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『あの夏を もう一度』
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1:
◆/fmXna4sZY
耳をすませば 今も聞こえてくる
あの日の 波の音
指の隙間から 零れ落ちる砂のように…
いつか、消えてしまうの?2006-05-22 04:35:00 -
36:
◆/fmXna4sZY
「資産管理…?俺が…?でも、あそこは他の従業員だって立ち入り禁止だろ?」「金庫か、大丈夫だよ。お前には信用があるからな」「……そうか、分かった。じゃあ、明日からは責任持って管理するよ。」
その日、パパは、竹下さんに金庫の鍵を預けた。まさか、信頼の厚い彼に裏切られるなんて思ってもみなかった事だろう――――…
2006-05-26 06:07:00 -
37:
◆/fmXna4sZY
パパとママの離婚が決まったのは、その日から、半年も経たないうちの事。
竹下さんは、もともと自分の背負っていた多額の借金の保証人をパパに頼んだ。そしてその一ヵ月後… 会社の金庫から、お金を持ち出したまま音信不通となってしまう――――
【信用】って、本当に当てにならない。所詮は、みんな他人だもんね。ママも、ママだよ。ショックとストレスで入院までしたパパを見捨てて、アッサリ離婚するなんて……2006-05-26 06:21:00 -
38:
◆/fmXna4sZY
圭吾だって伊織だって、人はみーんな簡単に他人を裏切れるんだ。――そんなの良く分かってる。
だから、あたしは今こうしてこの場所に… 立っていられるのかも知れない。
2006-05-26 06:32:00 -
39:
◆/fmXna4sZY
♪♪着信 伊織♪♪
「あれ?伊織…?」
伊織と再会してから、三日後。寝呆けつつディスプレイを覗くと、早速の着信に思わず目が覚めた。
「もしもし…どした?」 《あ、泉ちん?何してんのさっ?遊ぼーぜぃっ!!》2006-05-26 06:41:00 -
40:
◆/fmXna4sZY
朝から疲れるそのテンションに、あたしは開きかけてた目を再び閉じた… 「…今何時?は?まだ六時じゃん。相変わらずあんたは人の迷惑考えないね…」《そんな堅い事言わないでさぁ〜!二時間後に迎え行くから用意しとけよんっ★じゃっまた後でなぁ!》 「…え?ちょっ…伊織!」
プツップープープープー・・・
「はぁぁぁ…」
伊織の性格は、昔からこんな感じ。末っ子のせいか、悪く言えば子供っぽくて自己中心的…。だけど、人なつっこっくてこう見えて意外と頼りになったりする。だから、憎めないんだ―。2006-05-26 06:58:00 -
41:
◆/fmXna4sZY
《いづみち〜ん!家の前に着いたよんっ!》
『はいは〜い!…今出るからちょっと待っててぇ。』流行りの編みあげサンダルを履きながら、慌てて電話を切ると、勢い良く玄関のドアを閉めた。
「ぐっもーにん!相変わらずやる気ねーじゃん!笑」マンションの下に止めてある車に近づくと、伊織がひょこっと顔を出す。
『…なんでやる気出す必要があんの?眠いってば。』2006-05-26 07:10:00 -
42:
◆/fmXna4sZY
「いやいや…その格好でコンビニの前に座ってたら、完全にヤンキぃーだよ君。泉らしいけど。」
『あ…コンビニ行きたい。とりあえずお腹すいたし』「……行くのかよ。笑」
朝早くから急に呼び出されて、気合いなんて入れれるワケがない。伊織と遊ぶ時はたいがいこんな感じ。 スウェットの上下に、足元は常にスニーカー。まぁ、着替えるのが面倒臭かったからだけなんだけど…2006-05-26 07:20:00 -
44:
◆/fmXna4sZY
「んじゃあ、いっちょ行きますか!泉、ちゃんと掴まっとけよ〜!」
『飛ばしたら、即効帰るから。…寝起きにあんたの運転はキツイって』
少しくせのある茶色い髪を手でくしゃくしゃさせながら、悪戯っぽく笑う伊織。チャームポイントの八重歯が、その整った顔立ちに、ギャップを作っている。
伊織と圭吾の間にあった出来事を、あたしが知るのはもう少し先の話―――…2006-05-26 08:54:00 -
45:
名無しさん
?
2006-05-26 14:46:00