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俺の女
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1:
俺は悠久。二十歳。容姿は普通。女にもそこそこモテる。この二十年間やんちゃもしてきた。女遊びもしてきた。でも今まで理性を失う事は無かった。あの女と会うまでは―" " "05/08/12 04:55
2007-08-25 07:12:00 -
201:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
めぐさん、ありがとう☆彡
2005-08-15 11:03:00 -
202:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
それから、百合は俺の店には来なくなった。でも真理の事は心配だったから、仕事以外の時間は真理の家で過ごした。
「ねぇ?悠久?」
「んっ?どないしたん?」「真理、こんな一緒におってもらっていいん?」
「なんで?」
「悠久に迷惑かかるし」
「今更、何ゆーてんねん!お前、前から迷惑かけてばっかやん!笑」2005-08-15 11:19:00 -
203:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「もぅ!笑」
真理は俺を見て、ふくれっ面をした。こいつ、やっぱ可愛い。笑
すると、いきなり真理がもたれてきた…
「真理、悠久の事本気やで!」
「うん。」
「だから、キスして。」2005-08-15 11:22:00 -
204:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「はっ?」
「気持ちが無くていいから…だから、キスしてよ」
「それは無理。」
「なんで?」
「お前に気を持たせるのは嫌やから。」
「もう…いいわ。もう今日は帰って!」2005-08-15 11:24:00 -
205:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
真理に無理矢理、追い出されてしまった。家に帰ろうと思ったが、そのまま店に向かって、店で少し眠る事にした。
気持ちよく眠ったところで、携帯の音で目が覚めた。着信―真理。謝る気になったんだなと思い、電話に出た。2005-08-15 11:29:00 -
206:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「もしもし?」
「ゆう…き?た…すけ」
「真理?なんかあったんか?今、どこや?」
「家の…近くの…プープー」電話が切れた。俺はタクに乗って、すぐ真理の家へ向かった。2005-08-15 11:33:00 -
207:
名無しさん
気になるぅぅぅ?
2005-08-15 13:16:00 -
208:
りぁ
悠久クンゃぽぉ????続きめちゃ気になりゅゃン??更新楽しみにしてまぁ??
2005-08-15 15:13:00 -
209:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
210さん、ありがとう!りぁさん、お久しぶりです!いつもありがとう!
俺は真理の家に着くと、すぐにタクを降りて、真理を探し回った。
「…っ、真理ぃ!!真理!どこや!!」2005-08-15 16:51:00 -
210:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
すると、真理の家の近所にある空き地に真理が倒れていた。
「真理!真理、お前…なんで……」
「悠久来てくれたん?真理がなぁ…あの…、いっ…」「お前、もう喋るな!」
俺はすぐ救急車を呼んだ。2005-08-15 16:55:00 -
211:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
もう、夕方だったので、診察は終わっていたが、俺が昔行った事がある知り合いの診療所に行って、診てもらった。
中から、先生が出てきた。「あの…打撲と擦り傷やから、大丈夫。骨折も無かったんで。だから、安心してね。」
「は…はい。」2005-08-15 16:59:00 -
212:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
よかった、本当によかった―俺は安心した。
「悠久ぃ?真理、大丈夫やでっ…ったぁ!」
「お前なぁ、怪我してんねんから、無理はするな!」先生に「二、三日は安静にして下さい」とゆわれたので、俺は代表に電話をして、二、三日休みを貰った。2005-08-15 17:02:00 -
213:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
真理の家にいると危険だから、俺の家に真理を連れて帰る事にした。
「それで…何があって、こうなってん?」
「なんかコンビニにいこうとしてたら、いきなり女に文句つけられて、棒みたいなんでどつかれてん…」
「何歳ぐらいの?どんな女やったん?」2005-08-15 17:06:00 -
214:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「何歳か分からんけど、年上やと思う…。見た目は細身で、黒髪やった…」
俺は百合だ!と思った。
「それで…空き地まで引きずられて、殴られたり、蹴られたりした…」
「ゴメン…それ俺の客かもしれん…」2005-08-15 17:10:00 -
215:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「えっ?なんで?でも…どうやってあたしの住んでる所家…」
「分からん。でも前、非通知で電話やメールきてたやろ?あれもどっかから、調べたはずや。あいつなら、やりかねん…俺、今からあいつんとこ行くわ!」
「行かんといて!!…真理の傍におってよ…」2005-08-15 17:13:00 -
216:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「真理は…いいねん。悠久の為やったら、怪我ぐらいなんてことないし…。だから、行かんといて?」
真理は泣きながら、俺に抱き着いてきた。
「真理…ゴメンな…」
俺は百合が憎かった。憎くてたまらなかった。それと同時に真理を愛おしく感じた…。2005-08-15 17:16:00 -
217:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は真理の髪を撫でながら、真理にキスをした。初めてのキス…。それも段々と激しさを増していく。
「ん…っ、悠久…?どうし…た…」
俺は真理の言葉を聞き入れず、真理を必死に愛撫した。2005-08-15 17:19:00 -
218:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
真理もそれに答えるように、声を出す…。
「…やっ、恥ずかしい…」「じゃあ、止める?」
「いや、止めない…」
「…あっ、もっと…悠久ぃ…もっとして…」
――――――――――
―――――――
――――
俺等は一つになった。真理と俺はこの日から、付き合う事になった。2005-08-15 17:23:00 -
219:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「悠久ぃ?真理、今日も留守番?」
「お前は危なっかしいから、家におれ!」
「はぁぁい!」
真理は一人暮ししていた家を解約し、俺の家で一緒に住む事にした。2005-08-15 17:42:00 -
220:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
それに真理にはもう店に来て、金を使うのは止めてくれ!と頼んだ。だから、店に来る時は俺が払った。
「じゃあ、いってらっしゃーい!」
「いってきます!チュッ」いってきますのチューをして、いざ出陣!!笑2005-08-15 17:44:00 -
221:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
店に着くと、さっきの緩んだ顔を改め、シャキっとした顔付きになる。
「悠久!俺ナンバー入ってん!知ってる?」
「聞いたで!圭に追い抜かれて、ショックやわ!俺も、がんばらな!笑」
圭は俺より成績を伸ばして、ナンバー5になっていた。俺もがんばらな!そう思った。2005-08-15 17:52:00 -
222:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
そんな時、俺の前にとんでもない来客が来た。
「悠久さん、新規で悠久さん指名でお客さんきてますよ!」
「あぁー行くわ!」
他の客を接客してた俺は、席を立ち、新規の客の席へ向かった。2005-08-15 17:58:00 -
223:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「初めまして!悠久で…」俺は目の前の光景に目を疑った。
「悠久、久しぶり!佐里やで。分かる?」
そう、佐里が居る。俺は動揺を隠しきれない。2005-08-15 18:00:00 -
224:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「佐里…なんで?」
「雑誌に悠久が載ってて、来てみてん」
「あっ…そうなんか」
「まぁ、そんな警戒せんと、座ってよ。」
俺は佐里の隣に腰かけた。2005-08-15 18:03:00 -
225:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「悠久…今、彼女は?」
「おるで…」
「そっかぁ…実は、あたし離婚してん」
「そうなん…」
「今は子供も前の旦那のとこにおるから、一人やねん」
なんでこんな話を俺にするのか、不思議でたまらなかった。2005-08-15 18:07:00 -
226:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「悠久は…付き合ってる時、あたしの事本気やった?」
「何で…そんなこと聞くん?」
「言いたくないんなら、いいで。ゴメン…実は今日、ここに来たんは話しがあってきてん。」2005-08-15 18:09:00 -
227:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「話…?何が話やねん!話なんか聞きたないわ!」
「ちょっとだけでいい…聞いて?」
「ええから、帰れ!金は俺が払う。そのかわり二度と来るな!」
「…………。」
佐里は黙っていた。2005-08-15 18:12:00 -
228:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は佐里を無理矢理、追い返した。佐里の顔なんか二度と見たくなかった。それなのに――
俺は………………。
「あれ佐里ちゃうん?」
圭が話し掛けてきた。
「お前があんな取り乱すなんかめずらしい。」2005-08-15 18:15:00 -
229:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「もしかして、まだ……」「黙れや!あいつの話はええねん!俺、頭冷やしてくるわ!」
俺は圭に八つ当たりしてしまった。最低だ。
あの女を見ると、俺は俺でいられなくなる…俺は胸を締め付けられた。2005-08-15 18:18:00 -
231:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
233ありがとう!また後で、書きますヾ(`・Д・´o)
2005-08-15 18:48:00 -
232:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
今から書きます。
仕事が終わり、家に帰った。真理はベッドですやすやと寝ていた。
「んっ…悠久、帰ってたん…?」
「あっ、ゴメン…。起こした?」
「なんか今日、疲れてる?真理が癒してあげよか?笑」
ケラケラと笑う真理。2005-08-15 19:58:00 -
233:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は真理にキスをした。
「もうっ!悠久のエッチ!笑」
俺には真理の言葉なんか耳に入らなかった。
「悠久…?どうし…っん」俺は無我夢中で真理を責める。2005-08-15 20:01:00 -
234:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
責めるじゃなくて、攻めるでした!誤字多すぎですね(。pд`q。)
2005-08-15 20:02:00 -
235:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
首筋に舌を沿わす。
「んっ…なんか…今日おかし…い」
真理の服の中に無理矢理手を入れる。胸へ愛撫する。「あっ…やぁ…ん」
下へ手が下りていく。
「悠久ぃ…もっと優しくし…てぇ…」2005-08-15 20:07:00 -
236:
削除削除されますた
あぼ~ん -
237:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は水を頭から浴びた。
真理のゆう通り、俺はおかしい…。正気じゃなかった。今、自分を取り巻く全て―それを潰してしまいたかった。2005-08-15 20:14:00 -
238:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
真理はそんな俺を見て口には出さなかったが、俺の変化には気がついていた。
「悠久!今日は御飯食べて行く?」
「今日はいい。向こうで食べるわ」
「分かったぁ!仕事、頑張ってね!いってらっしゃい!」2005-08-15 20:19:00 -
239:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は家を早く出て、店に行った。店に入って、誰もいない部屋で一人、ソファーにもたれかかる。
「悠久か?」
俺はビクッっとした。そこには代表が立っていた。
「真理ちゃんとはうまくいってるんか?なんか浮かない顔してるけど…」2005-08-15 20:39:00 -
240:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「別に普通ですよ…」
「嘘つくな!お前、なんか悩んでるやろ?…昨日の女か?」
「い、いやいや!ちゃいますよ!!あっ…ゴメンなさい。」
「なんかあるんやったら、俺に話してみ!話ぐらい聞いたるし。そんな顔で、仕事されたらたまらんし!」2005-08-15 20:44:00 -
241:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は代表に佐里の事を全て話した。すると、代表が口を開いた。
「別に来てもほったらかしてたらええんちゃうか?」「え…でも…」
「冷たくしてたら、いつか来んくなるやろ。来んなってゆって追い返すよりは、態度で出したらええねん」2005-08-15 20:56:00 -
242:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「お前もホストしてんねやから、女の扱い方も少しは分かるやろ?」
「はっ…はい。」
「それと、お前がその女に会いたくないような理由が他にあるんやったら、俺のゆった事は無駄やけどな…」
さすがは代表だ―。俺の考えを見透かしてる。2005-08-15 21:00:00 -
243:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
そうだ―。俺には何か理由がある。でも、それが何か分からないから、自分でもなんかこう…歯痒いとゆうか…いらいらする。
「悠久、何があっても好きな女だけは大切にしろ!俺みたいに心の無いホストにはなるな!」
意味がわからなかったが、代表の言葉を聞いて、少し楽になった。2005-08-15 21:05:00 -
244:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺はいつものように仕事をした。すると店に圭が女二人と同伴してきた。
「いらっしゃいませー!」店中のホストが大きな声をあげる。
「悠久!ヘルプついてくれん?」
「いいで!」2005-08-15 21:16:00 -
245:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「悠久くん、ホスト初めてどれぐらい?」
「俺は半年ぐらいかな…」「そうなん?てかあたし悠久くんめっちゃタイプやわぁ」
葉月は俺にベタベタしてきた。
「…めろや!!触んな!」俺は葉月を怒鳴った。2005-08-15 21:26:00 -
246:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「はぁ?あんた客に対してその態度なんなん?」
「あっ…ゴメンなさい」
すると葉月はテーブルに置いてあった、カクテルを俺の顔面にかけた。
「お前、おちょくっとるやろ?圭!はよチェンジして!」2005-08-15 21:30:00 -
247:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は席を立ち、トイレへ向かった。すると、圭が俺を追っ掛けてきた。
「悠久!お前どないしてん!ええ加減にせぇ!」
圭が怒鳴り声をあげる。
「お前、あいつ等は客や!お前はホストや!なんかあっていらいらしとん分かるけど、仕事に責任持て!」2005-08-15 21:34:00 -
248:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
圭の言う通りだ。俺が悪い、俺が間違ってる。だから、俺は最低だ。
2005-08-15 21:35:00 -
249:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
そんな時、新人の美月に呼ばれた。
「悠久さん!この前、追い返した女の人またきてますよ!」
俺はびっくりして、店のドアの前にいるあいつの所へ走った。
「悠久。また来ちゃった!」
「お前、表出ろ!」2005-08-15 22:17:00 -
250:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は外に出て佐里を階段に座らせた。
「お前…どーゆーつもり?何が目的?」
「何もない。ただ前、言ってた話がしたいだけ。」
「俺はお前と話す気なんかない。」
「じゃあ、聞くだけ聞いて?」2005-08-15 22:20:00