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羽根

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  • 1:

    ゆうな

    『明日も同じ時間でえんやろ?予約入ってるから遅刻せんといてな!お疲れ!あっ後これ今日の給料な。』
    ベランダでタバコを吸う私の前に無造作に置かれた数枚の万札。これが私の今日の値段。お金を数えることもなく鞄にそのまま突っ込んだ。

    2009-02-22 00:46:00
  • 11:

    ゆうな

    そんな薫とだからこそ2年も一緒にいれたのかもしれない。薫は私を愛してくれる。私も表現はわからないけど薫のことは好きだと思う。

    2009-02-22 02:28:00
  • 12:

    ゆうな

    『ゆうなおいで?』優しく薫が私をソファーに誘う。薫の隣にちょこんと座ると私の頬に額に首筋にキスをする。「薫…ベッドいこ
    …?」薫は優しく微笑んで私を抱き抱えた。
    ベッドに寝かされ『今日はゆうなどんな気分?』と意地悪げに薫が問う。「薫の好きにして欲しい…」そう言うと薫は私の両腕の自由を奪い荒々しくTシャツをたくりあげ下着を外した。

    2009-02-22 02:47:00
  • 13:

    ゆうな

    両腕の自由が奪われた私を四つん這いにさせ薫は私の頭を掴むと自分の首筋に誘導した。薫の首筋に舌を這わせ筋肉質な体をたどる。薫の陰部を口に含むと息が出来なくなるほど頭を前後に揺さぶる。「ぉえっっ…」えづく私にもお構いなしに薫の手は休まることはない。唾液か胃液かわからない粘液が顔にまとわりつく。足の指の先まで薫の体に舌を這わした。

    2009-02-22 02:59:00
  • 14:

    ゆうな

    『ゆうな立って?』言葉は優しい薫。薫を見上げると目の奥は笑ってないいつもの冷たい微笑。両腕をベルトで縛られたまま言われた通りに壁際に立つ。

    2009-02-22 03:04:00
  • 15:

    ゆうな

    後ろ向きに立たされた私は薫の表情を確認することが出来ない。恐怖を感じると共に欲情している自分がいる。薫は後ろに立つと私の耳をおもいきり噛んだ。「っつっ!」あまりの痛さに声をあげると薫は次に首筋を噛んだ。「ひぃいっっ!」悲鳴に近い声が思わずもれる。すると薫の冷たい指が乱暴に私の喉の奥に入れられまたえづいた。抜かれた指は粘液がまとわりつきその指は下に伸びるともう一つの穴を弄びだした。

    2009-02-22 03:23:00
  • 16:

    ゆうな

    「薫っ…痛いよ…」言葉にならない声で薫に訴える。足がガクガクしてその場にへたり込みそうになるが薫は膝に自分の膝を当て座ることを許してはくれない。『まだ一つ目だよ?』薫はまた穏やかな声で囁いた。耐えきれなくなりその場にたおれこむと薫はため息をつき『ほんとゆうなは楽しませてくれんね。』と言い私の髪の毛を掴むとベッドまで引きずっていった。

    2009-02-22 03:34:00
  • 17:

    ゆうな

    ベッドまで行くと薫は二つの穴に同時に指を入れた。「薫っっ!やっっ…いっ…」体が痙攣し絶頂を迎えるが薫の手は止まらない。何度も愛液でべたべたになった指を私の口に入れる。「んっっ!」『また入れるからきれいにしてね?』「んんんっっ…はぁっ…はぁ」途中薫が耳や首筋に歯を食い込ませ悲痛と快感が入り乱れる。
    一時間ぐらいだろうか…?薫に体を弄ばれ続けて私は気を失った。

    2009-02-22 03:44:00
  • 18:

    ゆうな

    「…んっ?」目が覚めると朝方だった。横にはすやすや眠る薫がいる。いつのまにか自由になっている手でそっと薫の頬を撫でる。(長い睫毛やな…)薫の顔に見とれていると『…んっ?…んー!ゆうなおはよ…』薫が目を開けた。「ごめん。起こしてちゃったね。」「んーいいよー。今日朝から用事あったし。」薫はそういうとリビングへ消えた。『お風呂一緒に入ろっかぁー』薫の声が聞こえる。「うん。」返事すると薫はお湯を張りにいった。明るくなった部屋を見渡すと昨日の夜が夢だったかのようないつも通りの部屋だった。しばらくして薫がマグカップを二つ持ってベッドに戻ってきた。『はいっ』差し出されたコーヒーを飲みながらタバコに火をつける。

    2009-02-22 04:01:00
  • 19:

    ゆうな

    しばらく他愛もない話をし私たちは風呂場へ向かった。昨日の私と今の鏡にうつる私と変わったとこは体中に目立つ血のうっすら滲んだ傷。内出血になって黒っぽくなっているのは今まで薫がつけた傷。

    薫が私を愛している証。

    2009-02-22 04:11:00
  • 20:

    ゆうな

    薫に後ろから抱き抱えられるように湯船につかる。薫はいとおしそうに新しい傷を舌でなぞる。傷が新しいのでヒリヒリと痛む。「今日ご飯どうしたらいい?」『遅くなりそうだから食べてきて』「わかった。」会話なんかそれだけ。料理が趣味である薫はほぼ毎日晩御飯を作ってくれていた。薫が何をしているかはしらないが用事がある時はたまに私は外食していた。

    『ゆうな?』「んっ?」『愛してるから。』と私を力一杯抱き締めた。
    「知ってるよ。」そう言うと振り返り唇を重ねた。

    2009-02-22 04:26:00
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