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黒い翼

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  • 1:

    ぬし

    つまらないかもしれませんが最後まで書いていきます?

    2009-05-08 01:01:00
  • 2:

    ぬし

    私の名前は雅
    現在二十歳でペットショップで働いている
    動物が大好きなのに住んでいるマンションがペット禁止で飼えないというのも
    このアルバイトを決めた理由のひとつだ
    しかしこのペットショップ…普通とは違う点がひとつだけ。

    ここは、爬虫類専門のペットショップ

    そう…カメレオン、蛇…亀、ヤモリなど…

    普通とは違うのはペットが爬虫類であるということだけ


    朝の10時から夕方の4時までが私の労働タイム。

    「おはようございまーす」

    店長、バイトの佐々木くん、長沢さんに挨拶をする

    2009-05-08 01:04:00
  • 3:

    ぬし

    店長のあだ名は「スネーク平山」
    あだ名の由来は…
    大の蛇好き。
    店内には平山が首に大蛇を巻いてピースしている写真が貼ってある

    「さぁ、餌やりでもするかな」

    店長は一番のお気に入りの蛇の赤ちゃん
    「ピピちゃん」に冷凍ネズミをあげる

    2009-05-08 01:08:00
  • 4:

    「雅ちゃん、この後時間ある?」
    「ん〜彼氏が家で待ってるから今日はダメだよ!てか今日もダメ(笑)」
    自分で言うのもなんだが
    私の顔はそこそこ可愛い部類で、そこそこモテるのだ。
    20年間生きていて遊び用の男が途切れたことはない。男なんて暇潰し…

    2009-05-08 01:13:00
  • 5:

    まぁ男なんてダイッキライな私は蛇にしか興味はない。
    「ざ〜んねん。ちぇっ」
    佐々木くんは残念そうに唇を尖らせる
    よく女性客に「小池鉄平に似ている」とキャーキャー騒がれているが、私は興味がない
    駅のトイレで違う洋服に着替える。

    2009-05-08 01:17:00
  • 6:

    背中がまる見えの紫のインナー下はショーパン。上は黒のダウンジャケっトを羽織った
    そうペットショップの仕事が終わってからは私は別の顔に生まれ変わる。

    夜はclubで受付のバイトだ
    濃いめの化粧に編み込まれたブレーズの髪
    大好きなセクシーな服装。服装が自由なのもこの仕事の良いところだ

    2009-05-08 01:21:00
  • 7:

    このclubの音はジャンルで言うとヒップホップやレゲエ、日替わりで毎日変わる

    ただトランスは流れない

    2009-05-08 01:24:00
  • 8:

    店内は今日も混んでいる。
    「ハイネケン下さい」
    ひとりの客が私に注文する
    髪の毛は真っ黒でロン毛…
    前髪を伸ばしていて顔があまり見えない。
    まぁ店内は暗いし、いちいち客の顔なんて見てないが…

    2009-05-08 01:25:00
  • 9:

    ハイネケンをそのまま手渡す

    黒髪の彼が呟いた

    「あの…僕のこと覚えてますか?」

    2009-05-08 01:27:00
  • 10:

    (ハァ?なにこいつ…キモチワル…)

    そう思いながらも表情には出さず
    私は答えた

    「常連さんですか?私、週3日程度しか入ってないんで…」
    「俺だよ。沢口だよ」

    その瞬間、中学時代の記憶が蘇った

    2009-05-08 01:31:00
  • 11:

    沢口…クラスでは目立たなかった
    顔は悪くないしむしろ整っている部類に入るのだが、
    休み時間の間 彼はいつも誰もいない教室でひとりで寝ていたのだ
    その姿は暗く、恐く、地味でさえない。友達が出来ないのは当然だろう
    正直思い出さない限り、記憶に残らない人種だった
    「沢口…久しぶりだね。元気してたの?」

    2009-05-08 01:33:00
  • 12:

    「あぁ…お前にずっと会いたかったよ」

    長い前髪から覗いたその瞳があまりにも冷たくてぞっとした

    「なにそれ(笑)私と沢口ほとんど喋ったことないのに変なの」

    私がそう言うと
    沢口は無表情のままフロアへと消えていった

    2009-05-08 01:38:00
  • 13:

    気持ち悪いやつ…そう思いながらも
    いつも通り仕事をした
    仕事が終わり、駐車場に向かう

    ふと黒い人影が見えた―

    2009-05-08 01:40:00
  • 14:

    「沢口…?」
    「待ってたよ。神咲」

    さっきのあの時と同じ冷たい瞳で私を見つめる
    ゾッとした―
    見つめてるとこっちまで沢口の魔力に吸い込まれそうな…

    2009-05-08 01:43:00
  • 15:

    冷たくて…暗い海の底みたいな目の色に鳥肌さえ覚えた

    「待ち伏せとかきもいんですけど。なんか用?」

    「お前をずっと探してたんだよ」

    …?どういう意味よ―
    「とにかく明日の夜8時に○○駅のTSUTAYAの前まで来い」

    2009-05-08 01:46:00
  • 16:

    いくら明日が日曜日だからってそりゃ無茶じゃないか―
    戸惑ってるうちに沢口は去っていった
    私をずっと探していたって…あいつ一体何考えて―
    次の日
    時計を見ると昼の12時。今日はよく寝たな…
    カーテンを開ける
    外は曇りで小雨が降りだしていた

    2009-05-08 10:41:00
  • 17:

    名無しさん

    おもしろそうなんで続き待ってます!((o(^-^)o))

    2009-05-11 00:22:00
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