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匿 名 メ ー ル 。
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1:
MiO.☆
ねえねえ、知ってる?
何が?
他人のアドレス使ってメール送れる方法があるんだって。
マジで?何ていうの?
「匿名メール。」2006-01-04 01:59:00 -
41:
MiO.☆
休み時間、職員室に行って帰ってくる階段で、先輩と出くわした。今、一番会いたくない相手。
「例の件、明日やっちゃうね☆」
先輩は笑顔でそう呟いて去っていった。あの悪魔のような笑顔が、目に焼き付く。こんなことを始めたのは私なのに…。怖くて怖くて、たまらなかった。
サエ、ごめん…。
2006-01-04 03:10:00 -
42:
名無しさん
がんばれ?みてるよ
2006-01-04 03:11:00 -
43:
MiO.☆
その日は家に帰ってもなかなか寝付けなかった。明日は…あの計画が実行される日だから。でも、自分を犠牲にしてまで止めるなんて出来ないよ。それに、まだサエのことはムカツクし…。未だに威張りくさってるし、さ…。
気づいたら涙が止まらなかった。
私はその時、誓った。もう、匿名メールなんてしないって。
…二度と。
2006-01-04 03:14:00 -
44:
MiO.☆
−計画実行日当日−
私は一人でドキドキしていた。当人のサエを見てみると、友達とバカ笑いしている。
「いいな…気楽で…」
思わずボソっと呟いてしまった。
「何のこと?」
「あ、いや、こっちのこと」
ユリにすかさず突っ込まれてあせった。こっちのこと、って何だよ…。時が経つのは早いもので、すぐに放課後になった。2006-01-04 03:16:00 -
45:
MiO.☆
「ユイ、今日あたし部活無いから一緒に帰ろ?」
「ごめん!!今日ちょっと先生に残れって言われてて…」
「そうなの?じゃ、また今度ね☆」
私は必死に笑顔を作ってユリに手を振る。せっかく誘ってくれたのに、なんか凄い悪いことした気分…。っていうか、してるよね…。一人になった教室でボーっとしていると、サエの声が聞こえた。2006-01-04 03:19:00 -
46:
MiO.☆
「あのぉ、話って…何ですかぁー??」
階段から聞こえるサエの声。教室から階段を覗くと、サエと一人の先輩が立っている。どうやら先輩の友達がサエを呼び出すようだ。サエは自意識過剰だからすっかり告られるのと勘違いしてるwやっぱりこうやって見てると、いい気味かも♪
「俺さー…サエちゃんのことずっと好きだったんだよねー」
「えっ??」
その先輩は結構カッコイイ。サエも「えっ??」なんて言いながら嬉しそうだ。2006-01-04 03:21:00 -
48:
MiO.☆
「付き合ってくんない?」
「いい…ですよぉ♪」
「じゃーさ、一緒に帰りながら話そ☆」
「はぃ♪」
しかし軽い女だな…サエ。そんな簡単についてっていいの?アンタ今から、レイプされるってのに。展開が早すぎるとかおかしいとか、考えないのかね?私は物音を立てないように二人の後をつける。すると、先輩が体育館の前でピタリと止まった。2006-01-04 03:23:00 -
49:
MiO.☆
「どうしたんですかぁ??」
「俺さー、今日体育の時間、倉庫に忘れ物しちゃって」
「あ、じゃあ取りにいきましょーよ☆」
「真っ暗だと俺何しちゃうかわかんないよー??笑」
「先輩ってばぁー(*^_^*)」
何が「先輩ってばぁー」だよ。そんなんだからヤられちゃうんだよ?サエ。冗談じゃなくて、マジでヤられるのに。2006-01-04 03:24:00 -
50:
MiO.☆
体育倉庫は夜の見回りも来ないし、職員室からは離れてて見えない。声だって聞こえやしない。もう知らないよ、サエ。
昨日や今朝までの怖さは全く無くなってた。サエの姿を見ると、かわいそうなんて気持ちは無くなってて。昨日のあの誓いも、無駄だったかもしれない。
二人は体育倉庫に入っていく。私も体育倉庫に近づくと、脇から先輩とその友達が出てきた。2006-01-04 03:26:00