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えんぴつ
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1:
・
いつもその辺に転がっていたから、ある日何気なく右手に持ってみた。
持ってみたらそれを使ってみたくなって、紙に歪んだ線をひいた。
日にちや時間が少し進むと、やがて線は真っ直ぐになっていった。
真っ直ぐな線は私を一瞬満足させたけど、すぐに何か足りなくなった。2009-01-04 01:54:00 -
2:
やがてイビツな○をかきはじめた。
○が何とか○に見えてきた頃、つまらなくなって生き物を描いた。
何を描いたのかは覚えていないけど、その時お母さんとお父さんは私をとても誉めてくれた。
「アイちゃんすごいね!上手!もっとみせて!」2009-01-04 02:03:00 -
3:
その時の両親の笑顔は、小さい私をとても幸せな気持ちにさせた。
真っ直ぐな線を描いた時に足りなかったものが、一気に満たされたのが解った。
私は両親が大好きだったし、まだ何も難しいことなんて知らない年齢だったから素直に嬉しかった。
【もっと沢山、もっと上手に描いたらお母さんもお父さんももっと褒めてくれる!】2009-01-04 02:09:00 -
4:
それから、暇さえあれば何か描いた。
いつも右手の側面はえんぴつの炭で真っ黒。
小学校に上がる頃には描くものの好き嫌いがでてきて、授業でよくテーマにされる風景画や静物なんかは大キライだった。
キライだから早く終わらせたくて適当に描く。絵の具も混ぜないでそのまま置く。空いた時間は違う絵を自由帳に描いた。
それでも先生は私を褒めて、いつも学校の掲示板には私の絵が貼り出されていた。2009-01-04 02:22:00 -
5:
先生はある時家に電話をかけてきた。
お母さんはすごく喜んで、お父さんに話す。
お父さんもすごく喜んで私を抱き締めた。
「お父さんもお母さんもアイちゃんが先生に褒められて嬉しい!頑張ってね!将来が楽しみや!」
頑張るってなにを?と思ったけど、二人の喜ぶ顔をもっともっと見たいと思った。2009-01-04 02:30:00 -
6:
先生が「お勉強を頑張りなさい」と言ってたのを思い出したから、実行してみた。
通信簿は全ての教科が二重丸で、友人関係も良好だった私は休み時間は活発に遊び、規則もきちんと守り、要所要所で先生の喜ぶ行動をとっていた。
だからコメント欄にはいつもこれ以上ないという程の誉め言葉を並べられていた。
何の問題もない。小学校三年生までは。2009-01-04 02:41:00 -
7:
名無しさん
あ
2009-01-08 18:41:00