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俺の女
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1:
俺は悠久。二十歳。容姿は普通。女にもそこそこモテる。この二十年間やんちゃもしてきた。女遊びもしてきた。でも今まで理性を失う事は無かった。あの女と会うまでは―" " "05/08/12 04:55
2007-08-25 07:12:00 -
301:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
↑りおりって…しおりでした!打ち間違え多くて、ゴメンなさい(。pд`q。)
「で、何で来たん?」
俺は自分の緊張をほぐすかのように、冷たく問い掛けた。
「え…会いたかったから、来ただけ」2005-08-17 14:55:00 -
302:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「そっか…最近は何してるん?」
「一人になってからは、仕事して、家帰っての繰り返しかな」
「仕事は何してるん?」
「今はアパレル関係のバイト。いつかはちゃんと就職考えてる」2005-08-17 15:01:00 -
303:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「悠久はなんでホストしてるん?」
「俺は…ノリやな。」
「自分の店持ちたいとか思わんの?」
「無いな…生活さえ出来たらええし」
「今の彼女の為に頑張ろうとかは?」2005-08-17 15:05:00 -
304:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「思ったこともある…でも俺は無理にはやわ…」
「悠久らしないで?悠久いつからそんなヘタレになったん?」
お前のせいや!!と言ってやりたかったが、口には出さず押し殺した。
「じゃあ、あたしが協力するわ!だから、せめてナンバーには入ってよ!」2005-08-17 15:09:00 -
305:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「協力って?」
「店に通う。んで、悠久のエースになったげる」
「はぁ?何ゆーてんねん」「いいから!あたしの気持ちとして受け取ってよ!今までの償い。」
俺はこいつの考えがますます分からなくなった…こいつは悪魔だ!!!2005-08-17 15:12:00 -
306:
???
しぉり??
2005-08-17 17:13:00 -
307:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
311さん、いつもありがとう☆彡
「悠久、あたし頑張るからね!」
佐里は笑顔で俺に言い放った。俺は佐里に踊らされてるのか?それとも、信じていいのか…
そのまま佐里は部屋を出て行った。2005-08-17 19:41:00 -
308:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺はこれからどうしたらいいのか、余計に分からなくなっていた。
かつて俺が本気で愛した女佐里―
俺の子供を産みたいという真理―
天秤にかけるなんて出来ない。2005-08-17 19:47:00 -
309:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
その日、俺は仕事をして、家に帰った。
「真理…話がある。ここに座って。」
「何………?」
真理は動揺しながら、ゆわれた通りに座った。2005-08-17 21:14:00 -
310:
りぁ
悠久クン更新待ってましたぁ???
2005-08-17 21:17:00 -
311:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「昨日話した通り、俺と病院へ行こう。で、お前には悪いけど…俺はお前とは付き合ってけん。だから…」「おろせってゆうんやろ?悠久、最低!真理の事、遊びやったんやな!真理は悠久の事、どんだけ愛してたか知らんやろ!」
真理は大きな怒鳴り声をあげた。2005-08-17 21:20:00 -
312:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
りぁさん、毎日ありがとう☆彡応援、お願いしますね(゚ д゚*ノ)ノ
「俺は……」
「もう、いいわ。悠久を開放したげる…真理が最低やったわ…」
「いや…俺が悪いねん」2005-08-17 21:26:00 -
313:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「…嘘やねん……」
「えっ??」
「妊娠したなんか、嘘やねん…別れたく無かったから、どうしてもつなぎとめたかった…だから、嘘ついた」
真理は泣きながら、話した。俺は正直ホッとしてしまった。2005-08-17 21:28:00 -
314:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「真理な…本間に悠久の事、本気やった。だから、こんな愛し方しか出来なかったけど…本当にごめんなさい…」
俺は真理を抱きしめる。
「俺は本間に好きやった…それに嘘はない。幸せに出来なくてゴメン…」
「悠久ぃ…っ」2005-08-17 21:34:00 -
315:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
真理は相当苦しかったと思う…俺のせいや…
俺は自分を責めた―。
真理は俺の家から、出ていった。
一人になると、俺の目には涙が浮かんだ。
「…っ、ご…めんな…」
泣くぐらいで償える事なんか出来ない…。2005-08-17 21:41:00 -
316:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は仕事へ向かった。
「おはよーごさいます」
「おはようごさいます」
ここはホストクラブだ―
昨日の事は忘れ、気を入れ換える。
「悠久、真理ちゃんとどないなってん?」2005-08-17 21:55:00 -
317:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
圭が俺の顔色を察して、話し掛けてくる。
「真理とは…終わった」
「そうか。まぁ、これからはお前次第や。あんまり自分を責めんなよ…」
俺は周りに心配をかけてばかりだ。2005-08-17 22:00:00 -
318:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
これからは自分に正直になろうと思った――。
そんな時、佐里が来た。
「いらっしゃいませ。」
「何かしこまってるんよ?笑」
「だって…お前、初めてやろ?しかも一応客やん!笑」2005-08-17 22:05:00 -
319:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
『悠久!早くぅ、飲んで、飲んで!』
俺は真理が卸した200万の酒をホスト全員で一気に飲みした。おかげで俺は久しぶりにベロベロ…笑。さらに何本ものボトルが次々と卸していった。2005-08-17 22:23:00 -
320:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
気付けば、俺は寝てしまっていた。
「…んっ?ここは…?」
「あ…悠久、起きた?あたしんち。」
俺の目の前には佐里がいる。佐里は相変わらず、可愛い。
「…てか、佐里んち?俺すぐ帰るわ!」2005-08-17 22:27:00 -
321:
削除削除されますた
あぼ~ん -
322:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「はい、水。てか悠久、飲み過ぎ!笑。あたしびっくりしたわぁ!」
「本間?俺、初めの5、6杯目までしか覚えてないわぁー」
「勢いばっかり凄かったもん!笑」
「お前なぁ、笑うなや!」2005-08-17 22:33:00 -
323:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「俺な…女と別れた」
「なんで…?」
「他に気になる人がいるから…」
「悠久も結構女の入れ代わり激しいねんな…」
「違うわ!俺はお前が好きなんじゃ!」2005-08-17 23:40:00 -
324:
ひぃ ◆vkHTV4M25U
しぉり?悠久くんみたぃな人に愛されたかったぁ?
2005-08-18 01:32:00 -
325:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ひぃさん、しおりありがとう☆彡てか俺はろくな男じゃないっすよ!笑
今から、続き書きます!2005-08-18 02:02:00 -
326:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「え………」
明らかに戸惑う佐里。
「俺はお前が好きやから、だから別れた。」
前の佐里への不安もあったが、俺は自分の気持ちを伝えるのに必死になった。
「佐里…お前が好きや。付き合って下さい…」2005-08-18 02:07:00 -
327:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「え…でも、あたし…あたしは悠久の事好きやけど、でも付き合う資格なんかない…ってゆうか…」
佐里の口から出る曖昧な答え―
「昔の事はもう忘れた。俺、アホやからすぐ忘れんねん。笑。だから、今からの佐里だけを見ていくつもりやし。」2005-08-18 02:11:00 -
328:
ルナ
リアルタイムゃぁ??
悠久クン頑張って??
ぉもろぃからマジはまったぁ???2005-08-18 02:13:00 -
329:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「もう許してもらわれんって思ってた…」
「そんなんええねんて。佐里は俺にとっておらなあかん人やねん。俺がおりたいって思ってるだけやねんから」
「…ありがとう。これから宜しくお願いします。」2005-08-18 02:16:00 -
330:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ルナさん、ありがとう!もっと、はまっちゃって下さい☆笑
2005-08-18 02:17:00 -
331:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
有頂天になっている俺に対して、佐里は口を開いた。「実は…ずっと黙ってた事があるねんけど…」
「何…?」
「実は…あたし、昔から悠久の事知ってるねん」
「え…?昔って?どーゆー意味?」2005-08-18 02:28:00 -
332:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「あたし、実は悠久の従兄弟やねん…」
「は…?え…?」
俺は佐里の言葉に耳を疑った…
「あたしのお父さんな…悠久のお父さんの弟にあたるねん。」2005-08-18 02:32:00 -
333:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「はぁ…?嘘やろ」
「事実やで。あたし、お父さんと愛人の間に出来た子供やねん…悠久は小さい時に、従兄弟とか会った事あるやろ?でもあたしは愛人の子やから、兄弟や従兄弟とは一切、会った事はないねん。」2005-08-18 02:38:00 -
334:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「じゃあ、なんで俺の事…」
「小さい時から、お母さんに兄弟や従兄弟の写真は見せられてたから…ずっとその輪に入りたくて仕方なかったけど、あんたは特別やから、って言い聞かせられてきてん…」2005-08-18 02:40:00 -
335:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「でもあたしが前の旦那と籍入れる時に、ずっと気になってたから、戸籍を調べてん…じゃあ、あたしにはお父さんがいる事が分かって、兄弟も異母兄弟だって事が分かってん…だから、その時にお母さんにも直接聞いたし、実のお父さんにも会いにいった…」
2005-08-18 02:46:00 -
336:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「だから、悠久のお父さんもあたしの事は知ってるで?」
「え……?」
「お父さんと会う時に一緒に来てたことあったから。それに悠久がもう一人暮ししだした後ぐらいかな、そん時とか悠久の実家にはよく行ってた」2005-08-18 02:51:00 -
337:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「なんで?俺のおとんのとこに…?」
「やっぱり自分の父親には会いたい時に会えんし、お父さん代わりが欲しかったのもあるからかな…」
「てことは、俺のおとんの会社に来たんもそれで…」2005-08-18 02:55:00 -
338:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「そうやで…悠久のお父さんに頼んだ。それに悠久の家も悠久の実家で住所調べてん…勝手な事して、ゴメン…」
「謝らんでええけど…」
「だって…悠久の写真を見せてもらった時、悠久の事をいいなぁって思ってん…だからやねん。」2005-08-18 03:02:00 -
339:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「それに悠久のお父さんからはよく悠久の話、聞かされてたし…だから、ずっと変な憧れみたいなん持ってた…」
「じゃあ、初めて会った時、クラブで会ったんも、俺やと分かってて、からんできたって事?」2005-08-18 03:05:00 -
340:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「ううん。それは偶然。でも悠久がよくクラブにいるってのは知ってたけど…で、悠久やって分かった時、あたし結婚してたけど、悠久と一緒におりたいって思ってん…」
「え…?俺を遊ぶ気やった訳ではないん?」2005-08-18 03:07:00 -
341:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「初めは、興味本位やってんけど、段々、本気になってきてしまって…旦那のお金持っては悠久の所にいってた。それに別れた日に悠久に話した事はほとんどが嘘やで。旦那にゆえって殴られてん。ずっと暴力奮われてたから…」
2005-08-18 03:11:00 -
342:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「嘘でも…あんな事言ってゴメンね…」
佐里は涙目になりながら、俺を見る。俺は思わず、佐里を抱きしめた。
「今まで辛かったな…これからは俺がおるからな」
「悠久っ…ありがとぉ…」2005-08-18 03:14:00 -
343:
削除削除されますた
あぼ~ん -
344:
???
ぇっ?めちゃ気になるぅ??
2005-08-18 06:44:00 -
345:
みぃ?
カキコ二回目です?やっぱこの話スゴク気になる??更新も多くてうれしぃです??また後でのぞきにきまぁす???がんばって??
2005-08-18 08:25:00 -
346:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
351さん、また後で続き書きますね☆彡
みぃさんいつも見てくれてありがとう!更新する時間帯がばらばらになったりはしますけど、出来るだけ更新しますね(*人´∀`)2005-08-18 13:23:00 -
347:
?マリ?
初カキコでツ??〃
今?全部見ましたッ???
続き気になるゥ?頑張ってなァァ??〃2005-08-18 13:36:00 -
348:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
マリさん、初カキコありがとう☆彡
2005-08-18 13:42:00 -
349:
もえ
全部読ませてもらってます〜☆完結まで頑張ってください(・∀・)/
2005-08-18 14:20:00 -
350:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
もえさん、ありがとう☆彡頑張って完結します!
2005-08-18 15:12:00 -
351:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺はその次の日、仕事へ行った。店に入ると、圭が俺の傍へ駆け寄ってきた。
「悠久!お前、この佐里が使った金額なんぼか知ってるか?」
「えっ?なんぼ?」
「250万やで!あいつありえへんで!!」2005-08-18 18:31:00 -
352:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「はぁ!?なんやそれ!」俺は酔っていたのと、幸せの絶頂だったのとで、すっかり忘れてしまっていた。「お前、俺を蹴落として、ナンバー入りやがって!俺、本間悔しいわ!」
「え…じゃあ、未収はなんぼなん?」2005-08-18 18:34:00 -
353:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「未収は無いで!佐里は一括で全部払って帰ったからなぁ、それにしてもさすがやな。色ホスト!笑」
俺はあまりの額にびびりあがってしまった。佐里はそんな金、一体どこから…
圭に佐里と付き合った事を報告しようと思ってたのに全てぶっ飛んでしまった。2005-08-18 18:37:00 -
354:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「ちょ…おい!どこ行くねん!」
俺はトイレまですごい勢いで走った。すぐに佐里に電話する。
『もしもし?悠久?』
「お前、この前の金どないして払ってん?」
『この前の金って…?』2005-08-18 18:40:00 -
355:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「250万の金!」
『あぁー、あれ?あたしの貯金おろして、払ったで』「お前なぁ、いくらなんでも使い過ぎやで!もう店には来んな!あと、その金俺が稼いで、返すから!」
『いいねん、悠久の為に使った金やし!』2005-08-18 18:43:00 -
356:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「ええから!とりあえず、もう貯金たりとも金は使うなよ!俺の女やねんから、俺が養ってたるからな、出来たら仕事もやめて欲しいぐらいやわ…」
『いいねん。仕事ぐらいは悠久の為にもなるねんから、いいやん?』
「まぁ、無理はすんなよ」2005-08-18 18:45:00 -
357:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
そう言って、電話を切った。
「はぁ……」
俺は思わず、溜息をついた。佐里には無理させたくない。俺がもっとがんばらなあかん!そう思った。決意を新たにして、仕事に気合いを入れた!2005-08-18 18:48:00 -
358:
りぁ
今日も更新楽しみゃぁ?ン??ヮクヮク?悠久クン頑張ってぇぇぇ???
2005-08-18 20:15:00 -
359:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
りぁさん、ありがとう☆彡また後で、更新しまぁーすΣ(゚ д゚*ノ)ノ
2005-08-18 20:30:00 -
360:
りぁ
はぁぁ?ぃ??待ってまぁ???
2005-08-18 20:38:00 -
361:
みー汰ン?
ヤバイ?ばりおもろい??
2005-08-18 21:00:00 -
362:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
み-たン(?)さん、初カキコありがとう☆彡
今から書きます!2005-08-18 21:15:00 -
363:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
そして、俺は仕事に専念する事にした。
いつものように仕事をしていると、俺を口座だという客が来ていると聞いて、席へ急いだ。
「ま、真理!?」
「久しぶり…。来るかどうか迷っててんけど、会いたくて来ちゃった…」2005-08-18 21:21:00 -
364:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「あれから、どうしてる?元気してる?」
「うん。普通かな。悠久は…?もう彼女いるん?」
「うん。おるよ。俺も別に普通かな…」
「もう彼女おるんや…もしかしたら、おるかもって思ったけど、悠久の口から聞いたら、少し辛いな…」2005-08-18 21:25:00 -
365:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
そう言うと、真理が泣き出した…。
「ゆう…きぃ、ゴメンね。真理なぁ…悠久の事…まだ好きやか…らっ…」
俺は真理の頭をよしよしするように撫でた。
「もう…優しくせんといて…っ」2005-08-18 21:27:00 -
366:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は女に泣かれたら、弱いタイプだ。そんな俺の優しさがあだとなったのはこの時だった。
「悠久。その女、誰?」
なんと、隣には佐里が立っていた。佐里は基本的には優しいが女絡みになると人が変わる女だ……2005-08-18 21:30:00 -
367:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「お前、なんで来てんねん。来るなゆうたのに。」
「そら、こんなんばっかしとったら来るなゆうわな!あんたは女やったら、誰でもええんか!」
「ちゃうわ!こいつはただの客や。」2005-08-18 21:33:00 -
368:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
佐里は真理に向かって、話し出した。
「あんた、本間にただの客なん?なぁ!」
「…もしかして、佐里?」真理が佐里の名前を呼んだ。
「あたし!中学、一緒やったやん!清水真理やで。」2005-08-18 21:35:00 -
369:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「真理?久しぶりやん!」世間は狭いものだ。佐里と真理は昔の連れ同士だった…佐里と真理の間でぎくしゃくする俺……汗
「真理、いつからホスト来てるん?」
「16からかな?」
「悠久とはいつから知り合ったん?」2005-08-18 21:45:00 -
370:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
おいおい!際どい質問するなよ…笑えない俺……汗
「んー…最近やで」
「悠久とはどんな関係?」ますます焦る俺……汗
「客とホストの関係。なぁんにもないし!なぁ?悠久っ!笑」2005-08-18 21:51:00 -
371:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「あ、あぁ…」
すらすらと、嘘をつく真理…女は怖い……
「そうなんやぁ。前、付き合ってたんかなぁとか勘違いしてた。ゴメンなぁ」
「あっ、全然そんなんじゃないから、心配しんといて?」
「てか今日、うちの家こん?悠久、いいやんな?」2005-08-18 21:53:00 -
372:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
あぁ…最悪な展開…こうなったらガツンと言ってやる!
「佐里!」
「何??」
「今日は三人で楽しもかっ!ハハハ…」
根性無しの俺………ハハハ、笑えねぇよ。2005-08-18 21:56:00 -
373:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「じゃあ、あたし先、家帰って、片付けとかするわ!」
「分かった!」
そう言うと、佐里はスタスタと帰っていった。
「はぁ……」
「何、溜め息ついてんの?」2005-08-18 21:58:00 -
374:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「てか、お前なんで嘘ついたん?」
「悠久の為やん。佐里と付き合ってるんやろ?でも悠久の事好きやから、真理からは何にもゆわんし、安心して。」
安心出来ない…。この後、家に帰ったその光景を想像すると、俺は逃亡したい気分になった。笑2005-08-18 22:04:00 -
375:
ひぃ ◆vkHTV4M25U
?しぉり?
2005-08-18 22:46:00 -
376:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ひぃさん、しおりありがと☆彡
2005-08-18 23:32:00 -
377:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
そして、仕事が終わり、悪魔の時間がやってきた。
「おじゃましまぁす!」
「二人共、おかえり!」
「真理、お茶でも飲む?」「うん、ありがと」
「悠久は?」
「俺はいい……」
佐里が真理の分のお茶を入れ、テーブルに置いた。2005-08-18 23:43:00 -
378:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「てか悠久とはいつから付き合ってるん?」
「まだ3、4日ぐらいやんな?悠久。」
「あ…う、うん」
「何、動揺してるん?笑。真理は彼氏は?」
「おらんよ。最近ふられたばっかり…まだ好きやねんけどなぁ」2005-08-18 23:50:00 -
379:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「そうなんかぁ…どんな人?」
「うーん…素直で、嘘がつけなくて、すごく優しい人…例えば……」
真理は俺をちらちら見る。「悠久みたいな人かな?あたしの好きな人となんか似てるねん。だから、悠久によく相談とかしてるねん」2005-08-18 23:54:00 -
380:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「あー、それで悠久の店に来てるんやぁ。」
「そうそう!」
ホッ…とした。真理の行動の一つ一つが俺を困らせる。俺の額にはひ汗が出ていた。2005-08-18 23:57:00 -
381:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「じゃあ、もうあたしそろそろ帰るわぁ」
「本間にぃ?じゃあ、また二人でゆっくり遊ぼうねっ!」
「うん!おじゃましましたぁ!」
バタン…ドアが閉まると共に俺は緊張から、開放された。2005-08-18 23:59:00 -
382:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「真理は昔から可愛いわぁ。てか真理って中学の時からモテるタイプで、彼氏も何人かいるようなタイプやってんけど、あの真理が本気で惚れる男なんかおるねんなぁ。見てみたいわ。どんだけいい男なんやろなぁ。なぁ、悠久?」
「あ……うん。」2005-08-19 00:02:00 -
383:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「なんか今日、悠久おかしくない?熱でもあるんちゃうん?笑」
佐里が俺のおでこを触ってきた。
「熱はないなっ。」
「佐里…」
俺は佐里の手を引っ張って、佐里の体を抱きしめた。2005-08-19 00:05:00 -
384:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「悠久?どしたん?」
俺は佐里にキスをした。実は付き合ってから、まだキスさえしてなかったから、無性にキスをしたかった。「…んっ、ちょ…」
「……嫌?」
「……ううん。して…」2005-08-19 00:07:00 -
385:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
佐里の服を脱がし、胸へ愛撫をする。
「…やぁっ、ゆう…き」
「もっとして欲しい?」
「…うんっ」
佐里の胸を手で掴み、乳首を舌で舐めまわした。
佐里の息が荒くなる…2005-08-19 00:10:00 -
386:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「…あんっ、気持ちいい…」
胸への愛撫を続けながら、パンツに手を入れた。
ヌル…もう佐里は濡れていた。それを確認し、指を入れる。
「…っ、やだぁ…」
「佐里、もう濡れてんで…」2005-08-19 00:13:00 -
387:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「もう…入れて」
「もう…いいん?」
「うん………」
佐里は下に寝かせた状態で、佐里の足を広げ、挿入した。
「…っ、あ…ん」
「入ってる?」
「悠久の入ってるよ…」2005-08-19 00:16:00 -
388:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「…あ、もうイきそう」
「イって…あたしも、もう…イく…っ……」
「イくで…っ…」
俺は佐里のお腹に果てた。俺は体の快楽よりも佐里と初めて一つになれた事に喜びを感じた。エッチが終わってからもベッドで二人、寄り添って眠った――2005-08-19 00:19:00 -
389:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
その日から、何事もなく幸せな毎日が過ぎていった。佐里と付き合ってから、2ヵ月後―
今日は仕事が休みの日だったので、家にいた。佐里は仕事で出掛けたから、俺は一人だった。2005-08-19 01:22:00 -
390:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「はぁぁ…」
俺のように毎日、仕事と家の行き来をしている男は休みになると、する事がない。まぁ、これでも仕事は頑張って、ナンバー3にまでなった。まぁ、それは佐里が毎日店に来て、金を使うから、佐里のおかげやねんけど…2005-08-19 01:28:00 -
391:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
佐里の貯金はいくらあるんか知らんけど、いつまでもつのやら…いっそ貯金が尽きて、店に来るのをやめさせたいぐらいだった。
俺は一人で何もする事が無かったから、一人でリビングに行った。2005-08-19 01:30:00 -
392:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
400☆彡
すると、ある物が目に入った。今まで見た事もないような名刺らしきもの…手に取り、見てると、そこにはこう書かれていた。2005-08-19 01:34:00 -
393:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
―ファンションヘルス
×××店―
「え………?これ…」
その名刺の裏には名前が書いてあった。
怜香―佐里ではないはずだ。そう思いたかった。2005-08-19 01:38:00 -
394:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺はまず佐里に電話をした。
「もしもし?佐里?今、話せる?」
『今、休憩中やから、大丈夫。どーしたん?』
「お前、何時まで仕事?」『んー…5時ぐらい…』
「分かった!」2005-08-19 01:41:00 -
395:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
その次にヘルスの店に電話をする。
『はい、×××店です』
「すいません、今日、怜香ちゃん入ってますか?」
『出勤してますよ。』
「そうですか…分かりました。今からそちらに伺います。」2005-08-19 01:43:00 -
396:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は車を飛ばして、店へと急いだ―店に着くと、パネルを見せてもらった。だが、怜香という名前は見当たらない。
「すいません、怜香さん指名で…」
「怜香ちゃんは人気があるので、予約待ちで3時間ほど待ち時間がかかってしまいますけど…」2005-08-19 01:47:00 -
397:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「3時間でも何時間でも待ちます!」
「あ、はい…ではあちらのお席でお待ち下さい。」
俺はもしかしたら……悪いことばかりが頭をよぎる。そのまま3時間、ひたすら待った――2005-08-19 01:50:00 -
398:
名無しさん
ドキドキ?頑張れェエ?
2005-08-19 01:56:00 -
399:
名無しさん
できれば略をなくすか、略なった後、略部分かいてほしいです?
2005-08-19 02:07:00 -
400:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
406さん、頑張ります!407さん、分かりました!実は俺も気になってました!アドバイスありがとうございます。これからはそうしますね。読みにくかった方、どうもすいませんでした(。pд`q。)↓↓
2005-08-19 02:18:00