小説掲示板黒髪のホストのスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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黒髪のホスト

• 1:

  ひとみ

  あれは幻…？
  風のように過ぎた数ヶ月間を書いてみます。

  2008-12-11 01:16:00
• 2:

  名無しさん

  トリップつけた方がいいですよ?
  最近、新しく書き始めた小説を荒らす人が多いから?

  2008-12-11 01:22:00
• 3:

  ひとみ

  私、ひとみ。職業：ニート（笑）最近5年付き合った彼氏と別れたばかり。でもまだ一緒に暮らしている。Ｂ型は情深いんだ。てか5年付き合って同棲してた彼とそう簡単には切れない。それに…行くとこも無いし…

  2008-12-11 01:27:00
• 4:

  ひとみ

  >>2 ご親切にありがとう?トリップの付け方わからなくって?もしまだ見てたら教えて下さい

  2008-12-11 01:29:00
• 5:

  ひとみ

  今日は飲み会という名のコンパ。何年振りだろう。彼氏と別れたことを友人に話したらさっそくお誘いがきたんだ。

  2008-12-11 01:36:00
• 6:

  ひとみ

  せっかく電車賃かけて（そう遠くでもないが）ミナミ行くんだからついでに買い物でもしよ♪
  私は元彼（たかし）のごはんを作って早めに家を出た。

  2008-12-11 01:41:00
• 7:

  ひとみ

  あーまだ時間あるなぁ。人混みが苦手な私は御堂筋を歩いていた。カップルが腕を組み笑いながら仲良さそうに歩いている。
  急にたかしと付き合ったばかりの頃を思い出して胸が痛くなった。あの頃別れが来る日なんて想像できただろうか…

  2008-12-11 01:58:00
• 8:

  ひとみ

  少し涙目になったので俯きながら歩いた。急に孤独感が襲ってくる。私はそれを振り払うかのようにクビを横に振った。そう、私もたかしも前に進まなきゃいけないんだ。

  2008-12-11 02:09:00
• 9:

  ひとみ

  前から歩いてきたサラリーマンと目が合った。やばッ泣いてると思われたかな。カッコ悪ッ。しかもタイプだし。やっぱスーツっていいな。私はスーツを着る職業の人と付き合ったことが無かった。次はサラリーマンと付き合いたいな。さっきまで感傷に浸ってたのに…女はこれだからぁ〜

  2008-12-11 02:18:00
• 10:

  ２

  >>4
  名前の横に半角の#と好きな英数字でできます。
  例)太郎#1234ABC
  練習のスレもあるんで、トリップって検索してみて?小説書くの邪魔してごめんね。

  2008-12-11 02:18:00
• 11:

  ひとみ◆I4ujZJ1vNE

  できてるかな

  2008-12-11 02:23:00
• 12:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  >>11 できました?わかりやすい説明ありがとう?

  2008-12-11 02:26:00
• 13:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  ↑間違って入れたのかトリップ違うのになっちゃった?

  2008-12-11 02:28:00
• 14:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  ボーッと歩いていたら後ろから「すみませんッ」と声が聞こえた。どうせキャッチかナンパだろう。無視無視。早歩きで歩く。突然肩を叩かれビクッとなった。

  2008-12-11 02:34:00
• 15:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  ビックリして振り向く。さっきのサラリーマンだ。走ってきたのか少し息切れぎみで話しだす。
  「お茶…しませんか？」

  2008-12-11 02:38:00
• 16:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  いつもなら完全無視だが不意をつかれてしゃべってしまった。『今から飲み会だから』
  「じゃあ今度行きませんか？」
  …何この人。何が目的？女には困ってなさそうだしホストにはとても見えない。上質そうなスーツ。黒色のそれほど長くない髪。一見上場企業の社員ってとこか。

  2008-12-11 02:49:00
• 17:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  はっはーん。わかった。こいつは宝石販売の人だ。以前〇ェムKリーという宝石の販売をしている人に勧誘されたことがある。
  『私金属アレルギーだから…じゃあ』と去ろうとしたら「勘違いしてない？勧誘でも何でもないから」

  2008-12-11 03:07:00
• 18:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  『じゃあ何で声かけてきたんですか？』
  「…好きなタイプだから」どっきーん?笑 まぢでぇ〜?私ももろタイプですがな。まぁそんなのはもちろん顔には出さず。『そぉなんや…』「だから今度絶対お茶行こう！とりあえず番号交換しよう！」
  そんな爽やかな顔で言われたら断れまてん（笑）

  2008-12-11 03:23:00
• 19:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  今日はここまでです?

  2008-12-11 03:32:00
• 20:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  お互いの番号を交換しながらこんな姿友達とかに見られたくないなと思っていた。この年になって見知らぬ人に番号教えるなんて。
  彼はケイジという名前で24歳になったばかりらしい。2こ下だ。落ち着いた雰囲気だったので年下だとわかって少し驚いた。

  2008-12-11 11:25:00
• 21:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  「じゃあメールするから！電話も！」
  そう言い彼は去っていった。いつの間にかコンパの時間が迫ってきていたのでお店へと向かう。
  まだドキドキする。ケイジの前ではクールにしていたが、あまりにもタイプすぎてまともに目も合わせられなかった。でもどうして私なんかに。絶対裏がある。人一倍警戒心は強い。それにお茶って…笑

  2008-12-11 11:46:00
• 22:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  余裕を持って行ったつもりが少し遅れてしまった。外資の大手社員の人たちらしい。ケイジと出会う前だったら興味があったかもしれない。どれもしょぼく見えた。愛想笑いを振り撒きオタクっぽい人に好かれコンパ終了?

  2008-12-11 12:05:00
• 23:

  名無しさん

  おもんな

  2008-12-11 12:10:00
• 24:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  翌日さっそくケイジからメールが来た。【俺ひとみちゃんのことほんまにタイプや】
  嬉しかったけど1日経って熱が覚めたのかメールを返さなかった。まともな人はナンパなんてしない。これでもう入ってこないだろう。

  2008-12-11 12:44:00
• 25:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  案の定それからケイジからの連絡は来なかった。
  が、1週間ほど経ったある日曜日。携帯が鳴った。ケイジだ。取ろうか迷っている内に切れてしまった。ダラダラ過ごしていると2時間ぐらい経ってまたケイジから着信が…

  2008-12-11 12:57:00
• 26:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  『もしもし…』恐る恐る出てみる。「ひとみちゃん？よかった出てくれた。メールも電話も無視やし！笑」『だって怪しい人やもん』「ショックやなぁ。てか今からあいてない？」
  …今からっすか！？突然のことで嘘をつけず1時間後にミナミで会うことになった。

  2008-12-11 13:23:00
• 27:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  「ドライブいこか」
  『はいッ どこでも結構でございます』緊張してバカ丁寧な口調になってしまった。視線を感じて横を見ると彼がこっちを見ていた。「すげー綺麗」『そそそんなッ 滅相もない！！』

  2008-12-11 16:47:00
• 28:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  しばらくドライブして海が見えるカフェへ行った。あらためて向かい合うとますます緊張する。今この場所に自分が居ることが信じられなかった。
  『ケイジは何してる人なの？』

  2008-12-15 11:28:00
• 29:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  「俺？ん〜…言ったら嫌われへんかな。まぁわかることやしな。…ホストしてるねん」
  やっぱり…。キャッチだったんだ。舞い上がっていた自分が恥ずかしくなったのと営業の為に近づいてきたことを確信してショックだった。

  2008-12-15 11:36:00
• 30:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  わかっていたはずなのに人はなぜ心の底で少しの期待を持ってしまうのか…。
  私は動揺を隠し冷静を装った。『全然見えへんね。ホストってもっとチャラそうなイメージやったわぁ』
  確かに彼はホストっぽくない。
  「チャラい奴もおるけどな」

  2008-12-15 11:45:00
• 31:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  私はホストっていうものが正直よくわからないしホストクラブにも行ったことがない。だからケイジの話すホストの世界が新鮮だった。『私ホストとか行かないし他の人に声かけた方がいいと思う』

  2008-12-15 11:58:00
• 32:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  「あんなとこ行くべきじゃないよ」
  …へっ？意外な返事だった。これから店に連れていかれるのかなとか思ってたのに?

  2008-12-15 12:04:00
• 33:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  それから普通に家まで送ってくれた。私はもう会うことはないだろうなと思った。無職で店に行く気もないと言えばもう用無しだろう。
  『ありがとう』車から降りてマンションに入ろうとした時、「近いうちにごはん行こう！」そう後ろから聞こえた。
  『う、うんッ』
  また会えるんだ…

  2008-12-15 12:12:00
• 34:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  家に入るとたかしが帰っていた。私は少し罪悪感を感じながらたかしに飛び付いた。『たぁかしぃ〜』「お前帰るの遅い。まぁもう俺に言う権利ないか」冗談まじりだが悲しそうだった。こんな話が出来るようになったのもつい最近のことだった。私達には悲しい別れがあった。
  好きなのに…離れなければいけない。

  2008-12-23 09:31:00
• 35:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  ――――1ヶ月前――――
  
  「仕事終わった〜今から帰る」
  『ふぁい』
  「また寝てたんかぁ。いい身分やな（笑）」
  『でへへ〜でももう働かないと服とか買えない〜』
  「……もう仕事探すのやめたら？」

  2008-12-23 09:44:00
• 36:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  略ついてしまった?

  2008-12-23 09:47:00
• 37:

  ひとみ◆5cun1O8HcI

  『へっ？』
  「俺そろそろケジメつけなあかんて思ってるねん」
  
  「結婚しようか」

  2008-12-23 09:51:00
• 38:

  名無しさん

  え?なんでたかしと別れたん?めっちゃ気になる

  2009-01-12 03:23:00
• 39:

  名無しさん

  く

  2010-10-01 00:28:00
• 40:

  名無しさん

  終わったＷ

  2010-10-01 01:43:00