小説掲示板繋いでくれた手。のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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繋いでくれた手。

• 1:

  主

  サキ21サイ　　　　　　
  私はきっと愛に飢えていた…　　　　　　　　　あなたと出会うまで…　　　　　　　　　　　　　

  2008-10-27 23:38:00
• 2:

  主サキ◆JX943GBxgk

  １年前の冬に家出。　　　　　　　　　　　　　理由は父からの暴力　　（お父さんいつ帰ってくるんや…早く寝たふりしよう）　　　　　　　　いつも怖くて寝れない　貧乏なわけじゃない普通の家。
  いくら私が殴られてもお母さんは助けてくれなかった…　　　　　　　　でも私は憎めなかった
  私が苦しまないとお母さんがやられると思ったしお母さんが好きだから

  2008-10-27 23:48:00
• 3:

  主サキ◆JX943GBxgk

  いつも泣いてお母さんは『ゴメンねサキ…ママどうしたらいいか解らない……』
  『いいよ。泣かんといて、私大丈夫やから笑ってお母さん』　　　　　　　　　　　　　　　　　（本当は大丈夫なんかじゃないよ…誰か助けて…）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ある日家にいる事が限界になった　　　　　　　【お母さんゴメンね。探さないで】　　　　　　手紙を残して、大量の荷物を持って家を出た。

  2008-10-27 23:55:00
• 4:

  主サキ◆JX943GBxgk

  少し歩いて（あぁ…もう荷物重たいなぁ…）　　　　　　　　　　　　　振り返って家を見た　　　　　　　　　　　　　ふと小さい時の事を思い出す…
  　　　　　　　　　　　お母さんといつも手繋いでスーパーに買い物行ったな…
  『ママぁプリン買って〜』　　　　　　　　　　『サキはいつもプリンばっか食べて！野菜もちゃんと食べなあかんの！』　　　　　　　　　　　蘇る幸せな記憶が沢山頭を駆け巡る。　　　　　　　　　　　　　　　　お母さん…ゴメン。　　　　　　　　　　　　　涙が溢れた。

  2008-10-27 23:59:00
• 5:

  主サキ◆JX943GBxgk

  初めて小説書きます。 私の実体験です。　　　文章も上手くないと思いますが、よかったら読んで下さい。
  

  2008-10-28 00:15:00
• 6:

  主サキ◆JX943GBxgk

  　　　　　　　　　　　やっと出来た１人暮らし。
  新鮮だった　　　　　　友達が遊びに来たり、　　　　　　　　　　　　もう怯えながら寝る事もない安らぐ生活。　　　　　　　　　　　　　　ただ寝る前になると
  孤独になる。　　　　　寂しい。ひたすら寂しい。辛いよ…　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私の居場所はどこ… AYUの　A Songfor…　　を聞きながら 気付いたら涙が溢れて 私は泣いていた

  2008-10-28 00:22:00
• 7:

  主サキ◆JX943GBxgk

  お酒でも飲んで寝よう..と思ってたら　　　　　携帯が鳴った　　　　　着信★アユミ
  『サキ〜今ひま？今からホスト行くねんけどお願い一緒に来て〜♪おごるから♪』　　　　　　　（ホストか…アユミまた行ってんのや…まぁ今家居ても寂しいしな…）　　　　　　　　　　　　『マジでーサキ行った事ないケド今ちょうど暇してたしんぢゃ用意するね♪』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私は昔から友達の前では無理に明るくしてしまう　　　　　　　　　　　　　

  2008-10-28 00:30:00
• 8:

  名無しさん

  読んでます頑張ってね(^з^)

  2008-10-28 00:33:00
• 9:

  主サキ◆JX943GBxgk

  　　　　　　　　　　　『よかったら俺もう店ダッシュで出るから遊んでくれん？』
  『あ〜いいよ。またんぢゃ連絡して』 エイジ君が待ち合わせ場所に来た いきなりキスしてきた。『なにしてんの酔ってんの？』 『軽く酔わされた〜俺ん家来いや〜』 酔ったエイジ君は強引になってた。
  家に着いた　　　　　　『俺のマンションの場所とか絶対言ったあかんで！このマンションだけはホンマに女入れた事ないねん。前ストーカーされたしな…』　　　　　　『はは。そうなん。』　　　　　　　　　　　　あんまり話聞いてなかった　　　　　　　　　　（凄い綺麗なマンション…ホストってやっぱ稼げるねんなぁ）
  

  2008-10-28 00:50:00
• 10:

  主サキ◆JX943GBxgk

  なにしてるんやろ私… タクシーに乗って家まで帰って寝た。 　　　　　　　　　　　目が覚めたのは夕方……携帯見たら 着信１５件 メール２件　　　　　　　　　　　（えっ…何これ） びっくりして目が覚めた 着信はエイジ君とお父さんから１４件。　　　　携帯の画面を見るだけで怖くなった メールを開くと
  【お母さんが倒れて病院にいる。大変な病気にかかってしまった。助けてくれ】 今更助けてくれってなんやねん…本当に倒れたんかな… 少し疑った　　化粧もせずに病院に行った。

  2008-10-28 01:12:00
• 11:

  主サキ◆JX943GBxgk

  お母さんはベッドで寝ていた...
  タイミング良くお父さんは仕事でいなかったから
  顔合わせずにすんだ　　
  (お母さん..ごめん。)涙が溢れた。
  看護婦さんに聞くと、子宮癌だと言っていた。
  頭が真っ白になった　
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2008-10-28 01:20:00
• 12:

  主サキ◆JX943GBxgk

  お父さんからメール 【手術代がいるんや。助けてくれ。】 …父はパチンコで隠れて借金があるという。 　　　…本当に殺してやりたいと思った。 でもお母さんの命を助けたい。 　　　　　　　【お金はどうにかする。ただあなたの事は一生許さないから。】
  メールを送って父を全て拒否設定にした。
  

  2008-10-28 01:25:00
• 13:

  主サキ◆JX943GBxgk

  エイジ君からまた着信がきてたケド出なかった。　　　　　　　　　　　私はアユミのようにホストには興味がなかった　　　　　　　　　　　　どうしよう… そんな大金作られへん… 　　　　　　　　　　　　　とりあえずサイトを見て探した…
  『日給３万以上月２００万稼げます』この文字に惹かれた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2008-10-28 01:44:00
• 14:

  主サキ◆JX943GBxgk

  初めての世界…　　　　　　　　　　　　　　　　　　　風俗　　　　　　　　　　　　　　　　昔『風俗やってる子とか汚いし…知らんオッサンとホテル行くとか怖いやん頭おかしいよなっ！ハハ！』
  なんて言ってた　　　　まさか…自分が…怖い…

  2008-10-28 01:49:00
• 15:

  主サキ◆JX943GBxgk

  友達には相談出来なかった。　　　　　　　　 風俗の仕事に私は偏見があったしきっと引かれると思ったから…　　　　得にアユミには…
  きっと一緒に行くって言ってホストに貢ぐと思ったから。 　 私体売るんや…２日間頭の中で迷った。
  ただお母さんの事を考えると…決めた。 　　　　　　　　　　　風俗で働くしかないって

  2008-10-28 02:00:00
• 16:

  主サキ◆JX943GBxgk

  スタッフの人が駅に迎えに来て面接。　　　　　『え…すごい美人やん！こんな子いたらお客さんビックリするよ！経験ないんやね？　　　　　　サキちゃんのルックスならかなりお金稼げるよ！』
  　　　　　　　　　　　『あっはい頑張ります』

  2008-10-28 02:11:00
• 17:

  主サキ◆JX943GBxgk

  『…じゃあ写真撮るから服脱ごうか』 『えっあっはい…』 知らない人の前で平気で服を脱ぐ私…　　　　　戸惑いを隠す事に必死でこれは自分じゃないと思いたかった

  2008-10-28 02:13:00
• 18:

  名無しさん

  読んでます?頑張って下さい?

  2008-10-29 12:21:00
• 19:

  主サキ ◆nd4SnfKHA6

  『サキチャン緊張しすぎ！俺昨日全然寝てへんから眠いわ〜…ケド可愛い子見たら目覚めたわ〜ハハッ！俺には敬語とか使わんでええからね〜』　　　　　　　　　　　　『あははッ私緊張してますよね…（笑）』　　　　　　　　　　　　　　緊張してたケド、スタッフの人が笑わせてくれてやっと笑えた。
  

  2008-10-31 11:18:00
• 20:

  主サキ ◆nd4SnfKHA6

  私のイメージ的に風俗の店の人はヤクザみたいな怖い人かと思ってたからちょっと安心した…　　　　　　　　　　　　　『オプションってあるケドどれが出来るかな』
  表を見ると…　　　　　ごっくん…即尺…　　　　（うわ…無理…）
  彼氏のでも飲んだ事はなかった。　　　　　　　『このコレとコレはちょっと出来ないです』
  『ＯＫＯＫ〜全然ムリせんでいいからね！大体オプションはコスプレが多いから』　　　　　　　『じゃ―俺がお客さん役になるから講習行こうね』　　　　　　　　　　『あ、はいっ』

  2008-10-31 12:21:00
• 21:

  主サキ ◆nd4SnfKHA6

  ホテルに着いた 　　　『一緒にお風呂ね』　　もう私の中でなにかがふっ切れてた。 セッティング、体の洗い方、イソジンの使い方… 『自然な流れでベッドまで連れてってね』 『はいッ』 『うん、その笑顔大事やで！』 スタッフの人と始める。素股の講習のハズが…　『ヤバイ…メッチャ上手いやんか…』 『入れていい？』 私はもうなんでもよかった…スタッフの人と一緒になった。 『はぁ…気持ちよかった』一緒にタバコを吸う。なんでこの仕事始めた？トカ彼氏は？トカ色んな話してスタッフの人と仲良くなった。

  2008-11-01 08:37:00
• 22:

  主サキ ◆nd4SnfKHA6

  『じゃあお客さんもう予約入ってるから行こうか！初日やし未経験なわけやし無理やったらすぐにお店に電話していいからね！』 　　　　　　　　　　　　　　　　　　『マジ緊張する！どうしよう！頑張ってきます…』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　初めての仕事…どんな人が来るの…　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　階段を下りるのが怖かった事、今でも覚えてる。

  2008-11-01 23:49:00
• 23:

  主サキ ◆nd4SnfKHA6

  普通の優しい中年の人名前はヒデさんだった。 『初めまして♪』　　　『うゎッびっくりしたー！めちゃめちゃ可愛いね！』　　　　　　　　　『いやいや…可愛い子なんかいっぱいいますよ』『パネル詐欺な子とか最悪やからね〜苦笑）』　『あぁ…そうですか。』　　　　　　　　　　　私は夜で働いてたから接客の会話は得意だった。　　　　　　　　　　　『はいッこれ差し入れ』お菓子まで持ってきてくれた　　　　　　　　　（えっ…）
  私は意外に優しい人が来るんや…と思ってビックリした。

  2008-11-01 23:51:00
• 24:

  主サキ ◆nd4SnfKHA6

  プレイを終えて　　　　『サキちゃん未経験なんやね。この仕事は本当に大変やと思うから………無理だけはしたあかんよ僕これからサキチャン応援してあげたいし会えるだけ会いに来るから！』　　　　　　　　　　　『えっ本当にぃありがとう！』　　　　　　　　『早く辞めるのが１番やで。』　　　　　　　　（お客さんが早く辞めた方がいいって言ってくるなんか…変な感じやな…）　　　　　　　　　　このヒデさんは毎週会いに来てくれるお客さんとなった。

  2008-11-01 23:53:00
• 25:

  主サキ ◆nd4SnfKHA6

  とりあえず初日の仕事ゎ終わった。 （はぁ…疲れた。） 『はいお疲れ様〜次いつ出勤出来るかな？』 『あっ明日で』 『はいよ〜気をつけてね』 貰ったお給料。 これで半年働けば大丈夫…頑張ろう… そう思った。

  2008-11-01 23:57:00
• 26:

  主サキ ◆nd4SnfKHA6

  翌日―
  あぁ…今日も出勤。　 用意してたら　　　　　アユミから着信 『もぉし〜♪今日なにしてるん〜？てかエイジ君とどうなったんよ〜♪』 『あっ今日ゎ実家やねん…エイジ君とゎＨしたケド（笑）』 『マジ？え〜メッチャいいやん〜初回でとかうらやましすぎるぅ。あっ　キャッチやからまたかけるわ！』 風俗行くなんか言えんし…嘘ついちゃった…

  2008-11-02 00:02:00