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羊の皮をかぶった狼

1:

裕介

羊たちがのんびりと歩いている農場。一匹紛れ込んだ狼。童話のお話。現実。ただ一つ誤りがあるならば、それは狼は一匹ではなかったこと。

2010-02-14 10:14:00
2:

裕介

裕介は誰からも好かれるタイプの陽気な青年。いつも笑顔を絶やさない。優しい人。面白い人。それが裕介の印象。「なぁ裕介、ちょっとカラオケでも行かん？」宏が声をかける。２人は中学からの友人。

2010-02-14 10:20:00
3:

裕介

宏はヤンキー気質だが面倒見がよく情に熱い。ただ少しひねくれたところがあるのが欠点。「おぅ行っとく？おれらもう成人迎えたし堂々と酒も飲めるな！」て裕介。２人は最近成人を迎えたばかりだ。

2010-02-14 10:25:00
4:

裕介

裕介の家で一旦集まる。「そうや！健二も呼ばへん？」と裕介。「おぅええなぁそれ！」と宏。健二は「まぁテキトーに行くわ。」とあいまいな返事。まぁいつものノリだ。宏が「先に行っとこや！」と提案し、先にカラオケに行くことに。

2010-02-14 10:29:00
5:

裕介

ＰＭ２０時頃。カラオケに到着。健二の提案により地元のカラオケ屋。なぜかﾐﾅﾐは嫌らしい。しばらく歌っていると真っ赤な目をした健二が到着。思った通りの展開。「健二いまキマッてるやろ？」と宏。「まぁみんなで回そや。」と健二。緑の楽園へようこそ。大地の恵みバンザイ！！

2010-02-14 10:34:00
6:

裕介

裕介は爽やかな笑顔で某ＣＭの物真似。「やっぱりＴＨＣだね！」「いやそれわかる奴にしかわからんやんっ！笑」と宏。「まぁいけるやろ。」と健二。いつものノリだ。

2010-02-14 10:37:00
7:

裕介

裕介は某有名大学の２回生。見た目こそチャラいが爽やかな笑顔で教授からも気に入られていた。そして金も持っていて女ネタもテンコ盛り。まさに神の申し子。「てか女ネタないん？」と言う宏に、「じゃあ呼ぼかっ！」と裕介。「緑のパーティーやらん？しかもタク代はこっち持ちでＯＫ〜ぃ！」この誘い文句で来ない女はまずいない。(緑に感心のない女除く。)

2010-02-14 10:45:00
8:

裕介

女３人到着。すべて風俗嬢。裕介の携帯に宏からメール。「みんなで回そや??」裕介、これを見て即スルー。大事な商品だ。

2010-02-14 10:50:00
9:

裕介

裕介、職業スカウトマン。チャラいのにチャラく見えない柔らかいしゃべり。有名大学の学生とゆうギャップ。そして金。バカな女が食いつく要素は一通り持っている。「まぁフツーにみんなで騒ごや！」裕介の発言に宏はガッカリ。なんや・・・回さんのかいっ。

2010-02-14 10:55:00
10:

裕介

２００６年。すべてが順調だった日々。悪ふざけだらけの日々。このときはまだ誰も気付いていなかった。裕介は悪魔だと。

2010-02-14 10:59:00
11:

裕介

トイレに行く裕介を追いかけて宏が外に出る。「あの女ら１００％パンコやんっ！みんなではよ回そや！」宏が裕介に詰め寄る。「今日はフツーでよくない？てかそもそもおれ回すとか好きちゃうし。」と裕介。「チェッ、裕介はいい人やからな！ただのいい人じゃ女は着いてけえへんで。」と言い残して宏は部屋に戻る。「じゃあ女回そ回そ言うてるような奴に女は着いてくるんかーいっ」と裕介は心の中でツッコミ。まぁこれもいつものノリ。

2010-02-14 11:08:00
12:

裕介

ただのいい人に女は着いてけえへん・・・か。なにげに気にしてた裕介。じゃあいっそのこと悪魔になったろかーいっ！これが始まり。

2010-02-14 11:15:00
13:

削除

削除されますた

あぼ～ん

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