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☆厄介物語☆
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1:
涼
覚えてくれてる方、いるかな??恋愛ジャンキーの涼です♪
第二作目、今日からスタートします。
前回に比べたらだいぶ短くなると思うけど(^^;
また(・o・)ヨ(・д・)ロ(・ェ・)シ(・ε・)クです。
2005-05-22 01:22:00 -
15:
涼
夕方ごろ、てっちゃんから朝方帰る、と電話があった。帰るってあんた。自分の家気取りですかΣ( ̄□ ̄;)!
そして予告どおり朝になると帰ってきた。しかもまた、6時ごろに。あたしは一回寝たら起きないのだが、帰ってくるんだなと思っているとどうも深い眠りにつけない。微妙な睡眠不足になりそうだ。2005-05-22 01:37:00 -
16:
涼
『あんな、一生のお願いがあんねん』
この、《一生のお願い》ってやつは誰が使うときでも、ろくな内容じゃないことが多い。案の定今回もそうだった。
『お金貸してほしいねん』やっぱり…(-_-)『いくら?』と答えた自分が情けないが…答えは2万だった。しかもスロットの軍資金(≡д≡)
土方の給料が入ったら返す、と言っていたので、渋々貸した。2005-05-22 01:38:00 -
17:
涼
その日、仕事から帰ると朝の4時だというのにてっちゃんはまだ起きていた。『先に寝るんは悪いと思って…』いや、起きてられた方がなんか罪悪感感じるんですけど…(゜_゜i)
お風呂に入って、二人で寝た。目を覚ますとまた、てっちゃんは居なかった。
夕方に電話がかかってきて『何時に終わるの?早く帰って来てな』といわれたので、じゃぁ1時に帰るよと答えた。2005-05-22 01:39:00 -
18:
涼
仕事はきりよく1時前には終わり、店の女の子と喋っていた。ふと携帯を見ると1時2分。と思った瞬間にてっちゃんから電話がかかってきた。
『1時に帰ってくるって言ってたけど、もう1時過ぎたで?何時に帰ってくるん?』
(゜Д゜) ハア??束縛…涼が一番されたくないことだ。しかも、彼氏ならまだしも彼氏じゃない奴に。2005-05-22 01:40:00 -
19:
削除削除されますた
あぼ~ん -
20:
涼
とりあえずすぐに帰った。なんだかんだ言ってもあたしは甘いようだ。帰ると、てっちゃんはすごくうれしそうな顔であたしを迎えてくれた。
『あんな、おかんにお前の携帯番号言ったからかかってきたら出てな』
えっΣ( ̄Д ̄;)
『何でおばちゃんに言ったん?』『いやアンタ最近どうしてんのって言うから付き合ってる女んち住んでるって言ったから…そしたら番号言えって。』2005-05-22 01:41:00 -
21:
涼
マザコンですか?!(・◇・;)ってか付き合ってないから(-_-)勝手に話を膨らまされた。というか、てっちゃんの中では付き合ってるつもりなんだろうな…なんでそう自信過剰なんだろう…
2005-05-22 01:42:00 -
22:
涼
自信過剰というか、てっちゃんはナルシストだった。ちょうど、テーブルを置いてる位置から全身鏡が見えるのだが、彼は寝てるとき以外は、常に視線は鏡だった。あたしと話していても、視線はそのまま。
男前なのは認めるけどそこまでナルシストだとちょっとキモイ。髪をかきあげる時のかっこいい角度でも研究しているのか、ひたすら髪を触っていた。2005-05-22 01:43:00 -
23:
涼
『明日、買い物行こうや☆仕事夕方くらいに終わらしてさ♪』終わらしてさ、ってそれはあたしに寝るなということか!?
なんだか雲行きが怪しくなってきた。
まぁ、あたしも買い物は行きたかったし結局行くことにした。
夕方まで仕事なら、寝ないほうが得策だな、と思いビデオを借りてきて、見た。朝になるとてっちゃんは待ち合わせの時間に帰ってくるから、と出かけていったので恵理を呼んだ。2005-05-22 01:44:00 -
24:
涼
『どうなんさ、てっちゃんは♪』恵理は興味深々だった。あたしはこれまでのことを話した。
『なんか、厄介な子やなぁ』
恵理のこの一言でてっちゃんのあだ名は厄介に決まった。
仕事を夕方に終わらせ、ちょうど最後のお客さんが常連さんだったので車で送ってもらった。黒のセルシオ、発光ナンプレの・・・1というなんともいかつい車で待ち合わせ場所まで行った。
てっちゃんは車から降りてきたあたしを見て一瞬ぎょっとしていた。2005-05-22 01:44:00