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大阪とゆう街
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1:
優
本当に文章力もなく小説と言えるものではないですが見て頂けたら嬉しいです?
毎日暇なので書いていきます?2008-10-28 03:57:00 -
2:
優
「さやこれからどーするん?」
『分からん。笑…むずいよなぁー進路。とりあえず大学行くわ。』
さやは何だかんだ言っていつもしっかりしている。
分からんとか言いながら部屋にはちゃっかりいろんな大学の書類が散乱していた。2008-10-28 04:18:00 -
3:
優
それに比べてあたしは本当に何も考えてなかった。
「どこでも生きてけそうやん。笑」
とかいつも言われてた。
あたしってそんな野性的?笑
バカだからそんな言葉を鵜呑みにして1人でも生きてけるやろ♪2008-10-28 04:23:00 -
4:
優
とりえず大阪でも出るかっ☆とか考えていた。
みんなが大学に行こうかと言う中適当に求人から楽そうな仕事を選んで、
「これやるわぁ〜。」
と担任に言ってみる。
「いいんちゃうか。合うやろ。」
友達かっ!!2008-10-28 04:28:00 -
5:
優
あっ!!
遅くなってすいません☆
あたしの名前は優。。。。。。。
優しい子になってね♪とか言うありきたりな願いが込められたありきたりな名前。
1人っ子だからか1人はけっこう好きだ。2008-10-28 04:31:00 -
6:
優
集団でつるむのもなんとなく好きじゃない。
そして変わってるとも言われ、昔から不思議なオーラやな!!
とか言われていた。。。。
だから友達も少ない。2008-10-28 04:33:00 -
7:
優
でも少ない事は全然嫌じゃなかった。
変に話を合わせるだけの友達はいらんわー、疲れるし。
さやが居てくれたらそれでいいや。
って思ってたぐらい。2008-10-28 04:35:00 -
8:
優
さやはあたしと正反対の性格で、人なつっこく友達も多い。
そんな性格を羨ましいともたまに思ったけどあたしがそんな性格になったら疲れるかなーとか思う。
さやは優しい。2008-10-28 04:37:00 -
9:
優
さやの優しさに何度も助けられた。
あたしは人の事に基本興味がないから優しさもあんまりないやろーなぁって思ってる。
やっぱり比べてみると正反対。2008-10-28 04:38:00 -
10:
優
そんなあたし達にも時が流れもう気づけば真冬になっていた。
あたしは仕事が決まり、さやは大学が決まっていた。
「離れても連絡とろーで♪さや」『当たり前やん☆親友やろっ。』
2008-10-28 04:41:00 -
11:
優
さやと別れる時もそこまで寂しくなかった。
なぜかというと、本当に離れる実感なんてなかったし、ずっと住みたかった大阪。
これからの期待や新しい生活に胸が踊りまくっていたのだ。2008-10-28 04:43:00 -
12:
優
さやは兵庫の大学に行った。
2008-10-28 04:49:00 -
13:
優
兵庫の誰も知らないような小さな田舎であたし達は育った。
だからさやは実家暮らしだし、環境は変わらない。2008-10-28 04:50:00 -
14:
優
だから自分の心配よりも、ずっとあたしの心配ばかりしていた。
『変な人にはついていかないように』2008-10-28 04:52:00 -
15:
優
『好き嫌いなく食べるように』『忙しくてもたまには連絡するように』
お母さんのような口ぶりだった。あたしは父子家庭でお母さんがいなかったからさやは親友でもあり、時折お母さんのようでもある。2008-10-28 04:55:00 -
16:
優
そんな優しさをかみ締めながらあたしの新たな生活が始まった。。。。
この頃のあたしはケツメの新生活をよく聞いていた。
旅立ちの空、桜色〜♪
新しい風吹き吹かれ〜♪
あぁ…呑気もん…。2008-10-28 05:00:00 -
17:
優
初めての就職は思い描いていたものと違った。。。。。
何か嫌がらせをされる訳でも、仕事ができない訳でもなく、ただ淡々と毎日が過ぎて行った。
慌ただしく歩く人々、通勤ラッシュ、初めはそんな事にも浮かれていた。2008-10-28 05:04:00 -
18:
優
しかし半年も経ちそんな光景ももう慣れっこになってきた頃、平凡に嫌気がさしていた。
…何か楽しい事起こらへんかなぁ〜。
完全に田舎で育ったいも娘…そんな印象はもうなくなってきていた。2008-10-28 05:10:00 -
19:
優
仕事辞めたいなぁ…。
思ってはいたものの貯金なんてしているはずもなく、辞めれる訳がない。
そんな時キャバクラの5文字が頭をよぎった。
キャバやったらえ〜やん♪2008-10-28 05:16:00 -
20:
優
さっそくキャバやるって決めたものの、あたしは全く分からない。
具体的に何をするか、店の決め方、何にも知識がない。。。。
タウンワークに載ってるやろ!!…載っていない。2008-10-28 05:21:00 -
21:
優
直接お店を探して乗り込む!?
…こんな小娘相手にされる訳がないか。
えー、どうしたらいいん。
やる気だけはいっちょ前に十分だったのに全く空回りして前に進まない。2008-10-28 05:23:00 -
22:
優
an買ってみよかな。
タウンワークに載ってないのにまだ懲りずに求人誌を買う。
…100円もするん、、、しゃーないなっ☆
『ありがとうございましたー。』2008-10-28 05:43:00 -
23:
優
家に帰るとすぐにanを開いた。
期待はしてなかったが、本当に載ってないと萎える。
あ〜ぁ…。神様がやるなって言うてるんかな。笑
ペラペラめくっていると裏の方に…!!!2008-10-28 05:47:00 -
24:
優
あったぁ!!!!!!!
(ナイトワーク)
いろんな所が載っている。
けど文字だけじゃ分からんわ〜…。
そう思いながらペンで適当に気になる所を○つけていた。2008-10-28 05:50:00 -
25:
優
ラウンジ?クラブ?スナック?全然違いも分からないけれど○しておいた。
よ〜しっ☆この中からどれかに電話しよっと!!
なんとか数個に絞り込んであたしは番号を押した。。。。。。2008-10-28 06:56:00 -
26:
優
スナック[ROSE]
「あ、…すいません。。。まだ募集って取ってます?」
恐る恐る聞いてみた。なんかすごい緊張するー汗
『もう取ってないの。ごめんね。』
「そうなんですか…。」2008-10-28 06:59:00 -
27:
名無しさん
読んでるよ
2008-10-28 12:58:00 -
28:
優
名無しさん→ありがとうございます??めっちゃ嬉しいです?これからも頑張ります?
2008-10-28 15:43:00 -
29:
優
>>27から。
1回断られてもうあまり勇気が出なかったあたしは机の上の求人誌を見ながら、
そんな甘い世間じゃないんかも。。。。
とか弱気になってうなだれていた。2008-10-28 17:23:00 -
30:
優
見つめる先が二重になってぼやけている。
…!
ガールズバー?
ガールズバーって何やろう…?バーにガールズって事は女の子だけのバー?笑2008-10-28 17:26:00 -
31:
優
そんくらい無知なあたし。
お酒の事なんて分からん。。。シャカシャカ振ったりすんのかなぁ?
さやに電話してみた。2008-10-28 17:29:00 -
32:
優
「もしもし〜。」
『優ー☆元気やった?最近仕事とかどおなん?めげてない?笑』
やっぱりお母さんキャラ変わってへんやん。笑
「めげてるよー…。。。やられまくり。」2008-10-28 17:42:00 -
33:
優
『どおしたん?何か嫌な事でもあったん?』
「いや〜…。。。。何か平凡な毎日に飽きてきたって感じやなぁ。仕事が嫌な訳じゃなくて。」
『確かに。あたしも大学平凡やでー。』2008-10-28 18:03:00 -
34:
優
真っ黒だった髪も、今では明るく染められてエクステが付いている。
目を真っ黒に囲むだけの化粧も、もう卒業。
可愛い服を着飾り、人波に呑まれないように颯爽と歩ける1人の少女がここにはいた。2008-10-28 18:15:00 -
35:
優
「染まってる訳じゃないけど、何か大阪来たからには地元でできん事したいやん?」
『なんか優、遠い人!て感じやなっ笑。でも優ならできるって☆あたしも何か新しい事始めよかなぁ〜。』2008-10-28 18:17:00 -
36:
優
「さやもやり〜や!!…あ。地元にはキャバなんてないよなぁ。笑」環境が変わったのは自分だけなんだって改めて気づいた。
『ないない。笑☆まぁ、あたしは地道にバイトでもするわ。』
「そっかぁ〜。頑張ってな♪」2008-10-28 18:22:00 -
37:
優
『うん。あっ、優、ちょっと待ってな。、、、、、、、なーにー?分かったぁ〜!!!、、、、、ごめん!!ご飯できてみたいやし降りるわっ☆また連絡待ってるわぁ!!じゃあねぇー。』
ぷちっ。。。。
つー、つー、つー、、、、、、、、2008-10-28 18:24:00 -
38:
優
ガールズバーの事とか相談したかったのにぃ…。。。。
まぁいっか、口で聞くよりやってみたら早いし。
さやと電話してすっかりやる気を取り戻したあたしは、すぐにまた○の中からガールズバーを探した。2008-10-28 18:26:00 -
39:
優
[ガールズバー☆花屋敷]
[ガールズバー☆でろんでろんBAR]
…だっさい名前。。。。。絶対嫌や!!オシャレな名前、オシャレな名前、、、、、
目に飛び込んできた文字。2008-10-28 18:29:00 -
40:
優
[ガールズバー☆Shine(シャイン)]
これいいんちゃう。横文字やし梅田やし近いやんっ。
ここでええわ。
受話器をとって、緊張しながらも掛けてみた。2008-10-28 18:32:00 -
41:
優
プルルルル。
やたら長く感じるコール。
はよ出てやぁ…。
『はい、もしもし。』
「あっ、すいません…求人見て電話したんですけど。」
『ありがとうございます。失礼ですが、お名前お願いします。』2008-10-28 18:35:00 -
42:
優
「あっ!!はい、浦部です。」
名前から始まり、年齢、希望のシフトなどいろんな事を聞かれた。
『では、明日の午後7時から面接、どうでしょうか?』2008-10-28 18:38:00 -
43:
優
「はいっ!!いけます!全然いけますっ!!!」
『では明日7時に。TSUTAYAまでお迎えしますんで、TSUTAYAの前に7時でいいですよ。』
「わざわざすいません、お願いします。」2008-10-28 18:42:00 -
44:
優
明日かぁ、緊張やなぁ。。。。さやにメールだけしとこっ。
2008-10-28 18:44:00 -
45:
優
疲れていたのか、求人誌を広げた上であたしは寝てしまっていた。。。。。
うわっ!!変な跡ついてるやん。本のせいで、顔にしっかりと跡かできている。
跡消えるよなぁ??2008-10-28 18:47:00 -
46:
優
時計を見たらまだ朝の10時だった。
余裕、余裕♪
気合いが入りすぎたあたしは、化粧しよっと☆
朝から化粧を始めていた。
アイラインは濃いめやろ。2008-10-28 18:49:00 -
47:
優
あたしは、夜の仕事と言えば化粧が濃いというイメージがあったから、いつもより1、5倍は濃くなっていた。
何か自分の顔じゃないみたいやぁ…。
2008-10-28 18:52:00 -
48:
優
自分の顔に違和感を感じる反面、大人になった様な気がして嬉しかった。
自分の持ってる服から、一番可愛いと思う服で、梅田に繰り出した。2008-10-28 18:54:00 -
49:
優
まだ夕方4時。。。
あと3時間もあるのにやる気だけが前に進んで、もう梅田に着いてしまった。
HEPでも行こっ☆
2008-10-28 18:56:00 -
50:
優
服を見ながら、
こっからここまで下さい☆…とか言ってみたいわぁ。
ガールズバーに受かった気でいた。
ウキウキしながら、何度もケータイを見る。2008-10-28 18:59:00 -
51:
優
あっ!!もう6時半になるやん、そろそろ出よっと。
HEPを出て、ESTとHEPの間の道を通る。
『すいませ〜ん。ちょっと時間くれへん?』2008-10-28 19:01:00 -
52:
優
ホストか…そんなん興味ないわ。
いつもなら完全に無視するのに、なぜか今日は口を開いていた。「何?急いでるんやけど。ホストとかに使う金は持ってないでー。」2008-10-28 19:02:00 -
53:
優
『はははっ☆ホスト?俺、そんな男前に見えた?♪やったぁ〜、何か嬉しいわぁ。君、いい子やなぁ!!…てか時間ちょっとだけ頂戴!!!』
べらべら喋り続けるホスト。2008-10-28 19:05:00 -
54:
優
男前ちゃうし。
どう見ても冴えないサラリーマン。
どうせ売れへんホストか何かやろ。
口が回るかも知れへんけど、あんたなんか顔でK、O負けやで。
完全に見下していた。2008-10-28 19:10:00 -
55:
優
「何?急いでるから、結論だけ言ってやぁ。」
『今からどこ行くん?』
ははーん…、ナンパか。。。。。
そんなんに構ってる時間はない。2008-10-28 19:22:00 -
56:
優
「遊びに行ってる時間ないわ、ごめんやで。」
『遊びに?俺だって時間ないわ!!俺仕事中やし。』
え?じゃあやっぱりホスト?
サラリーマンの休憩?笑2008-10-28 19:27:00 -
57:
優
「はぁ?じゃあやっぱホストやん。」
『だから、そんな男前に見えるんかって!!!オレはスカウト。亮って言いまーす、よろしくっ☆早速やけど夜の仕事興味ない?』2008-10-28 19:32:00 -
58:
優
夜の仕事?スカウト?興味ありまくり!!!
HEP前のホストみたいな集団はみんなスカウトだと亮は言った。
「今から面接行くねん!!!」2008-10-28 19:41:00 -
59:
優
『何の面接?』
「ガールズバーやでっ☆」
『あ、何やぁ…もう他のスカウト通してるんや。』
「通してるって?」
『え?スカウト通してへんの?』2008-10-28 19:44:00 -
60:
優
頭ごちゃごちゃになってきたぁ…。
通すとか通さへんとか何なん?「店に電話したんやぁ、anに載ってたから…。」
『anってあの求人…?めっちゃかわいい!!』2008-10-28 19:48:00 -
61:
優
え?何がかわいいん?意味わからんし。
「何が?」
『普通スカウトで行くやろ↑!!』
2008-10-28 19:50:00 -
62:
優
亮はスカウトを通す利点を話した。
?融通が効きやすい。
?辞めたい時気まずいならスカウトから言ってもらえる。
?夜は、初めは病む子が多いからグチを言える。2008-10-28 19:57:00 -
63:
優
などなど。
見た目は大阪になじめていても田舎から出てまだ半年、心はまだ純粋だ。
人を疑う事を知らない上に、夜の仕事なんてやった事がない。2008-10-28 19:58:00 -
64:
優
内心心細かったあたしは、すんなり亮を信じてしまった。
『自分で1人で行くなんて危ない目に合っても知らんで☆』
そう言われ、怖くなってすぐに
「行くのやめとこ。」
やる気はなくなった。2008-10-28 20:02:00 -
65:
優
『もし夜やらんくてもさ、とりあえず友達なろうや。赤外線はいっ☆』
アド交換した。
「ありがとう、てか仕事戻りーや!!あたしは帰る。」
帰る気まんまんのあたしに亮が言う。2008-10-28 20:12:00 -
66:
優
『これで暇になったって事で♪今から体験行けへん?』
「体験?」
なんか怖い。。。。。
『体験って、、まぁ簡単に言ったらお試しやな。今日だけお前はキャバ嬢や。』2008-10-28 20:17:00 -
67:
優
キャバ嬢?なんかかっこいい!!!でも…ちょっと怖いなぁ。
悩んでいるあたしを見て、
『そんな怖がってんのに、1人でガールズバーよぉ行こうとしてたなぁ☆笑。やっぱりお前、可愛いわ♪』2008-10-28 20:20:00 -
68:
優
なんかおだてられて調子に乗ってしまった。
「口うまいなぁ、さすがスカウト!!笑」
『ほんまやで、じゃあそんなに怖いならなぁー見学だけとかどう?♪』
「それならいいかも…。」2008-10-28 20:28:00 -
69:
優
『じゃあ店に連絡したるから、ちょっと待ってなぁ。』
待ってる時間がとても長く感じる。。。。
『よしっ、今から行けるって♪』2008-10-28 20:36:00 -
70:
優
手をひかれ、TSUTAYAの横の通りを歩いた。
なんか自分が場違いのようですごく恥ずかしい、、、、おじさん達がいっぱい歩いている。
という看板の前には金髪でスーツの人。
出勤途中のお姉さん。2008-10-28 20:39:00 -
71:
優
自分はまだこどもなんだって思い知らされた気がした。
どれだけ見た目が変わっても、内心とても怖かった。。。。。
『ここやで。』
エスカレーターで3階まで上り、扉は開いた。2008-10-28 20:43:00 -
72:
優
店内は暗く、女の子がいっぱいいる。
みんなドレスでTVでしか見た事がない様なお姉さん達が目の前にいた。
なんか…あたしの行く場所じゃない。。。。私服の自分がやけに恥ずかしい。2008-10-28 20:47:00 -
73:
優
小さい声で亮に、
「あたしにはムリや。」呟いた。
その瞬間店の女の子が亮に、
『久しぶりやぁーん☆元気してんの?なんか老けてへん?笑。大変やろけど仕事頑張ってなぁ♪』
「お前もなっ☆」2008-10-28 20:52:00 -
74:
優
『体験きたん?♪あたしも亮に連れられてきてんっ☆最初はおんなじ様に怖かったけど今ではめっちゃ楽しいで!!みんないい人やしっ↑一緒に頑張ろう。』
あたしは愛想笑いをして亮と店を出た。2008-10-28 20:54:00 -
75:
優
「ごめんなぁ…やっぱりいいわ。」
『最初だけやって☆怖いんは!1歩踏み出すときは誰でも怖いもんやねん。優だって大阪来るとき期待と不安両方あったやろ?人間分かるらんもんには恐怖を感じるもんやで。』2008-10-28 20:57:00 -
76:
優
確かにそうやけど…。亮の言葉はやたら説得力がある。
「もうちょっと考えてみるわ。今日はありがとう☆」
『駅まで送ったるわ♪今日はよぉ頑張ったなぁ☆よしよし、』
頭をなでられた。2008-10-28 21:00:00 -
77:
優
緊張の糸が一気に切れて、気づいたら涙がこぼれていた。辺りは今まで見た事ないような景色に思えてしまう。
楽しい街、大阪。そんなイメージとは一変して、暗く汚いように映る。
所詮あたしは田舎もん…。2008-10-28 21:06:00 -
78:
優
>>79
家に帰っていろいろ考えてみた。
…やっぱり向いてないんかなぁ?接客とかキライやし…↓
マイナス思考が暴走してしまう。。。。。
プルルルル♪
電話がなった。2008-10-28 22:11:00 -
79:
優
ワン切りって…。
亮か。。。。。めんどいからメールしよ。
一応送ってみたものの、心の中にはやりたい気持ちはない。2008-10-28 23:15:00 -
80:
優
さやだ。
『どうやった?面接?♪優もとうとうキャバ嬢かぁ☆かっこいいなぁ↑』
「…今日で完全に自信なくしたわぁやっぱあたしみたいな平凡なやつムリやねん↓」2008-10-28 23:26:00 -
81:
優
『どうしたん?』
「ううん…あたしは普通に生きていくわ。って事!平凡に生きてる方がたぶん合ってるねん。」
さやはあたしの気持ちを察したのか、あまりそれ以上は触れてこなかった。2008-10-28 23:30:00 -
82:
優
たわいもない話しをして、とりあえずまた報告すると言って電話を切った。
2008-10-28 23:36:00 -
83:
優
あれから10か月の時が過ぎていた。
あたしの頭にキャバクラの文字はなく、ただただ平凡な毎日が過ぎていた。
あの日の事が夢のようだった。2008-10-28 23:50:00 -
84:
優
亮にもあれから連絡しなかったし、亮からもこなかった。
久しぶりに亮の顔が浮かんで、緊張しながらも、電話をかけてみようと思った。
『もっしー☆誰?』
「ひっど!!」2008-10-29 03:28:00 -
85:
優
『あっ!!ごめんごめん☆1回アド全部消えてん↓だから分からん…。。。。ごめんっ!!ほんまにごめん!!誰…?』
「優やけど…。」
2008-10-29 03:42:00 -
86:
名無しさん
あ
2008-10-29 08:43:00 -
87:
優
>>88
『優!!!ひさしぶりやなぁー!!!!!俺、ほんまお前の事気がかりやってんで☆やばいっっ↑めっちゃテンション上がるわぁ!!!!!!ありがとうなっ!!ほんま☆優の事気になって毎日寝れへんかったんやで!!!!』2008-10-29 09:31:00 -
88:
優
…相変わらずよく喋るなぁ〜。あたしも久しぶりに話せて嬉しかったけど、恥ずかしい気持ちも少しあって早口で喋り出してしまった。
2008-10-29 09:34:00 -
89:
優
「…ほんまぁ!!あたしも連絡したかったんやで♪けど、あの日メールも返ってこんかったしやっぱスカウトやからキャバにも行けん女は興味ないんやぁ☆とか思ってたわぁ〜↑笑」
2008-10-29 09:40:00 -
90:
名無しさん
おもろい?
2008-10-30 03:08:00 -
91:
優
>>92
『そんな訳ないやんっ☆俺ほんまに連絡取りたかってんでー↑↑』
「あっ♪まじで↑何かテンション上がるわぁー☆…てかなぁ、亮まだスカウトやってるん?」2008-10-30 03:34:00 -
92:
優
『おう、飽きもせずまだやっとんなぁ↑飽きる飽きんじゃなしに金の為だけやけどな。優は夜やってへんのん?』
「…やっぱ勇気ないわぁ☆うちは普通が合ってるんやろなっ。笑」2008-10-30 03:36:00 -
93:
優
『あん時の仕事まだ続けてんの?』
「続けてんで。めっちゃ辞めたいけどー。。。。。金ないし辞めれんわ。」
あの日見学に行ってから何度もスカウトされていた。2008-10-30 03:39:00 -
94:
優
しかし、あの日怖いと感じたからスカウトされても無視を続けていた。
『風俗やらへん?』
『夜の仕事ー…。。。。。。』
『キャバなんですけどねぇ、、、、、』2008-10-30 03:42:00 -
95:
優
正直大阪が怖かった。
お金の為なら、女の子を風俗に落とす。
そんな事を平気でできてしまう事が、田舎から出てきたあたしにはとても考えられなかった。。。。。
スカウトって最悪やん…。。。2008-10-30 03:44:00 -
96:
優
亮も優しそうに見えて所詮スカウト。
自分の幸せしか考えてないんかな…という思いの反面、いい人だと信じたい気持ちも強かった。せっかく出会ったのも何かの縁だし、運命とか心の奥底で信じるたちだったから。2008-10-30 03:47:00 -
97:
優
だから亮がこの一言を発しても何かしら、あたしの事を考えてくれてるんかなって思えた。
『やっぱキャバやらへん?』
…あの日すごい怖かった事、自信がない事、でも今の生活を変えたい事、全てを話してみた。2008-10-30 03:50:00 -
98:
優
『俺は金の為でゆってるんじゃないで。優は生活変えたい、とか何かしらの目標を持ってるやん?やっぱキレイ事じゃなくて、何するにも金って必要やと思うねん。スカウトはその手助けをする仕事ちゃうんかなぁ。
2008-10-30 03:52:00 -
99:
T
久しぶり優!!?元気してる?俺は元気やけどちょっと病んでる?
2008-10-30 03:54:00 -
100:
優
だから、俺は絶対無理矢理風俗とかすすめたりせえへんし。キャバぐらいなら…って言ってもキャバも楽そうに見えて大変やけどなっ☆でもいろんな話をしたり聞いたりして、お客さんの気持ちが晴れたらみんな幸せやろ。
2008-10-30 03:55:00 -
101:
優
Tやん??もし見てくれてるならありがとう?もし小説読んでくれてる人の邪魔になったらダメやから夜遊びの所にスレ立てるからそっち来てやぁ?話聞くでなっ??
2008-10-30 03:58:00 -
102:
T
おぃ?まだ読んでないから読んだらまた報告するわ??じゃぁまた?
2008-10-30 04:01:00 -
103:
優
もし見つからんかったら優のスレって名前で検索かけたら出るしね??また書いてや?感想待ってるでー???
2008-10-30 04:03:00 -
105:
優
まぁキャバも無理矢理やれとか言わへんけどな。優がやりたいなら力になるで!!って話。』
優しいなぁ…亮は。
亮の事を他のスカウトとは違うって思いたい部分があった、、、だから亮の言う事は信じられた。2008-10-30 04:09:00 -
106:
優
「そおやなぁ…怖い怖い言ってても前に進まれへんし。前に進むには、怖くて当たり前やしなぁ。。。。。あたし、もう1回やる気なってきたかもっ!!!」
2008-10-30 04:14:00 -
107:
優
大阪に出てから1年半の時が過ぎていた。
あたしはやっと第一歩を踏み出す事になった。。。。。。。2008-10-30 04:19:00 -
108:
優
それからは決まるのが早かった。
亮は、何でも早い方がえーやろ!!と言ってすぐにお店の提案をしてくれた。
あたしはあんまり訳が分からず、ぼんやり…そこでいい。と返事をしといた。2008-10-30 04:22:00 -
109:
優
最初から梅田の地で働くのが怖いなら、、、、と言って梅田から少し離れた所で決めてくれた。
それでもやっぱり、知らない世界に踏み込む怖さはとても大きかった。2008-10-30 04:24:00 -
110:
優
そして、面接の日がきた。
面接と言っても、落ちる事はないし大丈夫やで☆と亮は言う。
待ち合わせの時間までは、やっぱり朝から緊張しっぱなしだった。2008-10-30 04:30:00 -
111:
優
10か月前のあの日と全く同じ気持ち。
でも1つ、違うのは亮がいてくれる事。
それだけで何倍も心強いし、大丈夫かも!!とか思える。2008-10-30 04:34:00 -
112:
優
今日も朝から化粧をした。やっぱり全てが濃い。
キャバ嬢と言えば巻髪っっ!!♪普段ほぼストレートの髪を初めて巻いてみた。。。。。。。
何か自分じゃないみたい…。2008-10-30 04:37:00 -
113:
優
それは、決して可愛くなって別人みたいとかではない。
これ。。。。。オカマやん…↓
完全にテンション下がりまくり。ここまで変とは思わなかった。2008-10-30 04:39:00 -
114:
優
初めて強めに巻かれた髪はぐりぐりで汚い…。
さらにもとから顔が濃いあたしは、化粧まで濃くするとさらに濃くなってリアルなおかまみたいだった。。。。。。。。。笑2008-10-30 04:40:00 -
115:
優
あかんあかん!!!
こんなん店の人に会う前に亮に会えんっ!!!!
髪をいつもどおりにストレートに伸ばし、いつもの自分で亮との待ち合わせ場所に着いた。2008-10-30 04:42:00 -
116:
名無しさん
気になるし?
書いてよー2008-11-11 22:01:00 -
117:
名無しさん
詳しくはこちら
http://ac.la/onna2008-11-12 03:38:00