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みんなで、、、$゚
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1:
姫華
色々悩むことってありませんか、、、
私は最近、悩んでいる人の相談に乗ってポエムを作ったりしています。
ここは、悩んでしまった人や、話しを聞いてほしい人、少しでもそんな人の力になれたらいいな、、と思い作ってみました。。
相談があればどうぞ$゚2009-02-04 18:46:00 -
2:
姫華
恋愛、仕事、友情、健康
人生、価値、お金、癒し
なんでも構いません%゚
もちろん匿名でも*
イニシャルでも**
決して一人で悩まないで、、、2009-02-04 18:52:00 -
3:
姫華
相談を受け付けるまで、私がポエムを書くようになったきっかけなど話したいと思います**
よかったら読んでください、、、2009-02-04 18:55:00 -
4:
姫華
さかのぼること4年前、私がまだ19歳だったころです。私はキャバクラで夜のお仕事をしていました。同じような毎日に飽き飽きしてきていました、、そんなとき新人として入ってきた女の子がいました、、彼女は私のひとつ年下で人形のように美しい容姿をしていました。。
2009-02-04 19:03:00 -
5:
姫華
とても弱々しい細い体に清楚で綺麗に整った顔立ち。。同じ女の私も魅了されました*
彼女は見た目のまんまであまりはしゃぐタイプではなく、なぜキャバクラをしているのか全く想像もつかない雰囲気でした。私は話しをするわけでもなく、ただぼんやりと彼女を見ているだけで心が休まりました。。。2009-02-04 19:09:00 -
6:
姫華
そのころの私は仕事にも恋愛にも人生にさえも、何も興味がなくなっていました。。もちろん仕事仲間などいません、客も息をする性欲の塊ように見えました、、
そんなとき彼女に出会い、ふと、興味が湧きました。
なぜ、こっちの世界にいるのか…彼女が、なにを思っているのか…2009-02-04 19:17:00 -
7:
姫華
そんなある日、毎日出勤していた彼女が休みました。なぜかすべてに興味が湧いてしまいます。次の日、仕事に来た彼女についに話しかけてみました。
昨日なんで休んだの?2009-02-04 19:19:00 -
8:
姫華
彼女は私に、なんでいつも見てるの?と聞いてきました。私は、人間観察が趣味だから。と言いました。すると彼女は、そっか。 昨日は家族に会ってきたよ。と言って立ち去りました。
彼女は笑顔でしたがなんだか、その奥に何か感じるものがありました。
その日から私は、彼女によく話しかけるようになりました。2009-02-04 19:29:00 -
9:
姫華
話しかけると言っても、たわいもない言葉。例えば、今日あったかいね、みたいな。彼女は、うん。とか、そうだね。くらいしか言いませんでしたが、ある時、明日も来る?と聞いたとき、彼女は、明日になってないのに来るとは言い切れないよ。と言った、、今までに見たこともないような、なんだか暗い表情をしていました。
2009-02-04 19:36:00 -
10:
姫華
彼女について謎はたくさんありましたが、身の上話などプライベートについて話したことはありません。またある日、彼女が休みました。次の日、店の方から彼女が辞めると聞きました。なんだか彼女が消えてしまう気がして、彼女に言いました。これからどおするの?彼女は、先のことなんてわからない。と言った。それから数日たって、彼女が食事に誘ってきました。
2009-02-05 15:45:00 -
11:
姫華
仕事が終わってから、彼女と食事へ。なんだか、ものすごく久しぶりに緊張した。居酒屋に入ると彼女はあったかいお茶を注文し、自分の生い立ちを話し始めた。
2009-02-05 15:48:00 -
12:
姫華
お母さんは小さいときに病気で死んだ、お父さんはどこにいるのかわからない。お兄ちゃんも去年、事故で死んだ。家に猫と二人で住んでる。
私はなにも言えなかった。この女の子は一人なんだ。
話しは続いた。2009-02-05 15:54:00 -
13:
姫華
一人だったけど、この前歩いてたら猫が捨てられててどおしても見捨てられなくて拾った。出会ってからいっぱい元気もらった。この子まで一人にするのかわいそうで、できればもらってほしい。
2009-02-05 15:58:00 -
14:
姫華
一人にするのかわいそう?なんで一緒にいられないの?私は聞いた。
彼女は答えた。
私はもお生きられない。2009-02-05 15:59:00 -
15:
姫華
お兄ちゃんが死ぬとき、一人でも大丈夫ってお兄ちゃんに約束したから頑張ってた。でもよく、頭痛と腹痛がしてた。薬飲んでたけど、精神的につらくなって病院に行ったら、もお末期だった。
2009-02-05 16:05:00 -
16:
姫華
今でも彼女のあのときの顔は忘れられない。ひきった笑顔で話す彼女の目から涙が出ていた。
なんにもしたくないって思ってたけど、自殺だけはしたくなかった。お母さんもお兄ちゃんも生きたかったはずだから。そんなとき猫に出会った。2009-02-05 16:08:00 -
17:
姫華
彼女がキャバクラをしてたのは猫を引き取ってもらいたい人に出会ったときに少しでもお金を渡したいからだった。そのときはすでに病院にも行っていなかった。
2009-02-05 16:11:00 -
18:
姫華
お願いします。私の代わりに猫を育ててほしい。あの子を一人にしないでやってほしい。私の心を元気にしてくれたあの子を守ってください。
彼女が言ったとき私も涙が出た。
会ってみたいな。元気にしてくれた子に。
私は言った。2009-02-05 16:16:00 -
19:
姫華
そのまま二人で彼女の家に行った。
仕事場からとても近いその家に入ると玄関に一匹の子猫がいた。白くて小さくてまるで彼女のようだった。とても小さな声でニャーと言って彼女に抱かれた。
彼女の家はとても綺麗だった。けど、家具はほぼない。
彼女は言った。この子、小雪って言うの。可愛いでしょ。
見たこともない本当の笑顔だった。2009-02-05 16:22:00 -
20:
姫華
猫なんて飼ったことなかったから小雪のためにいっぱい勉強したんだよ、ほら。と彼女がたくさんの本を見せてくれた。彼女が小さく咳をすると少し血が出ていた。彼女はガンが悪化して合併症から体中おかしくなっていた。小雪が悲しそうな声で鳴いた。
2009-02-05 16:28:00 -
21:
姫華
無口だと思っていた彼女は小雪にはとてもお喋りだった。小雪のご飯を用意しながら、小雪いい子にしてたの〜?今日はすっごく寒かったよ〜。と言っている。もお季節は冬になろうとしていた。
2009-02-05 16:32:00 -
22:
姫華
私もここにいてもいい?
彼女に言った。
彼女から離れない小雪と仲良くなれるか不安だった。それから彼女の余命一年という命の宣告が去年の冬だったから。
彼女は笑って言った。お願いします。2009-02-05 16:36:00 -
23:
姫華
次の日、目が覚めると彼女はいなかった。心配になったけど、机に置き手紙があった。
家族に会ってきます。
小雪と待っていると夕方になって彼女が帰ってきた。
二人とも、ただいま。と言う彼女はかすかにお線香の匂いがした。白いコートの手首の部分には血が付いていた。
私、今日で仕事おわりなんだ。最後だけど、一緒に行ってくれる?
私は、うん。と笑顔で言った。2009-02-05 16:43:00 -
24:
姫華
最後の日、一緒に仕事にいって一緒に仕事から帰った。帰り道、私は彼女に入院を進めた。彼女はできるだけ小雪と居たい。と言った。それから毎日できるだけ小雪と一緒に居られるようにした。本当に彼女は日に日に弱っていた。
2009-02-05 16:47:00 -
25:
姫華
クリスマスも近づいたある日、仕事から彼女の家に向かっていると玄関の前で小雪の必死な鳴き声が聞こえた。慌ててドアを開けると血を吐いた彼女が倒れていた。すぐに救急車を呼んだ。病院に運ばれたとき、もう息はなかった。
2009-02-05 16:51:00 -
26:
姫華
彼女が亡くなった。とてもあっけなかった。ガンはいたるところに転移して、肺炎を起こして亡くなったそうだ。家に帰ってみると小雪は彼女が小雪のために作った小さなクッションに抱きついていた。
彼女は小雪にさよなら言えたのかな?小雪、彼女と最後になに話したの?私はずっと小雪に話しかけた。2009-02-05 16:57:00 -
27:
姫華
小さいけど葬儀をして、彼女とさよならをした。小雪はあれから元気がない。彼女の家を片付けているとシンプルなノートが出てきた。表紙には、「小雪ちゃん」と書いてあった。
2009-02-05 17:01:00