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僕の飼い主

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  • 1:

    さら

    僕は犬のレオ。5歳。
    僕が生まれてくる、ずっと前からの僕の飼い主の人生のお話し。

    2012-02-12 11:05:00
  • 2:

    さら

    しかし、世間体を気にする母親には逆らえず、とりあえず就職という道を選んだ。
    就職先は某化粧品メーカー。
    仕事をしながら、自分の夢を追いかける事にした。
    絶対的に支配する母親から逃げ出し自由を手に入れたかったから。
    その為にはお金が必要だった。

    2012-02-12 11:18:00
  • 3:

    さら

    勤務先は銀座。
    飼い主とは縁遠い場所。
    とりあえず、家を出る為のお金を貯めるため仕事をした。
    店長、副店長、先輩1人、同期入社のカナ、飼い主の5人で店をまわしていた。
    店長はいかにも女の世界で勝ち抜いてきただけある様な女性だった。飼い主にとっては苦手なタイプ。
    そんな店長と強制的に休憩を一緒にされたある日。

    2012-02-12 14:20:00
  • 4:

    さら

    化粧品屋の休憩は一時間。
    一時間の内の30分は化粧直しに使う。
    残りの30分で食事をしなければならない。
    店長と一緒の食事。1時間が凄く長く感じた。
    近くの喫茶店で、店長と同じメニューを注文し、暫く沈黙が続く。
    ダバコをくわえながら、
    店長「あんた、体重何キロ?」いきなりの質問に驚き
    飼い主「ハイ?」
    店長「だから今体重何キロ?」飼い主「48キロです。」
    店長「じゃあ、1ヶ月で、後、8キロ痩せて」

    2012-02-12 16:35:00
  • 5:

    名無しさん

    飼い主はこのトゲトゲした店長の顔を見ながら一瞬、何を言われたのか訳が分からなかった。そして、もう続けられないと思った瞬間でもあった。

    2012-03-11 19:20:00
  • 6:

    名無しさん

    その日の夜、同僚と一緒に夕飯を食べた。
    ご飯を食べながら、今日、店長に言われた事や日頃の仕事の愚痴などを言ってお互い慰め合った。どこにでも良くある光景。しかし、この日をきっかけに飼い主は人を信用する。という事が出来なくなる。

    2012-03-11 19:24:00
  • 7:

    名無しさん

    次の日、出勤してみると、見るからに機嫌の悪い店長から呼び出される。
    店長「あんた昨日私の悪口沢山言ってくれたんだってね。嫌なら、とっとと消えなよ」 飼い主「ハイ、今月いっぱいで辞めさせてもらいます」 昨夜、一緒に食事をした同期を見ると、何もなかったかの様に仕事をしてる姿を見て、飼い主は ゾッとした。心の中で「あんたも一緒に言ってたじゃん。ブス!」そう呟いた。だから女は信用できない。飼い主は心の底から思った。

    2012-03-12 00:11:00
  • 8:

    名無しさん

    その日から飼い主は女という生き物を信じない事にした。

    2012-03-12 15:35:00
  • 9:

    名無しさん

    自分にとってどうしてこの人こんな厳しいんだろとか、
    こいつちょっと…海に沈めてやろうかしらとか、
    そんな人も世の中には存在するわけです。


    所が視点をかえてみると、
    その人も他の誰かにとっては一番大切な人で、
    また考えてみると
    自分もこの人に好かれる為にはどうしたらいいんだろうとか、
    この人のおかげで自分は耐える事を学んでいるなとか、
    そんな事まで考えれる素晴らしい中年へと成長してきました。


    だから皆さんも、
    毎日接している回りにいる何気ない人、
    その人が自分にとってどーゆう人なのか。


    またこれから先将来、
    出会っていく出会い一つ一つを大切にしていってほしいと思う。

    2012-03-13 14:05:00
  • 10:

    名無しさん

    俺の人生は何で毎日同じ事繰り返してんだろうとか、
    遡っては何で産まれてきたんだろうとか、
    そんな事を考えながら終わってしまいそうです。
    でも一つだけわかった事があります。
    それは毎日生きていれば、
    どうしたって忘れるような事が出来ない素晴らしい瞬間が何回も訪れるって事かな。
    先生昔サラリーマンやってた時営業だったんだけど、
    先輩が動向しようてゆったんですよ。
    これは得意な所にいって、
    いいとこ見せようかなって思った矢先にその先輩が、
    『お前が一番嫌で苦手な得意先いこうぜ』
    って。
    あー、こーゆう事かと。

    逃げないとか負けない気持ちってゆうのはこーゆう事何だなと、
    まぁちっちゃい事だけど、
    その瞬間に先生思いました。

    君達もこれからの人生色んな事があると思います。

    簡単な事、これはどうしたって大変だ、
    辛いなぁ、でもやっちゃおうかな。

    この二つの道に別れた時、
    先生達の授業を受けた君達は間違いないなく厳しい方の道を選ぶ。

    2012-03-13 14:08:00
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