-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
サクラ咲く頃
-
1:
麻衣
桜の咲く季節。
それは、たくさんの別れがあってたくさんの出会いがある。
不安や期待に満ち溢れてココロがそわそわする。
そんなサクラの季節。2009-03-19 07:32:00 -
2:
麻衣
―「行ってきまーす」
真新しい制服を着て不安と期待にそわそわしながら
あたしを見送る母に背を向けて大きな声で言った。
今日から中学生。
どんな人おるんやろ?
かっこいい人いっぱいおったらいいのにな〜
女の先輩ってやっぱり怖いんかな?
そんな事を考えながら友達との待ち合わせ場所に向かう。2009-03-19 18:15:00 -
3:
名無しさん
亜希「やっぱりみんなまだ来てないわ…とりあえずメールしとこ」
“着いたでぇ!はよこーい”
小学生の時から仲良しの由佳と美紀に一斉送信。
今と違って中学生で携帯持ってる子はあんまりおらんのにあたし達3人は奇跡的に全員持ってた。
お父さんお母さんありがとう!
って言うてもあたしは自分で携帯代払ってるけど。2009-03-19 18:34:00 -
4:
名無しさん
トリップつけてね?
後、改行を4回以上使うと略ってなって、読みにくいよ?2009-03-19 18:40:00 -
5:
麻衣◆xOj2Mnxwys
4>>さん
ご意見ありがとうございます!
トリップ付けました☆
改行も少なくして読みやすいようにします(^-^)2009-03-19 20:35:00 -
6:
麻衣◆xOj2Mnxwys
亜希「おっ!やっと来た!美紀おはよー」
美紀「おはよー!ごめん!うっかり寝坊してもうたわ(笑)」
亜希「うっかりってあんたいつもそれやんか!(笑)」
美紀「…ごめん(笑)それにしても由佳遅いなぁ〜家そこやっていうのに」2009-03-19 21:23:00 -
7:
麻衣
そう言いながらあたし達は待ち合わせ場所の目の前にある家を見上げる。
亜希「ほんまそれやし!由佳の部屋に石投げて窓割ったろかな」
そんな冗談を言って美紀と笑っているとやっと由佳の登場!!
いつものように眠たそうな顔で欠伸しながら。オマケに寝癖付き(笑)2009-03-19 21:24:00 -
8:
麻衣◆xOj2Mnxwys
由佳「おはよ〜…」
麻衣・美紀「もう!あんたいつも遅いねん」
由佳「ごめんな〜?」
いつものようにそんな姿を見て美紀は笑い、あたしは由佳の寝癖を手で直してあげる。みんなでこれから始まる中学校生活にドキドキしながらぎゃあぎゃあ騒いで登校する。
これが今までの何気ない3人の風景。これからもずっとこんないつもの3人で楽しく過ごせると思ってた…2009-03-21 14:46:00 -
9:
麻衣◆xOj2Mnxwys
学校に着いて体育館の前に張り出されてるクラス分けを見に行く。
麻衣「みんな同じクラスやといいのにな〜?」
由佳「せやな〜。担任の先生優しい人やったらいいのになっ」
美紀「私あんたらと違うクラスがいいわ!もうあんたら2人の世話焼くのには懲り懲りやで(笑)」
意地悪な笑みを浮かべながらそう言う美紀に由佳と2人で“ひどーい!”って声を揃わせて泣きまねをする。美紀はいつもそんな意地悪言うけど本当は思いやりのある優しい子。由佳は遅刻ばっかりやけどあたしが落ち込んでたりするといつも励ましてくれる。2人共ほんまにいい友達。2009-03-21 15:01:00 -
10:
麻衣◆xOj2Mnxwys
そんな時、これでもかってぐらい騒ぎまくって煩い集団の中にあんたを見つけてん。何でかな?あんないっぱい人おるのにあんたに目が止まってん。“何あいつ!髪の毛長すぎやろ”って(笑)
まあそんな事すぐに気にならんくなって背が低くてクラス発表が見えそうにないあたしと人込みが大っ嫌いな美紀は由佳にクラス分けを見てくるよう頼んだ。2009-03-21 15:05:00 -
11:
麻衣◆xOj2Mnxwys
ルンルン気分で戻って来た由佳を見て、期待の眼差しで由佳を見つめながら
麻衣「どうやった?みんな一緒?担任だれ?何組?」
質問攻撃する(笑)
由佳「麻衣が1組で美紀が2組、由佳が3組やった」
美紀「あんたみんなバラバラやのに何でそんな嬉しそうやねん」2009-03-21 15:11:00 -
12:
麻衣◆xOj2Mnxwys
由佳「…え?…あーっ!担任の先生が優しい人やったからそれに気ぃ取られてみんなとクラス離れたん忘れてた…」
美紀に言われて気付いたらしい由佳は情けない声でそう言うと肩を落とした。
美紀「ほんまにあんたは…。あ!そんなことよりもう入学式始まるで!ほなまた後で!」
走って行った美紀とは正反対に人見知りの激しいあたしは重い足取りで体育館に向かった。2009-03-21 15:19:00 -
13:
麻衣◆xOj2Mnxwys
体育館に着いてすぐに始まった始業式は校長のあいさつやらどっかの会長からのお祝いの言葉で予想通り面白くない長い時間やった。
―次の日も今まで通り3人でぎゃあぎゃあ騒ぎながら登校した。
麻衣「ほんじゃあまた休み時間集まろな!」
あたしは2人にそう言い残して教室に向かう。2009-03-22 14:40:00 -
14:
麻衣◆xOj2Mnxwys
あー…どうしよ。教室来たのはいいけど喋れる子がおらん。これってある意味奇跡ちゃう?ってぐらいに美紀と由佳以外に仲良かった子ともクラスが離れた。
そんな事を考えてかなり挙動不振やったあたしは
先生が入って来たことでホッと安心した。
担任「今から体育館で部活紹介と生徒会の演説やるからとりあえずみんな廊下出て適当に並んで〜」
先生の言葉でみんな一斉に動き出す。がたがたがやがやと。
まだ友達の出来てないあたしは後ろの方に並んで、ふと自分の後ろに立つ女の子に視線を向けた。2009-03-22 14:49:00