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俺の女
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1:
俺は悠久。二十歳。容姿は普通。女にもそこそこモテる。この二十年間やんちゃもしてきた。女遊びもしてきた。でも今まで理性を失う事は無かった。あの女と会うまでは―" " "05/08/12 04:55
2007-08-25 07:12:00 -
364:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「あれから、どうしてる?元気してる?」
「うん。普通かな。悠久は…?もう彼女いるん?」
「うん。おるよ。俺も別に普通かな…」
「もう彼女おるんや…もしかしたら、おるかもって思ったけど、悠久の口から聞いたら、少し辛いな…」2005-08-18 21:25:00 -
365:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
そう言うと、真理が泣き出した…。
「ゆう…きぃ、ゴメンね。真理なぁ…悠久の事…まだ好きやか…らっ…」
俺は真理の頭をよしよしするように撫でた。
「もう…優しくせんといて…っ」2005-08-18 21:27:00 -
366:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は女に泣かれたら、弱いタイプだ。そんな俺の優しさがあだとなったのはこの時だった。
「悠久。その女、誰?」
なんと、隣には佐里が立っていた。佐里は基本的には優しいが女絡みになると人が変わる女だ……2005-08-18 21:30:00 -
367:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「お前、なんで来てんねん。来るなゆうたのに。」
「そら、こんなんばっかしとったら来るなゆうわな!あんたは女やったら、誰でもええんか!」
「ちゃうわ!こいつはただの客や。」2005-08-18 21:33:00 -
368:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
佐里は真理に向かって、話し出した。
「あんた、本間にただの客なん?なぁ!」
「…もしかして、佐里?」真理が佐里の名前を呼んだ。
「あたし!中学、一緒やったやん!清水真理やで。」2005-08-18 21:35:00 -
369:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「真理?久しぶりやん!」世間は狭いものだ。佐里と真理は昔の連れ同士だった…佐里と真理の間でぎくしゃくする俺……汗
「真理、いつからホスト来てるん?」
「16からかな?」
「悠久とはいつから知り合ったん?」2005-08-18 21:45:00 -
370:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
おいおい!際どい質問するなよ…笑えない俺……汗
「んー…最近やで」
「悠久とはどんな関係?」ますます焦る俺……汗
「客とホストの関係。なぁんにもないし!なぁ?悠久っ!笑」2005-08-18 21:51:00 -
371:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「あ、あぁ…」
すらすらと、嘘をつく真理…女は怖い……
「そうなんやぁ。前、付き合ってたんかなぁとか勘違いしてた。ゴメンなぁ」
「あっ、全然そんなんじゃないから、心配しんといて?」
「てか今日、うちの家こん?悠久、いいやんな?」2005-08-18 21:53:00 -
372:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
あぁ…最悪な展開…こうなったらガツンと言ってやる!
「佐里!」
「何??」
「今日は三人で楽しもかっ!ハハハ…」
根性無しの俺………ハハハ、笑えねぇよ。2005-08-18 21:56:00 -
373:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「じゃあ、あたし先、家帰って、片付けとかするわ!」
「分かった!」
そう言うと、佐里はスタスタと帰っていった。
「はぁ……」
「何、溜め息ついてんの?」2005-08-18 21:58:00 -
374:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「てか、お前なんで嘘ついたん?」
「悠久の為やん。佐里と付き合ってるんやろ?でも悠久の事好きやから、真理からは何にもゆわんし、安心して。」
安心出来ない…。この後、家に帰ったその光景を想像すると、俺は逃亡したい気分になった。笑2005-08-18 22:04:00 -
375:
ひぃ ◆vkHTV4M25U
?しぉり?
2005-08-18 22:46:00 -
376:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
ひぃさん、しおりありがと☆彡
2005-08-18 23:32:00 -
377:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
そして、仕事が終わり、悪魔の時間がやってきた。
「おじゃましまぁす!」
「二人共、おかえり!」
「真理、お茶でも飲む?」「うん、ありがと」
「悠久は?」
「俺はいい……」
佐里が真理の分のお茶を入れ、テーブルに置いた。2005-08-18 23:43:00 -
378:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「てか悠久とはいつから付き合ってるん?」
「まだ3、4日ぐらいやんな?悠久。」
「あ…う、うん」
「何、動揺してるん?笑。真理は彼氏は?」
「おらんよ。最近ふられたばっかり…まだ好きやねんけどなぁ」2005-08-18 23:50:00 -
379:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「そうなんかぁ…どんな人?」
「うーん…素直で、嘘がつけなくて、すごく優しい人…例えば……」
真理は俺をちらちら見る。「悠久みたいな人かな?あたしの好きな人となんか似てるねん。だから、悠久によく相談とかしてるねん」2005-08-18 23:54:00 -
380:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「あー、それで悠久の店に来てるんやぁ。」
「そうそう!」
ホッ…とした。真理の行動の一つ一つが俺を困らせる。俺の額にはひ汗が出ていた。2005-08-18 23:57:00 -
381:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「じゃあ、もうあたしそろそろ帰るわぁ」
「本間にぃ?じゃあ、また二人でゆっくり遊ぼうねっ!」
「うん!おじゃましましたぁ!」
バタン…ドアが閉まると共に俺は緊張から、開放された。2005-08-18 23:59:00 -
382:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「真理は昔から可愛いわぁ。てか真理って中学の時からモテるタイプで、彼氏も何人かいるようなタイプやってんけど、あの真理が本気で惚れる男なんかおるねんなぁ。見てみたいわ。どんだけいい男なんやろなぁ。なぁ、悠久?」
「あ……うん。」2005-08-19 00:02:00 -
383:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「なんか今日、悠久おかしくない?熱でもあるんちゃうん?笑」
佐里が俺のおでこを触ってきた。
「熱はないなっ。」
「佐里…」
俺は佐里の手を引っ張って、佐里の体を抱きしめた。2005-08-19 00:05:00 -
384:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「悠久?どしたん?」
俺は佐里にキスをした。実は付き合ってから、まだキスさえしてなかったから、無性にキスをしたかった。「…んっ、ちょ…」
「……嫌?」
「……ううん。して…」2005-08-19 00:07:00 -
385:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
佐里の服を脱がし、胸へ愛撫をする。
「…やぁっ、ゆう…き」
「もっとして欲しい?」
「…うんっ」
佐里の胸を手で掴み、乳首を舌で舐めまわした。
佐里の息が荒くなる…2005-08-19 00:10:00 -
386:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「…あんっ、気持ちいい…」
胸への愛撫を続けながら、パンツに手を入れた。
ヌル…もう佐里は濡れていた。それを確認し、指を入れる。
「…っ、やだぁ…」
「佐里、もう濡れてんで…」2005-08-19 00:13:00 -
387:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「もう…入れて」
「もう…いいん?」
「うん………」
佐里は下に寝かせた状態で、佐里の足を広げ、挿入した。
「…っ、あ…ん」
「入ってる?」
「悠久の入ってるよ…」2005-08-19 00:16:00 -
388:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「…あ、もうイきそう」
「イって…あたしも、もう…イく…っ……」
「イくで…っ…」
俺は佐里のお腹に果てた。俺は体の快楽よりも佐里と初めて一つになれた事に喜びを感じた。エッチが終わってからもベッドで二人、寄り添って眠った――2005-08-19 00:19:00 -
389:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
その日から、何事もなく幸せな毎日が過ぎていった。佐里と付き合ってから、2ヵ月後―
今日は仕事が休みの日だったので、家にいた。佐里は仕事で出掛けたから、俺は一人だった。2005-08-19 01:22:00 -
390:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「はぁぁ…」
俺のように毎日、仕事と家の行き来をしている男は休みになると、する事がない。まぁ、これでも仕事は頑張って、ナンバー3にまでなった。まぁ、それは佐里が毎日店に来て、金を使うから、佐里のおかげやねんけど…2005-08-19 01:28:00 -
391:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
佐里の貯金はいくらあるんか知らんけど、いつまでもつのやら…いっそ貯金が尽きて、店に来るのをやめさせたいぐらいだった。
俺は一人で何もする事が無かったから、一人でリビングに行った。2005-08-19 01:30:00 -
392:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
400☆彡
すると、ある物が目に入った。今まで見た事もないような名刺らしきもの…手に取り、見てると、そこにはこう書かれていた。2005-08-19 01:34:00 -
393:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
―ファンションヘルス
×××店―
「え………?これ…」
その名刺の裏には名前が書いてあった。
怜香―佐里ではないはずだ。そう思いたかった。2005-08-19 01:38:00 -
394:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺はまず佐里に電話をした。
「もしもし?佐里?今、話せる?」
『今、休憩中やから、大丈夫。どーしたん?』
「お前、何時まで仕事?」『んー…5時ぐらい…』
「分かった!」2005-08-19 01:41:00 -
395:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
その次にヘルスの店に電話をする。
『はい、×××店です』
「すいません、今日、怜香ちゃん入ってますか?」
『出勤してますよ。』
「そうですか…分かりました。今からそちらに伺います。」2005-08-19 01:43:00 -
396:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
俺は車を飛ばして、店へと急いだ―店に着くと、パネルを見せてもらった。だが、怜香という名前は見当たらない。
「すいません、怜香さん指名で…」
「怜香ちゃんは人気があるので、予約待ちで3時間ほど待ち時間がかかってしまいますけど…」2005-08-19 01:47:00 -
397:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
「3時間でも何時間でも待ちます!」
「あ、はい…ではあちらのお席でお待ち下さい。」
俺はもしかしたら……悪いことばかりが頭をよぎる。そのまま3時間、ひたすら待った――2005-08-19 01:50:00 -
398:
名無しさん
ドキドキ?頑張れェエ?
2005-08-19 01:56:00 -
399:
名無しさん
できれば略をなくすか、略なった後、略部分かいてほしいです?
2005-08-19 02:07:00 -
400:
悠久 ◆wTxdvXN0vw
406さん、頑張ります!407さん、分かりました!実は俺も気になってました!アドバイスありがとうございます。これからはそうしますね。読みにくかった方、どうもすいませんでした(。pд`q。)↓↓
2005-08-19 02:18:00