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?私のお薬?
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1:
みみ
あたしの薬は
ビタミン剤・胃腸薬・睡眠薬。
そして笑顔と涙。
全てあなたと出会ってから必要になった物ばかり。。2006-05-06 00:43:00 -
2:
みみ
『なぁなぁ!今からどこ行くん?喋ろやぁ。』『ちょちょっ!止まってや!名刺だけでも渡さして。』『なぁ。プーさんあげるから今から同伴する気ない?』
三年前のミナミはどこもかしこもホスト、スカウト、ボーイで溢れかえっていた。今より法律も厳しくなくて、未成年がほとんどだったと思う。
何でもありに近いこの世界にひかれたあたし。2006-05-06 01:08:00 -
3:
みみ
人一倍流されやすく、自分を持ってないあたし。本当は寂しがりでわがままなのに嫌われたくないからいい子のフリして生きてる。
仕事を遊びだと感じてたあの頃に戻りたいと思うのは、おかしいかな?
あの頃みたいに馬鹿な事できて、ささいな事で笑ってたら…。あなたは少しでも笑ってくれるかな?あなたの記憶の中に、ほんのちょっとでもあたしは残っていられるのかな?2006-05-06 01:24:00 -
4:
みみ
『…みみ?みみ?どうしたん?』「ん?えーっと…。何の話してたっけ?」『また話聞いてなかったん?!』「うん。ごめぇん。」『もぉっ!舞の男の話してたんやん。みみ相談乗る気あんのぉ?』「あるよぉ!まじごめんって☆」
今日も舞のノロケ話を聞きながらあの人の事を考えてた。いつもそう。誰かの恋愛話を聞くと記憶が三年前に飛んで、何回もあの人が出て来る。いつもあの頃の笑顔で、今にも『お前ほんまアホやなぁー。』って言ってくれそうな気がして…。2006-05-06 01:40:00 -
5:
みみ
『そおいや、みみは好きな子とかおらんの?アンタ可愛いねんから男寄って来るやろ?』「おらんよぉ。寄ってくるのしょうもない男ばっかやで!秋葉みたいなんばっか!ほんま嫌んなるわぁ。」『アンタより好みしすぎやねんってぇ。まぁとにかく、もうホストと妻子持ちは好きになりなや!昼ドラみたいな恋愛は嫌やで?』「ははっ!了解☆」
まだあの人の事を引きずってるだなんて誰にも言えないよ…。あたしの好きな人は、妻子持ちのホスト。
『アンタの入る隙はない。』『あの人の幸せ壊す気か。』『所詮ホスト。』『諦めろ。』友達に散々言われた。自分でも無理だって分かってるよ。でも、諦めようと思う程気持ちが強くなってどんどん恋していってしまう。結局誰にも言えないまま心の中にしまう事しかできなかった。
2006-05-06 02:01:00 -
6:
みみ
もう繋がる事のない番号。無意味なメモリー。。消せば忘れられるかもしれないと何度も消そうとした。だけどあと一歩の所で最後のボタンが押せない。いつも無意識に押してるボタンがやけに重く感じて…。
このボタンを押してしまったら、あの人の記憶が全てなくなる気がする。
そうした方が楽になれるのに。。何のひっかかりもなく次へ進めるのに…。どうして自ら苦しい方を選んでしまうんだろう。
2006-05-06 02:13:00 -
7:
みみ
━━三年前。。
あの人の事を知ったのは一冊の雑誌。当時キャバで働いてたあたしは、もちろんホストに興味津々。出勤前には必ずひっかけを通ってホストと喋り、キャッチも自ら進んで出てはホストを目で追い、閉店後には友達とホスト雑誌を見にコンビニへ。
『ホストのおごりじゃないと飲みに行かない。』とケチくさい事を言いながらも、しっかりホスト遊びを学んでいった。
根性なしのあたしはシャンパンも卸せないくせに人のシャンパンをねだる。その上めったに飲みにも行かないくせに店外には積極的に誘う。相当鬱陶しい客だったにちがいない。2006-05-06 02:27:00 -
8:
みみ
そんな事ばかり繰り返して遊び回っていた頃、いつもの様に雑誌で自分好みの男を探してると、一人の男に目が止まった。
「めっちゃ…かっこいい…。」ある店が搭載されているページのど真ん中にあの人はいた。その人を見て舞は『確かに男前やと思うけどオッサンやん。絶対詐欺ってるってぇ。』と、あまりその気じゃない様子。2006-05-07 05:09:00