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1:
リお
これは実話です。最近色んな小説を読み、共感したり涙したり…自分も書いてみようと思いました?
初めて書くのでぐだぐだになると思いますが、最後まで読んでもらえると嬉しいです?2008-10-15 02:01:00 -
2:
リお
私は宮城の田舎から出てきた田舎娘(当時18歳)
中学生のころから長く付き合っている彼氏と一緒に、短大に進学するため、大阪に上京した。彼は就職組。2008-10-15 02:15:00 -
3:
リお
環境が変わり戸惑ったものの、なんとか今の生活に慣れようと必死だった。
彼もまた一生懸命仕事を頑張ってくれ、それなりに幸せな同棲生活を送っていた。2008-10-15 02:18:00 -
4:
リお
日に日に今の生活にも慣れ、私はキャバクラで働くようになった。学校との両立は大変だったが、彼の存在、彼の優しさで、私はなんとか頑張ることができた。
2008-10-15 02:26:00 -
5:
リお
どんなに忙しくても私たちは2人の時間を大切にした。休みは必ず一緒。色んなとこにも連れてってくれ、たくさん思い出が増えていった。
2008-10-15 02:30:00 -
6:
リお
関西弁も使えるようになり、上京して1年がたとうとしていたころ…
彼の携帯が頻繁に鳴るようになった。2008-10-15 02:36:00 -
7:
リお
私はかなりのやきもちやき。彼が寝ている間に携帯を見た。
予想的中。
彼はやはり浮気をしていた。2008-10-15 02:40:00 -
8:
リお
送信メール、受信メール、画像、すべてを見た。
私は頭が真っ白になった。2008-10-15 02:42:00 -
9:
リお
好きだの愛してるだの、一番見たくなかった言葉…
データフォルダの画像を見ると、私に記念日にくれたネックレスと同じものをつけて笑顔で食事をしている女の画像があった。2008-10-15 02:48:00 -
10:
リお
心臓の音が自分でも聞こえるほど、ばくばく鳴った。身体中があつくなった。
しかし送信メールを見ていると、『彼女がいる』と言っていた。2008-10-15 02:52:00 -
11:
リお
そのメールを見て私は、彼が一瞬の《気の迷い》であることを信じ、しばらく知らないふりをして生活をした。
彼が再び私だけ見てくれることを信じて…2008-10-15 02:55:00 -
12:
リお
しかしそんな生活は長くは続かなかった…
彼の20歳の誕生日。
私はバイトを休み、ごちそうを作って彼の帰りを待っていた。
7時には仕事が終わる。
しかしいくら待っても連絡はこなかった…2008-10-15 03:00:00 -
13:
リお
結局連絡がきたのは終電間際。
いつもなら嬉しそうに電話がくるのに、このときは、素っ気ないメールのみだった。2008-10-15 03:03:00 -
14:
リお
帰宅した彼は、なぜか機嫌がよかった。私が作ったご飯も、嬉しそうに食べてくれた。
そして彼が寝たあと、携帯を見た。
証拠をつかむために…2008-10-15 03:05:00 -
15:
リお
再び予想的中。
私は決めた。
別れよう。
彼を起こし、すべてを話した。ものすごい喧嘩になった。別れると断言し、それでも私はどこかで、私を選んでくれることを期待していた。
しかし彼が選んだのは、浮気相手のほうだった。2008-10-15 03:10:00 -
16:
リお
私は無理矢理彼を追い出した。
そして2週間近く、ろくな食事もせず、家にひきこもった。2008-10-15 03:12:00 -
17:
リお
初めて付き合った相手だった…結婚すると思ってた…彼が私のすべてだった…
同じことを延々考えていた。
2008-10-15 03:15:00 -
18:
名無しさん
坦々としてておもんないわー?
他行きます2008-10-15 03:30:00 -
19:
リお
『ホスクラ行こうや♪』
私は唖然とした。
てっきり飲みに行く=居酒屋だと思っていたからだ。私は断り続けた。行く行かないのやりとりを1時間近くしたあと、私はなみのごり押しに負けた。
しぶしぶ化粧を始めた。
頭からは彼のことが離れない…2008-10-15 03:32:00 -
21:
リお
1時間後になみと待ち合わせをした。私は泣きはらした顔に厚化粧をし、なみの家に行った。
なみはセット中だった。いつもより可愛く見えた。私はノーセット。引き立て役かな?とか思いつつ、彼のことで頭がいっぱいだった。2008-10-15 03:40:00 -
22:
あき
読んでます☆
頑張ってください☆2008-10-15 03:43:00 -
23:
リお
あきさんありがとう?
2008-10-15 03:51:00 -
24:
リお
《そろそろ行くで〜♪》
なみの男友達に送ってもらうことになったらしい。私はしぶしぶ車に乗った。
なみはハイテンションでホスクラの話をしている。専門用語などを使われ、私には何がなんのことか、さっぱりわからなかった。2008-10-15 03:57:00 -
25:
リお
なみの武勇伝を聞くうちに、ミナミに着いた。
私はローカルのキャバクラで働き、服などの買い物は梅田に行っていたので、恥ずかしながら、ミナミにきたのは初めてだった。2008-10-15 04:00:00 -
26:
リお
お礼を言って車をおり、なみは電話をかけ始めた。
《さら〜♪ついたで!○○で待ってるわ!》
どうやらさらという、なみの友達が合流するらしい。歳は1つ上で、なみと同じ店で働き、No.1らしい。
ただでさえ死に死になのに、ハイテンションがもう1人増え、なおかつ気を遣わなあかん…と思った私は、帰りたさがピークに達していた。2008-10-15 04:10:00 -
27:
リお
しばらくして、髪をきれいに盛った綺麗な人が、こっちに向かって走ってきた。《なみ〜!こっちこっち!あ、リおちゃん♪はじめまして!なみから色々聞いてるよん♪仲良くしよなあ〜♪》
予想通りのハイテンション。私は愛想よく話しつつも、ため息が出た。
【帰りたい…】2008-10-15 04:17:00 -
28:
名無しさん
何でかわからんけど「ごちそうをつくって」に爆笑してもた。最近ごちそうって単語使ってる若い人おらんからかな?
2008-10-15 04:35:00 -
29:
リお
なみもさらさんも、ホスクラには慣れている。私はなおさら取り残された気分になった。
2人で盛り上がり、私があとからついて行くような形でぶらぶらしていたとき、3人組のホストが声をかけてきた。2008-10-15 04:36:00 -
31:
リお
2人のホストは、声が酒やけしていて、髪も鳥の巣みたいで、もう慣れてる感じだった。もう1人の方は、控えめで、慣れないスーツを着ているような感じで、どこか同棲していた彼に似ていた。
これが私の運命を変えた【響】との出会いだった。2008-10-15 04:45:00 -
32:
リお
なみとさらさんは、まるで友達かのようにホスト3人と仲良く話していた。私は1人、元彼を想いながら、物思いにふけっていた。
その3人の店に飲みに行くことが決まったらしく、私は言われるままについて行った。2008-10-15 05:05:00 -
33:
リお
みんな話しながら楽しそうに店に向かった。
ただでさえ乗り気じゃない上に、私は歩くのが遅い。
みんなから少し離れたところで、すぐに彼が気付いてくれた。2008-10-15 05:25:00 -
34:
リお
『歩くの遅いなあ〜』
そう言いながら彼は、私の歩幅に合わせて、ゆっくり歩いてくれた。
あまりの私のテンションの低さに気付いたのか、彼は『なんかあったん?』と聞いてきた。
私はゆっくり、最近のできごとを話した。2008-10-15 05:30:00 -
35:
リお
彼は親身になって聞いてくれた。
そうこうするうちに、店に着いた。
『いらっしゃいませ〜!』
うるさい音楽の中から、声が鳴り響いた。
初ホスト。
心臓はばくばく。2008-10-15 05:36:00 -
36:
リお
あまり覚えていないが、確か初回は焼酎(鏡月)はタダだと言われた。そのときは全然そんなこと聞いていなかった。
鳥の巣ホストに『何飲む?』と聞かれ、反射的にいつもの癖で『お‥お‥オレンジジュース』と答えてしまい、みんなに爆笑された。2008-10-15 05:43:00 -
37:
リお
横には彼が座ってくれた。みょうに安心した。こんな心境で横に鳥の巣ホストがきて空気も読まず騒がれたら、たまったもんじゃない。
私は話の続きをはじめた。話というより、ほとんど愚痴。2008-10-15 05:55:00 -
38:
リお
彼は相づちを打ちながら、親身になって聞いてくれた。私はマシンガントークだった。
そのうち自然に涙が溢れた。止めようとすると、なおさら溢れ、自分でもどうしようもなくなり、大泣きしてしまった。みんな唖然。彼は驚いて、必死に私をなぐさめてくれた。
今思うと、ホスト相手に延々元彼の話をした挙げ句、大泣きする客…
相当迷惑で痛い子だったと思う。2008-10-15 06:02:00 -
39:
リお
私が落ち着いたころ、友達2人はできあがっていて『逆色かけんね〜ん♪』と言い、私とは逆に、かなり盛り上がっていた。
そうこうするうちに時間がきた。私の口座は自然に彼に決まっていた。友達2人もお気に入りが見つかったらしく、下まで送ってもらった。
このとき彼と《営業はせえへん》と言う約束で、番号とアドレスを交換した。
このときはまだ《また愚痴聞いてもらお》ぐらいにしか思っていなかった。2008-10-15 06:12:00 -
40:
リお
1人淋しく電車に乗った。
窓の外の景色を見ながら、元彼のことを想い、ホストデビューした自分を情けなく思ってしまった。2008-10-15 07:01:00 -
41:
リお
無事家につき、友達に電話をした。うるさい音楽のせいで、なかなか声が聞こえなかった。
『はいは〜い♪なにぃ〜?』
【あんたが家着いたら電話しろ言うたんちゃうんか】
家に着いたことを伝え、すぐに電話を切った。
そのあとシャワーをし、ベッドに入った。この日は、疲れたからか、すぐに眠ることができた。2008-10-15 07:08:00 -
42:
リお
寝てしばらくして、なみから電話がきた。
『今から帰るで〜♪』
私は、こっちに着く時間に合わせて、なみの家に行った。2008-10-15 15:15:00 -
43:
リお
家に行くと、なみは嬉しそうにたくさんの名刺を並べていた。
『あんためっちゃいい感じやったなぁ〜!』
そう言われ、【そんなことない…】と思いつつも、私は顔が赤くなった。ホスト相手に…という恥ずかしさもあり、私の中で彼は《いい人》であって、全然《好き》ではない。私が好きなのは元彼だ。顔が赤くなった理由を色々考えてみた。2008-10-15 15:23:00 -
44:
リお
そうこうするうちに、営業を終えた彼からメールがきた。《今日はありがとう?》素っ気ないメールだったが、なぜか嬉しかった。店であんなことをしてしまった痛い私…連絡なんてこないと思っていた。逆に私だったら面倒くさくてしないと思う。それに私の場合、お客さんには、営業が終わって家に帰ってから、寝て起きてから連絡するような、かなりの面倒くさがりや。だからすぐに連絡をくれたことが、みょうに嬉しかった。当たり前のことかもしれないが、当たり前のことができない人が多い中(私も含め)彼は礼儀正しいと思った。
2008-10-15 15:35:00 -
45:
リお
それからしばらく、彼とメールをしていた。それをなみは横からニヤニヤしながら見ていた。
『あんたいい感じやなぁ〜♪』この《いい感じ》とは、《はまった》という意味で言っているのは私でもわかる。『そんなつもりはない』と断言し、私は自分の家に帰った。しばらくして、彼からのメールは途絶えた。寝たのだろうと思い、私も横になった。
2008-10-15 15:45:00 -
46:
リお
夕方ぐらいに、彼の電話で目が覚めた。『寝てた〜?』彼は気を遣いながら、話してくれているのがわかった。それから何時間も色んな話をした。彼の名前は響(名刺なんて見ていなかった)私より2つ上の21歳。ホストをはじめて、そんなに日がたっていない。ホストをしようと思った理由…色んな話を聞かせてくれた。電話は意外に楽しかった。病んでいた私を癒してくれた。
2008-10-15 15:54:00 -
47:
リお
それから毎日毎日彼は、寝る時間を削ってまで電話をしてくれた。お風呂に入るときと、寝るとき意外ほとんど…用事があっていったん電話を切っても、すぐまたかけてきてくれる。出勤する電車の中ではリアルタイムでメール。営業終了後は店から出た瞬間電話をかけてきてくれる。そんな毎日がしばらく続いた。
2008-10-15 16:00:00 -
48:
リお
彼とリアルタイムで連絡をとることが当たり前になった。私はちょっとでも連絡が遅いと【なんかあったんかな?】と、心配するまでになった。また私は、彼を指定着信音に設定し、大学の授業中でも、彼から電話がくると、猛ダッシュで教室を飛び出すようにもなった。彼は決まって『授業中?それやったらまたあとでかけるで〜!』と聞いてくれる。私は決まって『今休憩やから大丈夫!』と答える。
私は完璧彼に依存し始めた。2008-10-15 16:10:00 -
49:
リお
そんな毎日がしばらく続いたある日の夜。
いつものように彼から電話がきた。《会いたい》という話の流れからか、意外なことを言われた。2008-10-15 22:45:00 -
50:
リお
『今日店イベントやねん!俺おごるから遊びにきいや〜会いたいし』
意外やった。会いたいのは会いたいけど…なみに相談した。2008-10-16 22:01:00 -
51:
リお
『キャハハハハ!それ完璧育てやん!』
私はこのとき《育て》というホスト用語を初めて知った。『絶対育てやって〜そのホストやるなぁ!』その言葉でショックを受けた。ホストはお客さんみんなに『好き』って言うんやろうか?毎日毎日何時間も電話するんやろうか?
色んなことを考えた。2008-10-16 22:05:00 -
52:
リお
何時間も迷った。私は自然に行く準備をしていた…私は行くことを選んだのだ。ふと気付いたら、もう夜中で電車がない。
私は始発を待つことにした。2008-10-16 22:10:00 -
53:
リお
【営業なんかなぁ…おごりやしまぁいっか。でももう店には行きたくない…】
色んなことを考えていたら、始発の時間が近づいていた。2008-10-16 22:16:00 -
54:
リお
駅に向かい、始発を待った。普段電車に乗るときはぎりぎりで乗り遅れそうになるくせに、時計を見るとまだ始発は20分前…
どんだけ会いたいねん!と自分で突っ込みを入れた。2008-10-16 22:18:00 -
55:
リお
そのうちに時間になり、無事に乗り込んだ。そのとき、窓に一瞬うつった自分に驚いた。いつもより厚化粧をし、髪もいつも以上に派手に巻き、ショーパンにシャネルのかばん…私は無意識だった。無意識に気合いをいれていた。それに太ったなあ…と思った。元彼と別れて引きこもっていたとき、私の体重は30キロ代まで落ちていたのだ。そのとき、最近元彼のことを考えていない自分に気付いた。【ほんま単純やなぁ…】彼に感謝しつつも、こんな簡単に忘れる自分を最低だと思った。
2008-10-16 22:28:00 -
57:
リお
リおちゃんあリがとう??頑張リます?
2008-10-17 01:22:00 -
58:
リお
リおちゃんあリがとう??頑張リます?
2008-10-17 01:22:00 -
59:
リお
↑みゆちゃん?
間違えて自分の名前入れてしまいました?
反省(゚Д゚)?2008-10-17 01:26:00 -
60:
リお
家からミナミまで約一時間。もし彼と付き合えたら…結婚できたら…意味不明に私の妄想は膨らんだ(痛)
それと同時に、もしなみの言う【育て】やったら?すべてが仕組まれた営業やったら?と、ものすごい不安も襲ってきた…
あれこれ考えるうちに、ミナミについた。2008-10-17 01:31:00 -
61:
リお
初めて降りる心斎橋の駅。彼に電話をかけ、電話しながら店に向かった。彼は、方向オンチな私に、わかりやすく説明してくれ、他のホストに声をかけられたり、ナンパされたりすることをすごく心配した。
2008-10-17 01:38:00 -
62:
リお
電話をしながら店に近づくにつれ緊張し、鏡を出して髪と化粧をチェックする器用な私…
2008-10-17 05:20:00 -
63:
リお
そんな奇妙な行動を繰り返しながら、店に着いた。
彼は店の下まで迎えにきてくれた。
響『久しぶり〜!』
【誰…?】
これが彼に会って最初に思ったこと。2008-10-17 05:23:00 -
64:
リお
彼はイベントで、コスプレをし、顔面は誰かわからないほどの化粧をしていた。
緊張が少しほぐれた。2008-10-17 05:25:00 -
65:
リお
『いらっしゃいませ〜!』
薄暗い店内、うるさい音楽の中、従業員と彼の声が響き渡った。
私は緊張でぶっ倒れるかと思った。
来てしまった…2008-10-17 05:30:00 -
66:
名無しさん
まだかな〜
2008-10-18 08:38:00 -
67:
リお
コメントありがとうございます?私生活の事情で最近かけなくて?今から少し更新します?
2008-10-18 15:15:00 -
68:
リお
『鏡月頂きました〜!』
彼は約束通りおごってくれた。
彼が私に密着して座った。2008-10-18 15:18:00 -
69:
リお
【ホストってこんなんなん…!?】
ホスト相手に緊張で心臓が飛び出す勢い。
『今日はほんまにありがとう!会えて嬉しい。めっちゃ可愛いなぁ〜!』
今となっては誰にでも言うであろうと冷静に判断できる言葉…そのときは、その言葉1つで、来てよかった、と思えた。2008-10-18 15:22:00 -
70:
リお
彼が他の席に行ったりしたとき、ヘルプがついた。それは分かる。しかし、彼と2人で仲良く話しているときも、空気を読まずヘルプが入り込んできた。
……。
正直邪魔だと思った。私はあんたに会いにきたんじゃない。邪魔すんな。鳥の巣帰れ。
ずっとそんなことを考えていた。2008-10-18 15:26:00 -
71:
リお
1時間で帰るつもりが、結局3時間居座った。私は彼に悪いような気がして、それ以上は遠慮した。
酔いもだんだんさめてきて、私は恥ずかしさを取り戻した。2008-10-18 15:36:00 -
72:
名無しさん
リアルタイムみてます?
2008-10-18 15:38:00 -
73:
リお
『ありがとうございました〜!』
店を出て、彼とエレベーターに乗った。再び心臓ばくばく。さっきとは全然違う雰囲気。ものすごい時間が長く感じた。どうしようもなくなり、ふと彼のほうを見ると…彼は真っ赤な顔をして上を見上げ、エレベーターの点滅の数字が1階に近づいていくのを見守っていた。2008-10-18 15:47:00 -
74:
リお
なんだ、こいつもか。
と同時に、なみの言葉を思い出した。
『絶対エレチューされるでぇ♪もう100パーやわ!』
……。
どう考えてもこの状況…キスされるような雰囲気ではない。緊張の中でも、エレチューのことを考えてしまった私。痛い…
それにしても、2人して緊張して一刻も早く1階につくことを願って赤猿のような顔をしていたあの状況。今思い出しても、きもい。2008-10-18 16:00:00 -
76:
リお
『駅ついたらメールして』『電車乗ったらメールして』『電車降りたらメールして』『家ついたらメールして』
彼は異常なぐらい心配した。2008-10-18 16:04:00 -
77:
リお
彼の言い付けをすべて守り、無事に家についた。シャワーをし、なみの家に向かった。
2008-10-18 16:05:00 -
78:
リお
一部始終を話した。
好きだと言われたこと、酔った勢いで彼の膝に手を置いて密着していたこと(痛)エレベーターの中での気持ち悪い2人のこと…異常なぐらい心配してくれたこと…2008-10-18 16:22:00 -
79:
リお
『きゃはははははは!』
なみ爆笑。
腹をかかえて笑った。
気の済むまで散々笑ったあと『はまったな!』と一言残し、なみはお風呂に入った。2008-10-18 16:26:00 -
80:
リお
このとき私に、1つ目の意地が生まれた。
意地というより夢?夢も希望も、明日さえ見えなかった私には、明るい日差しが差し込んだように、心が晴れ晴れとした。変に勝ち誇った気分になった。
ちょうどそのとき、私の携帯が光った。
《着信 ?響?》
しばらく、意味不明に優越感に浸りながら、彼指定の着信音を聞いていた。2008-10-18 16:53:00 -
81:
リお
着信音のサビを聞き終え、電話に出た。
「もし〜」
『今終わったで〜!』
時計を見ると、彼の店の営業時間がちょうど終わった時間だ。すぐに電話をくれたことが、すごく嬉しかった。2008-10-18 16:58:00 -
82:
リお
しばらくはいつもの電話のように他愛もない話で盛り上がり、店の帰り道に、ほかの男に話しかけられなかったか、変な人につけられなかったか、嫌なめに遭わなかったかなど、すごく心配もしてくれた。嬉しさと共に【…じゃぁ店に呼ぶなや】と思ってしまった性格の悪い私。
2008-10-18 17:05:00 -
83:
リお
『今からそっち行くからな!』
ぶふっ…!?
急に言われて、変な声を出して驚いてしまったことを、今でもはっきり覚えている。
嬉しかった。嬉しすぎた。2008-10-18 17:10:00 -
84:
名無しさん
頑張って?読んでます
2008-10-18 17:54:00 -
85:
名無しさん
読んでるよ?
2008-10-18 19:45:00 -
86:
リお
コメント本当にありがとうございます??
2008-10-18 22:40:00 -
87:
リお
あのときの私は誰から見ても気持ち悪かっただろう…携帯片手に、舞い上がり、1人でニヤニヤしていた。
今思い出しても…きしょい。2008-10-18 22:43:00 -
88:
リお
電話を切って家に入り、お風呂上がりで鼻歌を歌いながら髪を拭いているなみに言った。
「響今からくるって!」
『はあぁあ?!』
なみは振り返って、私を見つめ、ニヤニヤしていた。2008-10-18 22:47:00 -
89:
リお
そこでなみの一言。
『枕いただきました〜♪』
…死んでまえと思ってしまった瞬間。2008-10-18 22:50:00 -
90:
リお
家に帰り、散らかった服をクローゼットに押し込み、急いで化粧をした。
こういうときに限って、つけまつげがなかなかうまくくっついてくれない。
時間がない…!
焦った私はアイラインでごまかした。半乾きのノリとアイラインがMIXして、かなりけばく、気持ち悪くなった…撃沈。2008-10-18 22:55:00 -
91:
リお
私は愛車に飛び乗り、急いで駅に向かった。彼を待たせるのは嫌だった。
電車の着く10分ぐらい前についた。
こういうときだけA型発揮の調子のいい私。2008-10-18 22:58:00 -
92:
リお
化粧直しをした。焦りすぎて、直せば直すほど変になっていくような気がした…
結局グラサンをかけた。2008-10-18 23:01:00 -
93:
リお
黒でクールにまとめ、かっこいいデニムにブーツ…
ちっこい頭!
ほんまにきたー!!!2008-10-18 23:07:00 -
94:
リお
私はお兄系が大好き。って言ってもチャラチャラしたのとか、ギャル男みたいなのは嫌いで、黒系の大人っぽいお兄系。
どんぴしゃだ…!2008-10-18 23:10:00 -
95:
名無しさん
おもろい(笑)
2008-10-18 23:15:00 -
96:
名無しさん
りお頑張れ(*б∀
2008-10-18 23:42:00 -
97:
リお
あリがとうございます??
励まされます?2008-10-19 00:00:00 -
98:
リお
私はグラサンをかけていることをいいことに、彼に見とれながらクラクラしていた。信号待ちをしている姿も、うっとうしそうに前髪をさわる姿さえもかっこいい。
はい私は重症です。
2008-10-19 00:05:00 -
99:
リお
ついに彼が私の車のドアをあけた。―ガチャッ。
そして第一声…
『なんかめっちゃ可愛いやんけ!』
あぁ神様。
生きててよかった。
神様様様ありがとう。
嬉しすぎた。2008-10-19 00:10:00 -
100:
リお
ここらへんはあまり記憶にないが、まだ行き先も決めていないのに私は、変な緊張からか、勝手に自分の家に向かって車をぶんぶん走らせた。
今思うと、どんだけやる気満々やねん!て感じ…
まあ彼も私の家に行くつもりやったやろうけど…2008-10-19 00:15:00 -
101:
リお
スーパーに寄り、家についた。
私はゆっくりする間もなく、ご飯を作り出した。
メニューは…肉じゃが。
前にテレビで、男ウケがいいベスト3に入っていたのを思い出したからだ。2008-10-19 00:18:00 -
102:
リお
食べおわると、すかさず片付け、いい女アピール。
そのあと2人でタバコを吸い、色んなことを語った。2008-10-19 00:25:00 -
103:
リお
ふと会話がとぎれたとき…彼は、あぐらをかいている自分の膝をぽんぽんと叩き『こっちきいや!』と言ってきた。
2008-10-19 00:28:00 -
104:
リお
一瞬にして自分の顔が熱くなるのがわかった。
アホみたいな話しだが、自分の家に連れ込み、好かれようとご飯まで作っときながら、手を出されることはないと思っていたのだ。
私は軽い男が嫌いと断言していたし《お前みたいなやつには、すぐに手出されへん、俺そんな男じゃないし》と、つい先日電話で彼に言われたばかりだったから。それに私は今まで、あのつい最近まで同棲していた彼としか、恋愛経験がなかったから…《男を家にいれる=OK》というふうにとられるということを、まったく知らなかったのだ。2008-10-19 00:40:00 -
105:
リお
一瞬にして自分の顔が熱くなるのがわかった。
アホみたいな話しだが、自分の家に連れ込み、好かれようとご飯まで作っときながら、手を出されることはないと思っていたのだ。
私は軽い男が嫌いと断言していたし《お前みたいなやつには、すぐに手出されへん、俺そんな男じゃないし》と、つい先日電話で彼に言われたばかりだったから。それに私は今まで、あのつい最近まで同棲していた彼としか、恋愛経験がなかったから…《男を家にいれる=OK》というふうにとられるということを、まったく知らなかったのだ。2008-10-19 00:41:00 -
106:
リお
半信半疑のまま彼の膝に向かい合わせに座る…
『めっちゃ軽いなぁ〜』
「嘘ばっ…!」
口をふさがれた。彼の舌が入り込んできた。そのまま彼のペースにもっていかれ、お姫様抱っこをされベッドへ…2008-10-19 02:03:00 -
107:
リお
【付き合ってないのに…】そう思うと切なくなった。が!そんなことを考える余裕がなくなった。
2008-10-19 02:06:00 -
108:
リお
首筋に彼の舌が…
「あっ…んっ…はぁんっ」
我ながらいい演技だ。
『めっちゃ可愛いやん!やべぇ』
…作戦成功。2008-10-19 02:10:00 -
109:
リお
と、ここまではよかったものの、彼の舌は耳へ移動…
『あぁあぁんっ…!』
私は予定外のぶざまな声をあげてしまった。
2008-10-19 02:13:00 -
110:
リお
そう、私は耳がものすごく弱いのだ。そしてさらに、彼は私の予想をはるかに上回るテクニシャンだったのだ…!
2008-10-19 02:16:00 -
111:
名無しさん
気になる^O^
2008-10-19 16:30:00 -
112:
名無しさん
めっちゃおもろい(*゚∀゚*)
楽しみにしてるんで頑張って下さい?2008-10-19 23:43:00 -
114:
リお
想 定 外。
驚きを隠せない私。
反面、すばらしい快感で、頭がお花畑の私。
完全に彼のペースにはめこまれた…2008-10-20 00:10:00 -
115:
リお
そして彼が私の中にはいってきた…
…?!!
2008-10-20 00:13:00 -
116:
リお
ベッドが揺れ、私の想定外の声がもれる。私は恥ずかしくて顔を隠した。それを彼は『可愛い』と何度も何度も言ってくれた。意味不明にも、私は大興奮。
案の定、体の相性は…
ベストマッチ…!!!2008-10-20 00:20:00 -
117:
リお
【白馬の王子様は、わざわざ私の家までやってきてくれた…!!元彼と別れることは、生まれる前から決まっていた!!この人は絶っ対私の運命の人…!!!】
わけのわからない妄想と、これからの未来を描き、私の興奮は絶頂に達した。2008-10-20 00:26:00 -
118:
リお
あまりの快感で、頭が真っ白になり、全身の力が抜けるという現象を、私は初めて経験した。
【やばい…やばすぎる!】なんなんだあぁあ〜2008-10-20 00:30:00 -
119:
リお
『めっちゃ濡れてたやん!(笑)』
天国を味わいぐったりしている私に、たばこを吸いながら彼は言った。
2008-10-20 00:45:00 -
120:
リお
私の頭の中は、まだお花畑。現在進行形。何も考えられず、ぴよぴよしていた。
2008-10-20 00:47:00 -
121:
リお
【あかん!こんなことしてる場合じゃなぃ!】
私は我に返り、ぐったりした体を起こして、彼にぶりっこ攻撃を開始した。
まだ《付き合って》とは言われていなかったから…
遊ばれたかな…?2008-10-20 01:30:00 -
122:
リお
彼は『ほんま可愛いなぁ〜』と連呼しながら、頭をなでてくれた。
でも一向に『付き合って』とは言われなかった。2008-10-20 19:13:00 -
123:
リお
私は強行手段に出た。「これめっちゃ欲しい〜」と言いながら彼の首に光るカルティエのネックレスを自分の首につけ、そのあと、何食わぬ顔で過ごした。
2008-10-20 19:16:00 -
124:
リお
《借りパク》ではない。
そんなことするつもりは一切ないのだ。2008-10-20 19:17:00 -
125:
リお
そのあと再び私はお花畑につれて行かれた。
【や…やばすぎる!こんなに体の相性が合う人、ほかにはいない…!】2008-10-20 19:20:00 -
126:
リお
と、再確認。
私の中で彼は《運命の人》に、見事認定された。2008-10-20 19:22:00 -
127:
リお
【顔よし、センスよし、性格よし(たいして知らない)
体の相性よし!無問題!
これ以上の人はこの世にいない…!これを逃したら一生独身!】
私のわけのわからない妄想と欲は、どんどん勢いを増す一方だった。2008-10-20 19:29:00 -
128:
名無しさん
待ってるなo(^-^)o
2008-10-21 07:32:00 -
129:
リお
あリがとうございます??
2008-10-22 00:21:00 -
130:
リお
そして私と彼は、過度な運動をしたため、深い眠りに落ちた…
2008-10-22 00:23:00 -
131:
リお
数時間後…
爆音で鳴った浜崎あゆみの【HEAVEN】2008-10-22 00:26:00 -
132:
リお
彼の携帯だ。
携帯は鳴り止むことを知らず、切れても切れても、すぐにまたかかってきた。
【ん…?】
私はすぐに目が覚めた。
このときから確かに嫌な予感はしていた…
2008-10-22 00:30:00 -
133:
リお
着信は軽く20件をこえたと思う…
嫌な予感と、不快感を覚えた私は布団をかぶせ、聞こえないようにした。
なぜか、彼に起きてほしくなかった…絶対に。2008-10-22 00:33:00 -
134:
リお
それからしばらくして、携帯は鳴り止み、私は眠れなくなった。
この変な胸騒ぎはなんやろう……2008-10-22 00:35:00 -
135:
リお
そばにいて〜愛する人〜
私の頭はもう【HEAVEN】の歌詞がエンドレスで流れ続けた。
【私にとって、そばにいてほしいのも愛する人もあんたなんじゃー!!!】
心の叫びよ届け。2008-10-22 00:46:00 -
136:
リお
このときすでに元彼のことは、これっぽっちも頭になかった。
あぁ…なんて単純な私…
私の初恋、初めてすべてを捧げた人、さようなら〜〜2008-10-22 00:51:00 -
137:
リお
そんなことを考えているうちに、彼の目が覚めてしまった…!
『どしたん?恐い顔して』
「なんもないで〜」
私は平然を装った。2008-10-22 00:56:00 -
138:
?リお?
コメントをくれた皆様、読んでくれている皆様、あリがとうございます??更新が遅いのと、だんだんぐだぐだを増して、日記化しているのを申し訳なく思っています・・・?それでもコメントを見たら嬉しくなり、頑張ろうって思えます??なんしかほんまに嬉しいです?!
初小説で思うようにいかず、読みにくいところは多いと思いますが、温かいコメントをくれた方々を裏切りたくないので、絶対に完結することをお約束します?
最後までお付き合いいただけたら嬉しいです??2008-10-22 01:07:00 -
139:
リお
そして彼は、光っている携帯に手をのばした…!
『ただの痛客やで〜』と、笑って見せてくれることを願った…2008-10-22 01:10:00 -
140:
リお
『……。』
「……。」
『……?!?』2008-10-22 01:11:00 -
141:
リお
彼はあからさまに驚いた顔をし、焦りながら、無言で必死にメールを作りはじめた。
【この人私がいること忘れてへん…?】
真剣にそう思ったぐらい、彼は焦り、目が真剣そのものだった。2008-10-22 01:15:00 -
142:
名無しさん
楽しく読ましてもらってます?これからも更新頑張ってください?
2008-10-22 01:21:00 -
143:
リお
メールを送信し、彼は言った。
『地元の女友達やで〜!』
昔から毎週日曜の夜は、地元の男友達と女友達、大勢で集まり、居酒屋やカラオケに行く。彼はそう言った。
あんたは嘘がへたやな。
目が泳いでるやん…2008-10-22 01:21:00 -
145:
リお
私は冗談っぽく「ほんまな〜ん?」と言ってみた。
彼は『当たり前やん!あほか!』と笑って言った。
女のにおいがぷんぷんする…2008-10-22 01:47:00 -
146:
リお
【私のこと好きって言ったやんな…?私を1人にしないで…】
2008-10-22 23:17:00 -
147:
リお
彼はそろそろ帰ると言いだし、私は駅まで送った。
…作戦決行!2008-10-22 23:20:00 -
148:
リお
駅までの車内…私は無理矢理テンションをあげ、明るく振る舞った。ほんとはあの着信音の相手が気になって気になって仕方なかったよ。
今からその相手のところに行くんじゃないかって…2008-10-22 23:25:00 -
149:
リお
駅までの車内…私は無理矢理テンションをあげ、明るく振る舞った。ほんとはあの着信音の相手が気になって気になって仕方なかったよ。
今からその相手のところに行くんじゃないかって…2008-10-22 23:26:00 -
150:
リお
彼は『ありがとう!めっちゃ楽しかった!またメールするからな!』
と笑顔で言い、車を降りた。私の首には、彼のネックレスがついたまま…!
私は笑顔で彼を見送った。2008-10-22 23:53:00 -
151:
リお
1人ぼっちになった車の中で、私は不安だった。淋しかった。
【うまくいくかなぁ…?】2008-10-22 23:55:00 -
152:
リお
そのとき彼指定のメール着信音が鳴った…!まだばいばいして1分たらず。
私は急いで受信ボックスをひらいた。2008-10-22 23:57:00 -
153:
リお
《ネック忘れたやん?ネックそれしかないからなぁ?明日の仕事までに欲しいし、明日も会おうや?それに俺もうお前に会いたいし?》
2008-10-23 00:00:00 -
154:
リお
きたーーー!!!!!
作戦成功!明日も会える!
そしてなにより、彼がまた会いたいと言ってくれたことが嬉しかった。嬉しすぎたよ〜。そのメール、いまだに保護したままだよ。2008-10-23 00:03:00 -
155:
リお
私は嬉しさと、勝ち誇った感でいっぱいになった。
【なみ、どや!!!】2008-10-23 00:07:00 -
156:
リお
それからずっと彼とメールしていた。無事に家についたようでよかった。
私は明日にそなえ、ムダ毛を完璧にササッと片付け、夜中にふと鏡を見て絶叫してしまったゾンビのようなパックをつけ、早めに寝た。2008-10-23 00:12:00 -
157:
名無しさん
コメディ?
2008-10-23 00:25:00 -
158:
リお
すみません小説のつもりが、日記化してます・・・?
2008-10-23 01:03:00 -
159:
名無しさん
楽しみにしてます?
2008-10-23 01:22:00 -
160:
名無しさん
おもろす
2008-10-23 01:41:00 -
162:
リお
次の日…
予定よりだいぶん早い時間に起床。
私は鼻歌を歌いながらシャワーをし、こてこてにファンデーションをぬりたくり、ばっちばちなつけまつげを装着した。2008-10-23 01:48:00 -
163:
リお
そして髪をいつも以上に丁寧に巻き、勝負服を着る。さすがに勝負下着はやめた。【カラオケだけやしな…!】
と思いきや、3分考えた結果、勝負下着に着替える私…《念には念を》
彼のせいで(おかげで?)ドピンクになった自分の頭には降参だ。2008-10-23 01:55:00 -
164:
リお
またもや20分ぐらい前に駅に到着。
どんだけ逢いたいね〜ん。
彼とは1分感覚でメール。グラサンをかけていることをいいことに、いちいちニヤける私。
きしょいぞりお…!
2008-10-23 02:02:00 -
165:
リお
そして勝負の地、梅田へ上陸…!数分待ち、スーツ姿の彼が見えた。
【やっぱり男前!!!】
他の周りの男性軍団が、じゃがいもに見えてしまった瞬間。(かなり失礼)2008-10-23 02:31:00 -
166:
リお
『ごめん遅れた!変な奴に声かけられへんかったか?!大丈夫か?!』
彼は以前のように、異常なぐらい心配してくれた。
ずっきゅーん!!2008-10-23 02:35:00 -
167:
リお
カラオケに到着し、彼は証明を暗くした。
私は「…?!?」
となったが、明るいと歌いにくいと言う彼。
私は本当に勘違い野郎だ。2008-10-23 10:06:00 -
168:
リお
初めて聞いた彼の歌声…
さわやかというか癒されるというか…
偶然にも彼は、私と同じ歌手が好きだった。
【何回運命感じたらいいねん、もぅ〜】2008-10-23 10:10:00 -
169:
リお
私はというと…
万人うけするような、自信のあるバラードばかりを選曲し、熱唱した。
声が裏返らなそうな、無難なやつ。ぎりぎり出そうで出なさそうで、声を可愛く調節できる余裕のあるのを。
痛たたたー2008-10-23 10:20:00 -
170:
名無しさん
なんかごめん。こわい。
2008-10-23 12:54:00 -
171:
名無しさん
(笑)うちはおもろぃけど
2008-10-23 13:14:00 -
172:
リお
こわいですか??
実際はここまで痛くはないですたぶん・・・??
いや痛いかも?
とりあえずすべて実話に基づき書かせてもらってますm(__)m2008-10-23 17:12:00 -
173:
名無しさん
文章にしたらだいぶ痛いけど、実際みんなこんなもんやと思う 少なくとも私は。
2008-10-23 17:39:00 -
174:
名無しさん
めっちゃ面白い??
友達なりたいわ?笑2008-10-23 18:40:00 -
176:
リお
案の定、彼は『うまい』『可愛い』と、ほめてくれた。そしていちゃいちゃタイムが始まった。
予想通り!勝負下着がチラリ…!やっぱり着替えてきてよかった。勝負下着様様だ…!2008-10-23 21:05:00 -
177:
リお
私はノリにのっていた。
もう絶好調。
これから訪れる地獄なんて…知るよしもなかった…
きゃー!!2008-10-23 21:09:00 -
178:
リお
散々歌いまくり、ハレンチなこともたくさんして満足し、私たちはカラオケを出た。無事にネックレスは彼の首へと戻っていった…
あ〜ぁ。もうネタがなくなっちまったよ。2008-10-23 21:20:00 -
179:
リお
彼は夜のミナミへと飛び立った。
私は1人寂しく電車で帰った。2008-10-23 21:22:00 -
180:
リお
【最近ご飯もちゃんと食べれるようになって、仕事も復活できたなぁ〜感謝感謝】
すべて彼のおかげだ。
今、彼がいなくなったら、私は生きていけない。
恐るべし依存。2008-10-23 21:28:00 -
181:
リお
学校なんてくそくらえ。
私は学生ということを完璧に忘れていた。
…というより、忘れたかった。
素晴らしき現実逃避。2008-10-24 00:12:00 -
182:
リお
たまに、仕事にも行った。
それでも彼優先のため、彼との予定が入ると、仮病なんて当たり前。
あらゆる病気を使いまくりネタがなくなったぐらぃ。2008-10-24 00:15:00 -
183:
リお
彼は実家に住み、一応1人暮らしの家もある。
何回か行ったことはあるが、ほとんど荷物がなく、無駄に家賃を払い続けているという状態だった。
そのため私は、いつもいつも実家にお邪魔していた。2008-10-24 00:20:00 -
184:
リお
そんな生活がしばらく続き、私はふと気付いたことがあった。
2008-10-24 00:22:00 -
185:
名無しさん
生理がきてないとかちゃん?(笑)
2008-10-24 01:33:00 -
186:
名無しさん
おもんない
2008-10-24 01:45:00 -
187:
名無しさん
りおちゃん?カラオケで彼が歌った歌詞いいなぁ?誰の歌?
2008-10-24 01:49:00 -
191:
リお
何回も何回も実家にお邪魔しときながら、私は彼のご両親に1度も会ったことがなかったのだ…!!!
2008-10-24 14:53:00 -
192:
リお
このとき私たちはすでに付き合っていた。
〜数週間前〜
私は仕事に出ていた。待機中での出来事…曖昧な関係だったため、私は思い切ってメールで聞いてみた。
「私たちって付き合ってるん?」すぐに返事がきた。『曖昧やったな?ごめんな?改めて俺と付き合ってください?』って。仕事が終わってラブラブ電話をした。そんな始まりだった。2008-10-24 15:36:00 -
193:
リお
【それやのに何で…?】
私は自分で言うのもどうかと思うが、愛想はある方だと思う。それに夜の仕事をしているので、身だしなみは常に心がけているし、最低限のマナーや礼儀だって知っている。2008-10-24 23:51:00 -
194:
リお
しかし彼の実家に遊びに行くと、彼は必ずリビングのドアを閉めてから、私を家に入れる。お母さんらしき人の声がするリビングを、こっそり素早く通過し、彼の部屋に入る。そんな生活をしばらく続けていた。
2008-10-24 23:55:00 -
195:
リお
日がたつにつれ、そのことに対して不信感が募った。【私じゃ親に紹介できひんの…?】
悩みに悩んだときもあった。2008-10-24 23:57:00 -
196:
リお
でもそれには理由があったんやね。薄々気付いてたよ。でもこのときは、何よりもあんたを失うことがこわかった。
2008-10-25 00:00:00 -
197:
名無しさん
夜の仕事をしているから身だしなみ心がけてるって… りおちゃん
その身だしなみは一般人の正しい身だしなみではナィ2008-10-25 00:02:00 -
198:
リお
それから私は、そのことには触れずに、仕事に気合いを入れた。プライベートが充実すると、仕事でも自然な笑顔ができる。私は単純。プライベートが充実していると、気分よく仕事に行き、ばか騒ぎをし、撃沈しているときは、携帯の電源をOFFにし、冬眠する。
現実逃避バンザイ。2008-10-25 00:07:00 -
199:
リお
>>206さん
私にとっての身だしなみとは、夜働いてるからといってプライベートも派手にするわけではなく、プライベートは、おとなしめに、控えめに、夜の人間に見えない感じを心がけていました?ほとんどは貯金に回してましたからね?2008-10-25 00:17:00 -
200:
名無しさん
りおチャン見てます♪頑張って下さい(・∀・)
2008-10-25 00:52:00 -
202:
名無しさん
前半と後半、別人が書いたみたいな変わりようやな
統一してほしかった
でも頑張って2008-10-25 02:51:00 -
203:
名無しさん
まつ毛バチバチのアツ塗りやのに
2008-10-25 08:29:00 -
204:
名無しさん
↑思った
ショーパンにシャネルのカバンに巻き髪につけまつげにグラサンやのに2008-10-25 09:24:00 -
205:
名無しさん
続き楽しみにしてます?
2008-10-25 10:38:00 -
206:
名無しさん
やんな(笑)どんな身だしなみやねん
2008-10-25 11:36:00 -
207:
名無しさん
私もちょっと思ってしまったけど???
続き楽しみにしてますね??2008-10-25 12:24:00 -
208:
リお
前にも書きましたが、彼に会うときだけ、無意識に異常なぐらい気合い入ってたんですよね?
2008-10-25 13:21:00 -
209:
リお
彼の実家に行くときは、いつ紹介されてもいいように、清楚でおとなしめにしてました。
2008-10-25 13:28:00 -
210:
名無しさん
りおちゃんの言うてる事わかるよ?
TPOわきまえてたんやろ
頑張って?2008-10-25 15:54:00 -
212:
リお
ちょうどこの頃からだったと思う。
私は、間違った方向に暴走しだした。2008-10-25 16:40:00 -
213:
リお
毎日彼に会いたい。仕事中の彼が見たい。1日中一緒にいたい。
私はどこか不安だったのか、ただのホス狂になったのか、彼を独占したかったのか…わからないが、私は。たまに自分から彼の店に遊びに行くようになった。2008-10-25 16:45:00 -
214:
リお
彼の店に行く日は、勝負服に厚化粧、必ず自分の出勤前にセットサロンに行き、仕事に出る。そして、まだかまだかとソワソワした時間を過ごし、丁寧に化粧直しをして、日払いの給料を握りしめ、彼の店に行くという感じだった。
今まで日払いなんてしたことなかった。
いくらホスクラに通いだしたからって、貯金に手をつけることだけはしたくなかった。2008-10-25 16:53:00 -
215:
リお
会計もはじめは1万をこえることはなかった。おごってくれたり、セット料金を折半してくれたり…1番安い焼酎以外は、おろしたことがなく、店の従業員たちも、私と彼が付き合っていることを知っていたため、あおることもなく、焼酎がなくなることを気遣って、水を飲んでくれていたりした。
2008-10-25 17:00:00 -
216:
リお
そんな生活をしばらく続けていたとき、彼の様子がだんだん変わってきた。
2008-10-25 17:05:00 -
217:
リお
自分の仕事が終わり、電話すると
『今日絶対ぼうずやわ〜』『キャッチ寒いわぁ〜』
私に店に来いと促すようになってきたのだ。2008-10-25 17:08:00 -
218:
リお
私はもともと体が丈夫ではないため、このときは出勤回数を減らしていた。そのため、彼の店に行く余裕はなかった。
私は【じかびき】を始めた。2008-10-25 17:10:00 -
219:
リお
私が店に行くと、必ず彼は私と一緒に帰ってくれるようになった。彼の実家に行き、夕方まで寝る。そして、夜までゆっくりし、同伴する。気が付けば、自分が仕事に行く時間がなくなっていた。
2008-10-25 17:13:00 -
220:
リお
私は色恋営業はしたことがなかった。ましてや【じかびき】なんて…。
でもこのときは、周りにどんな迷惑をかけようが、誰を不幸にしようが、彼が優先であり、彼と私が幸せなら、それでいいと思っていた。今思えばこのとき私は、友達をはじめ、たくさんの人たちに迷惑をかけていたと思う。
2008-10-25 22:38:00 -
221:
名無しさん
更新楽しみにしてます(^-^)
2008-10-26 05:44:00 -
222:
リお
あリがとうございます??
2008-10-26 23:45:00 -
223:
リお
あリがとうございます??
2008-10-26 23:46:00 -
224:
リお
今日寒すぎですね??
更新します?2008-10-27 20:47:00 -
225:
リお
今思えば、彼はどうやって私が店に行っていたと思っていたのだろぅ…
このとき私は、絶対に【じかびき】のことは口にしなかった。2008-10-27 20:50:00 -
226:
リお
私の実家は、地元でも有名な金持ちだった。しかし親に負担をかけることが嫌で、学費の1部を自分で払っていた。
お金が回らない…食費、光熱費、タバコ、あらゆるところで節約した。2008-10-27 20:56:00 -
227:
リお
それでも、彼との時間が何より大事だった。彼のためならすべてを捨てられる。日がたつにつれそう思うようになっていった。
2008-10-27 20:58:00 -
228:
リお
『リお〜♪めっちゃ好きやで!』
私たちは誰から見てもわかるぐらいのバカップルだった。同伴してオープンラストで店に通うようになったため、24時間一緒だった。店以外のときは、常にくっつき、常にキスをしていた。正真正銘のキモップル。2008-10-27 21:01:00 -
229:
リお
だから信じて疑わなかったよ。2008-10-27 21:03:00 -
230:
リお
でもそれに気付いたのは、私が変な意地から、どん底に落ちてしまったあとだった……
2008-10-27 21:07:00 -
231:
リお
私は決めた。覚悟を決めた。彼のためならすべてを捨てられる。中途半端ではなく、もう何もかも。
2008-10-27 21:10:00 -
232:
リお
私は風俗店で働くことを選んだ。
【短時間で大金を得ることができる…!】彼との時間が何より大切だった私にとって、このときは、もうこうするしかないと思ったのだ。実家にはお金が有り余っている。しかし、私を何よりも大切に思ってくれている親には、絶対にお金をもらうことだけはしたくなかったのだ。2008-10-27 21:16:00 -
233:
リお
彼との時間が大切すぎて、無駄な時間を少しでも省きたかった。自分よりも大切だった。私は絶対本カノ!彼を誰にもとられたくない!私が長い時間仕事に行ってしまったら、彼は誰と居るん?女?ありえへん!
そんな浅はかな考え、変な意地から、働くことを決めた風俗店……
これが私の2つ目の意地だ。2008-10-27 21:21:00 -
234:
リお
『今日太客きてくれるねんっ♪』そんな大嘘をつき、彼の家を出る。そして、自分の仕事が終わると、彼の店に行き、彼と一緒に帰る。そんな生活。
2008-10-27 21:42:00 -
235:
リお
入店初日。店長に『今から講習するから』と言われた。未経験の私には、なんのことだかサッパリ。
アホな私は、隣に座って、うまいトークの仕方でも教えてくれるのかと思っていた。
2008-10-27 21:46:00 -
236:
リお
inホテル。
『ほなまず服脱いで、お風呂いこか』
『はいっ!…?!
ん?あへ?!
え-----!!!!!
は-----!?!?!』
そんな声どこから出るの?っていうぐらいの奇声を発した。
このとき私は、今までにない驚きと疑いと恥ずかしさと、なんとも言えない気持ちでいっぱいだった。
そして、世界1まぬけで、気持ち悪い顔をしていたと思う。口を変にあけすぎて、よだれが出ていたような気もする。2008-10-27 21:53:00 -
237:
まぁ?
リおさんはじめまして?
読んでます?
更新楽しみにしています?
頑張ってくださいねっ?2008-10-28 13:33:00 -
238:
リお
まぁ?ちゃん?
はじめまして?
寒くて凍えている中、心が温まりました?笑
頑張りますね?2008-10-28 21:35:00 -
239:
リお
彼のため彼のため彼のため彼のため彼のため彼のため彼のため彼のため彼のため
頭の中で、呪文のようにとなえた。2008-10-28 23:53:00 -
240:
リお
彼のため彼のため彼のため彼のため彼のため彼のため彼のため彼のため彼のため
頭の中で、呪文のようにとなえた。2008-10-28 23:54:00 -
241:
名無しさん
?
2008-10-29 08:44:00 -
242:
リお
店長は本当にいい人だったが、このときの私には、そんなこと気付く余裕すらなかった。
そして店長と私は全裸になりお風呂へ…
今までに男性のモノを見たのは、今の彼と、初恋の彼のだけ。愛しい愛しい人のだけ。初めて会って数分で、こんな状況になるとは…
【うっ…気持ち悪っ】
一部始終そんなことを考えていた。2008-10-30 01:58:00 -
243:
リお
お風呂からあがり、プレイがはじまる…
まずは【せめ】から。
プライベートであまり責めることのない私には難しかった。2008-10-30 02:03:00 -
244:
リお
案の定【おえぇえー!!!】となったが、指導を受けるうちに意外にも、うまい!とほめられた。
2008-10-30 02:06:00 -
245:
リお
そして【受け身】…。
このときの緊張といったら、口で表せるようなものではなかった。私の顔はもう真っ赤っ赤。
【これって気持ちよさそうにしたらいいん?!演技するべき?!声って出すの?!でも素の顔で天井見てたらきもいよな?!】
私の頭はもうパニック状態。2008-10-30 02:12:00 -
246:
リお
だって、やっぱり全然気持ちよくなかったから。
【こんなんやっぱりおかしい…】
そう思いつつも、このときの私にはもう、後戻りすることはできなかった。2008-10-30 02:16:00 -
247:
リお
「入れて…?」
極度の緊張からか私は、反応に困り、思ってもいないことを口にしてしまった…!!!
痛い…痛すぎる…!
穴があったら入りたいとはこのことだと痛感。2008-10-30 02:20:00 -
248:
リお
講習は無事に終わった。
彼に逢いたい気持ちと罪悪感でいっぱいになった私。2008-10-31 00:40:00 -
249:
リお
講習だけでいっぱいいっぱいだった私は、終わったあとすぐに帰ることにした。
明日から出勤だ…2008-10-31 21:14:00 -
250:
リお
その夜は、まったくといっていい程、眠れなかった。
長い長い夜だった。2008-10-31 21:16:00 -
251:
名無しさん
主さん性格かわいい!
2008-11-02 04:22:00 -
252:
リお
いやいや全然です??
更新します?2008-11-02 18:56:00 -
253:
リお
〜次の日〜
悪夢にうなされ飛び起きた私。どよーんとしたままタバコを吸う…
ご飯は食べる気にならなかった。これからのことを考えると吐き気がした。2008-11-02 19:00:00 -
254:
リお
普段からマイペースでトロい私。この日は特にトロかった。なんし化粧に2時間以上かかった。ファンデーションをぬってタバコを吸う。そして壁の一点を見つめ、ぼーっとする。アイシャドウをぬって、タバコを吸う。そしてまたぼーっとする。アイラインをひいて、タバコを吸う…それのエンドレス。
どんだけヘビーやねん!!!2008-11-02 19:05:00 -
255:
リお
数時間かけて化粧をし、学校に向かう。
なみと同じ授業だ。
【よりによってこんなときに…】2008-11-02 19:11:00 -
256:
リお
最近私は、無意識になみを避けていた。ましてや相談なんてするわけがなかった。【絶対止められる…むしろバカにされる…】
そう思って。2008-11-02 19:13:00 -
257:
リお
遠くから手を振りながら、ド派手な女が走ってくる。【嫌な予感……】
私との中間地点にさしかかったところで
『り〜お〜!!♪』と叫ぶ…2008-11-02 19:16:00 -
258:
リお
【いや99パーそうやとは思ったけどね…】
やっぱりなみだった。2008-11-02 19:17:00 -
259:
リお
『も〜ぅ!何で最近電話ぶっちやったん?!なんかあったん?!あのホストにハマったとか?!キャハハハハ!心配したやんかぁ〜♪』
心配なら、そこ笑うなよ。2008-11-02 19:20:00 -
260:
リお
【そんなに手をぶんぶん振り回さんくても、一目であんたってわかるし。声のトーンを下げろ、トーンを。】
でもなみの言うことは、いつも当たっていた…2008-11-02 19:25:00 -
261:
リお
「響とは普通に仲良しやし、別に店にも行ってへんで♪」
嘘をついた。2008-11-02 19:35:00 -
262:
リお
そして教室に移動し、授業が始まる。なみが何やら色々話してきたが、このときの私はもう、右から左だった。
2008-11-02 19:37:00 -
263:
リお
にもかかわらず、相変わらずハイテンションのなみ。
【このKY〜!】
このとき、絶対になみには相談しないと決めた私。
誰かに聞いてほしくて、いっぱいいっぱいだった。
しかし私には、こんなちっぽけで、軽蔑されそうな悩みを打ち明ける相手がいなかった。2008-11-02 19:41:00 -
264:
リお
私は間違っている。そんなこと、自分が1番よくわかっていた。友達が自分と同じような悩みを相談してきたら、私は必ず止める。当たり前のことだ。しかし自分のことになると、どうしても客観的にみることができない。自分の感情が先走りしてしまう。私の悪い癖だ。
100%間違っているとわかっているのに…2008-11-02 19:47:00 -
265:
リお
私は確かに誰かに聞いてほしかった。しかし今思えば、誰かに相談して、どんな正論を言われたところで、止められたところで、私は絶対に引き返そうとはしなかっただろう。結局自分の中で答えは決まっていた。選択肢なんてなかったのだ。
なんて自己中で矛盾しているんだろう…2008-11-02 19:54:00 -
266:
リお
ため息連発を繰り返し、授業は終了。
家に帰り、念入りに化粧直しをした。2008-11-02 21:25:00 -
267:
リお
「はぁあぁあぁ〜…」
この1日で、一生分のため息をしたような気がする。2008-11-02 21:27:00 -
268:
名無しさん
まってるね??
2008-11-04 05:47:00 -
269:
リお
ありがとう??
頑張ります?2008-11-04 16:36:00 -
270:
リお
準備を終え、市内へ向けいざ出発…!
【大丈夫。神様は、乗り越えれない試練なんて与えへん…!】
わけのわからないことをぶつぶつ連呼し、自問自答しながら、私は、まるで戦場にでも向かうような心境だった。2008-11-04 16:40:00 -
271:
リお
いや、私にとったらモロに戦場だ。
選択肢なんてない。
これが私の出した答え…!!2008-11-04 16:41:00 -
272:
リお
そんなこんなで、感情の起伏が激しい中、無事?到着ー。
方向音痴な私のために、店長が近くまで迎えにきてくれた。2008-11-04 16:43:00 -
273:
リお
昨日とてつもないあんな発言をしてしまったせいで、店長の顔を見ることができなかった私ーー。
にもかかわらず、笑顔で何事もなかったかのように振る舞い、スタスタと店へと歩く店長ーー。
余計に恥ずかしくなった。2008-11-04 16:47:00 -
274:
リお
店に到着。
【なんだこのうさんくさい事務所的な…?ほんまに大丈夫?】
これが私の感じた第一印象。2008-11-04 16:51:00 -
275:
リお
そして待機室へ案内され、店の女の子たちに挨拶をした。女の子たちは出勤してきたばかりの子たちが多く、みんな勢揃いだった。
『リおです。よろしくお願いしま…』と顔を上げると
【かっ…可愛い…!!!】
みんなびっくりするほど可愛かった。なんでここおるん?って言うぐらぃ。
私の勝手なイメージと、本当か嘘かわからない言い伝えからだが、風俗店には、可愛い子がほとんどいないと思っていた。失礼な話だが、お水で働けない子が働く場所だと思っていた(借金etc…は別として)
私のイメージは覆された。2008-11-04 17:00:00 -
276:
リお
絶対に自分が1番可愛いだろうと、恐ろしい勘違いをしていた私。さくっとNo.1になって、さくっと稼いで、さくっと辞めてやろうという妄想を、ちょびっと抱いていた私。その妄想のおかげで、重い腰をあげ、泣き泣きになりながら、なんとか今日出勤することができた私。
すべて崩れ去っちまったよー!!!2008-11-04 17:07:00 -
277:
リお
と、撃沈している中、店長の一言で、思考回路が一旦ストップした。
『今からパネルの撮影行くで♪』
「あ…はい。」
【…ん? ん!?
えーー?!?はーー?!!】2008-11-04 17:12:00 -
278:
リお
風俗系のパネルや雑誌なら、私だって見たことくらいある。みんな乳を恥じらいもなく堂々と出したり、エロっそ〜なメス猫みたいな格好やったやんけ!
【今日確かあわててて、ブラとパンツの色ちゃうような…!?毛ちょびっとはみ出ぇへんかな!?の前にカメラマンの前で乳ポロリなんて絶対無理!!!どないしよ!!?】
と、再び私の頭はお祭り騒ぎになったのだった。2008-11-04 17:20:00 -
279:
リお
とまあ、1人でどんちゃん騒いどきながら、店長は風俗未経験の私を気遣ってか?私服での撮影にしてくれたため、無駄祭りとなった。
2008-11-04 17:27:00 -
280:
リお
撮影が始まり、だんだん慣れてくるにつれ、うきうきしながらモデル気取りで、勝手にポーズをとり、カメラマンに向かって上目遣いをする私。
さすがバカと単純を極めているリおぴょん。2008-11-04 17:30:00 -
281:
名無しさん
書いて?
2008-11-21 02:26:00 -
283:
リお
そして出来上がったパネルを見たリおさん一言。
「かっ…可愛い?」
私は普段まったくナルシストではない。むしろ全身コンプレックスの塊だ。2008-11-22 15:27:00 -
284:
リお
少し修正されたパネルは、私にとって、浜崎あ○みのように可愛く感じた(オーバー)
2008-11-22 15:30:00 -
285:
リお
そして自分のパネルを写メにおさめまくる痛い私。
もう誰にも止められない。2008-11-22 15:31:00 -
286:
リお
自らの意志で、この業界に首を突っ込み、鬱になるほど悩んで悩んで悩みまくって、パネルごときで一気にはしゃぎまくるリおぴょん。
自分を世界一のおバカに認定したい。2008-11-22 15:35:00 -
287:
リお
パシャパシャパシャパシャ…!!
懲りずに撮り続けた私。
と、そこで店長の一言で一気に我に返り、現実に引き戻されたのだ。2008-11-22 15:38:00 -
288:
リお
『リお〜お客さんついたで♪新人はやっぱり客つきがちゃうな〜♪』
…がーん。
がーんがーんがーん。2008-11-22 15:40:00 -
289:
リお
【響今頃何してるやろ?あ、メール返さな】
現実逃避。聞こえないフリ。
無駄なことぐらいわかってますって。2008-11-22 15:43:00 -
290:
リお
ついに汚れる…裏切る…
嘘つき通さな…
(もうすでに裏切ってますが)
彼のため彼のため彼のため彼のため彼のため。
再び心で唱えはじめた。
私はすでに宗教を信じる信者のようだった。2008-11-22 15:46:00 -
291:
ぬし
そしてお客様とご対め〜ん。
2008-11-22 19:41:00 -
292:
リお
↑リおじゃないです?
2008-11-22 19:47:00 -
293:
リお
いまさらになって後悔した。ここに来たこと、この道を選択したこと。両親の顔が頭によぎった。
本当にごめんなさい……2008-11-22 19:49:00 -
294:
リお
でももう後には戻れない状態。
【仕方ない】それだけ頭にたたき込んだ。2008-11-22 19:50:00 -
295:
リお
そして心の準備をし、初めてのお客さんについた。
緊張しすぎてあまりよく覚えていないが、ごく《普通》の人だった気がする。2008-11-22 19:52:00 -
296:
リお
でもこれだけは覚えている。緊張のしすぎで、イソジンを原液のまま渡してしまったこと。お客さんの体(特に下半身)を、これでもかっ!!っていうぐらいにごしごし洗いすぎて、痛がられたこと。
2008-11-22 19:55:00 -
297:
リお
プレイ中は、まさに放心状態だった。考えるのは、響のことだけ。
途中で演技をすることを思い出し、放心状態のまま声だけ出してたって感じ。
真顔で。
リおぴょん…相当きもかったと思う。2008-11-22 20:00:00 -
298:
名無しさん
?
2008-11-23 00:26:00 -
299:
リお
1人目のお客さんが終わり、2人目3人目と…
新人っていうのと、パネル詐欺のおかげ?せい?で、私は休憩する暇もないくらいだった。2008-11-23 08:22:00 -
300:
リお
【しんど…泣きたい、帰りたい、響に会いたい…】
時間がたつにつれ、私は沈んでいった。2008-11-23 08:24:00 -
301:
リお
しかし彼のことを考える度に心が痛んだ。
彼のメールを返信するときは、必ず嘘をつかないといけなくなった。
今していること、今いる場所、誰といるのか…
はぁ……2008-11-23 08:27:00 -
302:
名無しさん
早く読みたい?
2008-12-01 17:37:00 -
303:
リお
そして初日は6本行って金握り締めて帰ったらひったくられた?
2008-12-01 19:51:00 -
304:
リお
握り締めてたのにひったくられるとかどんだけ?と思いつつUターン?
2008-12-01 19:55:00 -
305:
名無しさん
↑主違うよね?荒しうざい
主さん待ってます。2008-12-01 23:01:00 -
306:
リお
↑リおじゃないです?
もう少し待っててくださぃ?2008-12-01 23:09:00 -
307:
リお
心ここにあらず…のまま1日目が終了ー。
【響響響響響…!】
今すぐ彼に飛び付きたい。
もう汚れてしまったのにね…2008-12-04 09:50:00 -
308:
リお
崩れた化粧を直しながら、考えた。
私…今何してるんやろ…
最低…響にも両親にも申し訳ない。
でもそれならなぜ店に呼ぶんやろう…色?
そんな彼のためにここまでして、私の人生は…?
考えれば考えるほど涙が次から次へと溢れてきた。2008-12-04 09:56:00 -
309:
リお
しかし涙を流しながら思った。
それでも彼が大好き。
これからもずっと彼といたい。
手放したくない。
今さえ乗り切れば…!2008-12-04 10:01:00 -
310:
リお
そのとき『リおちゃ〜ん♪』と呼ぶ店長の声が。
涙をふき、待機室を出た。2008-12-04 10:03:00 -
311:
リお
『給料やで♪お疲れさま!よく頑張ったな!』
響のことしか頭になかった私は、お金のことなんてすっかり忘れていた。
むしろ、お金をもらわず帰ろうと思っていたぐらい。2008-12-04 10:05:00 -
312:
リお
渡された給料を見て、理解するのに時間がかかった。
…なななな7万?!?2008-12-04 10:06:00 -
313:
リお
絶対に間違いだと思った。札束を握りしめて、猛ダッシュで店をあとにした。
もらったあとで、ぐちぐち言われたくない。返せなんて言われたくない。
私はそれだけのことをしたし、傷ついたんだ。2008-12-04 10:10:00 -
314:
リお
病んでる状態でも、お金のことになると素早く判断し、こち亀の両さんのように光の速さで消えた私。
ちゃっかりしている。
いや…もしかするとそんなに病んでいないのか…?2008-12-04 10:13:00 -
315:
リお
冷静になり、握りしめた札束を広げ、計算した。
すると…
間違ってなんかいなかった。2008-12-04 10:15:00 -
316:
リお
1日数時間働くだけで、家賃が払える。
すごい仕事だと思った。
でもこのとき私は、そんなことどうでもよかった。
汚いお金…汚い私…
キャバクラとはまた違う。2008-12-04 13:25:00 -
317:
リお
その日、彼の店は定休日。
札束を握りしめながら、彼にメールをした。電話をするのは、なぜか気が引けたから……2008-12-04 13:27:00 -
318:
リお
なかなか返ってこず、迷った結果、電話をした。
罪悪感からか、やけに緊張した。2008-12-04 13:28:00 -
319:
リお
メロディコールが鳴らず、一瞬にして彼は出た。
『はい。』
【何でそんな不機嫌なん…?!もしかしてばれた?!うそ?!】
パニックを抑えつつ、私は話し出した。2008-12-04 18:10:00 -
320:
リお
「…今仕事終わってん。今からそっち行っていい…?」
私の声は震えていたと思う。2008-12-04 19:16:00 -
321:
リお
『いいよ。』
そぅ言ってくれたのでむかった。2008-12-04 23:34:00 -
322:
名無しさん
ついてからすぐに
『何かあったわけ?』と聞かれた。
「私汚れたの!汚れを清めたいの!抱いて?」とお願いした2008-12-04 23:36:00 -
323:
リお
↑名前忘れましたがリおです?
2008-12-04 23:37:00 -
324:
リお
『汚れたって転けたん?どこも汚れてないよ?』
響って馬鹿?そう思いながら「ううん違う。でも抱いてほしいの今すぐ」2008-12-04 23:40:00 -
325:
リお
『外やで?!どっかホテル行こうよ?』
「やだ?今がいい。お金あげるから!」
私はずっと握り締めてたお金を見せた。2008-12-05 00:57:00 -
326:
リお
私は稼いできた7万を見せた。
『ん?それって…?もしかして…』
「あげるよ。だから今すぐ抱いてほしいの…だめ?」2008-12-05 02:17:00 -
327:
リお
『ちょっと貸してみて』そう言い7万を手に取った
すぐに深いため息をついた響…
『は〜ぁ』2008-12-05 02:21:00 -
328:
リお
「足りひんの…?」
『足りる足りひん以前に…これよく見て?カラコやで!これどうしたん?』
そういわれよく見ると…2008-12-05 02:23:00 -
329:
リお
「……!!」
響の言う通りカラコだった。
だまされた…。私は結果的にただ働きさせられたのであった。2008-12-05 02:25:00 -
330:
名無しさん
ギャグ漫画??
2008-12-05 02:33:00 -
332:
あき◆Ml4IA5sZGI
たしか、名前のとこにりおちゃんなら
りお# で#のあとは好きな英数字やと思う?ちゃうかったらごめん?2008-12-05 18:29:00 -
333:
リお
好きな英数字も自分で入力するんですか?
荒らされるのは嫌ですね?2008-12-05 19:12:00 -
334:
名無しさん
やり方くらいちょっとは自分でも調べなさいよ
スレタイ検索の上にルールはココカラってのがあるし。2008-12-05 19:36:00 -
335:
リお◆8NBuQ4l6uQ
トリップ作りました?
2008-12-09 14:16:00 -
337:
リお◆8NBuQ4l6uQ
『今日は疲れたからゆっくり寝るわ〜』
そう告げられた。
大げさかもしれないが、私は心底ショックを受けた。疲れた体、病んだ心を彼に癒してほしかった。今日じゃないと…今じゃないと意味がない。2008-12-09 15:40:00 -
338:
リお◆8NBuQ4l6uQ
すぐに電話を切り、私は泣き崩れた。追い打ちをかけられたような気がした。
そのとき彼が昔言った言葉を思い出した。2008-12-09 15:43:00 -
339:
リお◆8NBuQ4l6uQ
『風俗嬢(客)って「病んだ」が口癖でほんまだるいわ〜風俗嬢の定番やわ。』
私も同じになったのだ…2008-12-09 15:47:00 -
340:
リお◆8NBuQ4l6uQ
私はその場でしゃがみこみ、涙があふれた。
そして決意した。絶対に彼の前で「病む」という言葉を口にしないことを。2008-12-09 16:03:00 -
341:
リお◆8NBuQ4l6uQ
私はしばらくこの仕事を頑張る。彼の店にも行ける。大丈夫だ、いつまでもこんな仕事をするわけじゃない。長い人生の、ほんの一瞬。私だけが汚れ、傷つき、秘密にすれば、誰にも迷惑はかけない。
泣きながら、そう思った。
浅はかな考え…2008-12-09 16:07:00 -
342:
リお◆8NBuQ4l6uQ
握り締めた金を見ながら泣き崩れてるとあることに気が付いた。
一気に涙が止まり一瞬にして目の前が真っ白になり凍り付いた。2008-12-09 18:31:00 -
343:
リお◆8NBuQ4l6uQ
このお金……カラコや……
なんで…2008-12-09 18:33:00 -
344:
リお◆8NBuQ4l6uQ
考えたあげく店移ることにして即面接、即働くことにした。
終わったらもう朝…。とぼとぼと家へ帰ろうとした。2008-12-09 20:51:00 -
345:
リお◆8NBuQ4l6uQ
握り締めた金を見ながらとぼとぼと……ん?えっ……
私はまた一瞬にして凍り付いた。2008-12-09 20:53:00 -
346:
リお◆8NBuQ4l6uQ
このお金……カラコや……
なんで…なんで…?2008-12-09 20:54:00 -
347:
リお◆8NBuQ4l6uQ
再び考えたあげくまた即面接、即出勤した。
はぁ…一日に何度も汚れるなんて…あぁ…響ぃ…
終わったらもう夜…。とぼとぼと家へ帰ろうとした。2008-12-09 21:46:00 -
348:
リお◆8NBuQ4l6uQ
握り締めた金を見ながらとぼとぼと…えっ…これってまさか…
2008-12-09 21:49:00 -
349:
リお◆8NBuQ4l6uQ
このお金……カカカカカラコやん…
なんで…なんで…?なんでよぉぉぉぉ…!2008-12-09 21:51:00 -
350:
リお◆8NBuQ4l6uQ
あれから三年経ちました
あの時からずっと即面接、即出勤、そしてカラコと気付き再び即面接、即出勤……………
この無限ループを三年も続けている。2008-12-09 21:54:00 -
351:
リお◆8NBuQ4l6uQ
いつか…いつか…いつかきっと…!
本物のお金を握り締める時が来る…!
そう信じて私は今日も即面接、即出勤を繰り返すのであった。
━━━━━完結━━━━━2008-12-09 21:57:00 -
352:
名無しさん
ネタやんな?偽物?
2008-12-09 23:00:00 -
353:
リお◆8NBuQ4l6uQ
また荒らされてる…?
トリップまでつけて執着心すごいですね?2008-12-09 23:31:00 -
354:
名無しさん
頑張って?嵐に負けないで?私、コレが一番好きやから続き待ってます?
2008-12-10 00:02:00 -
355:
名無しさん
↑も偽やろ?
2008-12-10 00:20:00 -
356:
リお◆8NBuQ4l6uQ
私は今日も無限ループ真っ最中ですよ?
2008-12-10 01:45:00 -
358:
まぁ?
リおさん?
荒らしに負けず頑張ってくださいねっ?
楽しみにしています?2008-12-10 17:40:00 -
359:
名無しさん
荒らしうざいねん
お前ら邪魔
読みにくい
んまうざい2008-12-10 19:33:00 -
360:
名無しさん
もっかいトリップかえたほうがいいよ?
2008-12-10 21:49:00 -
361:
リお◆8NBuQ4l6uQ
トリップって変えれるんですか?
2008-12-10 22:09:00 -
363:
リおchunchu
その日は、まっすぐ家に帰った。
電気もつけず、化粧も落とさず、真っ暗な部屋の中でただただ泣いた。2008-12-10 22:43:00 -
364:
リお◆UzaGtfXpl6
すみません↑#つけ忘れたので、もう一回トリップ変えました?まぎらわしくてすみません?次からは、絶対に間違わないよう気をつけます?すみません?
2008-12-10 22:52:00 -
365:
名無しさん
楽しみにしてるから頑張ってね?
2008-12-10 23:18:00 -
367:
リお◆UzaGtfXpl6
泣いて泣いて泣きまくっておかしくなったのか…無意識に携帯を手に取り、響に電話をかけていた。
2008-12-11 16:10:00 -
368:
リお◆UzaGtfXpl6
いつものようにコール音が鳴らず、すぐに電話に出た響。
『どしたー?』
そっけなさはなかった。2008-12-11 16:12:00 -
369:
リお◆UzaGtfXpl6
泣いているのだけはバレないよう、必死だった。
「あ…あんなぁ…響最近冷たいやん?だからもし嫌いになったんやったら…嫌われようとしてるように感じたから…それなら言ってくれたらいいから…」2008-12-11 16:20:00 -
370:
リお◆UzaGtfXpl6
あーぁ。言ってしまった。
「病む」って言葉を口に出さなくても、言動でわかる。私は異常だ。「最近冷たいやん?」って言ったものの、実際今日だけのことだ。私は病むと、なんでも大げさに感じる。そして、すべてのことが、どうでもよくなる。汚れた体に傷ついた心、隠し通さなければならない仕事…まだたった1日の出来事だが、私にはもういっぱいいっぱいだった。一瞬の気の迷いからか、別れる覚悟さえしていた。2008-12-11 16:26:00 -
371:
リお◆UzaGtfXpl6
自分の言いたいことだけを言い切ったと同時に、涙があふれた。響との楽しかった思い出が走馬灯のようによみがえってきたからだ。キスもエッチも喧嘩もいっぱいした。響はカラオケが好きで、よく連れてってもらった…何も物として残るものは買ってもらったことはないけど、たくさんの思い出、無償で愛する気持ち、私に、言葉では表すことのできない「何か」を、気付かせてくれたような気がした。
2008-12-12 09:51:00 -
372:
リお◆UzaGtfXpl6
と、そこまではよかったものの……
響の答えは意外なものだった。2008-12-12 09:54:00 -
373:
リお◆UzaGtfXpl6
『…近々そう言われるやろなぁ〜と思っててん。でも俺は全然嫌いになってないし、変わらず大好きやし、冷たいって感じるのは、最近俺疲れてるだけやで。でも、そう思わせたんやったらごめん。りおさえよければ…こんな俺やけど、これからも俺についてきてください!!』
…うっそ〜ん?!2008-12-12 10:03:00 -
374:
リお◆UzaGtfXpl6
私の決意は、とてつもなく大きな音をたてながら、がらがらと崩れた…どころか、一瞬にして消え去ったのだ。
2008-12-12 10:07:00 -
375:
リお◆UzaGtfXpl6
もしあのときあんたが『わかった』ってすんなり別れを受け入れていたら…あんなに苦しい思いをすることも、過去の自分を悔やむこともなかったかもしれない。でも今の私もなかっただろう。今私がここに居れるのは、あんたのおかげ。
あんたを好きになればなるほど、色んな「苦しさ」が、私を締め付けた。
好き度に比例するかのようにね。
それがだんだん意地となって…今の私がここにいるのかもしれない。
今現在も、度々苦しくなるときがある。
私の選択は間違っていたのかな…?2008-12-12 16:38:00 -
376:
リお◆UzaGtfXpl6
それからの私はというと…いやいや病と毎日格闘しながら、真面目に出勤した。学校なんて、気が向いたときに行くくらい。
響に見送られ、響の家を出る。そして店に行き、そのまま響の店へ…オープンラストで、そのまま響の家へ。
そんな毎日を繰り返した。2008-12-12 16:44:00 -
377:
リお◆UzaGtfXpl6
仕事の方は順調だった。パネ詐欺のせいか、新人っていうこともあってか、嫌でもお客さんがつくという感じだった。ラストまでいることはほとんどなかったが、5万は稼いでいた。
2008-12-12 16:48:00 -
378:
リお◆UzaGtfXpl6
そんな中…
私はあることに気付いた。
暗黙の了解で、私は日曜日だけは必ず自分の家に帰っていた。響に『帰れ』とも私自身が「帰りたい」と言うわけでもなく…2008-12-12 16:53:00 -
379:
リお◆UzaGtfXpl6
私は帰りたいなんて思ったことはない。帰りたくなかった。しかし彼のオーラが、私を帰らざるをえない状況にさせていた。
そして帰りぎわ、必ず彼は言う。
『ほな明日の朝、俺がりおんとこ行くわ♪』と…2008-12-12 16:58:00 -
380:
名無しさん
更新ありがとう?
気になる〜?2008-12-12 21:45:00 -
382:
リお◆UzaGtfXpl6
だから私は、たいがい土曜に自分の家に帰る。
家に着いてからといったら…ひどいものだ。2008-12-12 22:02:00 -
383:
リお◆UzaGtfXpl6
トイレ以外、ほぼベッドから起き上がることはない。
携帯を握りしめ、響からのメールの返事が少しでも遅れると、被害妄想に陥る。私は、完全に響中心の生活になった。2008-12-12 22:57:00 -
384:
リお◆UzaGtfXpl6
私の悪い予想は、昔っからよく当たる。
でも今回だけは…今回だけは、被害妄想であってほしいと願ったよ。泣きながら神様に何度もお願いした。2008-12-12 23:02:00 -
385:
リお◆UzaGtfXpl6
でも神様は私に微笑んではくれなかった…当たり前か。色んな人を裏切って、最低な選択をして、こんな生活を送ってるわけだしね…
真実を目の当たりにするのには、もう少し時間がかかった。2008-12-13 20:55:00 -
386:
リお◆UzaGtfXpl6
相変わらずメールの返信は早い。それでも不安な私は、適当な理由を考え、よく電話をかけた。
なぜか日曜だけは、すぐに電話をとらない響。
むなしくメロディコールが流れる…2008-12-13 21:00:00 -
387:
リお◆UzaGtfXpl6
『どしたん?!』
やっと出たと思ったら、あからさまに驚く響。
「あ…何してるんかなぁと思って♪」
何か悪いことでもしているかのように、遠慮がちになる私。2008-12-13 23:15:00 -
388:
リお◆UzaGtfXpl6
ほんの少し話すと
『俺う●こしたいし、またメールするわ〜!』
と言い、電話を切る。2008-12-13 23:58:00 -
389:
リお◆UzaGtfXpl6
そのあとメールがきて、しばらくやりとりをしていても
?今から風呂入るわ〜
を最後に1時間以上放置。2008-12-14 00:01:00 -
390:
リお◆UzaGtfXpl6
どこを洗ったらシャワーに1時間以上もかかるねん!1日何回う●こするねん!
2008-12-14 00:02:00 -
391:
リお◆UzaGtfXpl6
毎週続く日曜の彼の不信な行動に、私はますます不信感を抱くようになった。
2008-12-14 00:37:00 -
392:
?みなみ?
みてまあす?主のキャラめちゃおもろいしすき?
頑張って書いて下さい?2008-12-14 20:55:00 -
393:
リお◆UzaGtfXpl6
?みなみ?さん
ありがとう?
頑張ります?2008-12-15 04:00:00 -
394:
リお◆UzaGtfXpl6
不信感に押し潰されそうになった私は、核心に迫るべく、調査に入ることにした…!
2008-12-15 04:02:00 -
395:
リお◆UzaGtfXpl6
まずは携帯。携帯チェックのタイミングの定番といったら、お風呂だ。
しかし私は、必ずといっていいほど、彼と一緒に入る。
ん〜…。2008-12-15 04:06:00 -
396:
リお◆UzaGtfXpl6
こんなことじゃへこたれない私。
次に思いついたのが、彼お得意の、う●このとき!2008-12-15 04:08:00 -
397:
リお◆UzaGtfXpl6
せかせかとタバコに火をつけ、立ち上がった響。
『ちょっ、う●こ〜』
【…チャ〜ンスッ!!!】2008-12-15 04:12:00 -
398:
リお◆UzaGtfXpl6
――ガチャッ。
トイレの鍵がしまる音を確認したと同時に、彼の携帯を探す私。2008-12-15 04:16:00 -
399:
リお◆UzaGtfXpl6
……。
…?
?!?2008-12-15 04:18:00 -
400:
リお◆UzaGtfXpl6
…ない。ない!ない!!
テーブルの上、テーブルの下、ベッドの上、布団の中…
そこたら中探したのに、携帯がどこにもないのだ。2008-12-15 04:20:00 -
401:
リお◆UzaGtfXpl6
と、そのとき…
トイレからEX●LEの歌声が…!
やられた…!2008-12-15 04:22:00 -
402:
リお◆UzaGtfXpl6
今まで意識していなかったため気付かなかったが、彼はう●このとき、携帯をトイレに持ち込んでいたのだ…!
ご丁寧に着うたまで流しやがって!!2008-12-15 04:25:00 -
403:
リお◆UzaGtfXpl6
このとき私は、彼が意外に手ごわいことを悟った。
くそっ!
負けてたまるか…!2008-12-15 04:30:00 -
404:
リお◆UzaGtfXpl6
寝ているときに見るのはさすがに怖い…
私は隙を見計らって、彼がお●っこに行っているときに見ることにした…!2008-12-16 09:58:00 -
405:
リお
――ガチャッ。
彼がトイレに入ったと同時に、あらかじめテーブルの下で見つけておいた彼の携帯を一瞬で手に取った。2008-12-16 10:01:00 -
406:
リお◆UzaGtfXpl6
↑リおです(__;)
…―…―…―…―…―…―恐る恐る携帯を開き、メールのボタンを押し、受信ボックスをポチッと…
ずらりと並ぶ女の名前。
いつも来てくれているお客さん「えみ」の名前を華麗にスルーし…
とうとう見つけた!!2008-12-16 10:10:00 -
407:
リお◆UzaGtfXpl6
「さな」という女。
タダ者ではなさそうだ。
怪しいにおいがぷんぷんした。
受信メールを見ると…
?何時に来るん?
?また寝坊すんなょ?
?何食べたい??
…ちーん。2008-12-16 10:22:00 -
408:
リお◆UzaGtfXpl6
頭を鈍器なような物で殴られたような錯覚を起こした。いや、むしろ殴ってくれ。このまま消え去りたい。心臓がばくばくしているのが自分でもわかる。
2008-12-16 10:26:00 -
409:
リお◆UzaGtfXpl6
【…あかん!もう戻ってくる!】こんな状態の中、冷静に判断し、携帯を閉じ、元の場所に置いた。
2008-12-16 10:30:00 -
410:
名無しさん
気になる?もっといっぱい読みたいよ〜?
2008-12-17 00:15:00 -
412:
リお◆UzaGtfXpl6
【私、あんたのために風俗……】
もう本当に言葉にならない。思考回路すら完全ストップした私。2008-12-17 12:21:00 -
413:
リお◆UzaGtfXpl6
『飯食いに行こや♪』
ふと我に返る。
「え…?あ…そやな」
返事をするのがいっぱいいっぱいだった。2008-12-17 12:23:00 -
414:
リお◆UzaGtfXpl6
【私今どんな顔してるんやろ…?ひきつってへんかな?】
案の定、彼の雷は見事に投下された。2008-12-17 12:26:00 -
415:
リお◆UzaGtfXpl6
『てかお前なんなん?その顔。俺なんかしたか?言いたいことあんねやったら言えや!何でそんな一瞬でテンション下がるん?意味わからんねんけど』
あーやっぱり笑えてなかったみたい。2008-12-17 12:33:00 -
416:
名無しさん
はよ書けや
2008-12-21 02:30:00 -
417:
名無しさん
楽しみ?
2008-12-22 14:49:00 -
418:
名無しさん
じらしすぎ?書いてもちょっとやしイライラする?
…楽しみにしてんのに?2008-12-23 08:34:00 -
419:
リお◆UzaGtfXpl6
最近家事と仕事の両立がうまくいかず、放置気味ですみません?
2008-12-23 22:37:00 -
420:
リお◆UzaGtfXpl6
鬼のように気の短い彼。自分は自由きままにご機嫌ななめになっても、私が機嫌を悪くすることは許されなかった。
…自分勝手な奴め。2008-12-23 22:41:00 -
421:
リお◆UzaGtfXpl6
喧嘩になっても、言いたいことがうまく言えず、黙ってしまう私。そんな私の性格が、より一層彼の短気に拍車をかけるのだ。
『だからなんとか言えって言ってるやろ!!こら!!聞いとんか!?』
鬼の形相。まるで般若だ。2008-12-23 22:46:00 -
422:
リお◆UzaGtfXpl6
軽くDV。いや、全然軽くない。物を投げつけるのなんて当たり前。
壁に向かって、ソースやカレーを投げつけられたこともある。
【え?頭いける…?大丈夫ですかー?】リおさんア然。真剣に彼の脳細胞を心配した。
さすがにあのときは…
殺意が芽生えました。2008-12-23 22:55:00 -
423:
リお◆UzaGtfXpl6
それからの私は…まるで脱け殻だった。それでも毎日真面目に出勤した。
このころから《本営》という言葉に敏感になった。2008-12-23 23:02:00 -
424:
リお◆UzaGtfXpl6
私はまた体重が激減した。ご飯が喉を通らない。再び30キロ代。
寝ても覚めても彼と、さなという女のことが頭にあった。2008-12-23 23:27:00 -
425:
リお◆UzaGtfXpl6
周りからは、スタイルがよくて羨ましいと、耳にタコができるほど何度も言われた。
でも私はそんなことどうでもよかった。彼が私だけを見てくれないと、なんの意味もない。スタイルなんていらない。お金もいらない。ただ彼に…私だけを見てほしい。2008-12-23 23:37:00 -
426:
リお◆UzaGtfXpl6
もっと可愛くなったら、もっと尽くしたら、彼はきっと私だけを見てくれる。
私は異常だった。間違った方向に進み始めた。
【落ちるとこまで落ちてやれ〜!!】(もうすでに落ちている)《本営》という言葉を意識し始めたにもかかわらず、自ら彼の店に行くことが増えた。2008-12-23 23:43:00 -
427:
名無しさん
更新ありがと!!!
2008-12-24 10:11:00 -
429:
リお◆UzaGtfXpl6
まだ確かな証拠がない。
元カノかもしれない。もしかするとただの女友達かもしれない。淡い期待が、ほんの少しあった。その、ほんのわずかな可能性にかけた。
付き合ってさえいなければいい。体の関係があろうと、何があろうと、付き合ってさえいなければそれでいい…!
私は《超》が100個では足りないぐらい、バカだった。
いや、今もバカですが。
2008-12-24 13:25:00 -
430:
リお◆UzaGtfXpl6
そんな気持ちで毎日店に通った私。
当たり前のことながら、ヘルプとは次第に仲良くなっていった。2008-12-24 13:27:00 -
431:
リお◆UzaGtfXpl6
『リおちゃん今日もめっちゃ可愛いやん♪リおちゃんは響くんの本カノやからな〜♪いつもどこで遊んでるん!?』
おっ!これが噂の店ぐるか…?!
私は必要以上に警戒し、常に変なオーラを放っていたと思う。2008-12-24 13:31:00 -
432:
リお◆UzaGtfXpl6
そんな毎日を過ごしていく中…
『俺、店の従業員に、リおと真剣に付き合ってるって言ってもうたわ〜!』
…!??
店ぐるが本格的に始動し始めたと、驚きを隠せなかった瞬間。2008-12-24 13:35:00 -
433:
名無しさん
オモロー☆
2008-12-24 21:13:00 -
435:
リお◆UzaGtfXpl6
しかし従業員たちは、決してお酒を飲んだり、煽ったりすることはなかった。
『今日もお水もらうわ〜!』2008-12-27 15:46:00 -
436:
リお◆UzaGtfXpl6
イベントに行ったときも、『シャンパンなんておろさんでいいねんで〜リおちゃんは、響くんの本カノなんやし。おってくれるだけで嬉しいって響くんも言ってたで♪』
…な ぜ?!2008-12-27 15:50:00 -
437:
リお◆UzaGtfXpl6
それどころか従業員たちは私の席に着いたとき《夜遊び》などに暴露されたら、ホスト生命が断たれるようなことまで逐一暴露していった。
私の存在って…?
私が暴露せーへんと思ってなめてる…?
私って本当は本カノ…?
私の頭は???で埋め尽くされた。2008-12-27 15:55:00 -
438:
リお◆UzaGtfXpl6
それでも今日も愛しの響くんは私を店に呼ぶ。
『リおちゃ〜ん♪キャッチ寒いよ〜リおちゃんが来てくれたら…?』
知るかー!
くたばれー!2008-12-27 15:58:00 -
439:
リお◆UzaGtfXpl6
そして、鼻歌を歌いながら、化粧と髪を直し、いそいそと店に行く準備を始める私。たとえ仕事中でも、ごり押しをして早上がり。
本当のバカは私だ。2008-12-27 16:01:00 -
440:
リお◆UzaGtfXpl6
そんな毎日が過ぎる中…
彼はナンバーに入った。
そして、一段と調子に乗り始めた。
それでも私が店で使う負担額は変わらなかった。
一体なんなんだ…
長期に渡る育て?
金を使わせる趣味?
私は常に(゚∀。)?←こんな感じだった。2008-12-27 16:06:00 -
441:
リお◆UzaGtfXpl6
私はどこかで、自分が店に行かないと、プライベートでは会えないと気付いていた…私の方こそ、彼のことを《彼氏》ではなく、1人の《ホスト》として見ていたのかもしれない。
2008-12-30 10:31:00 -
442:
リお◆UzaGtfXpl6
気付けば、彼と出会い、数ヶ月がたっていた。
本カノ疑惑浮上からも数ヶ月。心がマヒしていた。
【別れたくない】ただそれだけ。
気付けば来月は彼の誕生日。2008-12-30 10:35:00 -
443:
リお◆UzaGtfXpl6
私は1ヶ月前から、そわそわしていた。それは、彼がちゃんとイベントを成功できるか、稼げるか、という彼女的心配ではなく、一体自分なんぼ使わされるんやろう…という、自分の心配。
2008-12-30 10:45:00 -
444:
リお◆UzaGtfXpl6
もし本営なら…きっとアホみたいに使わされて、煽られるやろな。もしそうなったら…このイベントでさよならしよう。もう必死になって1人のホストとして見よう…と頑張るのはつらい。響が大好きやから。痛くなりたくない。痛客になりたくない(もうすでに痛)
最後くらい…大好きな彼のために、力になりたい。
そして、そのあと彼の前からきれいに消えよう。
私は決意した。2008-12-30 11:00:00 -
445:
リお◆UzaGtfXpl6
普段、彼にとって《小銭》程度の金額しか使わない私にとって、彼のイベントとなると、人一倍のプレッシャーと、暗黙の任務を課せられたような気がした。
何よりもこわい…2008-12-30 11:05:00 -
446:
リお◆UzaGtfXpl6
覚悟はしたものの…
自己防衛に入った。2009-01-03 02:13:00 -
447:
リお◆UzaGtfXpl6
その1
お金がないアピール2009-01-03 02:16:00 -
448:
名無しさん
りおちゃん?終わる時終わるって言ってくれたら嬉しいな?昨日リアルタイムで読んでてずっと待ってたから?
2009-01-04 03:32:00 -
449:
名無しさん
更新ちょっと過ぎるやろナメスギやわ?書く気ないならもう書かんでええし
2009-01-04 10:18:00 -
450:
名無しさん
↑あなた友達に嫌われてそぉ
2009-01-04 11:11:00 -
451:
リお◆UzaGtfXpl6
>>463さん、そういうとこ、気遣いできてなくてごめんなさい?読んでもらえて嬉しいです?
両立がうまくいかず、自分の都合ばっかりで、更新がぐだぐだになって本当にすみません?以後、終わるときはコメントします?2009-01-04 15:25:00 -
452:
リお◆UzaGtfXpl6
>>464さん、完結はお約束できても、一気に更新することは難しいのが現状です。それを理解してほしいとは思っていませんが、気を悪くされるのであれば、これからもこんな小説をチェックしていただくことは、気を悪くされる一方な気がします。
すみませんm(__)m2009-01-04 15:45:00 -
454:
リお◆UzaGtfXpl6
―営業終了後―
今日も仲良く帰ってきた私たちは、部屋でごろごろしていた。2009-01-04 15:51:00 -
455:
リお◆UzaGtfXpl6
『お前最近タバコの量減ったやん!いい子いい子♪』
「だってお金ないねんもん…(_´Д`)ノ~~」
『…。』
「…。」2009-01-04 16:06:00 -
456:
リお◆UzaGtfXpl6
『DVD借りに行こうや♪』
「え〜お金ないし〜(_´Д`)ノ~~」
『…。』
「…。」2009-01-04 16:10:00 -
457:
リお◆UzaGtfXpl6
実家の電波が悪いせいか、接続しにくいので、また更新しますm(__)m
2009-01-04 16:11:00 -
459:
名無しさん
?
2009-01-07 17:17:00 -
460:
名無しさん
結局放置やんえらそうに言っといてさ
楽しみにしてたのに…2009-01-10 19:47:00 -
461:
名無しさん
待ってます?
2009-01-14 20:57:00 -
463:
名無しさん
みんなせっかちやな
りお頑張って2009-01-15 08:39:00 -
466:
リお◆UzaGtfXpl6
『お腹すいたなぁ!』
「お金ないし夜まで我慢しようや♪」
『……。』
「……。」2009-01-16 10:02:00 -
467:
リお◆UzaGtfXpl6
仏の顔も三度まで
(いや、全然仏ではない)
彼がキレた。2009-01-16 10:05:00 -
468:
リお◆UzaGtfXpl6
『なんなん?お前。さっきから金ない金ないって。なに?嫌味?飯とか俺出すやん?☆※*&#★…!』
出ました出ましたツラツラと。こういうときは、右から左にスルーはいりまーす。2009-01-16 10:10:00 -
469:
リお◆UzaGtfXpl6
『聞いとんか?!』
あぁ…原子爆弾投下。
しかし今思えば…このときは口だけで、手を出されることは少なかった…2009-01-16 10:15:00 -
470:
リお◆UzaGtfXpl6
『帰るわ。』
【えっ…?】
頭では偉そうな私も、その言葉で急に焦り出した。
【あ…今日土曜やもんな。さなって人と会うんやろな…明日日曜やし。】
よしっ…!2009-01-16 10:20:00 -
471:
リお◆UzaGtfXpl6
また、今日中に更新できたらいいなと思いますm(__)m
2009-01-16 10:21:00 -
472:
リお◆UzaGtfXpl6
「ごめん…リおが悪かった。ほんまにごめんな…?」
必殺上目遣い。
『わ…わかった♪許したるわっ!』
2009-01-16 14:26:00 -
473:
リお◆UzaGtfXpl6
そのときだった。
彼の携帯から、私を不幸のドン底に落とす着信音が流れ始めたのだ。2009-01-16 14:36:00 -
474:
リお◆UzaGtfXpl6
♪そ〜ばに〜いて〜愛する人〜♪
身震いがした。2009-01-16 14:37:00 -
475:
リお◆UzaGtfXpl6
そう。浜崎あ○みのHEAVENだ。
私は、彼が一瞬戸惑った表情を見せたのを、見逃さなかった。2009-01-16 14:40:00 -
476:
リお◆UzaGtfXpl6
「出ぇへんの…?」
せかすように流れる着信音。
『…ちょっと静かにしといてな?客やねん!』2009-01-16 14:42:00 -
477:
リお◆UzaGtfXpl6
私の心臓は、ばくばくしたまま。平然を装うためにタバコに火をつけてみたものの、動揺を隠しきれず、その手は小刻みに震える。
2009-01-16 14:45:00 -
478:
名無しさん
更新してる?
2009-01-16 14:47:00 -
479:
リお◆UzaGtfXpl6
『はい?どしたん?あ…うん。そやで。え…?い…家やで♪ん〜わかった。え…なんでやねん!おう!またメールするわ!』
2009-01-16 14:47:00 -
481:
名無しさん
響って3人の中でさえへんホストやったのに、うれてるん?
2009-01-16 14:51:00 -
482:
リお◆UzaGtfXpl6
どことなくぎこちなかった彼。当たり障りのない会話。もうわかってるのに…
一番悪いのは…私。2009-01-16 14:52:00 -
483:
リお◆UzaGtfXpl6
だいぶん縮めて書いてますが、No.にも入り、だんだん響は売れてきました?
2009-01-16 14:55:00 -
484:
リお◆UzaGtfXpl6
しばらく無言が続く。もしかすると、彼も、私の気持ちに少しは気付いていたのかもしれない。
平然を装えているか…変に緊張した。2009-01-16 14:58:00 -
485:
リお◆UzaGtfXpl6
またケンカなんてしたくない。大丈夫。普通にしよう、普通に。
自分の気持ちを押し殺さなければ、彼と付き合っていくことはできない。
ひどく痛感した。2009-01-16 15:02:00 -
486:
リお◆UzaGtfXpl6
トイレから戻ってきた彼が、申し訳なさそうに、でもそれを隠すかのように、ちょけながら言った。
『俺いったん今日帰るわな♪最近お前とずっと一緒で、ゆっくり家帰ってへんやん?浮気したら、どうなるかわかってるんやろな〜?♪死なすで♪』2009-01-16 15:07:00 -
487:
リお◆UzaGtfXpl6
いやいやいや、こっちが死なすで♪
絶対に言われると思ってた。週末なんてダイキライ。なんで?なんでなん?
リおじゃあかんの…?2009-01-16 15:10:00 -
488:
リお◆UzaGtfXpl6
必死に平然を装いながら
「わかった」とだけ返事をした。それだけで精一杯だった。今ほかに口を開けば涙が出そうだった。2009-01-16 15:12:00 -
489:
リお◆UzaGtfXpl6
彼を助手席に乗せ、彼の家まで送ることに。
これから彼が女と会うことなんてわかってるのに、その手伝いをする私って…
「行かないで」なんて言わない。言えない。私は自分が1番じゃないことくらいわかっている。自信もない。こうするしかない……2009-01-16 15:16:00 -
490:
リお◆UzaGtfXpl6
中断します?!
2009-01-16 15:18:00 -
493:
名無しさん
りおちゃんファイト?しんどぃ時は無理して書かんとゆっくり休んでっ?更新うれしかったょ?
2009-01-18 01:27:00 -
495:
リお◆UzaGtfXpl6
平然を装い、頑張って会話をつなげる私。彼の携帯から、メールの着信音が鳴った。
いつもなら、『○○(客)からやねん!』と言って見せてくれるが、彼を送る車内のときのメールは、絶対に見せてはくれない。
2009-01-20 11:21:00 -
496:
リお◆UzaGtfXpl6
ものすごい勢いで返信し、そそくさと携帯を閉じる彼。誰がどう見ても、不審以外のなにものでもない。
2009-01-20 11:28:00 -
497:
リお◆UzaGtfXpl6
【このまま猛スピードでぶつかって、一緒に死んでやろかな?】
何度そう思ったことか。2009-01-20 11:32:00 -
498:
リお◆UzaGtfXpl6
いつもそんな色んな気持ちと葛藤しながら、彼の家の前に着く。
『ありがとうな!気つけて帰れよ!お前はトロいからほんま心配やねん!着いたらメールしろよ!帰っても家から出るなよ!危ないから。』2009-01-20 11:36:00 -
499:
リお◆UzaGtfXpl6
この瞬間は、絶対に泣きそうになる。慣れることなんてない。
「ほなまたね♪」
それだけを言い、車を走らせる。2009-01-20 11:38:00 -
500:
リお◆UzaGtfXpl6
そしてなぜか、失恋ソングを大音量で流す私。泣きたいから、とことん泣く。
今思えば…きもい。
きもすぎる。2009-01-20 11:41:00 -
501:
リお◆UzaGtfXpl6
2〜3分走ったところで、彼からのメール指定着信音が流れる。
これは、この生活が終わるまで続いた。2009-01-20 11:45:00 -
502:
リお◆UzaGtfXpl6
《ほんまにありがとうな!気つけて帰れよ!明日の朝電車でそっち行くわ!リお大好きやで?》
2009-01-20 11:48:00 -
503:
リお◆UzaGtfXpl6
【なんで朝なんやろう…?彼女と1日デートじゃないんかな?なんでやろ…】
私はいつも不思議だった。
彼は必ずと言っていいほど、帰った次の日の朝には、私のところに戻ってくるようになった。
この謎は、のちのちに解けることになるのだが…2009-01-20 11:53:00 -
504:
リお◆UzaGtfXpl6
彼を送ったあとは、必要以上にタバコを吸ってしまう。気付けばいつも灰皿はいっぱいになっていた。
2009-01-20 11:55:00 -
505:
リお◆UzaGtfXpl6
そして、今からどうしようか考える。1人にはなりたくない。だからと言って、悩みを打ち明けれる友達もいない。
迷ったあげく、仕事に行くことにした。2009-01-20 11:58:00 -
506:
リお◆UzaGtfXpl6
携帯をとり、電話をした。
「あ、店長?今から行くわ〜♪」
『お前はいつも気まぐれやな〜!まぁ待っとくわな♪』2009-01-20 12:00:00 -
507:
リお◆UzaGtfXpl6
中断しますm(__)m
2009-01-20 12:05:00 -
508:
名無しさん
更新ありがとう?自分のペースでね?
2009-01-20 12:43:00 -
510:
名無しさん
更新されてるっ?
りおちゃんありがと?
2009-01-21 00:01:00 -
511:
白
めっちゃおもろいし、めっちゃ共感。頑張ってね。
2009-01-21 03:20:00 -
513:
リお◆UzaGtfXpl6
電話を切るとすぐに、彼指定の着信音が流れた。
『今どこらへん?!』
「○○過ぎたとこやで〜」
『そっか♪もたもたせんとはよ帰りや!またメールするな♪』
他愛もない話をして切った。2009-01-21 14:44:00 -
514:
リお◆UzaGtfXpl6
彼の声を聞くと、やっぱり胸が痛み、出勤しようか迷う。さっきまで彼に触れ、彼に抱かれていた私。その数時間後に、初めて会うおっさんと、触れ合わなければならない。
でも彼だって…罪悪感もなく今から違う女を抱くのだ…。2009-01-21 14:50:00 -
515:
リお◆UzaGtfXpl6
そもそも、風俗なんかで働かないといけなくしたのは誰…?私を店に呼ばず、ギャンブルもやめたら、私はキャバクラで充分やっていけた。
罪悪感もありながら、私はこのとき完全に彼に責任転嫁していた…2009-01-21 14:55:00 -
516:
リお◆UzaGtfXpl6
色んな感情をぐるぐるさせながら、店に到着。着いてすぐに彼に嘘のメールを送った。仕事が終わり家に着くまでは、嘘で塗り固めなければならない…
2009-01-21 15:02:00 -
517:
リお◆UzaGtfXpl6
《今家ついたで?何してるん??》
メールを送信し、すぐに準備を始めた。
いつもならすぐに返ってくるメールが、この日はなかなか返ってこなかった。
2009-01-21 15:10:00 -
518:
リお◆UzaGtfXpl6
予想はしていたものの、気が気じゃない私。携帯とにらめっこし、上の空だった。
2009-01-21 15:12:00 -
519:
リお◆UzaGtfXpl6
そんな状況にもかかわらず、すぐにお客さんがついた。恐るべしパネ詐欺。
『リお〜!早く準備してな〜!』急かす店長。
しぶしぶ携帯を閉じ、ポケットに入れた。2009-01-21 15:17:00 -
520:
リお◆UzaGtfXpl6
「はじめまして♪」
満面の笑みで挨拶をし、再び上の空になる私。
「自分ほんま可愛いなぁ〜!#*@&☆…」
上の空にもかかわらず《可愛い》というところだけは聞き逃さず、にやっとする私。ちゃっかりしている。『ほんまに病んでんのか?』と、突っ込みどころ満載だ。2009-01-21 15:34:00 -
521:
リお◆UzaGtfXpl6
いや、でも充分すぎるほどに病んでいました。
2009-01-21 15:37:00 -
522:
リお◆UzaGtfXpl6
また更新します?
2009-01-21 15:47:00 -
523:
名無しさん
お疲れ?無理しないでね?
2009-01-21 15:52:00 -
525:
リお◆UzaGtfXpl6
タバコに火をつけながら、お客さんのどうでもいい話に仕方なく耳をかたむけた。
2009-01-21 16:56:00 -
526:
名無しさん
りおちゃん更新ありがと?リアルタイムでうれしっ?
2009-01-21 17:04:00 -
527:
リお◆UzaGtfXpl6
机に置いた携帯は、一向に光る気配がない。
『自分いくつなん?!』
【関係ねぇーよ】
『何でこの仕事してるん?!』
【金以外に何がある】
『俺ごうちゃんって呼んで♪』
【はいはーい】
『俺明日も仕事やわぁ〜』
【…で?!】
こういう日は、なぜか私の機嫌の悪さに拍車をかけるお客様が多い。2009-01-21 17:12:00 -
528:
リお◆UzaGtfXpl6
そしてさらに、少しずつ少しずつ、私のほうに移動してきているではないか…!
気付かへんとでも思ったか、このタコ!2009-01-21 17:16:00 -
529:
リお◆UzaGtfXpl6
ぞくぞくと寒気がしてきた私は、無理矢理お風呂へと促した。
そして真っ裸になり、私の後ろを、ぴっとりついてくるタコ。
キモチワルイ。2009-01-21 17:20:00 -
531:
リお◆UzaGtfXpl6
さらにきもタコの気持ち悪い言動はヒートアップした。
お風呂まであと少しというときに…
「……?!」2009-01-21 17:25:00 -
532:
リお◆UzaGtfXpl6
私の胸を後ろからわしづかみにしてきたのだ。
精神的にいっぱいいっぱいで、怒りと悲しみで声にならない声を振り絞り、後ろを向いた私…
このとき、初めてこのきもタコの顔面を直視した。2009-01-21 17:28:00 -
533:
リお◆UzaGtfXpl6
一言で言うと…
きもさで言葉を失った。
その瞬間!
私の携帯がピンクに光り始めたのだ!2009-01-21 17:35:00 -
534:
リお◆UzaGtfXpl6
そう、ピンクのイルミネーションは、彼限定だ。
私はきもタコを突飛ばし、落ちたバスタオルを踏みつけ、素っ裸で携帯に向け、猛ダッシュした。2009-01-21 17:38:00 -
535:
リお◆UzaGtfXpl6
《遅れてごめんな?今何してるん?眠すぎてうとうとしてたわ?》
とりあえずメールがきたことで落ち着きを取り戻した私は、お風呂に行き、きもタコの下半身を、物凄い力でごしごし洗った。2009-01-21 17:43:00 -
536:
リお◆UzaGtfXpl6
そしてお風呂からあがり、数回メールをやりとりしていた。
みかねたきもタコ
『何でそんなずっとメールしてるん?!』2009-01-21 17:46:00 -
537:
名無しさん
りおちゃん毎回コメント返しありがとっ?昔?今?のりおちゃんに境遇が似てて読ませてもらってます?りおちゃん程、我慢強くも賢くもないから自己嫌悪に襲われてしまぅ?相談なんて誰にも出来ないから、りおちゃんの更新楽しみにしてるっ?
2009-01-21 17:49:00 -
538:
リお◆UzaGtfXpl6
「うるさい!友達に犬預けてきてんけど、今吐血してんねん!」
とっさに出てきた嘘がこれだった。
それをおそらく信じてくれたであろうきもタコ。
犬って吐血するんやろか…?ごめんねコロッケ…?2009-01-21 17:52:00 -
539:
リお◆UzaGtfXpl6
さささっと作業を終えた私は、彼のメールに、光の速さで返信をした。そして返信のメールの文は、必ず疑問文にした。
2009-01-21 17:56:00 -
540:
リお◆UzaGtfXpl6
光の速さで返信するのも、疑問文を送るのにも、理由があった。
疑問文で送ると、答えが返ってくる。つまり返信がくる。光の速さでメールをやりとりすれば、彼女とイチャイチャする時間が減る。
私は、必死だった。
いや、病気だった。2009-01-21 18:00:00 -
541:
リお◆UzaGtfXpl6
>>552さん、こちらこそありがとう?
昔か今かは、言いたいところですが、結末を言ってしまうことになるので、今は黙っておきます?
似たような現状なんですか?ほんっっとにつらいと思います?実際私も、誰にも(相談してない)or(してなかった)から?少しでもラクになったり、力になれるのであれば、話してください?2009-01-21 18:06:00 -
542:
リお◆UzaGtfXpl6
しばらくメールをやりとりしたところで
《てか眠いから、ちょっと寝るわー?すぐ起きると思うし、また起きたらすぐメールするわ?》
というメールがきた。2009-01-21 18:10:00 -
543:
リお◆UzaGtfXpl6
【…なんだこの意味不明な文は。散々寝たやんけ。どんだけ寝るんですかー?】
そんなこと言えるわけもなく《わかった?》とだけ返信した。
むなしい…
私はあなたにとって…?
全身の力が抜けた。2009-01-21 18:17:00 -
544:
リお◆UzaGtfXpl6
誰一人相談できる相手がいなかった。こんなこと言えるわけがない。プライドが許さない。こんな生活いつか終わる。
たとえどんな結末であっても……2009-01-21 18:21:00 -
545:
リお◆UzaGtfXpl6
今日の更新は、これで終わりますm(__)m
呼んでくれたかた、ありがとうございます?
>>552さん、無理はしないでくださぃ?ヒトは色んな経験して成長するっていうけど、取り返しつかんくなるようなこともあるわけで…現状も知りませんし、うまく言えませんが…気になったので書かせてもらいました?色んな意味で長い目で見て、1年後、2年後の自分を想像してみてください?
ではではまた近々書かせていただきます?2009-01-21 18:37:00 -
546:
名無しさん
りおちゃんありがとっ?似すぎてて相談出来るならしたい位です?読ませてもらって強さもらってます?今日はもぅ終わりかな?お疲れさまぁ?
2009-01-21 18:42:00 -
547:
りん
りおちゃん連投すみません?↑の者です?メッセージに今気付きました?あたしなんかにありがと?
信じたい⇔信じれない・安心⇔不安の繰り返しで、安定がない3年…?愛していても疲れてるはずなのに、依存し執着し一緒にいる…?
りおちゃんの様に人を思いやれる自分に早く戻りたいです?
りおちゃんの気持ちの切り替え方を知りたくて知りたくて、毎日楽しみに開いていますっ?
りおちゃんがしんどくならない程度にゆっくり待ってます?2009-01-22 01:54:00 -
548:
リお◆UzaGtfXpl6
りんちゃん?
りんちゃんの文面を見て、すごく共感しました?
3年間ずっと我慢してるのかな?日がたつごとに、依存とか執着とか意地とか…ひどくなるよね?前にも書かせてもらいましたが、《1年後、2年後…長い目で見て、未来の自分を想像してみて?》私はこの言葉の意味をよく考えて、気付けたものがありました?
人を、彼を変えることは難しくても、自分を変えることは案外簡単です?
自分の人生、少しでも幸せになれるように、自分で少しずつコントロールしていこ?
少ないですが更新します?
→5592009-01-22 18:53:00 -
549:
リお◆UzaGtfXpl6
彼とのメールが終わり、淡々と仕事をこなした。彼からのメールが絶対にこないとわかると、さっきよりも仕事に集中することができた。
【今ごろ彼女とイチャイチャしてるんやろうな…】2009-01-22 18:57:00 -
550:
名無しさん
りおちんがんばれ?
2009-01-22 18:58:00 -
551:
リお◆UzaGtfXpl6
【私はあんたのためにこんな嫌な思いしてんのに…!】
携帯を投げつけた。待機室にいた女の子たちは、目が点。さっきまで彼とのプリクラを見てニヤニヤしていた気持ち悪い私。にもかかわらず…感情の起伏が激しい私は、周りから見ても、痛々しかっただろう。2009-01-22 19:03:00 -
552:
リお◆UzaGtfXpl6
今思えば…私はただのアホだ。アホ極まりない。自らイバラに首を突っ込み、自分の意志でイバラを歩き続けたんだ。誰に強要されたわけでもない。すべては自分が決めたこと。にもかかわらず、毎日のように泣き、苦しみ、決して答えの出ない質問を自分に投げつけていた。悲劇のヒロインでも気取ってたんやろか?
う〜ん…。アホ以外の言葉が見つからない。2009-01-22 19:12:00 -
554:
リお◆UzaGtfXpl6
気付けば、外が明るくなってきていた。最後のお客様を笑顔で送り出し、給料をもらった。
【早く帰らな…!響朝くるし、寝られへん…】2009-01-22 19:18:00 -
555:
リお◆UzaGtfXpl6
愛車に飛び乗り、光の速さで家に向かった。
公道で120キロ。頭をぶんぶん振り、不審すぎる左右確認の末に信号無視を繰り返し、予定より早く、横になることができた。2009-01-22 19:32:00 -
556:
リお◆UzaGtfXpl6
そして深い眠りに落ち、数時間したころ…私の携帯が大音量で鳴り始めた。彼からだ。私は軍隊かのように一瞬で飛び起き、すぐさま電話に出た。
2009-01-22 19:37:00 -
557:
リお◆UzaGtfXpl6
中断します?
2009-01-22 19:41:00 -
558:
りん
りおちゃん心に響く言葉をありがとぉ?
セットしている彼の横で、いろんな事を考えては悶々としてました…?
3年もという執着、もう疲れたという諦め、きっともうすぐというほんと小さな期待…?
1日に何十回往復して今まできたやろ。。。?
自分探し…頑張りますっ?
りおちゃん今日もお疲れさまぁ?2009-01-22 23:41:00 -
559:
名無しさん
↑そういうの完結後か、略内でして頂けませんか?読みにくいです?
2009-01-23 02:51:00 -
560:
りん
すみませんm_ _m
2009-01-23 18:14:00 -
561:
白
そうですね。私も似た経験あるから、スゴイ分かる。更新楽しみにしてるね。
2009-01-24 01:53:00 -
562:
リお◆UzaGtfXpl6
明日ゆっくり書きにきます?
すみません?2009-01-24 13:26:00 -
563:
名無しさん
まだ?
2009-01-25 21:41:00 -
564:
名無しさん
↑りおチャンいっつも更新するって口だけやから期待せんと気長に待ってよ?早く読みたいな〜?
2009-01-26 16:25:00 -
565:
りん
りおちゃん大丈夫?ゆっくり休んで充電してねっ?
2009-01-27 19:45:00 -
566:
リお◆UzaGtfXpl6
最近特に忙しくて、なかなか書く時間がありませんでした?
すみませんm(__)m
少ないと思いますが、更新します?2009-01-28 21:12:00 -
567:
リお◆UzaGtfXpl6
すみませんまた今からバタバタすることになってしまったので、更新できなくなりました?本当にすみませんm(__)m
近々また来ます。
楽しみにしてくれているかた、ご迷惑をおかけしますm(__)m2009-01-28 21:17:00 -
568:
名無しさん
?
2009-01-28 21:47:00 -
570:
リお◆UzaGtfXpl6
『今電車乗るとこやから♪』
【…?!】
彼はいつも唐突だ。
「起きたときに連絡してくれたらいいやん」
そんな偉そうなこと言えるわけでもなく…2009-01-29 10:00:00 -
571:
リお◆UzaGtfXpl6
私は、恋人たちの中では当たり前だと思われる言葉、ちょっとしたわがまま、素直に甘えることを、暗黙の了解で制限されていた。
いや、禁止に近かった。2009-01-29 10:25:00 -
572:
リお◆UzaGtfXpl6
ふと…【これ付き合ってる意味あんのか…?!】と、何度も自分に突っ込んできたものだ。
それでも謙虚に、素直に、我慢強くここまできたのだ。2009-01-29 10:27:00 -
573:
リお◆UzaGtfXpl6
出勤→彼の店→ほぼ水だけでラストまで居座る→一緒に帰る→出勤 と…その無限ループを繰り返した。
2009-01-29 10:33:00 -
574:
リお◆UzaGtfXpl6
この金額で本営か?!と、うっかり彼を信じてしまいそうになるときも多々あった。あほかリお。あかんあかん。しっかせーや。
何度も自分にカツを入れた。2009-01-29 10:38:00 -
575:
リお◆UzaGtfXpl6
そんな中…私たちは、サイトで話題になった。それもかなりの大盛況。
(゚Д゚)あいた口が塞がらなかった。2009-01-29 10:42:00 -
576:
リお◆UzaGtfXpl6
初めの頃は、朝から晩まで青白い顔をし、気持ち悪いほどサイトをチェックして携帯と一心同体だった私。
2009-01-29 10:48:00 -
577:
リお◆UzaGtfXpl6
けっちょんけっちょんに叩かれる中、それがだんだん楽しくなってきたのだ。
2009-01-29 10:53:00 -
578:
リお◆UzaGtfXpl6
なぜなら、彼のお客様が切れていったからだ。
「ふふっ♪」
サイトを開き、ガッツポーズをしたこともしばしば。2009-01-29 10:56:00 -
579:
リお◆UzaGtfXpl6
そんな私に反し、彼は日に日に病みがヒートアップしていった。それもそのはず。彼はバースディを控えていたのだから。そんな彼を見るのが楽しかった極悪な私。懸命に励ましつつ、心の中は、隠し切れるか心配になったほどに、何かがぴょんぴょんはねていた。
2009-01-29 11:05:00 -
581:
リお◆UzaGtfXpl6
白さん?
楽しみにしていただき、ありがとうございます?
似たような経験…辛かったやろなあ?と思いますが、現在進行形ですか??2009-01-29 11:15:00 -
583:
リお◆UzaGtfXpl6
りんちゃん?
毎回コメントありがとう?
りんちゃんのほうは、大丈夫かな?私はなんとか…頑張ってます?完結後に、悩みも現状も、すべてお話ししようと思っています。
りんちゃんは同棲してるのかな??
また色んなことお話ししたいです?
じゃあまた来ますね?2009-01-29 11:25:00 -
584:
名無しさん
雑談スレ作ったら
2009-01-29 12:05:00 -
585:
名無しさん
ァゲ?
2009-01-29 18:16:00 -
587:
りん
りおちゃんっ?
更新ありがとぉ?久しぶりで嬉しかったし安心したぁ?忙しぃだけならよかった?でもあんま無理しなぃでねっ?
自分家あるのにほぼ毎日彼の家で、月に2.3回帰る感じの半同棲です?
あたしもりおちゃんともっといっぱぃ話したぃっ?ゆっくり待ってます?
今日もお疲れさまぁ?2009-01-29 20:00:00 -
588:
名無しさん
りんってやついい加減ウザイ。雑談スレ作るか終わってからにしてや?読みにくいし、せっかくスレ上がってる思ったらただの雑談やし?
2009-01-30 23:06:00 -
589:
リお◆UzaGtfXpl6
りんちゃん?
更新遅くてごめんね?
半同棲かぁ?
私と似てますね?
家事頑張ってる??
私は最近、睡眠時間が3〜4時間で…寝るのが大好きな私にとって、めちゃめちゃハードな毎日を送ってます?
気長に待っててね?2009-01-31 14:40:00 -
592:
リお◆UzaGtfXpl6
日に日に、病んだ彼を見るのが、たまらなく楽しくなってきた私。
2009-01-31 14:50:00 -
593:
リお◆UzaGtfXpl6
そんなある日。
私はひらめいた。
ふふっ…
不気味な笑みを浮かべ、ニヤリと笑った私。2009-01-31 14:55:00 -
594:
リお◆UzaGtfXpl6
彼は、定期的にブログを更新している。
そのブログには、もちろん写メールをのせている…!2009-01-31 14:58:00 -
595:
リお◆UzaGtfXpl6
そう。題して、写メに私の私物をこっそりのせよう作戦だ。
とてつもなくしょうもなく思えるだろう。しかしバースディを控えていた彼には、大打撃だ。2009-01-31 15:02:00 -
596:
リお◆UzaGtfXpl6
サイトで私とのことが噂されながらも、健気にも、彼には100%彼女がいないと、信じ込んでいた信者様もいたのである。
2009-01-31 15:05:00 -
597:
リお◆UzaGtfXpl6
ふふっ…ふふふふふ…!
不気味な笑みを必死で隠し作戦は決行された。2009-01-31 15:10:00 -
598:
リお◆UzaGtfXpl6
作戦当日。
私は今日も、ほろ酔いの彼を引きずり、家に到着。2009-01-31 15:13:00 -
599:
リお◆UzaGtfXpl6
水を飲み、ほろ酔いにもかかわらず、きっちりした性格の彼は、ブログを更新するために携帯を開いた。
ご丁寧に…これから降り掛かる不幸も知らず、なんてめでたい奴だ。2009-01-31 15:18:00 -
600:
リお◆UzaGtfXpl6
彼はベッドに横になり、EX●LEのお気に入りの歌を鼻歌でふんふん歌いながら、のんきにブログの文章を打ち始めた。
わくわく。2009-01-31 15:26:00 -
601:
リお◆UzaGtfXpl6
中断します?!
m(__)m2009-01-31 15:30:00 -
602:
名無しさん
楽しみ?
2009-01-31 18:32:00 -
603:
名無しさん
楽しみ?
2009-01-31 18:32:00 -
604:
りん
りおちゃんっ?
忙しぃ中、更新ありがとっ?
睡眠が毎日3〜4時間は過酷すぎてりおちゃんの体絶対泣いてる?あんま無理したらイャ...ゃ?
りおちゃんに境遇が似てるって自分でも思います、今のところ?
気持ちを共感出来るからりおちゃんが好きっ?りおちゃんみたぃにあたしは賢ぃ女ぢゃなぃから、プラス尊敬〜っ?
家事は好きで今からグラタン作りますっ?
明日寒くなるんゃって?風邪ひかなぃでねっ?
今日もお疲れさま?2009-01-31 20:41:00 -
605:
名無しさん
↑いい加減にして
2009-02-01 00:43:00 -
606:
名無しさん
りん気持ち悪い
2009-02-01 01:41:00 -
607:
名無しさん
ホンマにりんしつこい。やめろって
2009-02-01 01:56:00 -
608:
りん
↑さん達、略内でやり取りしてるのに何故ですか?
理由がわかりません。2009-02-01 03:13:00 -
609:
名無しさん
りんさん、略になってないですよ。感想等は、完結してからではどうでしょうか?
2009-02-01 05:55:00 -
610:
名無しさん
だから雑談スレ作れって りんはやりとりしてるだけって感じやろうけど 更新待ってる人からしたらスレあがってたら 更新したってみてまうし 話途切れて読みにくいねん
2009-02-01 06:59:00 -
611:
りん
りおちゃんっ
なんか私叩かれてるけど気にしないからガンバレ?2009-02-01 09:51:00 -
612:
名無しさん
空気よめ
わざとらしい2009-02-01 10:34:00 -
614:
リお◆UzaGtfXpl6
なんか荒れてますね?
略内でしてくださいという意見があったので、私個人としては略内であれば…と思っていたのですが…m(__)m今日もあまり時間がないので、少ないですが更新だけさせてもらいます。コメントの返事はまた後々ゆっくり書きますので…申し訳ないですm(__)m →>>6152009-02-01 14:12:00 -
615:
リお◆UzaGtfXpl6
私がこの作戦を思いつき、不気味な笑みを浮かべたのには、もう1つ理由があった。
2009-02-01 14:15:00 -
616:
リお◆UzaGtfXpl6
あくまでも私を悩ましているのは、お客様でも、誰かさんのせいでお金がない、このキングボンビーな状況でもない。そんなもん、とっくにマヒしたのである。
2009-02-01 14:20:00 -
617:
リお◆UzaGtfXpl6
そう。私を悩ませるものはただ1つ。
《さな》の存在だ…!2009-02-01 14:21:00 -
618:
リお◆UzaGtfXpl6
さなも、彼を愛する女なら仕事上、彼のことが気になって気になってしかたないだろう。ましてやさなは、太陽が出ている時間に働き、暗闇に包まれる時間には夢の中にいる…という、私とは正反対な生活をしている純真無垢な子なのだから。自分の知らない世界で働いている彼のことが、心配でたまらないはずだ。
2009-02-01 14:28:00 -
619:
リお◆UzaGtfXpl6
さなは悪くない。そんなことわかっている。悪いのは彼。いや…すべてを見抜いた上で、それでも必死にしがみついている私か…
2009-02-01 14:31:00 -
620:
リお◆UzaGtfXpl6
【さなは何も悪くない…!騙している彼のせいで、彼女を恨むのは筋違い…!】
と、天使のリおが、こっそりつぶやくのに対し、
【リおは悪くない…!リおは充分頑張った!彼のために体張ってるんだよ…?!】と、悪魔のリおがキーキー奇声をあげて発狂した。
2009-02-01 14:42:00 -
621:
リお◆UzaGtfXpl6
いうまでもなく、悪魔のリおの勝利だ。
天使のリおなんて秒殺だ。2009-02-01 14:45:00 -
622:
リお◆UzaGtfXpl6
自分とは違う世界に染まってしまった彼を、それでも純粋に愛しているさななら、きっと彼のブログやサイトをチェックしているだろう。嘘偽りが多いサイトなんかより、決定的な写真は、どう足掻いても、彼は不利になる。
我ながらいい作戦だと思った。2009-02-01 14:50:00 -
623:
リお◆UzaGtfXpl6
中断します?
2009-02-01 14:51:00 -
626:
名無しさん
もぉいいからとりあえず小説終わるまでりんてヤツでてくんな
2009-02-02 21:29:00 -
628:
名無しさん
書いて?
2009-02-07 08:46:00 -
629:
名無しさん
心配してます?
2009-02-09 01:43:00 -
630:
りん
りおちゃんファイト?2009-02-09 08:48:00 -
631:
名無しさん
結局放置かよあんだけ偉そうに完結します!とか言ってたくせに?
2009-02-10 13:12:00 -
632:
名無しさん
たぶん体調不良って理由にするか私情で忙しいって理由にするかどっちかでしょう。それかりんとのやりとりをギャーギャー喚かれやる気なくしたか。
2009-02-10 16:45:00 -
633:
名無しさん
↑どうせってゆぅか、そもそも忙しいか体調不良以外に理由なんかないやん?
時間なくて書かれへんのは仕方なくなぃ??2009-02-10 17:36:00 -
634:
リお◆UzaGtfXpl6
長々放置すみません?
入院し、今は実家に帰りゆっくりしています?落ち着き次第、再開したいと思いますm(__)m2009-02-13 16:32:00 -
635:
名無しさん
嘘つけや?
2009-02-14 00:24:00 -
636:
名無しさん
待ってます?絶対最後までかいてね?
2009-02-15 23:48:00 -
637:
名無しさん
ここもバンテンダーと同じ。
2009-02-16 07:27:00 -
638:
名無しさん
アゲ
2009-02-20 14:43:00 -
639:
白
私はもう現在進行形じゃないで。辛かったけど、良い思い出。かなり気持ちわかるわ。
気長に更新待ってるね。2009-02-23 05:55:00 -
640:
名無しさん
あげ
2009-03-11 23:52:00 -
641:
名無しさん
もぅ内容忘れたわ?
2009-03-17 19:42:00