-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
匿 名 メ ー ル 。
-
1:
MiO.☆
ねえねえ、知ってる?
何が?
他人のアドレス使ってメール送れる方法があるんだって。
マジで?何ていうの?
「匿名メール。」2006-01-04 01:59:00 -
37:
MiO.☆
………レ……イプ…?
さすがに、それはマズイと思った。そこまでしようとは考えてなかったから。小心者の私には、キツイ。
それに先輩ってもっと優しい人だと思ってた。こんなことする人だったんだ…。むやみに断ったりしたら、私まで危なさそう…。
やるしか、ない…。2006-01-04 03:03:00 -
38:
MiO.☆
【いいですね☆ってか先輩結構極悪ですよね!笑でも私が何かして広まったらヤバイんで、先輩に全部やってもらっていいですかー?m(_ _)m】
これでいい♪こうすれば私が先輩と組んでることはバレないし☆
その後、先輩から即返事が来た。
【分かった♪こっちで勝手にやっちゃうね(^_^)b】2006-01-04 03:05:00 -
39:
MiO.☆
本当に、いいのかな…。後悔と罪悪感で心がモヤモヤしながらも、その日は疲れていたからぐっすりと眠った。
−翌日−
私はどこまで小心者なのだろう。誰にも“あの計画”はバレてるわけがないのに、なぜかビクビクしながら学校に向かう。
下駄箱で上履きに履き替える手も、自然と震える。2006-01-04 03:07:00 -
40:
MiO.☆
上履きを履き終えた時、後ろから肩を叩かれた。途端に体がビクンと反応する。振り向くと……ユリだった。
「お、おはよ…」
「何驚いてんのさー笑」
私は何でもないよ、と言って笑い飛ばす。ああ、良かった。バレてないんだ。そりゃ、そうだよね。バレるわけ無いもん。2006-01-04 03:09:00 -
41:
MiO.☆
休み時間、職員室に行って帰ってくる階段で、先輩と出くわした。今、一番会いたくない相手。
「例の件、明日やっちゃうね☆」
先輩は笑顔でそう呟いて去っていった。あの悪魔のような笑顔が、目に焼き付く。こんなことを始めたのは私なのに…。怖くて怖くて、たまらなかった。
サエ、ごめん…。
2006-01-04 03:10:00 -
42:
名無しさん
がんばれ?みてるよ
2006-01-04 03:11:00 -
43:
MiO.☆
その日は家に帰ってもなかなか寝付けなかった。明日は…あの計画が実行される日だから。でも、自分を犠牲にしてまで止めるなんて出来ないよ。それに、まだサエのことはムカツクし…。未だに威張りくさってるし、さ…。
気づいたら涙が止まらなかった。
私はその時、誓った。もう、匿名メールなんてしないって。
…二度と。
2006-01-04 03:14:00 -
44:
MiO.☆
−計画実行日当日−
私は一人でドキドキしていた。当人のサエを見てみると、友達とバカ笑いしている。
「いいな…気楽で…」
思わずボソっと呟いてしまった。
「何のこと?」
「あ、いや、こっちのこと」
ユリにすかさず突っ込まれてあせった。こっちのこと、って何だよ…。時が経つのは早いもので、すぐに放課後になった。2006-01-04 03:16:00 -
45:
MiO.☆
「ユイ、今日あたし部活無いから一緒に帰ろ?」
「ごめん!!今日ちょっと先生に残れって言われてて…」
「そうなの?じゃ、また今度ね☆」
私は必死に笑顔を作ってユリに手を振る。せっかく誘ってくれたのに、なんか凄い悪いことした気分…。っていうか、してるよね…。一人になった教室でボーっとしていると、サエの声が聞こえた。2006-01-04 03:19:00 -
46:
MiO.☆
「あのぉ、話って…何ですかぁー??」
階段から聞こえるサエの声。教室から階段を覗くと、サエと一人の先輩が立っている。どうやら先輩の友達がサエを呼び出すようだ。サエは自意識過剰だからすっかり告られるのと勘違いしてるwやっぱりこうやって見てると、いい気味かも♪
「俺さー…サエちゃんのことずっと好きだったんだよねー」
「えっ??」
その先輩は結構カッコイイ。サエも「えっ??」なんて言いながら嬉しそうだ。2006-01-04 03:21:00