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俺の女

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  • 1:

    俺は悠久。二十歳。容姿は普通。女にもそこそこモテる。この二十年間やんちゃもしてきた。女遊びもしてきた。でも今まで理性を失う事は無かった。あの女と会うまでは―" " "05/08/12 04:55

    2007-08-25 07:12:00
  • 301:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    ↑りおりって…しおりでした!打ち間違え多くて、ゴメンなさい(。pд`q。)
    「で、何で来たん?」
    俺は自分の緊張をほぐすかのように、冷たく問い掛けた。
    「え…会いたかったから、来ただけ」

    2005-08-17 14:55:00
  • 302:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「そっか…最近は何してるん?」
    「一人になってからは、仕事して、家帰っての繰り返しかな」
    「仕事は何してるん?」
    「今はアパレル関係のバイト。いつかはちゃんと就職考えてる」

    2005-08-17 15:01:00
  • 303:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「悠久はなんでホストしてるん?」
    「俺は…ノリやな。」
    「自分の店持ちたいとか思わんの?」
    「無いな…生活さえ出来たらええし」
    「今の彼女の為に頑張ろうとかは?」

    2005-08-17 15:05:00
  • 304:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「思ったこともある…でも俺は無理にはやわ…」
    「悠久らしないで?悠久いつからそんなヘタレになったん?」
    お前のせいや!!と言ってやりたかったが、口には出さず押し殺した。
    「じゃあ、あたしが協力するわ!だから、せめてナンバーには入ってよ!」

    2005-08-17 15:09:00
  • 305:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「協力って?」
    「店に通う。んで、悠久のエースになったげる」
    「はぁ?何ゆーてんねん」「いいから!あたしの気持ちとして受け取ってよ!今までの償い。」
    俺はこいつの考えがますます分からなくなった…こいつは悪魔だ!!!

    2005-08-17 15:12:00
  • 306:

    ???

    しぉり??

    2005-08-17 17:13:00
  • 307:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    311さん、いつもありがとう☆彡
    「悠久、あたし頑張るからね!」
    佐里は笑顔で俺に言い放った。俺は佐里に踊らされてるのか?それとも、信じていいのか…
    そのまま佐里は部屋を出て行った。

    2005-08-17 19:41:00
  • 308:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    俺はこれからどうしたらいいのか、余計に分からなくなっていた。
    かつて俺が本気で愛した女佐里―
    俺の子供を産みたいという真理―
    天秤にかけるなんて出来ない。

    2005-08-17 19:47:00
  • 309:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    その日、俺は仕事をして、家に帰った。
    「真理…話がある。ここに座って。」
    「何………?」
    真理は動揺しながら、ゆわれた通りに座った。

    2005-08-17 21:14:00
  • 310:

    りぁ

    悠久クン更新待ってましたぁ???

    2005-08-17 21:17:00
  • 311:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「昨日話した通り、俺と病院へ行こう。で、お前には悪いけど…俺はお前とは付き合ってけん。だから…」「おろせってゆうんやろ?悠久、最低!真理の事、遊びやったんやな!真理は悠久の事、どんだけ愛してたか知らんやろ!」
    真理は大きな怒鳴り声をあげた。

    2005-08-17 21:20:00
  • 312:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    りぁさん、毎日ありがとう☆彡応援、お願いしますね(゚ д゚*ノ)ノ
    「俺は……」
    「もう、いいわ。悠久を開放したげる…真理が最低やったわ…」
    「いや…俺が悪いねん」

    2005-08-17 21:26:00
  • 313:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「…嘘やねん……」
    「えっ??」
    「妊娠したなんか、嘘やねん…別れたく無かったから、どうしてもつなぎとめたかった…だから、嘘ついた」
    真理は泣きながら、話した。俺は正直ホッとしてしまった。

    2005-08-17 21:28:00
  • 314:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「真理な…本間に悠久の事、本気やった。だから、こんな愛し方しか出来なかったけど…本当にごめんなさい…」
    俺は真理を抱きしめる。
    「俺は本間に好きやった…それに嘘はない。幸せに出来なくてゴメン…」
    「悠久ぃ…っ」

    2005-08-17 21:34:00
  • 315:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    真理は相当苦しかったと思う…俺のせいや…
    俺は自分を責めた―。
    真理は俺の家から、出ていった。
    一人になると、俺の目には涙が浮かんだ。
    「…っ、ご…めんな…」
    泣くぐらいで償える事なんか出来ない…。

    2005-08-17 21:41:00
  • 316:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    俺は仕事へ向かった。
    「おはよーごさいます」
    「おはようごさいます」
    ここはホストクラブだ―
    昨日の事は忘れ、気を入れ換える。
    「悠久、真理ちゃんとどないなってん?」

    2005-08-17 21:55:00
  • 317:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    圭が俺の顔色を察して、話し掛けてくる。
    「真理とは…終わった」
    「そうか。まぁ、これからはお前次第や。あんまり自分を責めんなよ…」
    俺は周りに心配をかけてばかりだ。

    2005-08-17 22:00:00
  • 318:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    これからは自分に正直になろうと思った――。
    そんな時、佐里が来た。
    「いらっしゃいませ。」
    「何かしこまってるんよ?笑」
    「だって…お前、初めてやろ?しかも一応客やん!笑」

    2005-08-17 22:05:00
  • 319:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    『悠久!早くぅ、飲んで、飲んで!』
    俺は真理が卸した200万の酒をホスト全員で一気に飲みした。おかげで俺は久しぶりにベロベロ…笑。さらに何本ものボトルが次々と卸していった。

    2005-08-17 22:23:00
  • 320:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    気付けば、俺は寝てしまっていた。
    「…んっ?ここは…?」
    「あ…悠久、起きた?あたしんち。」
    俺の目の前には佐里がいる。佐里は相変わらず、可愛い。
    「…てか、佐里んち?俺すぐ帰るわ!」

    2005-08-17 22:27:00
  • 321:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 322:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「はい、水。てか悠久、飲み過ぎ!笑。あたしびっくりしたわぁ!」
    「本間?俺、初めの5、6杯目までしか覚えてないわぁー」
    「勢いばっかり凄かったもん!笑」
    「お前なぁ、笑うなや!」

    2005-08-17 22:33:00
  • 323:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「俺な…女と別れた」
    「なんで…?」
    「他に気になる人がいるから…」
    「悠久も結構女の入れ代わり激しいねんな…」
    「違うわ!俺はお前が好きなんじゃ!」

    2005-08-17 23:40:00
  • 324:

    ひぃ ◆vkHTV4M25U

    しぉり?悠久くんみたぃな人に愛されたかったぁ?

    2005-08-18 01:32:00
  • 325:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    ひぃさん、しおりありがとう☆彡てか俺はろくな男じゃないっすよ!笑
    今から、続き書きます!

    2005-08-18 02:02:00
  • 326:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「え………」
    明らかに戸惑う佐里。
    「俺はお前が好きやから、だから別れた。」
    前の佐里への不安もあったが、俺は自分の気持ちを伝えるのに必死になった。
    「佐里…お前が好きや。付き合って下さい…」

    2005-08-18 02:07:00
  • 327:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「え…でも、あたし…あたしは悠久の事好きやけど、でも付き合う資格なんかない…ってゆうか…」
    佐里の口から出る曖昧な答え―
    「昔の事はもう忘れた。俺、アホやからすぐ忘れんねん。笑。だから、今からの佐里だけを見ていくつもりやし。」

    2005-08-18 02:11:00
  • 328:

    ルナ

    リアルタイムゃぁ??
    悠久クン頑張って??
    ぉもろぃからマジはまったぁ???

    2005-08-18 02:13:00
  • 329:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「もう許してもらわれんって思ってた…」
    「そんなんええねんて。佐里は俺にとっておらなあかん人やねん。俺がおりたいって思ってるだけやねんから」
    「…ありがとう。これから宜しくお願いします。」

    2005-08-18 02:16:00
  • 330:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    ルナさん、ありがとう!もっと、はまっちゃって下さい☆笑

    2005-08-18 02:17:00
  • 331:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    有頂天になっている俺に対して、佐里は口を開いた。「実は…ずっと黙ってた事があるねんけど…」
    「何…?」
    「実は…あたし、昔から悠久の事知ってるねん」
    「え…?昔って?どーゆー意味?」

    2005-08-18 02:28:00
  • 332:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「あたし、実は悠久の従兄弟やねん…」
    「は…?え…?」
    俺は佐里の言葉に耳を疑った…
    「あたしのお父さんな…悠久のお父さんの弟にあたるねん。」

    2005-08-18 02:32:00
  • 333:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「はぁ…?嘘やろ」
    「事実やで。あたし、お父さんと愛人の間に出来た子供やねん…悠久は小さい時に、従兄弟とか会った事あるやろ?でもあたしは愛人の子やから、兄弟や従兄弟とは一切、会った事はないねん。」

    2005-08-18 02:38:00
  • 334:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「じゃあ、なんで俺の事…」
    「小さい時から、お母さんに兄弟や従兄弟の写真は見せられてたから…ずっとその輪に入りたくて仕方なかったけど、あんたは特別やから、って言い聞かせられてきてん…」

    2005-08-18 02:40:00
  • 335:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「でもあたしが前の旦那と籍入れる時に、ずっと気になってたから、戸籍を調べてん…じゃあ、あたしにはお父さんがいる事が分かって、兄弟も異母兄弟だって事が分かってん…だから、その時にお母さんにも直接聞いたし、実のお父さんにも会いにいった…」

    2005-08-18 02:46:00
  • 336:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「だから、悠久のお父さんもあたしの事は知ってるで?」
    「え……?」
    「お父さんと会う時に一緒に来てたことあったから。それに悠久がもう一人暮ししだした後ぐらいかな、そん時とか悠久の実家にはよく行ってた」

    2005-08-18 02:51:00
  • 337:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「なんで?俺のおとんのとこに…?」
    「やっぱり自分の父親には会いたい時に会えんし、お父さん代わりが欲しかったのもあるからかな…」
    「てことは、俺のおとんの会社に来たんもそれで…」

    2005-08-18 02:55:00
  • 338:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「そうやで…悠久のお父さんに頼んだ。それに悠久の家も悠久の実家で住所調べてん…勝手な事して、ゴメン…」
    「謝らんでええけど…」
    「だって…悠久の写真を見せてもらった時、悠久の事をいいなぁって思ってん…だからやねん。」

    2005-08-18 03:02:00
  • 339:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「それに悠久のお父さんからはよく悠久の話、聞かされてたし…だから、ずっと変な憧れみたいなん持ってた…」
    「じゃあ、初めて会った時、クラブで会ったんも、俺やと分かってて、からんできたって事?」

    2005-08-18 03:05:00
  • 340:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「ううん。それは偶然。でも悠久がよくクラブにいるってのは知ってたけど…で、悠久やって分かった時、あたし結婚してたけど、悠久と一緒におりたいって思ってん…」
    「え…?俺を遊ぶ気やった訳ではないん?」

    2005-08-18 03:07:00
  • 341:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「初めは、興味本位やってんけど、段々、本気になってきてしまって…旦那のお金持っては悠久の所にいってた。それに別れた日に悠久に話した事はほとんどが嘘やで。旦那にゆえって殴られてん。ずっと暴力奮われてたから…」

    2005-08-18 03:11:00
  • 342:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    「嘘でも…あんな事言ってゴメンね…」
    佐里は涙目になりながら、俺を見る。俺は思わず、佐里を抱きしめた。
    「今まで辛かったな…これからは俺がおるからな」
    「悠久っ…ありがとぉ…」

    2005-08-18 03:14:00
  • 343:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 344:

    ???

    ぇっ?めちゃ気になるぅ??

    2005-08-18 06:44:00
  • 345:

    みぃ?

    カキコ二回目です?やっぱこの話スゴク気になる??更新も多くてうれしぃです??また後でのぞきにきまぁす???がんばって??

    2005-08-18 08:25:00
  • 346:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    351さん、また後で続き書きますね☆彡
    みぃさんいつも見てくれてありがとう!更新する時間帯がばらばらになったりはしますけど、出来るだけ更新しますね(*人´∀`)

    2005-08-18 13:23:00
  • 347:

    ?マリ?

    初カキコでツ??〃
    今?全部見ましたッ???
    続き気になるゥ?頑張ってなァァ??〃

    2005-08-18 13:36:00
  • 348:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    マリさん、初カキコありがとう☆彡

    2005-08-18 13:42:00
  • 349:

    もえ

    全部読ませてもらってます〜☆完結まで頑張ってください(・∀・)/

    2005-08-18 14:20:00
  • 350:

    悠久 ◆wTxdvXN0vw

    もえさん、ありがとう☆彡頑張って完結します!

    2005-08-18 15:12:00
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