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黒服の役割2

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  • 1:

    敦也◆Ndg8H6UwpQ

    前のん消えたから新しく立てました。続きからになるので、わかりにくいかもしれませんがなるべくわかりやすいように書いていきます。

    2008-11-20 01:13:00
  • 2:

    敦也◆Ndg8H6UwpQ

    ナナvs女の子の戦いは静まることなく続いていた。俺は営業終了後のミーティングでみんなに切れた。するとナナといちばん仲悪かった真美が
    「あっ君ちょっとナナに甘すぎるんちゃう」と言った。
    『おぉ。せやな。ナナに甘すぎたわ。せやけどお前らみんなにも甘すぎたわ。』

    真美はなにも言わず黙った。

    2008-11-20 01:32:00
  • 3:

    敦也◆Ndg8H6UwpQ

    『みんな言いたいことあんねんやったら今ぜーんぶ言えよ。影で文句言うんもアホみたいな事すんのも中学生までや』

    俺がそう言った瞬間、黙ってたママがくちをひらいた。

    「みーんなクビ。今日限りやめてちょうだい。永井くん、あなたもね。」

    2008-11-20 01:37:00
  • 4:

    敦也◆Ndg8H6UwpQ

    俺『はぁ?ママ何言うてんですか?それはないでしょ。』

    ママ「本気よ。この機会にスタッフ総入れ替えするわ。」

    リオナ「…やってられへんわ。」

    2008-11-20 01:42:00
  • 5:

    敦也◆Ndg8H6UwpQ

    リオナは荷物をまとめて帰った。
    ハルカも後に続いて「お疲れ様でした」と言って店から出て行った。
    水商売、帰りの挨拶は「お疲れ様です」と言うのが基本。長年働いてきたプロでナンバーワンのハルカが「でした」と言った事は深い意味があった。
    その意味がわかったルイも「ママの考え方、理解できません。お疲れ様でした」と言って店をあとにした。
    ルイを慕っていた真美も同様に「こんな店こっちからやめたるわ」と言って帰った。

    2008-11-20 01:50:00
  • 6:

    名無しさん

    待ってた?

    2008-11-20 01:52:00
  • 7:

    敦也◆Ndg8H6UwpQ

    店に残ったのは俺とナナと…ママ。
    俺『ママ…』
    ママ「なに?」
    『俺も正直もうママについていけないです。』俺は店の鍵をカウンターに置き、頭をさげて店を出た。
    ―――俺は店をやめた。

    2008-11-20 13:41:00
  • 8:

    敦也◆Ndg8H6UwpQ

    帰り道、いつものバーに行くと、いつもと変わらない笑顔でツバサちゃんが「あっくんおかえり」と迎えてくれた。カウンターにはいつの間にか仲直りしてた豊も座っていたので、豊の隣にセットしてもらった。

    豊「敦也なんか暗いな〜」

    ツバサ「うんうん暗い!どした〜?」

    2008-11-20 17:21:00
  • 9:

    敦也◆Ndg8H6UwpQ

    『実は……』俺はふたりに今日の出来事を話した。
    豊「美咲ママは相変わらず意味わからんなぁ。。」
    ツバサ「そりゃないなぁ。あっくん、ママさんのために一生懸命働いてきたのに…」

    『…まぁ、次の仕事明日から考えるわ』

    2008-11-20 17:23:00
  • 10:

    敦也◆Ndg8H6UwpQ

    ナナは俺に気付くと「あ、敦也くん。」と照れくさそうに言った。イケメンスーツが「ナナ、この人は?」とナナに聞いた。

    『初めまして。僕ナナちゃんと一緒に働いてる永井敦也です!彼氏さんですか?』

    「あ、ボーイさんの。初めまして、ナナの彼氏のタツヤデス。ナナがいつもお世話になってます。」

    2008-11-20 17:37:00
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