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年下の男の子(H有り)

スレッド内検索:
  • 1:

    名無しさん

    初めて小説書いてみます!
    頑張って完結させます!

    2009-07-17 22:41:00
  • 2:

    名無しさん

    ※注意※
    フィクションです!

    2009-07-17 22:44:00
  • 3:

    名無しさん

    H有りなので苦手な方はUターンで!

    2009-07-17 22:46:00
  • 4:

    名無しさん

    大学生になって、地方から出てきた私は一人暮しを始めた。
    最初はホームシックになったりもしたけど、半年もすれば彼氏もでき、アルバイトも始め、今では快適な一人暮しライフを楽しんでいる。

    2009-07-17 22:50:00
  • 5:

    名無しさん

    彼氏は年上で、私のバイトがキャバクラって事にも何も言わない、優しくて尽くしてくれる人。
    こんな彼氏だから私は我が儘したい放題で楽チンだから、もうあっという間に付き合って1年が経っていた。

    2009-07-17 22:54:00
  • 6:

    名無しさん

    「りかちゃん、10番シートお願いね〜」
    バイトは週に5日、入店して1年以上だから私は結構古株になっている。
    今日もキモいおっさんのご機嫌取り面倒臭いな〜なんて思いながら仕事をしていた。
    出勤日数を減らしてもいいんだけど、私のバイトがないと彼氏が仕事帰り家に来る。最近それがちょっと鬱陶しく感じていた。

    2009-07-17 23:01:00
  • 7:

    名無しさん

    優しくて尽くしてくれる彼氏はいいんだけど、なんかもっと刺激が欲しいなぁ。
    「りかちゃん、僕の話聞いてる〜?」
    あ、いけない。考え事をしてたから客の話なんて全然聞いてなかった。

    2009-07-17 23:09:00
  • 8:

    名無しさん

    それに「りか」って源氏名で呼ばれても未だに反応が鈍るよ。
    本当の名前は沙織。
    客には絶対教えないけどね。

    2009-07-17 23:17:00
  • 9:

    名無しさん

    「ねぇ、りかちゃん。あの新人のボーイ全然かっこよくないよね〜。僕の方がだいぶイケてるよ!」
    え?新人のボーイ?そんな子いたんだ。他人にあまり興味がないから気にもとめてなかったよ。
    「あ、そうだよね〜。山田さんの方がだいぶカッコいいよ」
    適当に相づちを打ちながら店内を見渡した。
    いた!隅っこの方にちょこんと立ってる若い男の子だ。

    2009-07-17 23:26:00
  • 10:

    名無しさん

    「ありがとうございました〜!!」
    閉店時間。
    次々に客が帰って行く。
    アフターがある子はそのままアフターへ。予定がない子には終礼がある。
    私は客を見送った後、そのまま終礼が行われる隅のボックス席へと向かった。

    2009-07-17 23:53:00
  • 11:

    名無しさん

    「沙織、年下だってー。あたし年下は無理だわ」
    エリカがコソッと笑いながら言う。
    「私も年下ダメー!って、私たち彼氏いるじゃん!」
    「ハハッ!そうだったね。忘れてた」
    エリカとそんな笑い話しながらも、私は彼の事が気になって仕方なかった。でも、年下が気になるなんてエリカには言えなかった。

    2009-07-18 00:22:00
  • 12:

    名無しさん

    彼はすぐ店に馴染んで、20代前半のキャストが多いせいか、みんなから「たかやん」とあだ名を付けられ可愛がられた。
    キャストでは19歳の私とエリカが最年少で、たかやんと一番年が近いため話が合い、客が少ない時間帯にはよく雑談するような仲になった。
    話しているうちにわかった事。たかやんには彼女がいたのだ。しかも彼より3つも年上らしい。
    彼は年上のお姉さんから可愛がられる要素をたくさん持っているんだと思う。

    2009-07-18 11:24:00
  • 13:

    名無しさん

    年上から可愛がられるワンコみたいな彼。この時点で私の好みのタイプからだいぶかけ離れていた。私は年上でリードしてくれるような大人な男がタイプだから。
    「りかさんは彼氏いるんですか?」
    「いるよー。年上だけどね。私年下はダメだからー」
    「俺は年上の女の人好きだけどなぁ。てか、年上からしか好かれないっす!」
    気さくで話しやすい彼。でも話してるうちに、彼女いるし、やっぱり年下は弟みたいな感じで恋愛対象にはならないな、と思うようになった。

    2009-07-18 11:37:00
  • 14:

    名無しさん

    ただ、今の彼氏も私のタイプじゃなかった。
    初めは年上で頼りになるって思ったけど、彼氏は私にベタ惚れで、何でも甘やかしてくれれるようになり、頼りになってリードしてくれる男ではなくなってしまったからだ。
    私はもう潮時だと感じていた。

    2009-07-18 16:51:00
  • 15:

    名無しさん

    たかやんが店に来て1ヶ月が経った。相変わらず私はたかやんと仲良しで、待機中もよく雑談をしていた。
    「あれ?りかさんそのストラップ、チョコボじゃない?ゲーム好きなんですか?」
    「そうなんだぁ。他のは全然しないんだけど、FFだけは全作してるよ!」
    「マジっすか!俺もFF好きなんですよ。こないだ出た最新のん買いました?」

    2009-07-18 16:58:00
  • 16:

    名無しさん

    「もちろん買ったよー!今やってるとこ!」
    「いいなぁ。あれ売り切れで今買えないんですよー」
    「えぇ!そうなんだ。じゃあさ、私がクリアしたら貸してあげるよ!もうすぐ終わるし」
    「マジっすか!やったぁ!ありがとうございます!」

    2009-07-18 17:02:00
  • 17:

    名無しさん

    満面の笑みを浮かべるたかやん。
    素直に喜ぶ彼が可愛くて、キュンとなった。
    こういうところが年上に受けるんだろうな。

    2009-07-18 17:06:00
  • 18:

    名無しさん

    店が閉まり、私はエリカと更衣室で着替えていた。他のキャストはみんなアフター。私とエリカは学生、軽い気持ちで始めたキャバのバイトだからアフターなど行くことはしなかった。
    「ねぇ沙織、たかやん彼女と別れたらしいじゃん。マユさんが言ってた。あの人もう26歳の癖にたかやん狙ってるみたいだよ」
    「うそ!?そうなんだ!確かにマユさん、たかやんにベタベタし過ぎだと思ってたんだ〜」

    2009-07-25 15:14:00
  • 19:

    名無しさん

    「でもたかやん、マユさんには興味ないって感じだね」
    「うん、たかやん面食いだしね。前の彼女のプリクラ見たら超可愛かったし」
    「ちょっとそれマユさんに失礼じゃない〜」
    こんな風に笑いながら会話してたけど、実際のところは心臓がバクバクだった。

    2009-07-25 15:19:00
  • 20:

    名無しさん

    たかやんが彼女と別れた。
    それを聞いて、私のたかやんへの思いに再び火が付いた感じだった。もしかしたら私と……って想像すると心臓がバクバクで、ああ、やっぱり好きなんだなって思いが膨らんだ。
    でも、たかやんは本当に面食いで、たいして可愛くもない私が振り向いてもらえる確率はだいぶ低いだろう。どうしたらいいか……。
    この日から私は、たかやんに振り向いてもらうにはどうしたらいいか、ひたすら考えていた。自分に彼氏がいるなんてほとんど忘れてたかもしれない。

    2009-07-25 15:28:00
  • 21:

    名無しさん

    次の日から私はなるべくたかやんに話しかけるようにした。もっと仲良くなりたい。でも、今の良い関係が壊れるのは嫌。私には話しかける事しかできなかったのだ。
    「たかやん聞いたよ、別れたんだってね。あんな可愛かったのになんで別れちゃったの?」
    私はまず、どうしても気になる事を聞いた。これを聞かないと始まらない。
    「フラれちゃったんですよ。愛を感じないって。俺、まだちゃんと人を好きになった事がなくて、今回もめっちゃ可愛いと思って付き合ったんですけど、好きになれなくて、それが伝わってたみたいっすね」
    意外だった。彼が面食いなのも、可愛かったら好きになれると思ったからだったんだ。

    2009-07-25 15:46:00
  • 22:

    名無しさん

    本当に人を好きになった事がない彼。私が、初めての相手になれたらいいのにな……。
    私は少し希望を持てた。そこそこの容姿しか持ってない私でも、彼の心の中に入る事が出来ればチャンスはあるのだから。

    2009-07-27 10:41:00
  • 23:

    名無しさん

    それから更に1ヶ月が過ぎた。私は未だに積極的な行動を起こすことが出来ず、彼とはただ話の合う仲の良い友達のままであった。
    「たかやん、おはよう。あれ?今日なんか元気ないね。どうしたの?」
    「あ、おはようございます。りかさん…ちょっといいですか?」
    何か悩んでいる様子のたかやん。
    私たちは人目につかない階段に移動し、たかやんは話始めた。

    2009-07-27 16:54:00
  • 24:

    名無しさん

    「俺、店辞めようと思うんです」
    「えっ!?」
    「俺、大学で水泳部に入ってるんですけど、今度大きな大会があるんです。それに俺が選ばれて出場できるんですよ。俺なんて絶対無理だと思ったからちゃんと練習も行かないでバイトばっかしてたけど、選ばれたからにはちゃんと頑張りたいんです!」
    「そうだったんだ……」
    「でも、この店の人たちみんな良い人ばっかで、辞めるなんて言い出しづらくて……どうしよう……」

    2009-07-27 17:03:00
  • 25:

    名無しさん

    たかやんが辞めるなんて絶対に嫌だ。せっかくここまで仲良くなれたのに。
    「練習とバイトの両立は難しいの?」
    「はい。店終わるの遅いから、いつも寝坊して朝練にも行けないんです……」
    「そっか……じゃあ仕方ないね。大会頑張って欲しいし、店長には早く辞めるって言わなくちゃ!」

    2009-07-27 17:10:00
  • 26:

    名無しさん

    辞めちゃうのは嫌だけど、水泳を頑張って欲しいのも本音だった。
    あれだけたくさん会話をしても、たかやんは水泳の話を一切しなかった。たぶん練習にちゃんと行けない自分に引け目を感じていたからだろう。でも、本当は水泳が大好きなはず。それは先程の彼の目を見てわかった。私は大好きな水泳をして輝いているたかやんを見たいと思ったんだ。
    「その代わり、練習ちゃんと頑張るんだよ!」
    「はい!俺頑張ります!りかさん、ありがとう!」

    2009-07-27 17:19:00
  • 27:

    名無しさん

    そう言ってたかやんは店長の元に走っていった。
    私はまた考え始めた。どうしよう。あの優しい店長の事だ、たかやんの辞める理由を聞けばすぐにでも練習に行けるよう辞めさせてくれるだろう。という事は私がたかやんと会えるのも後わずか。仲が良いといっても電話番号もアドレスも知らないのだ。彼が辞めたらもう会えない……。
    私は一気に切なくなった。私が後押しした事だけに、少しだけ後悔もしていた。

    2009-07-27 17:27:00
  • 28:

    名無しさん

    それからも、彼と話すたんびに電話番号を聞くタイミングを探すも、私はなかなか行動できないでいた。
    私は本当はこんなに消極的なタイプではなかったのに、彼の前ではいつもの自分が出せない。
    番号を聞いて断られたらどうしよう……。気まずくなるのは嫌。それなら今の関係のままでいい。
    そんな思いが頭の中をグルグル回る。

    2009-07-29 00:32:00
  • 29:

    名無しさん

    おもんない
    主中卒やろ
    ってか中学生か?

    2009-08-01 17:46:00
  • 30:

    名無しさん

    おもろい?
    主さんがんばってね??

    2009-08-16 00:25:00
  • 31:

    名無しさん

    >>33おい?お前どこにでも書くな?
    あほの一つ覚えか?

    2009-08-16 00:50:00
  • 32:

    名無しさん

    えっめちゃおもろいやん内容こいしっ、頭いんやろなぁってつたわってくる

    2009-08-20 00:17:00
  • 33:

    名無しさん

    濃くはないやろ…

    2009-08-20 03:28:00
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