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たのしい恋 かなしい愛
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2:
もっち
とあるマンションの屋上で、涼はひとり寝転がっていた。
ぽかぽかと暖かい日差しを全身に受け、とても気持ちがいい。
『・・・マコのあほ。』
2006-05-04 13:08:00 -
3:
もっち
マコはもう笑わない。
マコはもう車に乗れない。
マコはもうお喋りしない。
マコはもう生きていない。2006-05-04 13:10:00 -
4:
もっち
『肉体は朽ちても、あなたが忘れない限り、あなたのこころの中にはずっと彼が生き続けるのです。』
くそ坊主が肩に手を置き、切なげにそんな事を言うもんだから思わず手が出た。
皆は涼を制止し、『落ち着け』『八つ当りすんなよ』『そんなことしてマコは喜ぶのか』などと怒鳴り、更に涼を苛立たせた。2006-05-04 13:23:00 -
5:
もっち
気付けば、葬式会場からこのマンションの屋上にいる。
確か鍵が掛かっていたように思うが、どう外したかも覚えていない。
無我夢中だった。
あそこにいても、マコと一緒な気がしなかった。2006-05-04 13:25:00 -
6:
もっち
ここに居たら、なんだかまたマコに会えるような気がした。
そんなわけないのにね。2006-05-04 13:36:00