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俺の好きな子
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1:
ゆうき
『ゆうきー!!もう本間にたつや好きなんやけどー!!』『たつや浮気しててん。』『もう彼氏は作らん!!ゆうきも女作ったらあかんで!!』
2008-11-16 13:52:00 -
21:
ゆうき
さとると電話を切り約束した居酒屋に向かった。さとるの言う【ちの】とは大学時代からのさとるの彼女である。そして俺のツレでもある。そしてはるの元ツレでもある。ちのははるの病気が理解できず離れていった数多いはるの元友人の一人である。
2008-11-25 19:41:00 -
22:
ゆうき
店に着き俺は二人が来るまでにビールを飲み干した。「ゆうきー久しぶりー」席に着くなりちのは笑顔であいさつをかわした。『おぅ!二人でおったのに悪かったなぁ!』「気にしやんで(笑)万年片思いのゆうきの為やったらしゃーなしで来たるやん(笑)」そんな事を話しているとさとるもちのの横に腰を下ろした。
2008-11-25 19:46:00 -
23:
名無しさん
かいて
2008-11-26 06:45:00 -
24:
名無しさん
「とりあえずお疲れー」よく冷えたジョッキが三個触れた。「てかさーゆうき何ではるなん?」ちのは会う度俺に聞く。まぁ当たり前か…。でも俺の答えは決まってこう。『あいつがええから。』
2008-11-30 03:40:00 -
25:
ゆうき
ちのはあきれたように言った。「ゆうき知ってるん?たつみともよしきともやってんねんで?」『ちの!!もうええやんけ!!』ちのの言葉をさとるが遮った。たつみとよしきとははるの女友達の今彼である。「へぇ〜そうなんやぁ。」平然を装い俺はビールを流し込んだ。
2008-11-30 03:44:00 -
26:
ゆうき
俺ははるが体を抱かれても悲しいけど嫌いになれない。心まで抱かれたら嫌いになれるかな?ってゆうか次のヤツ探せるかな…?ってゆうかそんな男おらんし。俺はどこかで自分は特別な生き物だとどこかで思っていた。
2008-11-30 03:47:00 -
27:
ゆうき
「はるの話はええやんか!楽しく飲もうや!!」はるの悪口なんか聞きたくない。ただ早く酒に酔ってなにも考えず眠りにつきたいだけ。やる女なんかななんぼでもおったし俺にははるを守ることしか目的がない。
2008-11-30 03:50:00 -
28:
ゆうき
その後は三人で楽しく飲み時間を過ごした。帰りには足下がふらつき周りが回って見えた。このまま帰って即寝したらはるを思わず寝れるかな?
2008-11-30 03:52:00 -
29:
ゆうき
こんな悲しい日には誰かに愛されたくなる。「もしもし?あゆみ?今日来るか?」俺は自分に好意を寄せている大学生のあゆみに電話をかけた。『ゆう君どうしたの?今から急いでいくね。』あゆみはうれしそうに電話を切った。
2008-11-30 03:54:00 -
30:
ゆうき
部屋に帰りスーツのままベッドに倒れ込んだ。ぼーっと天井を見ながら時間を待つ。【ピンポーン】『あいてるから入ってきいや!』ベッドから叫ぶ。薄く化粧をしたあゆみが顔を覗かした。
2008-11-30 03:57:00