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夜の世界・実話
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1:
神崎
18歳の時 いきなり友達二人でホストクラブB店に入店することになった。偽「神崎」と友達の「優斗」 そう・・・ただ金ほしさに。
2009-01-11 17:00:00 -
2:
名無しさん
しかし、この世界もそんなに甘くはなかった…毎日死ぬのではという位アルコールを体内に摂取し、指名どころか不細工なメス豚共に屈辱的な暴言に耐える日々。俺はいつ大金を掴めるのだろう。やっぱり無理だ…明日オーナーに辞める事を告げよう。そう思ったその日、俺は天使と出逢ってしまったんだ…
2009-01-13 09:48:00 -
3:
名無しさん
「聖賢、新規やけど付いてみるか?」意地悪そうな顔でそいつは言ってきた。お店のナンバーワンの沁だ。『え…いいんすか?』 「ええよ。まあ俺とオーナーと一緒やけどな」なんや…ヘルプかぃ…まあ今日辞める言うし最後位…道化師になったるわい!!そう思い『有り難うございます』入り口から一番遠い奥のテーブルに向かった。
2009-01-13 09:59:00 -
4:
名無しさん
俺は『初めまして…』気の入ってない声で挨拶したかと思うと「あたし今日ほんまに初めてホスト来てん!!アンタも付いてくれんの?!」屈託のない笑顔で俺を優しく迎え入れてくれた。この店で、しかも初対面でこんな笑顔で接してくれる彼女に俺は気持ちが良くなった。
2009-01-13 10:06:00 -
5:
ゆうこ
呼んでます?
2009-01-13 15:42:00 -
6:
名無しさん
↑うんせやで?
2009-01-13 17:06:00 -
7:
名無しさん
俺より先に付いてたオーナー。「すごい綺麗ですね」いつもなら歯の浮く様な台詞…確かに美しい女性も来店するが、彼女は確かに誰が見ても美しく、嫌味のな明朗な感じの人だった。『あたし、お金あんま無いけど、、こんな男前3人付いて大丈夫〜?』大丈夫に決まってるやろ…まぁ俺はな。「あ…僕、ずっとエミさんの横に居たかったのですが…少し失礼します。ごゆっくり…」そう言い、オーナーは席を立った。俺は(あ〜…金にならんと見切ったな…)
2009-01-14 05:06:00 -
8:
名無しさん
確かに新規。だけど金の有る奴は決まって初回安いからシャンパンくらい卸す。まぁみんながみんなと違うが…『なあ…アンタが店のナンバーワン?!』彼女…エミさんが俺を指差した…!!
2009-01-14 05:12:00 -
9:
名無しさん
↑すみません。(だけど)は削除して下さい。
2009-01-14 05:17:00 -
10:
名無しさん
『え…そんな訳無いですよ…』嘘やろ思いつつ、にやけてしまった。俺は彼女の正面に座り、沁は彼女の横だ。沁の目線が変わった…「エミさん…実は僕がこの店のナンバーワンなんですよ。彼の方がナンバーワンに見えました?」
2009-01-14 05:23:00 -
11:
名無しさん
『あ!そうなん?!ごめ〜ん…まあどっちも男前だよね!』おぃおぃ…沁は確かに男前だが、俺は…恥ずかしながら男前とは言い難い…。『私、決めた!!この子指名?するわ!!』エミさんは俺を指した!!ウソやろ…?!
2009-01-14 19:44:00 -
12:
名無しさん
沁は驚きもせず淡々と「彼はまだ入店したばかりで未だ未だ未熟者で失礼があると思いますが、可愛いがってやって下さいね。」エミさんはニコニコ頷いた…。少しして沁は指名が入り、エミさんと俺2人になった…
2009-01-14 19:51:00 -
13:
名無しさん
俺は何か話そうとエミさんの水割りを作りながら考えてると『なあ、アンタ名前は?』「あ、す、すいません、聖賢で…す」『顔と合ってえぇ名前やん!』「あ…有り難うございます」素直に有り難うって…俺これでえぇんか?
2009-01-14 19:57:00 -
14:
名無しさん
するとエミさんが『なあ…聖賢…アタシってお金無い様に見える?』見えます見えます!だってオーナーが見切った位ですから!…言える筈もなく「いや…僕は…分からないです」顔ひきつるわ…。『なあ、新規でも聖賢指名でシャンパンとか卸せるん?』
2009-01-14 20:02:00 -
15:
名無しさん
「あ…はい、卸せます」『ん〜じゃあリアルに100万のシャンパン!(笑)』
2009-01-15 03:52:00 -
16:
名無しさん
俺は…どうしたらいいのかわからなくなった。そもそも100万円のシャンパンって…あのデカイのんか?!あのマグナムか?!俺は入店した日に沁が誕生日で、グラスタワーにビックリする位のバカでかいマグナムというシャンパンが確か100万円位やったと…
2009-01-15 03:57:00 -
17:
名無しさん
『うん、…あ!聖賢!!私お金な、今日こんなけ有るよ!』何も知らない俺が見ても安そうな黒の鞄から、どこにでも有る様な財布を出して中身を見せた。…マジか?!…諭吉がザッと見て300枚位有った…。
2009-01-15 04:16:00 -
18:
名無しさん
エミさん…さっきまでお金無い言うてましたやん…めっちゃ有りますやん…『な!だからシャンパン飲も!』…「有り難うございます。でも100万のシャンパンとなると、かなり大きくて2人では飲めないですよ…」『え?そうなん?…ん〜じゃあ普通?の大きさで何か美味しいのんしよ!』「わかりました…少しお待ち下さい…」俺はオーナーにその旨を告げた。普段は何があってもあまり驚く事の無いオーナーが瞳を見開いた…「わかった。早く席に戻れ」ってか俺、なんでオーナーに報告やねん…ボーイに言えばええやんけ…やっぱ俺駄目やんけ…『おかえり。お姉さんは暇やったぞ〜!』エミさん…
2009-01-15 12:02:00 -
19:
名無しさん
「すいません…」アカンアカン、ボーっとし過ぎや…『えぇよ〜。っていうか聖賢っていくつ?』「あ、18、…いや20です!」『ほんまは18やねんなっ(笑)』「え、いや…20っす…」『わかった、わかった!まあどっちにしろ若いなぁ〜私と10も違うしな!』「え?!ほんまにですか?!…全然若いですよ!」これは本心だ。『こんなおばちゃんがこの店に来る?』「いや、…女性の歳を聞くのはタブーなのでわからないです。」『あ〜そらそやな!』
2009-01-15 12:14:00 -
20:
名無しさん
夢の様なひとときだった。エミさんはそれから少しして帰ると言った。俺はエミさんを送り出し、タクシーを拾った。『せいちゃん〜明日も来るからちゃんと出勤しとってや』せいちゃん…?せいちゃんでいいです、はい!…俺はタクシーが見えなくなるまで見送っていた…
2009-01-15 12:27:00 -
21:
名無しさん
結局その日は店が終わり帰ろうとした時、俺はオーナーに呼び止められた。『今日の新規、なんでお前を指名したと思う?』「…わからないです」『実はな、お前が付く前に他のスタッフ付けてるんや。そしたら(最近の新人付けて。18位の全然売れてない子みたいな)ってな』…どういう事や?!オーナーは深々と煙草を吸い、吐きながら話を続けた。
2009-01-15 12:37:00 -
22:
名無しさん
『しかし、お前一人付けさす訳にはいかない…もしかしたら気紛れで言ってるのかも知れない。そう思った俺は沁をあらかじめ付かせた。沁には事情を告げて…だ。だが彼女は真っ直ぐお前を見てた。そしてお前を指名した…。』『俺が思うに、もしかしたら彼女はお前の事を以前から知ってるんじゃあないかってな。』はぁ?…そんな訳ないやろ…あんな綺麗な人、知り合いなら忘れる筈ないわ…「あの…僕は全くエミさんの事知らないです。」オーナーは煙草の火を消しながら『まあ、どっちにしろ良かったやないか。頑張って営業するんやぞ。』
2009-01-15 21:06:00 -
23:
名無しさん
店を出て、帰りながら…何度も何度もエミさんを思いだした…やっぱり俺の記憶に無い…俺は家路にたどり着いた。
2009-01-17 03:54:00 -
24:
名無しさん
俺は…幼い時から親はいない…施設育ちだ。
2009-01-17 03:56:00 -
25:
sage
この歳になるまで父、母…他人だと疑う事がなかった。俺か3歳くらいの頃ひきとったからな…
2009-01-17 04:01:00 -
26:
ううん、嘘や…俺はお母ちゃんもお父ちゃんも…俺の親やと思ってなかった。ちゃんと子供なりにわかってた…。引き取られた時、俺はちゃんと物心ついてた。だけど子供ながら…この施設に居るのが嫌で嫌で…知らないお母ちゃんやお父ちゃんでも良かってん。
2009-01-17 04:15:00 -
27:
名無しさん
読んでます?頑張って?
2009-01-21 04:37:00 -
28:
ほんまに今日辞めるつもりだった。だけど…エミさんと逢った…明日も…約束した…どうしようか…まだ俺ホスト続けてええもんやろうか…そんな事考えてると次第に意識が薄れていった…
2009-01-21 19:47:00 -
29:
……「いらっしゃいませ」性懲りもなく俺は辞めると決めた次の日も…来ていた。ホストでの口約束やのに…何故かエミさんは必ず来ると思わざるをえなかった。『昨日のお姉さん来るか賭けるか?(笑)』沁だ…。「…」俺はゆっくり下を見た…。沁は俺の顔を覗きこみ『なんや、自信無いんか?ほんだら賭けならんわな』…っていうか放っといてくれや!沁マジ鬱陶しい…入り口の方に目をやると…エミさんだ!!
2009-01-21 20:03:00 -
32:
席に座るなり、『なあ、せいちゃん。ボトル何しよか?』「え、あ…何が好きですか?」『ちゃうやん、せいちゃんの好きなん聞いてるねん』「あ…はい、いや、あの…」『もお〜優柔不断やなあ(笑)ま、ええわ。ボトルメニューあるんかな?それ見せて』
2009-01-22 12:11:00 -
33:
名無しさん
気になる?
2009-01-23 02:31:00 -
34:
名無しさん
気になる?
2009-01-23 02:32:00 -
35:
名無しさん
アホスが自作だ
2009-01-23 02:44:00 -
36:
名無しさん
自作て…
自作の何があかんの?
嫌なら読まんかったらいいやん2009-01-23 04:37:00 -
37:
名無しさん
うちも気になる
2009-01-23 04:47:00 -
38:
名無しさん
エミさん…絶対ホスト初めて違うわ…素人の俺が見ても思った。知らないふりして…たまに業界用語使うからだ。なぜなら昨日俺が付いたその時…
2009-01-25 04:12:00 -
39:
名無しさん
続きが気になります?
2009-01-28 04:14:00 -
40:
名無しさん
それからエミさんとはいろんな話をした。エミさんの名前の事。《永美》…いい名だなと思った。猫より犬が好きな事、飼いたいが自分より先に死ぬから飼わない事など…永美さんと他愛ない話をしていく内に俺はどんどん永美さんに惹かれていった…
2009-01-28 20:49:00 -
41:
永美さんは昨日と同じく2時間くらいすると『今日はこんなもんで帰るわあ。明日も有るしな!』と言いながら立ち上がり、お会計を見るまでもなく『残りは貯金しといて!』帯の付いた1万円の札束を俺に手渡した。
2009-01-28 20:56:00 -
43:
名無しさん
おもしろい?
続き待ってます?2009-01-29 21:11:00 -
44:
名無しさん
主書いてぇ〜★
2009-01-30 01:05:00 -
47:
名無しさん
ァゲ?
2009-02-01 01:54:00 -
48:
名無しさん
うんうん
2009-02-01 03:39:00 -
49:
名無しさん
?
2009-02-11 07:05:00 -
50:
名無しさん
おもしろい(^-^)
楽しみにしてまぁす♪2009-02-11 13:54:00 -
51:
『おまたせ〜!』屈託のない笑顔で永美さんが走って来た。…ほんまに可愛い…「大丈夫ですよ」それから2人で、どこ行くだの何が食べたいだの言いながら結局、小渡ない居酒屋に行った。
2009-02-12 03:30:00 -
53:
sage
更新ありがとう?
2009-02-12 03:36:00 -
54:
『ん?どうしたん?』…俺は永美さんに、永美さんと会ったその日に店を辞めるつもりだった事など、それまでの経緯を話した…永美さんは何も言わず俺の話を聞いてくれた…『で?せいちゃんは、どうしたいん?』「…」言葉が出てこない…会った時から好きになったなんて言えない…『じゃあホスト辞める?』うつむき加減の俺の顔を覗きながら言った………俺は嘘をついた。「いや…俺…まだまだ頑張るつもりです」…なんでこんな事言うたんやろ…全然そんな気無いのに。『…じゃあ頑張りや!!せいちゃんは…ええ男やで。やりたいんやったらな、とことんやりぃやあ!』そう言って背中をバチバチ叩かれた。違うねん、永美さん…違うねん…俺は…ほんまは、どこか心の中でエースになって欲しいのと、彼女になって欲しいのとが葛藤してるんや!!でも言えなかった。………そして『今日はな、せいちゃんに渡したいもんあるねん』…?!
2009-02-14 03:19:00 -
55:
名無しさん
あ
2009-02-17 07:23:00 -
56:
名無しさん
ガンバッテください
2009-02-19 00:51:00 -
57:
そう言いながら永美さんは手提げ袋の中から青いリボンがかかってる箱を取り出し『はい、プレゼント』永美さんは、それを両手で持ち俺の目の前に差し出した。…俺はゆっくりと自分を指差し「…俺に…ですか…?」『うん!せいちゃんにやで。ってか開けてやあ!』「は…はい…」包みを開けるとスーツ一式入ってた…『昨日気付いてん。せいちゃんスーツ結構着込んでるなあって。だから…』そうや俺これしかスーツ無いから…そんな所見られてたんや…。『せいちゃん…?気に要らんの?』俺は新しいスーツを握ったまま無言やったから…嬉しいのと恥ずかしいのが入り交じったなんとも言えない気持ちになっていた…。
2009-02-19 13:25:00 -
58:
『なあ…なあ、せいちゃん?どうしたん?!』…永美さんの声が耳に入ってきて…ふっと我にかえった!「あ!いや…」『気に入ってくれた?』「はい。…永美さん…ほんま…ほんまにありがとう」『それやったら良かったわ!!…なあ…せいちゃん?』俺は顔つきで疑問文を永美さんに投げてみた。『店着いたらそのスーツに着替えて来てくれる?』
2009-02-19 13:35:00 -
61:
店に着くなり俺はロッカーへ行き新しいスーツに着替えた…新しい靴も入ってた…『ええスーツやん』その声は…沁。『あの美人姉さんから早速の贈り物かあ?』…俺は沁の目線をそらした…沁は近づき、俺の首に肩をまわし『まあ逃げられん様、頑張りぃや』と言ってその場から去って言った。…嫌味を言われてるのにも関わらず俺は全く腹が立つ事もなく永美さんの待つ席へと向かった…。
2009-02-21 05:07:00 -
62:
席に座ろうとすると、永美さんは両手で大きな丸を作って笑っていた…『めっちゃ格好いぃ〜!』
「…なんか照れます…」『そんな謙遜しなくても!…ってか、せいちゃん!』ちょっと怒りぎみ?に永美さんが言った。『もっと自分に自信持ち!』「はぁ…」『もう……せいちゃん、今から言う事これから実行していく様に。…まず自信の無い話し方、…これ直していこ。それから…猫背!いくら男前でも格好悪い!それから…』永美さんはまるで俺のお母ちゃんや…家で言われている同じ事言うし…!!美人やし金有るけど…お母ちゃんやった…だけど嫌じゃない…むしろ、その言葉が心地良かったわ…。2009-02-21 05:32:00 -
63:
名無しさん
?
2009-03-07 00:55:00 -
64:
名無しさん
気になる?
2009-03-11 00:28:00 -
65:
名無しさん
続き待ってます?
2009-03-11 13:07:00 -
66:
名無しさん
ァゲ?
2009-04-04 18:55:00 -
67:
名無しさん
完結しそうにないね?
2009-04-26 05:28:00 -
68:
名無しさん
ブックってブランデーじゃないの?
2009-05-17 03:21:00 -
69:
名無しさん
あ
2009-05-17 22:14:00 -
70:
名無しさん
飽きられて続きなくなったかな?
2009-06-01 23:49:00 -
71:
名無しさん
続きをぉ待ち申し上げまする?m(__)m
2009-06-03 15:22:00 -
72:
◆v2aXiy4tC.
無理じゃない?
2009-06-04 05:11:00 -
73:
◆K3afQOGKaY
あ
2009-06-04 05:13:00 -
74:
名無しさん
↑誰かこれ読んで続き書いて
2009-11-22 19:05:00