい。」

    2008-10-14 11:37:00
  • 68:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    マコト「俺にどう言ってほしん?」
    あゆみ「う〜ん…本音?を言ってほしいかも」
    マコト「あゆみちゃんも本音で話してないやん。」
    あゆみ「あゆみは本音で話してるつもりやけど?」
    マコト「いや…話してないなぁ。なんとなく人を信用してないかんじ?」
    あゆみ「そんな簡単に信用しないやろ…」
    マコト「確かにね…俺もあんま人を信用せんかな。」

    2008-10-14 11:43:00
  • 69:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    あゆみ「でしょ。あっ、じゃあ1つ本音を…」
    マコト「何?」
    あゆみ「う〜んとね、マコトさんはあゆみのことを好きになるよ…きっと。」
    マコト「はぁ?絶対ならんな!」
    あゆみ「ホンマに?すでにあゆみマジックにかかって好きになってると思うねんけど。」
    マコト「ないなぁ〜。ってかそっちが俺マジックにかかってるやろ。」

    2008-10-14 11:47:00
  • 70:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    こんな風に冗談言い合っている間に端の席が空いたので移動させてもらった。
    【うんうん端の方が至近距離だ…】
    この日も4時間くらい色々な話をして開けたボトルが空になったのでチェックを言うと
    マコトさんが耳元で
    マコト「もう一本開けて帰った方が次チャージかからんから得やで…」
    あゆみ「っていうかもうお金ないもん。」
    マコト「そうなんや…分かった。」
    【はぁ、なんだかなぁ…萎える。】
    今日の会計は1万5千円くらいだった。
    学生には結構キツイというかお年玉がどんどんなくなっていく…

    2008-10-14 11:56:00
  • 71:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    初めての2人きりの送りに私は内心ドキドキしていた。
    というか緊張してしまって「下まで送らなくていいです。」とエレベーターで2人きりになることを断った。
    マコト「いや、下まで送るし…」
    あゆみ「いいし…」
    マコト「ごちゃごちゃ言わんと乗り。」
    エレベーターのドアが閉まった瞬間…

    2008-10-14 12:02:00
  • 72:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    マコトさんは無言でギュ〜〜と息もできないくらい私を抱きしめた。
    【はっ?えっ?ってかつけまつげ取れるし…離して〜】
    エレベーターのドアが開くとマコトさんはパッと離し、私はエレベーターの端に行き
    あゆみ「はぁはぁ…ってかこういうのやめてよ、あゆみこういうの久しぶりっていうかないし。」
    マコト「はははっ今日はありがとう。また連絡するわ…」

    2008-10-14 12:09:00
  • 73:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    内心ドキドキしてうれしいとかじゃなくこんなに早く色をかけるものなのか…とがっかりしてしまった。
    またマコトさんに会いたくなる自分が嫌だった。
    お店をでてすぐにマコトさんから電話があった。
    周りはシンッとしていて、トイレからかけているようだった。
    あゆみ「えっ何?あゆみなんか忘れ物した?」
    マコト「違うで笑」

    2008-10-14 12:14:00
  • 74:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    あゆみ「何?なんかあったん?」
    マコト「あんな…俺と付き合う気ある?」
    【うわぁ〜もうきたよ…】
    あゆみ「なに、それは彼女という名の客ですか?」
    マコト「ちゃうで、普通に彼氏彼女として…あっまたかけるわ」
    あゆみ「えっちょっ…」
    プープープー…

    2008-10-14 12:17:00
  • 75:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    みゆきとかなが待つファミレスに急いだ。
    かな「どうやった?楽しかった?」
    あゆみ「あんなぁ、彼氏になった。」
    かな「はっ?バカちゃうん、そんなわけないやろ。客に決まってるやん。」
    あゆみ「やっぱそうやんなぁ、でもお金ないって入れたで。」
    かな「そんなん、これからどうなるかわからんって!そんくらい分かれよ!」

    2008-10-14 12:26:00
  • 76:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    あゆみ「そうなんかなぁ…」
    かな「当たり前やろ、今のアンタのこと聞いたらみんなそりゃ客やわって言うわ。」
    あゆみ「……しばらく様子をみてみる。」
    かな「会いたくなるやろし行くなとは言わんけどほどほどにな…」
    あゆみ「分かった。気をつける。」

    2008-10-14 12:31:00
  • 77:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    その日から一応私たちは、彼氏彼女になった…
    次の日夕方マコトさんから電話があった。
    「学校4時くらいに終わるって言ってたからかけてみた。」
    『そうなんや…はぁ…』
    「どうしたん?」
    『あゆみがすっごいお金持ちやったら、な〜んも気にせんと会いにいけるのになぁ』
    「来たらいいやん。」
    『あのですねぇ、そんなポンポンお金は沸いてきません。』

    2008-10-14 13:29:00
  • 78:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    「ほなら、チャージ代だしたるわ。」
    『彼女やったら全部出してよ笑』
    「それは無理です。」
    『そっか、わかった。じゃあ少しだけ行くね。』
    「また連絡するわ。」
    あゆみ「かな〜。今日も行くことになった…テヘッ」
    かな「はぁ?今日も?」
    あゆみ「うん。チャージ代出してくれるって。」
    かな「せこっ!!まぁ楽しんできたら?店に行かな会えへん彼氏によろしく。」

    2008-10-14 13:35:00
  • 79:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    店が開く時間までマクドで時間をつぶしてから店に行った。
    その日は何を話したのか全然覚えていない…

    朝の6時頃マコトさんから電話があって
    「今から帰るとこ〜」
    『そうなんや、お疲れ様』
    「あっ店に忘れ物した、戻るわ。でも俺絶対寝てまうわ」
    『朝8時くらいでよかったら起こしにいってあげるよ?』
    「マジで?頼む。」
    私はそれから急いで支度をして店に向かった。

    2008-10-14 13:42:00
  • 80:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    店に着いたらマコトさんが爆睡していた。
    マコトさんを一生懸命たたき起こした、しばらくすると唐突に
    「俺、お前の携番知ってた…」
    『はっ?なんで?』
    「昔来た事ある言うてたやん?その時登録してたみたい…」
    『えっ笑 まったく覚えてないんですけど…』
    「やろ?俺も覚えてない。だからびっくりしてん。」
    『そんなこともあるんやねぇ…』
    「運命感じん?」
    『ただの偶然やろ?』
    「そうか?だってお互いがまったく覚えてないねんで。俺仕事上、1回話した子の顔たいてい覚えてるのに。」

    2008-10-14 13:50:00
  • 81:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    『それあゆみが印象ないだけやん…』
    「それもあるかもやけど…それで俺はあゆみを気になり始めてんで…」
    『そうなん?ってか長い間携番変えてなかったあゆみがすごくない?』
    「そやで、変えてたら全然気にならんかってんで…だから運命やん。」

    2008-10-14 13:54:00
  • 82:

    名無しさん

    まじこの女痛い!むしろきもい!可愛いとかアピってるけどあきらか不細工やろ!読みにくいし?

    2008-10-14 14:59:00
  • 83:

    名無しさん

    略をやめてほしいです。頑張って下さい

    2008-10-14 17:44:00
  • 84:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    少し沈黙が続いた…
    マコト「なぁ、ホテル行かへん?あゆみ行ったことないやろ?」
    あゆみ「えっないけど……」
    少し考えて
    あゆみ「ん〜なんもしないなら。行く。」
    なんてそんなことあるはずもないと思ったが言ってみた。

    2008-10-14 19:00:00
  • 85:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    マコト 「ええで、俺ベッドで寝たいし、あゆみは勉強しとったらええやん。」
    その時私はマコトさんに気を使って、携帯の明かりで教科書を開き勉強をしていた。
    マコト 「んじゃ、出よか。」
    あゆみ 「うん…」
    私は先に店を出てエレベーターのボタンを押した。
    マコトさんが戸締りをした頃エレベーターが開いて2人で乗り下まで降りた…
    そして私とマコトさんはホテル街へと向かった。

    2008-10-14 19:02:00
  • 86:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    あゆみ「ねぇ…なんでそんなスイスイ歩けるん?ホテル街詳しいみたいやね。」
    マコト 「詳しないけど、客に聞いたりするもん。」
    【ホテルの場所を〜〜?】
    あゆみ「ふ〜ん…そうなんや。」
    そして私たちはホテル街でも奥の方にあるホテルに入った。

    2008-10-14 19:04:00
  • 87:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    マコトさんは慣れた様子でパネルボタンを押しエレベーターに乗り、部屋に入った。

    2008-10-14 19:19:00
  • 88:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    部屋に入るとマコトさんは、ジャラジャラつけていたアクセ類を外しベッドに横になった。私はソファで教科書を開き勉強を始めたが集中できなくて
    あゆみ「ねぇ、テレビつけていい?」
    マコト 「いいよ、ってか勉強せんの?」
    あゆみ「だって集中できへんもん…」
    マコト 「んじゃこっちおいで…」
    あゆみ「えっ…」

    2008-10-14 19:26:00
  • 89:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    私の戸惑った表情を見てマコトさんは
    マコト 「添い寝、添い寝。」
    あゆみ「うん…」とベッドに上がろうとした時あることを思い出した。
    【学校!!!!】
    そもそもマコトさんを起こしてから学校に行くようにしていたのに、浮かれていてすっかり忘れていた…
    私が通っている学校はある時間までに遅刻や欠席の連絡をしなければ罰則がある為、絶対に連絡しなければいけなかった。

    2008-10-14 19:28:00
  • 90:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    あゆみ「ちょっテレビの音小さくして、あゆみ学校に電話するわ。」
    そう言って私は緊張しながら学校に電話をした。とりあえず遅刻ということにして電話を切った。
    あゆみ「フー…緊張した。」私の電話を横で聞いていたマコトさんは
    マコト 「あはははっおまえめちゃテンパってたやん笑」
    あゆみ「だってこんな電話したことないもん、先生に色々聞かれてあせったよ」
    マコト 「でもこれで安心やな…」

    2008-10-14 19:30:00
  • 91:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    そう言ってマコトさんはベッドに横になった私を抱き寄せた。
    そして…
    マコト 「なぁ…何で俺と付き合う気になったん?」と私の顔を真剣に見て言った。
    あゆみ「なんでやろ…でもな、あゆみホンマ言うと客のままでもいいって思ってた。マコトさんが望むなら夜のバイトして店行ってもいいって考えてた。」
    マコト 「俺は、あゆみにそんなこと望んでない。そんなんよりもっと他の事で俺を喜ばせて欲しい…」

    2008-10-14 19:32:00
  • 92:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    マコトさんはそう言って話しを続けた…
    マコト 「俺はホストちゃうし、確かに彼女をそういう所で働かせて店来させるっていう話聞くけど俺は彼女にそんなことさせたくない。正直2年前くらいに出会ってたら分からんかったけどな。笑」

    2008-10-14 19:34:00
  • 93:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    私もマコトさんに気になっていたことを聞いてみた。
    あゆみ「ねぇ、なんで出会ってすぐ告ってきたん?あゆみのこと絶対好きにならん言ってたやん…」
    マコト「俺は思ったら即効やねん…それに店では本音言わん。自分を守っておきたいし、それに店の中で言っても信じへんやろ?」
    あゆみ「まぁ…」
    マコト「あゆみと話して俺のこと分かってくれるな、俺は俺のままでええんやって思えるからすごい楽やってん…」

    2008-10-14 19:45:00
  • 94:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    あゆみ「そっかぁ、マコトさんあゆみとのこと運命やって言ったやん?実はあゆみも感じたかも…」
    マコト 「どこで?」
    あゆみ「えっとね、マコトさんと出会う少し前にみゆきと京都に行ってん。その時にお土産屋さんで自分の名前彫ってくれる木彫りのプレートがあってんけどそこにカップル彫りの見本があってその名前が『あゆみとしょう』やってん」
    マコト 「マジで?」
    あゆみ「うん、その時あゆみは前好きやったホストの翔くんやと思ってんけどもしかしたらマコトさんのことやったんかなって思った…」

    2008-10-14 19:56:00
  • 95:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    マコト 「なんかすごいな、それ。話し作ってないか?笑」
    あゆみ「作ってないよ、みゆきも知ってるもん。」
    マコトさんはギュ〜と私を抱きしめた。
    あゆみ「……あのね。ショウくんって呼んでいい?」
    ショウ 「ええで、そうやって呼ばれるの昔の元カノ以来や…」
    あゆみ「そうですか…元カノっていつ頃の?」

    2008-10-14 20:44:00
  • 96:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    ショウ 「いつやろ…?俺もこの仕事しだしてから彼女おらんかったしな…」
    あゆみ「それは嘘でしょ。」
    ショウ 「嘘ちゃうし」
    あゆみ「だって3、4年彼女おらんことになるやん…」
    ショウ 「そうやで。」
    あゆみ「その間Hしてないって事?」
    ショウ 「うん。」
    あゆみ「絶対嘘やん。男の人ってしたくなるんでしょ?」
    ショウ 「まぁ…彼女がおったらな、だから今めちゃしたいねんけど…笑」

    2008-10-14 20:46:00
  • 97:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    そう言ってショウくんは仰向けになっている私に覆いかぶさった。
    あゆみ「ちょっ…学校行かなあかんし……」
    ショウ 「聞かない。笑」
    あゆみ「………」
    ……
    あゆみ「ショウくんホンマにゴムつけないんだね…」
    ショウ 「うん。俺嘘つかんもん。」
    ショウくんは店でそのような話題が出た時そんな風に話していた。
    あゆみ「病気うつったりするよ…恐いやん」
    ショウ 「じゃあ次からはつけよか?病気は俺ないと思うけどな…」
    【クラミジアとかの潜伏期間過ぎたら絶対検査受けよ…それとピルも飲も…】


    ホテルを出て私は午後からの授業に出るためタクシーで学校に向かった。

    2008-10-14 20:48:00
  • 98:

    名無しさん

    なんでまことやのにしょうって呼ぶことになるんですか?

    2008-10-14 21:20:00
  • 99:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    マコトさんの本名がショウなので…本名で呼びたかったので、ショウくんと呼ぶようになりました。
    分かりにくかったですね、すみません。

    2008-10-14 22:08:00
  • 100:

    名無しさん

    略は無くして頂けないのですか?

    2008-10-14 22:16:00
  • 101:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    略がなんのことだかわからなくて…すみません無知で…

    2008-10-14 22:28:00
  • 102:

    名無しさん

    確か改行を五回以内にしたら略にならないんちゃうかったかな?

    2008-10-15 01:56:00
  • 103:

    名無しさん

    もう一個たてたスレ削除したら?

    2008-10-15 12:43:00
  • 104:

    名無しさん

    これおもしろいよ?

    2008-10-15 13:00:00
  • 105:

    名無しさん

    おもしろいので頑張って完結させて下さいね。

    2008-10-15 19:30:00
  • 106:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    ありがとうございます。
    でも付き合うまではドキドキわくわくしててよく覚えているんですけど、この後はほんとに同じことの繰り返しなので退屈だと思います。ほんと日記なんで…でもブログとかもやり方わからなかったんでここに書いてます。

    2008-10-15 22:36:00
  • 107:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    私が学校に着いた時、午前の授業の終わり10分前ぐらいだった。教務室に行き今来たことを先生に伝え教室へ…「ガラッ」教室のドアを開けるとみんなの視線がいっせいに私に注がれた。
    【うわぁ〜やっぱり昼休みになってから入ればよかった…】
    私は席に着き教科書を開いた。周りの席のクラスメイトが「あゆみちゃんが遅刻ってめずらしいやん。なにしとったん?」と尋ねた。

    2008-10-15 22:37:00
  • 108:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    私は彼氏が出来たことがうれしくて、うれしくて適当に答えればいいものを…
    「さっきまで彼氏とホテルに居て、そっからの出勤♪」
    『はぁ〜?あたしらが勉強してる間にふざけとるなぁ』
    「だってあゆみは今までに勉強してきたもんね!」
    『ってかあゆみちゃん彼氏できたんや?』

    2008-10-15 22:39:00
  • 109:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    「うん。つい最近…」私に彼氏が居ないことは周知の事実だった。
    『へぇ〜よかったやん、また話聞かせてよ。』
    「了解。」
    ―昼休みー
    かな 「おはよっ彼氏とラブラブやって遅刻したんやって?」
    あゆみ「なんで知ってるん?」
    かな 「情報回るの早いもん♪」
    【みんな口軽すぎ…】
    かな 「あんたなぁ、そんな簡単にやったらあかんやろ…」
    あゆみ「…だってそういう流れになってんもん…」
    かな 「そんな浮かれとったら後は落ちるだけやで。」
    あゆみ「でも、あゆみ熱しやすく冷めにくいで…」
    かな 「そういうこと言っとんじゃなくて…あんたはそうでも相手は違うかもしれんやろ?しかも相手は客としか思ってないかもしれんやん。」
    あゆみ「そうなったら、そうなったで泣くわ…」

    2008-10-15 22:41:00
  • 110:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    その日もその次の朝も何度連絡してもショウくんから連絡はなかった…
    あゆみ「なぁ…なんで電話ないん?」
    みゆき「そんなんあたしらに聞かれても…」
    その夕方みゆき達とブラブラ買い物をしながら愚痴をこぼしていた。
    あゆみ「だっておかしくない?何回もかけてんのに。」
    かな 「でたないんちゃうの?何回も着信あってうざいから…」
    あゆみ「うざいって…ひどい…」
    かな 「だってあゆみってうざいやん!」

    2008-10-15 22:43:00
  • 111:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    そんな時…着信音がなった。
    【!!!!ショウ君からや。】
    「おはよう…」
    『おはよって!なんで連絡してくれへんかったんよ!』
    「休みやったし寝てた…」
    『今日会いたい!不安でいっぱいやってんから』
    「来たらええやん。」
    『お金ないからすぐ帰るけど…』
    「また連絡して」

    2008-10-15 22:51:00
  • 112:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    その日の会計は3千円ぐらいだった。
    この2日後にも店へ…その時明日会う約束をして別れた。私はうれしくて早朝に起きて準備をしていたが電話はいっこうに鳴ることはなかった…すっぽかされた…ショウくんはこの後もこんな風に何の連絡もなく約束をすっぽかした…何回も。

    2008-10-15 22:53:00
  • 113:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    ある日店に行った時、ショウくんが
    「嫌やわぁ〜今から来る客に切れるかも…」と私と他スタッフに宣言した。
    『お客さんに切れたらあかんでしょ…』
    「だってな…今までに何百回も同じこと言ってきてもう我慢できん。」
    『でもあかんやろ。』
    「じゃあ俺は客やからって何言われても我慢しなあかんのか?ある程度は我慢できても限界はあるやろ」

    2008-10-15 23:31:00
  • 114:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    そう言っている間に彼の客が来た。ショウくんは宣言通り切れた。その女の子の髪をつかみ壁におもいっきりぶつけていた。その子はイスから転げ落ちた、私の座っていた所からははっきり見えなかったが足でその子蹴っていたように見えた。アキラとジンが必死でショウ君を止めようと頑張っていた。
    ショウ「おまえ、もう帰れや、2度とくんな!!」
    お客 「……」その子は無言でショウくんを睨みつけていた。でも帰ろうとはしなかった。結局その子はしばらく店にいた…

    2008-10-15 23:33:00
  • 115:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    【なんで帰らんの?そんな目にあって…なんでお金払わなあかんの?】私はその子が理解できなかった。しばらくしてショウくんが戻ってきた。
    『恐かった。女の子に手挙げるなんて最低。』
    「言って分からんのやったら仕方ないやろ。」
    『でもあんな風にしなくてもいいやん、絶対ショウくんの方が強いねんから』
    「だから前もって止めてくれるように宣言してたやん。」
    『その為の宣言?』
    「うん。」

    2008-10-15 23:36:00
  • 116:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    『じゃあ、あゆみも聞き分けなかったら殴られるん?』
    「彼女とか大切な人には手ださん。」
    『言い切れるん?』
    「うん」
    『ホンマかな、彼女でもお客さんでも一緒じゃない?女の子やん。』
    「一緒ちゃうし。客は俺が上に上がる為の道具やもん。道具には口で言ってもわからんやろ?」
    私は恐かった…いつか私も……

    2008-10-15 23:38:00
  • 117:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    この日は朝方まで店にいてタクシーで帰った。そしてショウくんから呼び出しの電話があり、ほとんど寝ずに再び化粧をしてショウくんが待つ店へ…
    前回と同じホテルへ行った。この日はショウくんおすすめのカフェで昼食。まったりした時間が過ぎた。

    2008-10-15 23:40:00
  • 118:

    名無しさん

    もう1個のスレ削除してや

    2008-10-16 00:10:00
  • 119:

    名無しさん

    頑張ってね?

    2008-10-16 00:22:00
  • 120:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    削除ってどうやったらいいんですかね?
    削除マニュアルみたんですけど長々と書いてあってよくわからなかったので…

    2008-10-16 00:29:00
  • 121:

    名無しさん

    てゆーか略なくして!何回も指摘されてんのに直してくれへんの?おもしろいのに読みにくい?

    2008-10-16 03:03:00
  • 122:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    改行を5回いないにすればいいんですよね…?文章の所は続けて書くようにしてるんですけど会話の所はどうしても改行してしまって…読みにくくてすみません

    2008-10-16 07:15:00
  • 123:

    名無しさん

    確か4回以内じゃなかった?

    2008-10-16 08:25:00
  • 124:

    名無しさん

    4回まで大丈夫で
    5回は略になります?

    読んでます?
    頑張って下さい??

    2008-10-16 09:21:00
  • 125:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    それからは店長が休みの日は、ショウくんの店に行き仕事が終わったショウくんから電話があれば店に会いにいった。そしてホテルで2、3時間過ごす…学校はサボりがちになり成績も下がっていった。付き合いだして間もなく母親に彼氏ができたことを報告した。
    『あゆみ彼氏できた。』「うん、なんとなくそうかなって思ってた。」『なんで?!』「だってあんた男できるとなんか変わるもん、そういうところがすごい嫌やわぁ、彼氏おらん時は彼氏なんかいらん1人でいた方が楽とか言ってたんがコロッと態度変わるねんもん」『…』「どうせロクでもない男やろ?」『どうかな…わからんけど』
    私は母に付き合うことになった経緯を話した。
    「はぁ〜やっぱそういう系ね…それただの客やん。」『そうかもしれんけど、いいの好きやねんから…』「そうですか…。」

    2008-10-16 14:47:00
  • 126:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    私は浮かれていた…浮かれすぎていた。周りは国家試験の追い込みモードなのに私だけが学校をさぼったり、大切な模試の日に朝帰りでロクに寝ないまま模試を受ける…自分でも勉強モードに切り替えなければいけないと思ってもなかなか出来なかった。
    国家試験も2週間前に迫った頃には学校ではなく個人で自宅学習の期間に入っていた。そんな時ショウくんの店の店長が店に数週間出られなくなるという事態が起きた。普段は自分からは店に来てとは言わないショウくんが店に来て欲しいと電話があった。
    助けてあげたいけれどお小遣いは使い果たしていたし正直自分の将来がかかった試験が目前に迫っていたので結局行くことはなかった。

    2008-10-16 14:51:00
  • 127:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    その後謝りのメールを送った…「そんなに、自分を責めないで。気にしなくていいよ笑 大丈夫だから!」と返信があったが、そのメールを見てなんとか助けてあげられないかなと私は援助交際をしている友達に男を1人紹介してもらいその男とホテルに向かった。
    …しかしホテルの前まで来たところで足がすくんでしまい結局何もないまま帰ることとなった。私は自分が情けなかった…好きな人が困っている時に何もしてあげられない自分が…

    2008-10-16 14:53:00
  • 128:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    その夜1通のメールをショウくんに送った
    「少しでもショウくんの力になりたくてホテル前まで行ってんけど足がすくんで、逃げてしまいました。役に立たない彼女でゴメン…割り切ったらできると思ってんけど。結局あゆみはショウくんを愛してるっていう気持ちしか持ってなくて、なのに何かしてあげれるわけでもなくてバカの1つ覚えみたいに頑張ってしか言えなくてゴメン…こんなあゆみもう切っていいよ。」送った後すぐにショウくんから何度も何度も電話があったが私はでなかった。
    何故でなかったのか分からなかったが、もしかするとショウくんを試していたのかもしれない…するとショウくんから「電話でて!!」とメールがありその後電話にでた。

    2008-10-16 14:55:00
  • 129:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    「バカちゃうんかおまえ!誰がいつそんなことしてくれって言った?」
    『バカって…だってお金ないし何もできへんし』
    「そんなこと望んでないって言ったやろ!ほんま自分のことしか考えてないな。」
    『でもショウくんあゆみが風俗で働いても別になんとも思わんって言ってたやん、自分が割り切れるんやったら反対せんって…』

    2008-10-16 14:57:00
  • 130:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    「割り切れるんやったらな…でも割り切れてないやん。結局できんかったんやろ?だからもうそんなこと考えるな。じゃあ仕事中やから。」
    プープープー…
    【…ショウくんがわからん…あんな風に店来てって言ったら金のないあゆみがどういう行動に出るかはわかってたんじゃないの?】
    そんな疑問が残っていた…

    2008-10-16 14:59:00
  • 131:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    国家試験の前々日どうしてもショウくんの顔が見たくて店に行った。すぐに帰らなければいけなかったが顔が見れただけでうれしかった…店を出る直前ショウくんが鞄から何かを出した。
    「これ俺が母親からもらったパワーストーン」
    『くれるの?』
    「アホ貸すだけや。」

    2008-10-16 15:01:00
  • 132:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    送りのエレベーターで私は
    『やっぱ返す』「なんで?」『返しにこれへんかもしれんし。』「なんで?」『試験落ちたら別れるから、これは絶対。まぁ落ちんから大丈夫やと思うけど、一応ね…』
    「えぇから持ってけ…」
    『ふん……じゃあバイバイ試験終わったら報告するわ…』

    2008-10-16 15:03:00
  • 133:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    ―試験終了後―
    メールで「試験終わったよ〜疲れた。自己採点したら合格やったぁ受かってる」「お疲れ様、なぁ1つ聞いていい?」「何?」「あゆみは試験に落ちたら別れるって言ってたけど、ほんまにそれでよかったん?」「う〜ん…よくはなかったけど、落ちた時の自分の罰的な感じ?」「俺の気持ちは考えへんかったん?自分1人で勝手にそんなこと決めて…」「ごめんなさい…」「とりあえずおめでとう…」

    確かに勝手だった…ショウくんの気持ちなんて考えてなかった。今まで私は人付き合いがめんどうであまり人と関わってこなかった、その為人の気持ちを考えたり思いやったりすることが上手くできず独りよがりの考え方になってしまっていた…

    2008-10-16 15:05:00
  • 134:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    卒業式の日、振袖姿を見て欲しくて振袖のまま店に行った。
    『ねぇ、一応確認。この後元彼と会うんだけどいい?』「なんで?」『卒業祝いやからって。』「へぇ行きたいなら行けばいいんちゃう?」
    ショウくんは別に止めなかった。ショウくんはいつも言っていた、合コンでもなんでも行きたいなら行けばいい、ただ一応行くときは言ってなっと…だからこれまでも合コンにも行ったりしたけれど、ショウくんはおもしろそうにその話を聞いていた。だから今回もたいしたことではないと思っていた…

    2008-10-16 15:07:00
  • 135:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    家に着いた時一応帰ったというメールをショウくんに入れた。すぐに電話があり、
    「帰ったんや…」
    『うん、どうしたん?』
    「じゃあ、俺も元カノと会ってもいいよな」

    2008-10-16 15:09:00
  • 136:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    頭が真っ白になった…
    『えっえっどういうこと?嫌やし』
    「自分は会ったやん、だから俺も会うし」
    『だから嫌やって』

    2008-10-16 15:11:00
  • 137:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    「自分は会っといて人にはあかんっていう意味が分からん。」
    『あゆみは会う前に確認したやん、じゃあ行ったらいいやんって言ったやん、でもあゆみは会ってほしくないから…嫌なの!』
    「仕事中やから切るで。」
    そう言ってショウくんは電話を切った…私は絶対に会ってほしくないとメールを入れた。ショウくんからの返信は「じゃあなんで自分がされて嫌なことを俺にしたん?」と書いてあったの一生懸命謝り、自分がされて嫌なことはもうしないと送信した…これが初めてのケンカだったと思う。

    2008-10-16 15:13:00
  • 138:

    名無しさん

    ふーん

    2008-10-16 18:58:00
  • 139:

    名無しさん

    ↑ワロタ?

    2008-10-16 22:38:00
  • 140:

    名無しさん

    てか24歳やのに学生?
    主性格悪いけどおもしろい

    2008-10-17 00:35:00
  • 141:

    名無しさん

    2008-10-17 01:07:00
  • 142:

    名無しさん

    面白い?
    頑張ってください??

    2008-10-18 00:48:00
  • 143:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    あのケンカから私は自分がされて嫌なことはしないでおこうと元彼やその他友達とは言えない男のアドレスを全て消去した…私にはショウくんしかいないと思ったから、彼を失いたくなかったから…そう思えば思うほど彼への気持ちは大きくなり重くなった、恋愛経験の少ない私は上手な恋愛の仕方が分からなかった。ショウくんをどんなに愛してるかなどをズラズラ並べ立てた長文を送ってみたり、気持ちを確かめたり…自分でもうっとうしい女だと分かっていた。

    2008-10-18 18:19:00
  • 144:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    ある日の電話。
    『愛してる?』そう私が聞くと、「……」
    『最近愛してるって言ってくれなくなったね』
    「だってあんまり言い過ぎたら言葉の価値がなくなるやん、それにゴスペラーズの歌にもあるやろ…愛してるって言わなくなったのはあなたを本当に愛し始めたからってフレーズが…」

    2008-10-18 18:21:00
  • 145:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    『知らない、ゴスペラーズ聞かないもん…』私はふくれながら言った、「あるねんって…」『じゃあ今まで言ってくれてたのは愛してないのに言ってたん?』「そうじゃないけど…」『あゆみは毎日でも言ってほしいの!だって言わなきゃ好きかどうかなんて分かんないやん、人の気持ちなんてすぐ変わるねんから…』「俺の気持ちは変わらんって、熱しにくく冷めにくい奴やから俺は…」『そんなんわからんやん。』「そういうこと言い始めたらキリないやろ、信じろってじゃあまた電話するわ」
    【また電話するわっていつよ?!その「また」かかってくる電話を楽しみにじっと待ってる方の身にもなってよね】そう思いながら私はしぶしぶ電話を切った。

    2008-10-18 18:23:00
  • 146:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    今振り返るとこの頃はまだ良かったと思う…仕事が終わった時と行く時、ほとんど毎日電話をくれたし1週間に2回は会っていたし…その内の1回は店でだけど…
    私のこと大切にしてくれているんだろうな…っとは感じるものの約束を連絡なしにすっぽかす癖?は何回言っても直らなかった。その度私はその愚痴を友達や母親に不機嫌な顔をしながら話した…いつも返ってくる言葉は一緒、「またぁ〜?ホンマいい加減やな、小さな約束の1つも守れん男はあかんって…全然大切にされてないやん…なんで別れへんの?」
    【なんでって…好きだからだよ。】

    2008-10-18 18:25:00
  • 147:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    約束をすっぽかされる度、私のこと嫌いになったのではないか、振られてしまうのではないか…と不安で泣いた…
    そんなことが何度も何度も続いて私もいい加減ストレスがたまっていた。
    付き合って4、5ヶ月彼女だという自信なんてこれっぽっちも持てなかった。
    初めてHした時、指輪が欲しいと言った私に買ってあげると言った約束も果たせていなかったから…

    2008-10-18 18:27:00
  • 148:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    当日ショウくんから電話があるまでは、またすっぽかされるのではないか何か理由をつけてうやむやにされるのではないか…という不安な気持ちでいっぱいだった。【準備は完璧…電話まだかな…潰れてるんじゃないかな…】
    その時ショウくんの着信音が…
    「終わったよぉ〜かわいい格好してきてな、角のコンビニで待ってるわ。」
    『わかった…急いでいくから待ってて。』私は急いで電車に乗りショウくんが待っているコンビニへ走って向かった。

    2008-10-18 18:31:00
  • 149:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    『はぁはぁ…ごめんいっぱい待った?電車なかなか来んくて…』私は普段から汗っかきなのだが、急に止まったので汗が大量に吹き出していた…
    【せっかくちゃんと化粧してきたのに、眉毛消えてんのちゃうかな。まぁホテルでお風呂入るしいいか…】なんて思っていた。
    お店が開く時間まで私たちはホテルで時間をつぶした。

    2008-10-18 18:33:00
  • 150:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    ショウくんはいつものようにHが終わるとそのまま夢の世界へ…
    私は1度、目を覚ましてしまうと寝むれないのでボーっとテレビを見ていた。
    【あっワンピースやってる…もうこんなに話進んでるんや。】

    2008-10-18 18:35:00
  • 151:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    ―10時頃になった時―
    『なぁなぁ…そろそろ起きて…』裸で爆睡しているショウくんの肩を揺すりながら耳元で言う。「今何時?」『10時半頃』「う〜んじゃあ後10分経ったら起こして…」ショウくんは低血圧で寝起きが悪く覚醒も遅いので、私はいつも起こしてくれとショウくんが指定する時間の15〜30分前には声をかけ起こしていた。

    2008-10-18 18:37:00
  • 152:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    ―約10分後―
    『10分経ったよ、起きて、ねぇ!!』さっきよりも強く肩を揺する。「わかった、わかった、起きたから…」【でも目開けてないやん…さっさと起きてよ。】私は低血圧ではないので彼の気持ちがまったく分からずよくイライラしていた。付き合い始めた時は嘘ちゃうんと疑っていたが、一緒にお風呂に入るようになって浴槽からふらつきながら上がる彼の姿を見てホンマに低血圧なんやと実感した。

    2008-10-18 18:47:00
  • 153:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    「……」『ちょっ…寝たら嫌やって起きて。』「脳は起きたからちょっと待ってそんなすぐ体動かん…」
    ―10時半頃―
    『さっ早く服着て…行こ〜』「分かった…。」ショウくんは服を着てソファでタバコを1本吸い始めた。『ねっ?なんで急に指輪買ってくれる気になったん?』私はペタンと地べたに膝をついてショウくんの顔を覗き込む。「別に急にじゃないで…ちゃんと買ってあげようって思ってたし…それに約束守れへんこと続いたしな…」『それで機嫌取っとこうって思ったん?』「うん!!」『ふ〜ん、うれしい!!』私はぎゅっとショウくんを抱きしめた。「ちょっタバコ!危ないやろっ!!」【大好き!!】

    2008-10-18 18:49:00
  • 154:

    名無しさん

    書いて?

    2008-10-20 17:21:00
  • 155:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    指輪を買いに行くため私たちはホテルを出た…
    『ねぇ、どこに買いに行くの?』スタスタと歩くショウくんに尋ねると「店は決めてるから大丈夫。」その日は日曜日だったので、11時前だというのに街は大勢のとてもにぎわっていた。【ってかいいの?人いっぱいだよ?いつもすっごく警戒してるのに…】

    2008-10-20 22:24:00
  • 156:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    目的のお店に到着!!
    【まだ開店してないし…】
    「まだ開いてないね…」『うん、後15分くらい店の前で待ってるのもマヌケだからあゆみ大丸とか見たい。いい?』「いいけど、そこでは買わないよ。」『見るだけだもん。』「じゃあいいよ…」
    【ほんとは大丸で買ってほしかったなぁ〜】

    2008-10-20 22:26:00
  • 157:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    大丸で時間を潰し再び目的のお店へ
    【なんか緊張するし…】ショウくんが選んだお店はおしゃれな概観で、値段も手ごろな物からヒョエ〜っとするような婚約指輪までピンきりだった。
    『ねぇ、どんなんがいいと思う?』「あゆみが気に入ったやつ選んだら?」『あゆみこういうの無理どれがええかわからんもん。ショウくんが気に入ったやつにする。』「俺も分からんし…ん〜じゃあこんなリボンとかハートのついたやつは?」『んん〜あゆみそういうのはちょっと…』「じゃあ、こんなんは?」『う〜ん…なんか違うかも…』「だから自分で選べって言ってるやん…」
    店内を物色して回る…ショウくんはすでに疲れ顔…

    2008-10-20 22:31:00
  • 158:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    【あっあれあの指輪かわいい!!】
    『ショウくんあれあの指輪は?』「あの真ん中のやつ?かわいいんちゃう?出してもらえよ」店員さんに指輪を出してもらいはめてみた。
    【やっぱりかわいい!】
    『あの〜この指輪ってサイズ何号からあるんですか?』

    2008-10-20 22:33:00
  • 159:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    店員「この指輪はアンティークで、注文を受けてから職人が1つずつ細工をしていくので何号からでもお作りはできるんですけれども約1ヶ月ほどお時間を頂いているんですよ…」
    「1ヶ月やって、待てるん?笑」『んん〜今日して帰りたい。』
    店員「先サイズ測らせて頂きますね」
    『はい、だぶん7号くらいやと思うんですけど…』

    2008-10-20 22:35:00
  • 160:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    店員「そうですねぇ…5〜6号ですね。」
    『そのサイズがある指輪ってどの辺にあります?』
    店員「…そうですね、そのサイズの指輪っていうのが丁度ないんですね…ですのでどの指輪でもお直しが必要になってくると思います。2〜3週間くらいはかかってしまいますね…」
    『えぇ〜そうなん?』「それやったらさっき見たやつにしたら?似合ってたし。」『1ヶ月かぁ〜う〜ん。うん!あれにする!』「ホンマにあれでいいねんな?」『うん!』「じゃあ、あの指輪でお願いします。」

    2008-10-20 22:37:00
  • 161:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    店員「はいかしこまりました」
    ショウくんは指輪の代金を支払い、私は商品受け取りの用紙に連絡先などを記入し店を後にした。
    『わ〜い♪ありがと。大切にするね。』「はいはい、よかったなぁ〜」その日はとっても幸せな一日だった。
    指輪を買ってもらった日、その指輪を受け取った日はどんなことがあっても強くいられる自信をもてる、ショウくんを信じていける…そう思っていたのにあの時の気持ちはどこに行ってしまったんだろう。指輪をしていても虚しくなるだけで、はめなくなったのはいつからだっただろう…

    2008-10-20 22:39:00
  • 162:

    名無しさん

    続き楽しみ(^-^)

    2008-10-21 07:31:00
  • 163:

    名無しさん

    ?

    2008-10-23 18:16:00
  • 164:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    この時はまだ幸せだったかもしれない、できるならこの時に戻りたいな…だって今はこんなにも毎日が灰色でかすんでいる。好きだけど愛されてる自信がなくて、辛くて別れたいのに自分からは別れられなくて…何週間も会えなくて、電話も全然でてくれない毎日…

    2008-10-24 00:00:00
  • 165:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    あなたから別れを切り出してくれたらきっと諦められるのに…そんなことばかり考えている。もしかしたら彼は私から別れるというのを待っているのかもしれない…自分から切り出すと私がどんな行動に出るのか分からなくて恐いから…

    2008-10-24 00:02:00
  • 166:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    そもそもショウくんが働いているボーイズバーという所はホストクラブとは違いお客さんとプライベートで外で会うことを禁じている、他の店はどうか分からないけれど彼が働く店はそうだった。そして私とショウくんの関係は店のスタッフは誰も知らなかった。私はきちんと彼女だっと言って欲しかったが酔ったスタッフが口を滑らす可能性があるから…と言ってくれなかった。そのことも私には不満で仕方がなかった。

    2008-10-24 00:04:00
  • 167:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    だから私は彼に裏切られた時のことを考えて、プライベートで会っている時の写真を証拠として撮っていた。彼の寝顔、2人でホテルの浴衣を着ているツーショットの写真など…いつも冗談で彼に話していた、「あゆみを振ったら、店の前に写真ばらまくから…笑」と。彼は「振ることないからいいで。笑」と答えていたが今となっては後悔しているのかも知れない、だから冷たくして私から別れを切り出すように仕向けているのかも…考え出すとキリがなくなる。

    2008-10-24 00:06:00
  • 168:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    お直しに出していた指輪が出来上がったとお店から電話があった。私はその日のうちに指輪を受け取りに行きメールで彼に報告した。そして指輪をはめて店に向かった。
    《いらっしゃいませ》
    「おはよっ」『うん。』「指輪見せて。」『してきたよ、ほらっぴったり♪』「おぉ〜一ヶ月待ったかいがあったな、かわいいやん。」『ありがと、これで彼女って自信持てそう…大切にするね。』少し話しをして彼は別のお客さんの所に言ってしまい、私には別のスタッフが着いた。

    2008-10-24 00:08:00
  • 169:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    お直しに出していた指輪が出来上がったとお店から電話があった。私はその日のうちに指輪を受け取りに行きメールで彼に報告した。そして指輪をはめて店に向かった。
    《いらっしゃいませ》
    「おはよっ」『うん。』「指輪見せて。」『してきたよ、ほらっぴったり♪』「おぉ〜一ヶ月待ったかいがあったな、かわいいやん。」『ありがと、これで彼女って自信持てそう…大切にするね。』少し話しをして彼は別のお客さんの所に言ってしまい、私には別のスタッフが着いた。

    2008-10-24 00:09:00
  • 170:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    私にはいつも被るお客さんがいた。そう初回で店に行った時、ショウくんが接客していた態度がでかい彼が「珍獣」と呼ぶ彼女だ…私はほとんど彼のお金で飲みに行っていたので他のお客さんが来るといつも後まわしにされていた。
    他のお客が来ると私は「いつももう帰る」と彼に告げるのだが「すぐ戻ってくるからおって。」と言われ2、3時間放置…その上、その客が帰りやっと戻ってきたと思ったら1杯だけ飲んでチェックしよか…と言われ送り出されてしまう。毎回そのパターン…

    2008-10-24 00:11:00
  • 171:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    この時期、彼と同棲する話が持ち上がっていたが結局なんやかんやでうやむやに、今も一緒に住むどころか彼の自宅にも行ったことはない…母親も母親の友達も私と彼の関係は恋人ではなくセフレ、趣味カノと言っていた。私自身そうかも…と思う時はあったが考えても仕方がないのでとりあえず信じることにしていた。

    2008-10-24 00:13:00
  • 172:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    そんなある日いつものように店に行って彼と話ていると彼の携帯が鳴りあわててトイレにこもり電話をしに行った。誰?あんなに焦って電話をする彼を見たことがない。トイレから出てくるとショウくんはスタッフに「今からリョウ来るって!」「え〜ホンマっすか久しぶりですねぇ〜」と少しテンションが上がりぎみで言った。

    2008-10-24 00:15:00
  • 173:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    リョウというのはショウくんの弟で前から話には聞いていたがかなりのブラコンというイメージだった。「リョウ来るって」『うん、あゆみ帰るから…』「なんで?」『だって嫌。店では会いたくない。』「まぁ、俺もちゃんと紹介したかったけど…仕方ないやんってかもう来るで、帰るとか無理やしな♪」そうこう言っていると本当にすぐリョウくんは店にやって来た。

    2008-10-24 00:17:00
  • 174:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    私は彼に背をむけできるだけ顔を合わせないようにした。ショウくんがリョウくんと話す間、私は他のスタッフと話をしていた。ショウくんがトイレに席を立った時、私はショウくんに『ねぇ、弟くんに彼女が今店に来てること言ってないよね?』と尋ねた。「うん、まだ言ってないで…でも彼女があゆみって名前なんは知ってるからバレたくないんやったら名前言わんときな。」【もう遅い…あゆみ自分でさっきからあゆみ、あゆみ言ってる…まぁ聞こえてないと思うけど…】

    2008-10-24 00:20:00
  • 175:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    ショウくんは少し弟君と話した後、その場をジンにまかせ私の所に戻ってきた。『ねぇ…あゆみこの雰囲気すごく嫌なんやけど…』「なんで?俺は弟と彼女が一緒におるこの雰囲気めちゃ良いねんけど♪」『……』私は少し考えた、今店には私とショウくんの客が1人で来ている。『あゆみが彼女って弟君に今言って?ってか他の客いるのに言える?』

    2008-10-24 00:22:00
  • 176:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    【さぁどうでる?】「言えるで、言ってこよか?でもちゃんと挨拶してな。」『うん。頑張る。』
    彼は弟くんの所に行き彼の耳元で私の方を見ながら話しをした。話終わると弟くんが私の顔を見て「兄貴がいつもお世話になってます。兄貴色々大変でしょ?」と言った。私も『初めまして、こちらこそ…話はいつも伺ってます。』こんな感じで軽く挨拶をした。実際ショウくんが弟君に本当に彼女だと言ったかは謎ですが…

    2008-10-24 00:24:00
  • 177:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    それからは私とショウくん、弟君とジンという組み合わせでカラオケ大会になた。『ねぇ、弟君あゆみのこと大丈夫そう?』「大丈夫やろ、普通に話してるやん、あいつ難しいからあかんやつとは絶対話しとかせんもん。俺は親よりもリョウが大切やから最初にリョウにあゆみを紹介できて良かった。」『そうそれなら良かった。』終電が近づいていたので私はチェックし弟君よりも先に店を出た…
    その後ショウくんが残ったお客さんに弟君を私と同じように紹介したかもしれないけれど、その日は彼の家族に紹介してもらえたということに満足感を覚えていた。

    2008-10-24 00:26:00
  • 178:

    まい

    おもしろい!続き気になります?見てます?

    2008-10-24 00:34:00
  • 179:

    あゆみ◆XzI8Kix9UM

    まいさんありがとうございます。
    もうあんまりエピソードはないのですがぼちぼち更新していけるようがんばります。
    書く時間があまりなくてっというより自分の小説そっちのけで他の方小説を読んでしまっているうちに時間がなくなってしまいます。
    今はホス狂い卒業日記が大好きです最初から読んでいるので…

    2008-10-24 00:56:00
  • 180:

    名無しさん

    くだらないワラ

    2008-10-24 22:46:00
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