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人生落下一直線
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1:
まゆ
バカな女の虚しいお話。
オチはありません2009-01-27 14:20:00 -
2:
主
小さいころから
腫れぼったい目
豚っ鼻
ぶよぶよした身体
天然くるくるパーマ
引っ込み思案な性格。
とてもコンプレックスだった。
親戚や身内はみんな可愛くて
なんで○○(あたしの名前)だけこんなに劣ってるんだろうね
おばあちゃんに言われた言葉…忘れたくても忘れられない2009-01-27 14:30:00 -
3:
主
小学生
容姿に自信がなかったのでせめて笑いを…と常にウケを狙っていた。
そのせいか友達は少なくはなかった。
でもよく他のクラスの子に
不細工のくせにしゃしゃんな
そう言われていた。
男子からは不細工が笑ってる
とよくからかわれた
悔しかった
でもクラスで1番仲良かった子がリーダー的存在の子だったからまだ耐えられた。
女の子の友達がいればいい。
ずっとそう思ってた2009-01-27 14:34:00 -
4:
主
ある日
友達と喧嘩した。
些細な喧嘩だった。
またいつものようにすぐに仲直りできると思っていた…のに…
学校について教室に入った瞬間に
・来た!くっせ〜。おぇっ
すぐに私のことだと気付いた。
・てか化粧汚すぎでしょ
・なにあれ、えぐれてるし。
中学生のあたしなりに頑張って化粧して、頑張って髪の毛をアイロンして精一杯のお洒落をしているつもりだった。
ショックだった。
・てかあんなのと友達だったって思うだけで吐き気してくるわー
1番仲良かったはずの友達…
昨日まで仲良くしてたじゃん?
泣きそうになったけど耐えた2009-01-27 14:43:00 -
5:
主
体操服がなくなっていた。
けられた。
いろんなものを投げられた
非通知でたくさん嫌がらせ電話がかかってきた。
くさい。汚いっていっぱい言われた。
子供は残酷。
軽々しくそうゆうことができるのだから。
友達が以前クラスの子を虐めてたのを笑ってみてた。
あぁ…あの子、こうゆう気持ちだったんだ。
自分がどんなけひどいことをしてたのかはじめてわかった2009-01-27 14:47:00 -
6:
主
いじめを受けて、二ヶ月がたとうとしていた。
親にも言えず、しょっちゅう学校に行くふりしていろんなところで時間を潰していた。
ちょうどその時期に父の会社が倒産し、両親が離婚することに。
そして私達家族は夜逃げをすることになった。
ヤクザに追われ、ひたすら逃げた。
母は
・なんで家だけこんな事に…
そう言っていたが
あたしは何故か幸せだった。
学校から解放され、大嫌いだった父とも離れられ。
ただ、母が可哀相でならなかった。
夜逃げ生活は一年に渡り続いた。
2009-01-27 14:55:00 -
7:
主
中学三年の時にあたしと兄だけ近所の人に預けられる事になり、またあの学校に行かなくてはならなくなった。
嫌で嫌で仕方なかった
でもお母さんがせっかく行かしてくれた学校…
頑張っていく事にした。
体が重たい…
学校がまるで地獄のように思える…
一年ぶりの学校…2009-01-27 14:59:00 -
8:
主
ビックリした。
あたしのことをいじめていた友達が泣きながら抱き着いてきた。
・もう会えないのかと思った。あやまりたくて…本当は嫌いになったことなんてなかった。
最初はムカついてやってしまったけど、だんだんあとにひけなくなって…
頭おかしいんじゃないの?って思った。
一度あんな事されて信じられるわけがない…
でも
ありがとう、また仲良くできるなんて嘘みたい。
あたしは今度こそ上手くやっていこうと思った。2009-01-27 15:03:00 -
9:
主
中学三年の6月、何故か父が帰ってきてまた母、父、兄、あたしの四人で暮らす事になった。
兄はヤンキーになっていた。
その頃から母が精神的に不安定になりだし、自殺行為を繰り返すようになっていた
・『あんたなんて生まなかったら良かった。
そしたら楽に死ねるのに』
それが母の口ぐせだった
あたしはどうすることもできず、ただ黙って聞くことしかできなかった。
そして夏、私の誕生日
家には誰もいなかった。
夕方になっても夜中になっても日にちが変わっても…
家族に祝ってもらえると期待してまっていたのに…
そのとき、知り合いから電話がかかってきて
『あんたのお母さん、男と出ていったよ』
信じられなかった
父が不倫してるのは知ってたけど…まさかお母さんまで…
2009-01-27 15:10:00 -
10:
主
もう誰も信じられなくなってた。
何日かして母が帰ってきた。
父に連れ戻されて…
もうどうでも良かった。
その頃からあたしはグレだし、タバコ、無免許バイク、ケンカを繰り返すようになっていた。
希望とかゆう言葉大嫌いだった。
あたしの顔は特別不細工だった。
えぐれた鼻、腫れぼったい目、汚い肌。
化粧して髪の毛は染めていたけど醜かった。
ある日、先輩にCDを貸してもらった。
そのCDがあたしの人生を変えるなんて…その時は思いもしなかった。2009-01-27 15:15:00