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礼華
-
1:
一
五年前、俺はホストで23歳だった。もう今なら書けると思う。あいつに出会った時の事を。
2012-07-19 19:48:00 -
2:
一
うまく伝えれるか分からないけど、頑張って書くぞ!!
俺の名前は「一」。
「一」の字は本当は違うけど、本当の漢字を使うとバレそうだから。2012-07-19 19:53:00 -
3:
一
俺はこの間、刑務所からでてきた。執行猶予無しの実刑三年。
俺が自分でした事やし、全て受け止め服してきた。2012-07-19 19:58:00 -
4:
一
俺が耐えてこれたのは
あいつが居たから。
俺はあいつが。
礼華が居たから
今の俺が居る。
どこまでも最高な女や。2012-07-19 20:01:00 -
5:
一
19歳からホスト始めた。俺のおかんは男遊びがひどく、小さい弟もほったらかし、あげくの果てには電気も止められる。
2012-07-19 20:04:00 -
6:
一
そんな生活状況。
脱出したかった。同級生の家が羨ましく、妬んだ。とりあえず金がほしい。2012-07-19 20:08:00 -
7:
一
金と言っても、少々じゃない。 大金。
俺はホストしかないと思った。テレビで見た事があった。東京の歌舞伎町のホスト番組。2012-07-19 20:10:00 -
8:
一
酒飲んで、女と話して
金が入る。簡単やと思ってた。。俺は大阪ミナミでも有名な店で働きたいと思って面接に行った。2012-07-19 20:13:00 -
9:
一
「club優」本当は店の名前は違うけど、ここでは優とさせて下さい。
有名店だけあって、門構えも立派な店。2012-07-19 21:49:00 -
10:
一
この門構えを前にしても、俺は変な自信があったんだ。
この店で金を稼ぐ。稼げるって。昔から女に困ることもなかったし
見た目にも自信があった。
2012-07-19 22:01:00 -
11:
一
顔は親父似だとオカンが言ってたな。
俺は親父を見た事はない。
だから会いたいとも思わない。
オカンは酒を飲むと親父の話をする。
2012-07-19 22:09:00 -
12:
一
俺の顔を見て泣く。
今分かる事だけど、オカンは捨てられたのに
親父をまだ好きだったんだろうな。
親父に変わる男を探してたのかもしれない。2012-07-19 22:14:00 -
13:
一
酒が入ると、俺の顔を見て、親父を思い出してたんだろう。
どうしようもないオカンやけど、
俺はオカンが好きだ。
だから、あの頃は、オカンを弟を守る事しか
頭になかったんだ。2012-07-19 22:24:00 -
14:
一
後ろから、声をかけられた。
「森田 一さん?」
俺は「はい」
とだけ言うと、そいつは、立派な門構えの扉の鍵をあけた。2012-07-19 23:25:00 -
15:
一
そいつ。。
"桐田 武司"
この店の代表補佐。
ホストには、色々な役職がつくのは、調べていたから、この人も偉いさんだとは分かった。2012-07-19 23:30:00 -
16:
一
てっきり事務所で面接するとばかり思ってたけど、白張りのソファーに通された。
武司「ちょっと待っといてな。なんか飲むか?」
聞きながら電気をつけた。2012-07-19 23:35:00 -
17:
一
店が明るくなった。
俺はあの時の衝撃を今でも忘れない。
白張りのソファー。
白い壁。
大きなテレビ。
女の形をした像。
天井にはキラッキラしたライト。
靴の形をピンクやブルーの置物。
2012-07-19 23:40:00 -
18:
一
異空間。
そんな言葉がピッタリだと、女みたいな事を思った。
武司「履歴書持ってきてる?」
明るい所で見ると、確かに男前だ。2012-07-19 23:43:00 -
19:
一
俺は履歴書を渡し、武司はタバコ吸いながら読んでたが、俺はその間、武司を観察?した。
スーツはブランド。
靴もブランド。
カッターも真っ白だ。2012-07-19 23:46:00 -
20:
一
腕には、シャネルの時計。
"シャネルって女かよ"
心の中で思ったが、やたらとキラキラして、武司によく似合っていた。
2012-07-19 23:49:00 -
21:
一
爪もなんかしてるんだろう、キラキラしてた。
顔は。。説明するのが難しいから、分かる人多いはず、K-1魔裟斗似だ。2012-07-19 23:53:00 -
22:
一
男から見ても、女に困る事はないと分かるぐらい男前だ。
今さっきから、上司であろう武司を呼び捨てにしてるが、今じゃ大親友だ。2012-07-19 23:57:00 -
23:
一
なので、今まで通り武司と書かせてもらいます。
武司「中卒かぁ、俺もやねん。岸和田かぁ。俺は阿倍野やで」
笑顔で言う武司。
笑うと犬みたいな顔になる。2012-07-20 00:00:00 -
24:
一
武司は俺の2つ上。
21歳だった。
はぁ、これにはビックリした。
歳にビックリしたんじゃない、代表補佐の役職にだ。2012-07-20 00:07:00 -
25:
一
この若さで代表補佐。
後で知ったが、武司はこの店のナンバー1だったと。
だったで分かる通りナンバー1になった時、昇格したんだと。2012-07-20 00:12:00 -
26:
一
ホストとは、年齢関係ないんだと分かった。
俺はワクワクしてた。
武司「んで、いつから来る?」
俺は即答で
「今日からでもいいですか?」2012-07-20 00:15:00 -
27:
一
武司「うお!やる気バンバンやん!いいねぇ、よっしゃ、いいで!」
かなり内容はぶきがあるけど、俺はホストになった。2012-07-20 00:18:00 -
28:
一
はぁ、あの時はマジで、ひたすら頑張った。よくあんな体力あったなぁと思う(笑)
今はちょい腹もでてきたし、おやじ体型になりつつある。
2012-07-20 00:20:00 -
29:
一
初めた時から、俺はついてた。
おんなじ時期に入ったやつは、苦戦していたが、俺は。。マジ順調だった。2012-07-20 00:23:00 -
30:
一
キャッチに出ても、必ず女を店に連れていけた。
自分で言うのは怒られそうだが、親父似の顔のお陰だ。2012-07-20 00:25:00 -
31:
一
俺は必ずキャッチに出た。客が来る予定があっても、気は緩む事はなかった。
時間があるかぎり、キャッチに出た。2012-07-20 00:28:00 -
32:
一
客がついても、新規を増やす事ばかり考え、同時に金の事ばかり考えてた。
新規が増える、客がつく、金が入る。
2012-07-20 00:33:00 -
33:
一
簡単だった。ホストを初めて一年経つ頃には、気づけばナンバーに入ってた。
その時の俺のエース。
"みき""みゆき""さち"
2012-07-20 00:38:00 -
34:
一
"みき"はソープ嬢。
"みゆき"もソープ嬢。
"さち"は新地club。
この三人だけでも、ナンバーに入ってたと思うが、俺はもちろん細客も大事にした。2012-07-20 00:42:00 -
35:
一
細客でも、10人集まれば額的にするとデカイ。
この時でもやっぱり金だ。
細客でも3組重なると
エース達は自分の席に帰らせたく、高い酒を入れる。2012-07-20 00:46:00 -
36:
一
この調子で売上も落ちる事はなかった。
武司「もう少しで、一誕生日やん!イベントするべ」2012-07-20 00:49:00 -
37:
一
俺の初のイベント。
ホスト初める数日前。
オカンがケーキを買ってきた、コンビニのケーキ。
俺は嬉しかった。
オカンは珍しく酒飲んでなく、ケーキを半分やった。2012-07-20 00:54:00 -
38:
一
ホスト初めて一年が経つんだと実感した。
一年の成果を俺自身試す時だと、熱くなった。
その朝、店が終わり
俺はいつも以上に、"みき"に奉仕した。
セックスだ。2012-07-20 00:59:00 -
39:
一
"みき"は俺以外に男が居る。俺は深くは聞かない。
俺がホストじゃなかったら、セックスフレンドに近いんじゃないかと思う。2012-07-20 01:02:00 -
40:
一
"みき"は自分が色彼だと分かっていたはずなのに、うるさくなかった。
"みき"「一、誕生日何してほしい〜?」
俺「みきに任すわ。みき、俺の事よく分かってやるやろ?」
2012-07-20 01:05:00 -
41:
一
ベッドの上でタバコ吸いながら、言った。
"みき"「なんやそれ(笑)」
"俺"「俺はなんも言わん。無理もさせへん。ただ、イベント終わってからの売上が俺の力量や。」2012-07-20 01:10:00 -
42:
一
実際、俺は女に無理を言った事はない。
俺がもし、キャバで好きな女が出来て、その女が店に呼ぶやら、物欲しがるやらしてきたら、俺は嫌いになる。
2012-07-20 01:13:00 -
43:
一
計算してると言えばしてるんだろうが、俺は俗に言う[オラ営]じゃない。
エースやら抱く時は、本当に愛してたつもりだ。2012-07-20 01:15:00 -
44:
一
女は抱かれる時、愛されているか肌で分かると言う。だから、俺はセックスする時は、手を抜いたりしなかった。
必ず何度もクンニ含め、時には道具を使いながら何度もイカせた。2012-07-20 01:19:00 -
45:
一
"みき"「一ってさ、女心分かってるよねぇ。普段から優しいけど、その優しさが辛い時もあんねんで」
"俺"「なんでなん?」
"みき"「一、いつも冷静じゃん。大切にしてもらってるの分かるけど。。」2012-07-20 01:25:00 -
46:
一
"俺"「けど?」
みきが何が言いたいのか、分からなかった。
"みき"「・・愛されてはないんだなぁ、って思う」
"俺"「なぁ、俺は俺なりに、みきの事考えてるで。」2012-07-20 01:29:00 -
47:
一
"みき"「それは分かってる。一、女ってな、追っかけられたら、うっとおしくなるけど、何も言われないのも、時には悲しくなるねんで。」
女って、本当に難しい。さすがに、どうしていいのか分からなくなった。2012-07-20 01:33:00 -
48:
一
"みき"「求めてもらえないのも寂しい。」
"みき"から初めて聞いた気持ち。要するに、"みき"ホスト用語で言うと[オラ営]的に求めてほしいと?2012-07-20 01:37:00 -
49:
一
なんか違う気がするが?
求めてほしいの意味。
誰か教えてくれ(笑)
"俺"「みき、俺わからん。求めてほしいって。」2012-07-20 01:40:00 -
50:
一
"みき"「一、他の女の子の前でも、このまんまの、一やと思うねん。誰にでも優しく他のエースの子にも一緒。たまにしかけぇへん子にも一緒。」
"俺"「そりゃ当たり前やん。店に来てくれてるんやし」2012-07-20 01:45:00 -
51:
一
"みき"「皆な、一がそうやから、いい子で居ようとしてるだけやねん。本間は皆、一を自分だけの物にしたいねんで。」
全く想像してもなかった。考えたら、確かに俺には痛客と言われる子は・・いない。2012-07-20 01:50:00 -
52:
一
"俺"「確かに俺は客に恵まれてる。でも、俺はどうしようにもできん。これが俺やし。」
"みき"「なぁ、一・・。アタシに金額言って。」
"俺"「はぁ?なんの?」
"みき"「一の誕生日のお祝いの金額。」2012-07-20 01:54:00 -
53:
一
なるほどぉ〜。俺は周りが売上上げるために、オラ営になってるのを見てきたが、俺はただ、オラ営にならなくても良かっただけなのか。
この子らのお陰で。
これと言って、なんにもしてこなかったのが、裏目に出たのだ。2012-07-20 02:04:00 -
54:
一
女は皆、特別で居たいんだな。オラ営されまくると、女は自分が愛されてないと不安になり、要求されなければ、されないで、他の子と一緒って事に不安になる。
2012-07-20 02:07:00 -
55:
一
☆すいません。眠たくなってきたので、今日はおやすみなさいです☆
2012-07-20 02:08:00 -
56:
名無しさん
はい。
2012-07-20 02:12:00 -
57:
一
こんにちは。少し書きます☆
2012-07-20 13:11:00 -
58:
一
要求しなくても、来てくれる女が居て余裕こいてたんだ。俺はあの時、考えたつもりで、考えてなかった。心の何処かで使ってくれるのが普通だと思ってた。
"俺"「500」
2012-07-20 13:15:00 -
59:
一
"みき"は、何も言わずタバコを吸ってた。
無理だと分かって言った数字。
そのまま二人で寝て
"みき"は夕方部屋を出た。2012-07-20 13:18:00 -
60:
一
その日、エースの一人"みゆき""さち"が店に来た。この日は珍しく店には、エースが被り、どちらも来た時は必ず閉店すると部屋に来ると言うのが、スタンスだった。
俺は迷った。
正直めんどくさいと
思った。2012-07-20 13:24:00 -
61:
一
俺はその日二人に酒をたっぷりと飲ませ、早い内二人ともタクシーで帰らせた。
見送りが終わり店に戻ろうとした時。
club優のオーナー。
2012-07-20 13:51:00 -
62:
一
"正木 優一"
俺は緊張した。オーナーは普段昼間の事業で滅多に店に来ないからだ。
その後ろ横の女性に目がいった。
2012-07-20 13:53:00 -
63:
一
これが初の"礼華"との出会い。
"俺"「オーナーおはようございます!!」
"優一"「おう!一!元気にしとるか?調子いいみたいやのぉ」2012-07-20 13:56:00 -
64:
一
"優一"「おまえ誕生日近いのぉ、何がほしいんや?おまえ次第で車ぐらい買うたるぞ。」
この言葉には色んな意味が含まれてる事が、直感で分かった。2012-07-20 13:59:00 -
65:
一
そして、忘れかけてた欲望。期待に答えたいというプライド。
"優一"はかって、現役引退の時、億プレイヤーになったという。2012-07-20 14:01:00 -
66:
一
[越えたい]
そう思った。
"俺"「本当ですか?!俺、頑張りまっす!」
オーナーの横で微笑む女性。2012-07-20 14:04:00 -
67:
一
"礼華"
ピンクの着物が綺麗で、色白くて、その上顔立ちがハッキリして、今まで見た事もない女性。
[一目惚れ]2012-07-20 14:07:00 -
68:
一
俺は何故か嬉しかった。
こんな女性に会えるなんて。見れるなんて。
あの時は考えてもなかった。2012-07-20 14:09:00 -
69:
一
一言で言うと
[地獄の始まり]2012-07-20 14:10:00 -
70:
一
"オーナー"と"礼華"はVIP席に入り、俺の客がまだ居たがヘルプと楽しそうにしてるから、俺は"オーナー"の席についた。
代表と代表補佐"武司"と共に。2012-07-20 14:24:00 -
71:
一
"武司"「礼華さん久しぶりですね!今日は優さんと何処に行ってきたんですか?」
"礼華"はここでも微笑んだ。2012-07-20 14:26:00 -
72:
一
"優一"「会社も落ち着いたし、旅行行っとったんや」
"代表"「バリですよね?」
"優一"「よく分かったの。そうや。」2012-07-20 14:29:00 -
73:
一
分かっては居たが、"礼華"は"優一"の女。
だが、"優一"の左薬指には指輪。2012-07-20 14:31:00 -
74:
一
"優一"と"礼華"は不倫関係だった。
チラっと"礼華"を見ると、ここでも又、"礼華"は微笑みながら、着物の端を持ちグラスを傾け酒を飲んでた。2012-07-20 14:35:00 -
75:
一
"優一"達が旅行話に盛り上がってる中。
俺は一人ドキドキしてたんだ。2012-07-20 14:39:00 -
76:
一
"礼華"の横顔が綺麗で、上品で、酒を飲んだ後は必ずピンクのハンカチでグラスについた口紅をふく。
2012-07-20 14:40:00 -
77:
一
今まで見た事もない、しぐさ。
俺は"優一"達の話に入ったふりをしてたが、常に"礼華"を見てた。
2012-07-20 14:43:00 -
78:
一
"武司"「おいっ!一!聞いてたかぁ?!優さん、カジノで一千万負けたってよ!。」
俺はビクっとし、適当に会話に入り盛り上げた。2012-07-20 14:46:00 -
79:
一
"優一"「これからは時間もあくし、ちょいちょい覗きにくるからの!おまえらがしっかりやっとるか、抜き打ちじゃい。」
"代表"「おーっ、怖っ。」2012-07-20 14:50:00 -
80:
一
"優一"「礼華の店も、もう人に任せてもいいぐらいになったしの、礼華も引退かの」
"代表"「そうなんですか?お祝い行かせてもらいますよ。」2012-07-20 14:53:00 -
81:
一
そんな話をしてる中。
俺は"礼華"の瞳が濁った様に見えた。
笑ってる様で笑ってない。悲しい顔をした様に見えた。2012-07-20 14:56:00 -
82:
一
"礼華"は新地のママ。
28歳にしてママだ。
俺より8歳年上だった。
そして"優一"の女。
"優一"は45歳。
周りから見ても、この二人は夫婦にしか見えない。2012-07-20 14:59:00 -
83:
一
俺はもうこの時、"礼華"を好きになってたんだ。
悲しい顔をした様に見えた"礼華"に。。2012-07-20 15:02:00 -
84:
一
"武司"「礼華さん引退したらどうなされるんですか?」
"優一"「こいつの親父さん入院しとるからの、当分は田舎に帰るんや。」2012-07-20 15:04:00 -
85:
一
"優一"「まぁ落ち着いたら、こっちに帰ってこさせるけどな。」
俺は腹がたった。
"礼華"をまるで私有物の様な言い方をする"優一"に。2012-07-20 15:08:00 -
86:
一
"礼華"「そのまま実家に居たらどうするの?。
"礼華"の声を初めて聞いた瞬間だった。2012-07-20 15:09:00 -
87:
一
俺はクラクラしてた。
初めて聞いた声と唇に。
"優一"「お?車かっ飛ばしてでも迎えに行っちゃろー。」2012-07-20 15:11:00 -
88:
一
"優一"は"礼華"が冗談で言ってると思ったらしい笑いながら言った。
だけど俺には"礼華"が冗談で言ってるとは思わなかった。2012-07-20 15:15:00 -
89:
一
あの時の気持ちはよく覚えてる。"礼華"に触りたい。話がしたい。もっと知りたい。俺の前で笑ってほしい。
[俺の物にしたい]2012-07-20 15:19:00 -
90:
一
二時間ほどして、"礼華"を連れた"優一"は店を出た。
"代表""武司"が"優一"を囲みながら、運転手付きのベンツの後部座席のドアを開けようとしていた。2012-07-20 15:24:00 -
91:
一
俺と"礼華"は後ろにいる形になった。
俺は"礼華"を意識しまくりだった。
そんな時だった。
"礼華"「また来るから。」2012-07-20 15:27:00 -
92:
一
間違いなく、俺に言った。誰にも聞こえない様に言った。
その日から俺は、マジで"礼華"に会える事だけを考えて仕事をした。2012-07-20 15:29:00 -
93:
一
店の電話がなり俺が呼ばれる時も、"礼華"かもしれない。
店のドアがあく度、"礼華"かもしれない。2012-07-20 15:30:00 -
94:
一
マジで"礼華中毒"
出会ってから、俺の営業の仕方が変わっていった。他の女がどうでもよくなった。
2012-07-20 15:34:00 -
95:
一
"優一"に近い所に行きたいというのも、あったけど、"礼華"に近ずける男になりたいと思っていた。
俺は優しいと言われてきたが、その優しさを不器に変わった。2012-07-20 15:36:00 -
96:
一
全て計算済み。
最低だが優しいふりをして、頭の中じゃぁ金。金。
釣り合う男になりたい。ただそれだけだった。2012-07-20 15:38:00 -
97:
一
売上も上がった。
その日がきた。俺の誕生日イベント。俺は袴をきた。成人式にはでなかったから、オカンに見せた。
オカンは号泣だったな。2012-07-20 15:41:00 -
98:
一
当たり前だが、店は俺の客ばかり、他のホストの客も俺を祝いにきてくれ、大繁盛だった。
あちこちでシャンパン、シャンパン、シャンパン。2012-07-20 15:44:00 -
99:
一
俺はフラフラだったが、頭では"礼華"が来てくれないかとばかり考えてた。
そんな中来店したのは
"みき"。2012-07-20 15:46:00 -
100:
一
エースの一人だ。
そう言えば、あれから店に来てなかった。
席が満杯で、とりあえずカウンターに座らせた。
"みき"「凄いやん!盛り上がってるやん。」2012-07-20 15:50:00 -
101:
一
"俺"「みきどうしてたんや?心配してたんやぞ!メールぐらい返せや。」
"みき"「ゴメンゴメン。忙しくてね。」
"みき"がカバンから封筒を出した。2012-07-20 15:52:00 -
102:
一
一目で金だと分かった。分厚い封筒。
"みき"「はいよん。パーっと使おうよっ。」
俺は身震いした。
女の強さに。2012-07-20 15:53:00 -
103:
一
"みき"のお気に入りでもある゙武司゙が気付けば後ろにいた。
封筒にも気づいてるはず。
"武司"「みきちゃん久しぶりやん!何しとったん?。」2012-07-20 15:56:00 -
104:
一
"みき"は俺に言ったまんまの事を"武司"にも言った。
"武司"「もう、みきちゃんけぇへんかったから寂しかってんでぇ。」2012-07-20 15:59:00 -
105:
一
"みき"と"武司"が話をしてる間、俺は金の入った封筒を見てた。
胸が苦しくなった。
"みき"は俺を愛してくれている。2012-07-20 16:18:00 -
106:
一
だけど、俺は正直、売上が上がる事、上に上がっていける事、"礼華"に釣り合える男に近づく事。
そんな事を考えてた。2012-07-20 16:21:00 -
107:
一
前の俺なら、半分は使わず"みき"のカバンに直してただろう。
半分は使うんかいっと言われそうだけど、ホストだからそこらへんは仕方ない。2012-07-20 16:23:00 -
108:
一
"みき"が封筒を手にし、代表補佐の"武司"に渡した。
"みき"「武ちゃん、今日はこれで飲ませて〜。」2012-07-20 16:25:00 -
109:
一
"武司"は一瞬顔が真顔になったが、すぐに
"武司"「わぁ、今日はパーティーやぁ〜!!みきちゃん、もう少しでVIPあくから待っててや。」2012-07-20 16:27:00 -
110:
一
"みき"は俺が金を受け取らないと思ったんだろう、だから"武司"に渡したんだ。
どっちにしたって、俺は受けとってた、前の俺じゃないから。2012-07-20 16:29:00 -
111:
一
"みき"は俺を理解してる。"みき"はいい女だ。でもそれは"礼華"に会うまでの俺。
"みき"「武ちゃん、今日はVIPじゃない方がいいわぁ。」2012-07-20 16:32:00 -
112:
一
[なぬ?]
いつもはVIPなのに何故?またここで女とやらを知る事になる。
"俺"「なんでなん?珍しい(笑)。」
きっと俺は顔が引きつってたはず。2012-07-20 16:34:00 -
113:
一
"みき"「今日は全員勢揃いするやろ?アタシ皆見た事ないもん。」
[わぁ、なるほど。他のエースを観察する気なんだな]2012-07-20 16:36:00 -
114:
一
"みき"「ちゃんと言われた通りお金持ってきたでしょ?えらい?。」
[ニコっとしながら、言うなよ]
"俺"「全部は使わさせんでな。」2012-07-20 16:39:00 -
115:
一
"みき"「あかんよ!使うでぇ〜!パァ〜〜と飲もう!一のためやんっ。」
この時の"みき"には
ありがとうしかない。2012-07-20 16:41:00 -
116:
一
細客が一時間で帰っていく。気を使ってくれてる。有難い。だけど、この日は普段10000しか使わない客でも、俺はシャンパンをあけてもらって帰らせてた。
2012-07-20 16:44:00 -
117:
一
細くても、俺の事を考えてくれてたんだろう。
OLの"ゆき"はこの日のために半年貯金してくれてたという。
聞いた時は泣きそうになったが、全部使わせた。
2012-07-20 16:47:00 -
118:
一
オープンからいる"みゆき""さち"。
二人の各席では、ザッと100万づつぐらいか。この二人では限界な金額かと思ってた矢先。
シャンパンコールの音楽が鳴った。
ずっと鳴っぱなしだったが、様子が違う。2012-07-20 16:51:00 -
119:
一
エース"みゆき"のテーブル。
俺は"みゆき"の席に戻ると"みゆき"が高い酒を入れてた。ざっと120万。
俺に内緒でだった。
2012-07-20 16:53:00 -
120:
一
"俺"「むっちゃ嬉しいけど、いんか?。」
"みゆき"「だって、この前の一君の成人式なんにもさせてくれへんかったし、今日はいいのっ!。」2012-07-20 16:56:00 -
121:
一
又々泣きそうになった。
俺の席を囲み、ホスト皆がリシャールを回し飲む。俺もだいぶ飲んで意識飛びそうだったが。
一瞬で意識が戻った。2012-07-20 17:00:00 -
122:
一
"礼華"がドアの所で"代表"と話をしている。
"礼華"の他に女が四人。
俺はテンションが上がった。
"代表"が"礼華"をVIPに通す途中、横を通った。2012-07-20 17:03:00 -
123:
一
目が合った気がした。
今日は白い着物だった。
"さち"のテーブルでも、リシャールがおりた。
が、俺の頭はVIPの事しかなかった。2012-07-20 17:06:00 -
124:
一
二つ隣のテーブルには
"みき"が座っていた。
"みき"のテーブルを見ると、リシャールが置いてある。
普通のボトルとして、リシャールを入れたんだ。2012-07-20 17:09:00 -
125:
一
"みき"はやる事が男前だ。だけど、俺はエースを置きVIPに行った。
白いガラス扉を開けると、ホールと違い静かだ。この部屋は防音だ。2012-07-20 17:12:00 -
126:
一
かなり酒入ってたが、頭はしっかりしていた。
"代表"「一、礼華さんお忍びで祝いに来てくれたんやぞぉ(笑) 。」
飛び上がりそうなぐらい嬉しかった。2012-07-20 17:14:00 -
127:
一
"女の子"「わぁ、この子が一くん?!おめでと〜。」
若いと言っても今時の女の子とは違う雰囲気を持った子だった。
2012-07-20 17:17:00 -
128:
一
"女の子"「むっちゃ、一君男前やん!眉アートしてるやん!。アタシもやで。」
俺は"礼華"の斜め前に座った。本当は横がいいけど。2012-07-20 17:20:00 -
129:
一
"礼華"はドンペリゴールドを席に座るなり注文した。
目が合った。
"礼華"が微笑んでくれた。
マジ、ノックアウト。
古いけど。2012-07-20 17:23:00 -
130:
一
俺は"礼華に抱きつきたい衝動を押さえるのに必死やった。
[押し倒したい]
"礼華"は前と同じしぐさで、物静かに飲んでた。2012-07-20 17:27:00 -
131:
一
"礼華"「皆いつも頑張ってくれてるから、今日は好きな様に飲みなさい。」
"女の子"「はぁ〜い☆明日休みやし、飲むぞぉ、カラオケしていい?。」2012-07-20 17:29:00 -
132:
一
はしゃぐ女の子達をみながら、"礼華"はニコニコしてた。お母さんの様に。
ただ俺はなめてた(笑)
この子ら、くっそ酒強い(笑)2012-07-20 17:32:00 -
133:
一
女の子達に次々ドンペリ一気させられ、しかも一人で、意識が遠くなるのが分かった。
[俺、しっかりしろ!礼華と話がしたいんだろ]。。2012-07-20 17:35:00 -
134:
一
雨の音。
[ん。今日は雨かぁ。スーツ買いに行きた・・?!]
目が覚めた。白い天井。頭は激痛。
何処にいるのかさっぱり分からなかった。2012-07-20 17:39:00 -
135:
一
白いカーテン。
大きな観葉植物。
["みゆき"んち?]
[いや、違う。何処だ?]
マジ、パニック!2012-07-20 17:40:00 -
136:
一
部屋を見渡す。
とにかく真っ白の部屋!この部屋には、バカデカイ、ベッドしかないっ!
ふと、後ろを振り返った。白い壁に。2012-07-20 17:43:00 -
137:
一
これまたバカデカイ、ポスター?
俺はベッドから出て、ちょっと離れてみたんだ。
その時分かった。
ここは"礼華"の部屋だと。2012-07-20 17:46:00 -
138:
一
その壁には、笑顔の"礼華"が居た。
俺な、初めて男泣きした。
イッパイのかすみそう?に囲まれて超〜笑顔の"礼華"2012-07-20 17:50:00 -
139:
一
綺麗過ぎたんだ。
好きな人?憧れ続けた女の部屋にいる以前に、なんか感動した。
一生忘れへんな。
でも現実に戻った。
どっかで携帯の音が聞こえる。2012-07-20 17:54:00 -
140:
一
見ると俺のスーツとカバンが綺麗に置かれてる。
袴は?と思ったが関係ねぇ、携帯をカバンから出す。
着信(武司)2012-07-20 17:57:00 -
141:
一
"武司"「おまえ大丈夫か?今、礼華さん一緒か?」
"俺"「俺何も覚えてないっす。礼華さんは居ないっうか、今起きて俺パニックです。」2012-07-20 17:59:00 -
142:
一
"武司"「マジかっ、昨日なおまえ、あのままVIPで潰れてやぁ、女の子もみんな潰れて、タクシーのせるのも大変やったわ。」
"俺"「すんません。」
2012-07-20 18:02:00 -
143:
一
"武司"「礼華さんだけしっかりしててやなぁ、おまえ礼華さんの膝で寝てるわ、マジで俺冷汗かいたわ、代表潰れたから良かったけど、見られたら最悪やったぞ!。」
2012-07-20 18:05:00 -
144:
一
"俺"「武司。。どうしよ」
"武司"「とりあえず今日は休みやし、優さん東京やし、大丈夫やとは思うけど。。」2012-07-20 18:07:00 -
145:
一
分かっちゃぁいたが、"礼華"は"オーナー"の女。
想像なら何回もした、"礼華"が俺の物になったら、どつかれても、骨折られても、ちゃんと隠さず"オーナー"に話をする。と。2012-07-20 18:12:00 -
146:
一
ホストの世界では他の口座に手をつける事は、絶対にしてはいけない。
俺は、とんでもねぇ事をしてる。2012-07-20 18:15:00 -
147:
一
"俺"「武司、俺、"礼華さん"の事、一目惚れやってん。」
"武司"「マジかぁ。。でも、俺な、なんとなく気づいてたわ。礼華さんが優さんと一緒にけぇへんかったの、初めてやったしな。」2012-07-20 18:19:00 -
148:
一
びっくりした。
"武司"「しかもな、おまえ連れて帰る言ったん、礼華さんやで。」2012-07-20 18:21:00 -
149:
一
嬉しさと不安が半分半分。
連れて帰ると言ってくれた"礼華"。でも"礼華"は"オーナー"の女。
"礼華"は何を考えてるんだろう。2012-07-20 18:24:00 -
150:
一
"俺"「俺、お持ち帰りされた(笑)。」
とチャラケたが、武司は真剣だった。当たり前か。
"武司"「とりあえず、家こいよ!。」2012-07-20 18:26:00 -
151:
一
"俺"「了解。」
電話を切った。不安もあったが、自然にテンションが上がった。
ベッドに横になりながら、ポスターをみた。2012-07-20 18:28:00 -
152:
一
今は何を考えても仕方ない!こんな時このB型に産まれた事に感謝する。
ボクサーパンツ1枚の俺。
服脱がせてくれたんやな。2012-07-20 18:31:00 -
153:
一
スーツを着る訳でもなく、そのまんまの格好で、"礼華"を探した。
部屋のドアをあけると
一面ガラスにカーテン。
ここも又、清潔感バリバリの真っ白。2012-07-20 18:34:00 -
154:
一
リビングに白いソファー。店に置いてあるのと同じぐらいのテレビ。
ベージュのカーペット。
アジアン系で揃えられた家具。
観葉植物だらけ(笑)2012-07-20 18:37:00 -
155:
一
リビングが見渡せる、デカイ、キッチン。
綺麗に整頓されてた。
"俺"「礼華さん?。」
呼んでも返事がない。2012-07-20 18:39:00 -
156:
一
どうやら居ないみたい。とりあえずソファーに座った。
足にネコがスリスリしてきてビックリした。
このネコを見て不思議に思った。どう見ても雑種。2012-07-20 18:42:00 -
157:
一
"礼華"っぽくないなと思ったけど、俺実は動物大好き!!
一緒にじゃれて遊んでた(笑
くっそ可愛い!
2012-07-20 18:44:00 -
158:
一
後ろで音がして、振り返ると、"礼華"が立ってた。
着物とは違う"礼華"
髪はポニーテール。
ジーパンに白のTシャツ。いたって普通だが、よく似合ってた。
2012-07-20 18:50:00 -
159:
一
綺麗な人は着飾らなくてもいいとは本当だ。
"礼華"「頭痛いでしよ?横になってたらいいよ。」
言いながらベッドの部屋に行った。2012-07-20 18:53:00 -
160:
一
俺もネコと一緒にベッドの部屋に行くと
"礼華"「はいっ!。」
デカイ紙袋を渡されて、中を見ると、ドルガバのジーパン、白いTシャツ。2012-07-20 18:57:00 -
161:
一
ベルトも入ってた。
ビックリしたのは、ボクサーパンツ、靴下、靴もだ。
私服、一式、"礼華"は買ってきたらしい。2012-07-20 18:59:00 -
162:
一
"礼華"「休みなのに、スーツは嫌よ、だから買ってきちゃったっ、お風呂入ってき・・」
俺は"礼華"が話終わるまでには、"礼華"をベッドに倒してた。
我を忘れる。。だな。2012-07-20 19:01:00 -
163:
一
"礼華"は・・
ベッドの上で俺に向かって、手を広げてきた。
[おいで]
俺は"礼華"に抱きつき、袋を乱暴に脱がせた。
"礼華"の裸。2012-07-20 19:05:00 -
164:
一
白いシーツにダブルぐらい、真っ白の肌。
恥ずかしがる"礼華"
可愛いかったぁ。
俺は自分がSだと改めて実感した。2012-07-20 19:06:00 -
165:
一
ベッドで裸にさせた"礼華"から離れ、立ったまま"礼華"を見た。
夢かと思うぐらいだった。
2012-07-20 19:08:00 -
166:
一
その後は、何度も何度も"礼華"を抱いた。色んな体位で抱いた。
"礼華"は何度も何度も俺でイッた。
"礼華"の腕は俺の首に巻き付いたまま、離さなかった。2012-07-20 19:13:00 -
167:
一
俺は果てても、すぐ復活した。その度、"礼華"に入れた。
俺のを入れたまま、"礼華"に腰を動かす様言った、考えれば俺、超〜ドS。2012-07-20 19:17:00 -
168:
一
"礼華"を自分の物にした優越感、半端ない優越感。
昼間から晩までセックス三昧。
さすがに腹がへったので、"礼華"が買ってきた服に着替え街に出た。2012-07-20 19:19:00 -
169:
一
"礼華"もドルガバのジーパンにTシャツ。
"礼華"のマンションは有名人も多く住んでる、マンションだ。
外から見ればバカデカイ。2012-07-20 19:23:00 -
170:
一
"礼華"「車だす?。」
"礼華"は言ったが、俺は偶々見つけた自転車屋で、自転車を買った。
"礼華"を後ろに乗っけて、ミナミに行った。2012-07-20 19:27:00 -
171:
一
ミナミに行くと行った俺。"礼華"は嫌がるかと思ったけど、"礼華"は超〜笑顔だった。
その笑顔を見た時、俺はもう、誰に見られても怖くなかった。2012-07-20 19:29:00 -
172:
一
☆今から夜勤なので、今日はここまでにします。行ってきます(∋_∈)
2012-07-20 21:26:00 -
173:
名無しさん
続き楽しみにしてます。
2012-07-21 01:47:00 -
174:
一
ただいまです☆読んでくれてる人が居てくれてて、マジ嬉しいっす!眠くなるまで書きます。
2012-07-21 02:50:00 -
175:
一
"礼華"「自転車乗るの久しぶりっ!楽しいぃ〜!。」
ふと思った。
昔から一緒に居た感覚だった。
2012-07-21 02:54:00 -
176:
一
いつも行くホテルで飯にしようかと思ってた時に。
"礼華"「あたしが知ってる所行こうっ。」
"俺"「了解。!!」2012-07-21 02:58:00 -
177:
一
"礼華"が言う通りに走り、その間"礼華"はご機嫌で、【倖田來未】の歌を歌ってた(笑)
あの歌は【promise】2012-07-21 03:00:00 -
178:
一
俺はあの歌を聞いてから、あの後着信音にした(笑)
"礼華"「そこそこっ!端に自転車止めて。」
ついた所は・・・2012-07-21 03:12:00 -
179:
一
[ん?ここ?]
俺は拍子抜けした。
"礼華"が行く店だから、ほら、いい所ちゅうか・・想像と違った。2012-07-21 03:14:00 -
180:
一
その店は、のれん、入り口に段ボールが重ねて置いてあって、俺が地元で溜まり場として使ってた店に近いじゃなく、雰囲気は一緒。
2012-07-21 03:17:00 -
181:
一
よく言う、お好み焼き屋。"礼華"は普通にガラガラと扉をあけ入る。
昔はよく行ってたが、最近じゃ、好んで入る事なんて全くなかった。2012-07-21 03:22:00 -
182:
一
おっちゃん怒るなよ(笑)
まぁ汚い店だ。
"礼華"の後に続き入った。おっさんとおばさん二人でやってる店。2012-07-21 03:25:00 -
183:
一
"おっさん"「やー、礼華やないかぁ!!どないしてたんや!!」
"おばさん"「わぁ、ビックリするやないっ!電話ぐらいくれたら良かったのにっ!。」2012-07-21 03:29:00 -
184:
一
"礼華"「ごめんね、中々これなくて・・。」
言いながら、カウンターじゃなく、畳のテーブル席に座った。
俺は"礼華" の真ん前。2012-07-21 03:32:00 -
185:
一
後でおっさんが言ってたが、"礼華"の地元、岡山の人だと。小さい時から"礼華"の事を可愛いがってたんだと、教えてくれた。
2012-07-21 03:35:00 -
186:
一
俺は益々"礼華"に惹かれて行った。だって、"礼華"は俺の想像を遥かにいい意味で越えてた。
2012-07-21 03:38:00 -
187:
一
着物姿の"礼華"。上品な"礼華"優しくてお母さんみたいな顔をする"礼華"だけど、凛々しくも見え、悲しい顔をした"礼華"
2012-07-21 03:43:00 -
188:
一
その反面、普段着は超〜普通で、化粧っ気もなく、自転車行動でも楽しそうに笑う"礼華"
ギャップありすぎっす。2012-07-21 03:46:00 -
189:
一
最終、このお好み焼き屋。(笑)
誰が想像できるかよ。
知れば知るほど、近くに居れば居るほど、"礼華中毒"2012-07-21 03:49:00 -
190:
一
"おっさん"「今日は好きなだけ食べろぉー!広島焼き作っちゃろ。酒も飲め飲めぇ」
"礼華"がビール瓶とグラスを持ってきた、"礼華"が手酌してくれた。
俺も"礼華"についだ。2012-07-21 03:53:00 -
191:
一
うっほ、テーブル傷だらけだけど、枝豆にチャンジャのあて・・
超〜夫婦みたいっ!
"礼華"「居てくれてありがとっ!乾杯っ!」2012-07-21 03:56:00 -
192:
一
[居てくれてありがと?]
俺はちょっと引っ掛かったが、二人で酒を飲める事が嬉しくビールを一気に飲んだ
あの夜。現実を知ったんだ。2012-07-21 04:00:00 -
193:
一
**思い出すと、泣きそうです(笑)**明日も必ず書きます。今日はこのへんで、おやすみなさい。
2012-07-21 04:02:00 -
194:
一
ちょっとだけ書きます。
2012-07-21 12:00:00 -
195:
一
おっさんやおばさんと、かなり盛り上がり、酒もガンガン飲み、"礼華"が酔った。
"礼華"が酔った姿を初めて見た。
かなりの甘ちゃんになる。2012-07-21 12:03:00 -
196:
一
これ又可愛い過ぎる(笑)
かなり遅くまで飲んだが、俺は"礼華"を連れて帰らないとと思い、あんま酔わないでいた。2012-07-21 12:06:00 -
197:
一
なんせ、チャリですから。フラフラの"礼華"を後ろに乗せ帰宅途中。"礼華"が俺の腰にギュッと掴まって、
"礼華"「いっちゃん〜、おうち帰ろう〜。」2012-07-21 12:10:00 -
198:
一
"礼華"と一緒に"礼華"のマンションに帰った。
"武司"に呼ばれてたが、ただ、"礼華"と一緒に居たかった。2012-07-21 12:12:00 -
199:
一
部屋に入るなり、"礼華"がいきなり俺にキスしてきた。
俺は"礼華"を抱え、ベッドに行った。
また"礼華"を裸にし、抱いた。2012-07-21 12:15:00 -
200:
一
最高な夜。抱けば抱くほど、ハマる。
何回でもできた。
若さもあったかもやけど、あの時は抑える事が出来なかった。2012-07-21 12:18:00 -
201:
一
あの日、"礼華"は何度もイキ、寝たが俺は眠たくなく、寝ている"礼華"のオデコにキスし、リビングに行った。
2012-07-21 12:22:00 -
202:
一
冷蔵庫からビールを出し、飲んだ。足元にはネコ。名前は[アイ]だとお好み焼き屋で聞いた。[アイ]と遊んだ。ゴロゴロ喉を鳴らす[アイ]。癒された。
2012-07-21 12:25:00 -
203:
一
フト隅を見ると、アジアン系の家具の上に写真がイッパイ飾ってあった。
"礼華"とお店の女の子。"礼華"一人海での写真。着物姿の写真。2012-07-21 12:28:00 -
204:
一
親父さんらしき写真。
その中の1枚。
"礼華"の笑顔
純白のドレス・・
ウェディングドレス・・2012-07-21 12:31:00 -
205:
一
その笑顔の"礼華"の隣には・・
"オーナー""優一"
純白のスーツ。
衝撃やったわぁ。
訳わからんくなった。2012-07-21 12:35:00 -
206:
一
目の奥が熱くなった。
俺は、スーツに着替え"礼華"の部屋を出た。
あん時は、何にも考えれなかった。2012-07-21 12:38:00 -
207:
一
街をただ歩いた。
[二人は夫婦なのか?]
[嫌そんなはずはない]
色んな事が頭によぎった。
俺はたった一夜で"礼華"を知ったつもりだった。2012-07-21 12:46:00 -
208:
一
そう、知ったつもり・・
現実、俺は"礼華"の28年の内、出会った時合わせてでも、2日間だけ。2日間の"礼華"しか知らないんだ。2012-07-21 12:49:00 -
209:
一
あの自信はどこへやら。"礼華"を物にするんじゃなかったのか!
そのために頑張ったんじゃないのか!
考えれば考えただけ、虚しくなっていった。2012-07-21 12:52:00 -
210:
一
気づけば岸和田のオカンの家に向かってタクシー乗ってた。
タクシーの中で自分なりの自問自答。
[俺は一体"礼華"のなんなんだ]2012-07-21 15:29:00 -
211:
一
真夜中の突然の帰宅にも関わらず、オカンは迎えてくれた・・
が、オカンの男が家で寝てるのを知って、実家を出た。2012-07-21 15:33:00 -
212:
一
マジ、あの時、俺はすげぇ孤独感に襲われ怖くなって、どうかしてた。
地元のツレが溜まる居酒屋にフラフラと行った。2012-07-21 15:36:00 -
213:
一
そこには昔ヤンチャしてた時のツレがいつも通り集まって、酒を飲んでた。
その中でも、後輩だが今だにフラフラしてる"拓也"こいつは昔から変わらず今でも、悪りぃ事ばかりやってた。2012-07-21 15:39:00 -
214:
一
"拓也"「一さん!久しぶりっすね〜、なんかいい話ないっすか?」
いい話=金儲け。
"俺"「んなもん、あるか!んな話あるなら俺が聞きたいわい。」2012-07-21 15:42:00 -
215:
一
"拓也"「いやぁ、一さん、俺ねぇ、いい話になりそうな事があるんっすよ。」
俺がバカだった。2012-07-21 15:45:00 -
216:
一
"拓也"の話を聞きながら、"拓也"の頭の弱さに笑けた。最初は軽い気持ちで、アドバイスしただけだった。
悪い知恵のアドバイス。2012-07-21 15:48:00 -
217:
一
ここで隠しても仕方ない。【薬】だ。
俺はこの時までは、一切した事はなかったし、やる気も一切なかった。2012-07-21 15:51:00 -
218:
一
売り方、場所、チームワーク・・そんな事を俺だったら、こうする的な話を"拓也"に話をした。
"拓也"はただ通行人にでも売ればいいと、バカな考えをしてたからだ。2012-07-21 15:56:00 -
219:
一
それから、何かある事に"拓也"から連絡があり、その度、悪い知恵を"拓也"に指示した。
アドバイスから
指示に変わったのだ。2012-07-21 15:58:00 -
220:
一
その日は、次次に来る久しぶりの顔と共に、昔話に花も咲き、酒も進み、"拓也"の家で寝た。
吐き気で目が覚め、出すだけ出して、また店に行った。2012-07-21 16:05:00 -
221:
一
一人になると"礼華"の事ばかり考え、また虚しくなるの繰り返し・・
オープン前の店について、"礼華"に電話をしようとしたけど、笑けた。2012-07-21 16:08:00 -
222:
一
"礼華"の携帯番号知らない事に気付き、情けなさと、虚しさとでイッパイイッパイになった。
2012-07-21 16:13:00 -
223:
一
それから3ヶ月・・
俺は、ひたすら仕事したし、ひたすら女を抱いた。毎日毎日、違う女の家で寝泊まりした。2012-07-21 16:15:00 -
224:
一
サイトでも、叩かれ始めた・・俺は興味がなく全くチェックしてなかったが、"武司"が心配して、見せてくれた。
2012-07-21 16:19:00 -
225:
一
【一君変わったよね】
【バリ枕やん】
【昨日うちんち泊まってたよ】
【嘘やん!最低】
【私の家にも来たよ】
【マジで?】
【死んだらいいのに】2012-07-21 16:23:00 -
226:
一
"武司"「おまえ大丈夫か?なんでも言えよぉ!マジで、おまえ営業の仕方も変わったしやぁ、へんやって!。」
2012-07-21 17:24:00 -
227:
一
心配してくれる、"武司"さえも、面倒臭かった。
あの日から3ヶ月。
"礼華"が店に来る事は無かった。2012-07-21 17:40:00 -
228:
一
[やっぱり遊びだったんだな]
好きが、いつの間にか、憎しみに変わり、俺は荒れた。2012-07-21 17:44:00 -
229:
一
【薬】に手をだしたのも、この頃だった。
後輩達に走らせ売らせ、理性がなかった俺には、悪い方に走るのは簡単だった。2012-07-21 17:49:00 -
230:
一
金使いも半端なく、女に車も買わせ、ホストを初めた時の金の欲とは、また違う、金。金。金。
2012-07-21 17:54:00 -
231:
一
だけど、頭の中は可笑しなもんで、夢に出てくる"礼華"
毎晩の様に出てきてた。
あの大きなポスター
笑顔の"礼華"2012-07-21 17:58:00 -
232:
一
そんな、ある夜。
"オーナー、優一"が店に来た。
正直、顔も見るのも嫌だった。
その上"礼華"に会うと思うと逃げ出したかった。2012-07-21 18:01:00 -
233:
一
だけど、"優一"の隣に居た女は"礼華"ではなかった。
俺は嫌な予感でイッパイになりつつ、"優一"のテーブルについた。2012-07-21 18:02:00 -
234:
一
"優一"「おう、一。久しぶりやのぉ、なんや、男らしい顔になったやないか。」
イラっとした。
"代表"「わぁ、"三枝子さん"やぁ〜!!ご無沙汰してます。」2012-07-21 18:05:00 -
235:
一
"三枝子"「せやろぉ!ずっと来たかってんで〜。」
"礼華"の雰囲気とは全く違う、どっちかと言うと元ヤンキー系の女。2012-07-21 18:08:00 -
236:
一
"代表"「今日はチビちゃん達はお留守番っすか?って事はパァ〜っとお祝いしましょうよ〜。」
"三枝子"を知らない俺でも分かるこの会話。
"優一"の嫁さんや。2012-07-21 18:12:00 -
237:
一
[マジかよぉ]
"武司"と変わってもらいたかったが、"武司"はクソ忙しそうで、ついとくしかない。2012-07-21 18:14:00 -
238:
一
会話の流れからして、"三枝子"の実家は、東京で子供を産んで大阪に帰ってきたとの事だった。
"代表"「今で3ヶ月ちょっとですよねぇ〜。」2012-07-21 18:17:00 -
239:
一
"三枝子"「そうよん。大丈夫って言ってるのに、この人東京まで来るんやでぇ、会社あるのに、ねぇ?。」
可笑しな関西弁で話す"三枝子"2012-07-21 18:21:00 -
240:
一
俺は考えた・・
[3ヶ月前?・・東京・・確か"優一"が東京に居ると、"武司"が言ってたあの夜の電話。]
2012-07-21 18:24:00 -
241:
一
胸が苦しくなり、鮮明に次々と思い出す、"礼華"との夜。
お好み焼き屋で言った。
【居てくれてありがとう】2012-07-21 18:26:00 -
242:
一
身震いした。
"優一"を殴りたい気持ちになった。
でも、全てを理解した今、"礼華"に会いたかった。2012-07-21 18:29:00 -
243:
一
今は夜中2時・・"礼華"は仕事から帰ってくるぐらいのはず・・っっ?!
!!!!!!!!!!2012-07-21 18:32:00 -
244:
一
!!!!!!!!
"礼華"が"武司"に案内されてテーブルについた。
"武司"と目が合う。
明らか"武司"はテンパってる。2012-07-21 18:36:00 -
245:
名無しさん
続き気になります。
2012-07-21 23:12:00 -
246:
一
読んでくれて、ありがとう!夜勤があるので、少しだけ書きます。
2012-07-21 23:44:00 -
247:
一
VIPが空いてなく、この位置からだと、2つ隣のテーブル。
音楽ガンガンでも、下手したら会話が聞こえてしまう。2012-07-21 23:48:00 -
248:
一
"優一"を見ると・・
"礼華"に気づいてるはずなのに、いたって普通。
"三枝子"も"代表"との話で盛り上がってる。2012-07-21 23:51:00 -
249:
一
[どないなってんねん]
"礼華"をチラっと見た。
俺はゾクッときた。2012-07-21 23:54:00 -
250:
一
着物姿の"礼華"
真っ黒の着物だった。
本当は黒に金の刺繍織りだったが、俺には、真っ黒に見えた。2012-07-21 23:57:00 -
251:
一
"武司"が膝立ちで話をしている。
いつもの微笑み。
その微笑みを見て、又ゾクッときた。2012-07-22 00:00:00 -
252:
一
"礼華"もまた、"優一"と同様、普通・・の様に見えた。
テンパってるのは、俺と"武司"だけの様。2012-07-22 00:03:00 -
253:
一
"武司"が俺の耳元で
"武司"「礼華さんから指名。」
俺は動揺した。
目の前には"優一"2012-07-22 00:06:00 -
254:
一
俺は、理解した時に店を飛び出し、"礼華"のマンションに行くつもりだったが、この状況は、ありえへんすぎる。
2012-07-22 00:08:00 -
255:
一
"優一"と目が合った。
俺はチンチンが縮んだ。
見た事もない目つき。
でも、それは一瞬だけで笑顔で俺に言った。2012-07-22 00:11:00 -
256:
一
"優一"「おっ、一、お客様やぞぉ〜、行ってこいっ!。」
胃がギリギリした。
"優一"は分かっている。"礼華"が俺を呼んだ事を。2012-07-22 00:14:00 -
257:
一
あの状況。「はい」としか言えないだろう?
俺は"礼華"のテーブルに行った。2012-07-22 00:16:00 -
258:
一
"礼華"の横には座らず、ヘルプ席に座った。
"礼華"「隣に座ってくれないの?。」
[この状況でか?]2012-07-22 00:21:00 -
259:
一
"俺"「いいっすよぉ、俺はここでっ!。」
笑って言ってはみたが、"礼華"の寂しそうな顔を見ると、本能が働いた。
2012-07-22 00:25:00 -
260:
一
若干、やけくそ。
後で事務所に呼ばれる事を覚悟をして、隣に座った。
"礼華"「会いたかった。」
俺の方を向かず言った。2012-07-22 00:29:00 -
261:
一
俺は目を瞑った。
泣いてしまいそうだったから・・
そんな事で?と思うかもしれないが、その言葉だけで"礼華"との繋がりが再認識できた。2012-07-22 00:37:00 -
262:
一
[思いは一緒。]
"俺"「・・愛してる。」
自然に言葉が出た。2012-07-22 00:44:00 -
263:
一
そんな状況じゃないはずなのに、"優一"の存在さえ、あの時は忘れてた。
"礼華"が俺を見た。2012-07-22 00:51:00 -
264:
一
超〜〜〜〜綺麗な笑顔!
あの夜、自転車に乗ってミナミを走った時の、あの笑顔。
俺もつられて笑った。2012-07-22 00:55:00 -
265:
一
"礼華"と俺が、完璧繋がった。
それだけで何もいらなかった。
2012-07-22 00:59:00 -
266:
一
だが、人間とは、欲深い。俺は疑問に思った。
[何故、今日来た?]
2012-07-22 01:06:00 -
267:
一
**うっわ!ヤベェ!遅刻しそうなので、行ってきます!また書きます!
2012-07-22 01:09:00 -
268:
名無しさん
更新ありがとうございます。
2012-07-22 01:11:00 -
269:
一
3ヶ月ぶりの"礼華"
3ヶ月ぶりの"優一"
おかし過ぎる。2012-07-22 17:31:00 -
270:
一
しかも"礼華"は一人。
俺の考えてる事が分かったのか
"礼華"「あの人の事は、もういいの。優一さんと別れたわ。」
2012-07-22 17:35:00 -
271:
一
すいません!今日から出張なので、明後日続き書きます!
2012-07-23 01:37:00 -
272:
名無しさん
はい、楽しみにしてます。
2012-07-23 02:02:00 -
273:
名無しさん
むちゃおもろいっす
2012-07-24 08:48:00 -
274:
一
*帰ってきました!読んでくれてる人がいてくれて、嬉しいです☆眠たくなるまで書きます!
2012-07-24 22:59:00 -
275:
一
俺は、あの時、"礼華"の言葉を聞いて、素直に嬉しかった。
"礼華"と思い合ってた事の幸福感。それと、"優一"に勝った気がした優越感。2012-07-24 23:02:00 -
276:
一
俺は、のちのちガキだったんだと、思い知らされる事になる。
その日は"礼華"と共に"礼華"のマンションに帰った。2012-07-24 23:04:00 -
277:
一
ただただ舞い上がってた。"礼華"の部屋。
3ヶ月前、この部屋を飛び出した時の事を思い出した。2012-07-24 23:07:00 -
278:
一
あの、写真はもう無かった。写真全部無かった。
本当に"優一"と別れたんだと思った。
2012-07-24 23:10:00 -
279:
一
俺は改めて、これから先"礼華"を守る。
"礼華"だけを愛して行く。
"礼華"をもう絶対に離さない。
誓った。2012-07-24 23:13:00 -
280:
一
その夜"礼華"と風呂に入り、"礼華"の体を洗い、"礼華"をベッドに連れて行き、愛した。
胸、お腹、尻、ふともも、背中・・キスマークを体中につけた。2012-07-24 23:18:00 -
281:
一
その日から、毎日"礼華"のマンションに帰る様になった。
仕事が終われば、すぐ"礼華"の待つマンションに帰る生活になった。2012-07-24 23:21:00 -
282:
一
毎日が楽しく、仕事が始まる前は必ず"礼華"がご飯を作ってくれてて、俺が帰った時は、軽いモーニングを出してくれる。
マジで、幸せ絶頂期。2012-07-24 23:24:00 -
283:
一
"礼華"の色んな事を知っていった。"礼華"は寝る時、すげぇ歯ぎしりをする。初めて聞いた時は、飛び起きた(笑)"礼華"はオシャレには疎い。
2012-07-24 23:33:00 -
284:
一
着物やら、ドレスやら山ほどあるが、私服は、ほぼジーパン&Tシャツだ。選ぶのが面倒らしい。なので、同じ様な服が、これまた山ほどある(笑)
2012-07-24 23:38:00 -
285:
一
でも男なら共感してくれそうだが、女が乳が見えそうな服やら、パンツ見えそうな服を着る女より、シンプルが似合う女がいい。
2012-07-24 23:41:00 -
286:
一
俺は今だに、"礼華"と飯食いに行った時、ドキッとする事がある。
"礼華"の酒を飲む瞬間、本当に綺麗なんだ。
2012-07-24 23:48:00 -
287:
一
お〜っと、"礼華"自慢になる所だったが、そんな感じでうまく行ってたんだ。
が、このままハッピーエンドとはいかなかった。2012-07-24 23:51:00 -
288:
一
いつ頃かは忘れたが、ある日店に"あいか"が来た。
"あいか"は俺がバカになった時、二回ぐらい家に呼んだ事があり、ヤッた。2012-07-24 23:54:00 -
289:
一
"俺"「よぉ!久しぶりやんけ〜!どした?元気ないやん〜☆?。」
この"あいか"が、これから先、俗に言う[痛客]となる・・・2012-07-24 23:58:00 -
290:
一
"あいか"「んな事ないで〜!ビール10本とりあえず持ってきて〜。」
"俺"「えぇ〜いいん?ぬるくなるし、ゆっくりでいいやん。」2012-07-25 00:01:00 -
291:
一
"あいか"「いいねん、全部一君に飲んでもらうしっ。」
[はっは〜、なるほど、俺を潰す気やな、そうはいかへんぞ]
"俺"「マジかいっ!んなら飲んでやるわい。」2012-07-25 00:04:00 -
292:
一
ドンペリ一気に比べれば、なんてこっちゃないわい! 余裕ぶっこいてた。
空いた缶をピラミッド形に積み重ねる"あいか"2012-07-25 00:07:00 -
293:
一
なくなりそうになると、10本単位で注文する"あいか"に"武司"が一緒に飲んでくれ、俺らも、"あいか"に、だいぶ飲ませた。
2012-07-25 00:10:00 -
294:
一
さすがにビールばっかり、40本になると、腹もヤバいし吐きに行った。
"礼華"が待ってる!なんとか理性を保とうとした。2012-07-25 00:17:00 -
295:
一
トイレの扉をガンガン叩かれ、出ると"武司"が顔が尋常じゃない表情。
次は"あいか"がカフェパリ10本でも注文しよったか?と思った。2012-07-25 00:21:00 -
296:
一
"武司"「おいっ!おまえ、あいつとヤッたんか?!。」
"俺"「うん??ヤッた事あんで。」
"武司"「うわぁ〜。」2012-07-25 00:25:00 -
297:
一
"武司"ため息混じりで
"武司"「妊娠した言うてんで・・マジかぁ・・。」
俺は言葉がちょっとの間出なかった。頭の中はグルグル色んな事考えた。2012-07-25 00:29:00 -
298:
一
考えたが、すぐ正気に戻った。
"俺"「俺ちゃうわ!生でヤルわけないわっ!ゴムつけたしやぁ。」
俺はイライラして席に戻った。2012-07-25 00:32:00 -
299:
一
俺は怒るとか、ほとんどないけど、こういう嘘にはホンマ腹が立つ。
"俺"「なぁ、一体店で何言ってんの?俺やぁ、嘘がホンマ嫌いやしな、言いたい事があるなら俺に言ったらいいやん。」2012-07-25 00:35:00 -
300:
一
頭ではブチ切れやったけど、優しい口調で言ったつもり。
"あいか"「あいかなぁ〜、一君の赤ちゃんできてん〜☆。」2012-07-25 00:38:00 -
301:
一
どう見ても、酔っている。こりゃ、話にならない。
しかも、俺じゃぁないと誓って言えるが、店でこんな事を言われたら危険すぎる。
2012-07-25 00:41:00 -
302:
一
左右のテーブルを見た。左には"代表の客"右には"違うホストの客"
舌打ちしそうになった。
隣の女の子と目が合ったからだ。2012-07-25 00:44:00 -
303:
一
しかも、違うホストのエースと言われてる女の子。
嫌な予感がしたが、今は"あいか"を帰らせねば。2012-07-25 00:45:00 -
304:
一
"俺"「とりあえず、明日話聞くわ、会って話してもいいし、今日は帰って寝っ!。」
"あいか"「一君と帰る〜、また、一君の家行きたい〜☆。やだやだやだぁ。」2012-07-25 00:48:00 -
305:
一
勘弁してくれよ。
"武司"「上まで一緒に行ってあげるから、あいかちゃん行こうや。」
お助けマン"武司"に感謝。2012-07-25 00:51:00 -
306:
一
"あいか"「武司君も一緒に一君の家行こうやぁ☆。お祝いしてぇ☆」
"武司"「また今度ね、あいかちゃんが酔ってない時にね!。」
俺はイライラ限界寸前。2012-07-25 00:55:00 -
307:
一
俺は周りに笑っては見せたが、周りの視線はヤバ過ぎる!
が、こんな時にかぎって、俺のエースの一人、"さち"が来店。
2012-07-25 00:59:00 -
308:
一
格闘してる"あいか"のテーブル横を通りしな、目で合図を送った。
"さち"は状況を見れる女。
が、が!この状況を把握してないホストが"さち"を案内したテーブル。2012-07-25 01:04:00 -
309:
一
像で若干見えないが、見ようと思えば、この"あいか"のテーブルが見える。
焦った焦った。
2012-07-25 01:06:00 -
310:
一
"さち"には唯一、"礼華"との事を話している。
"礼華"と同じ新地で働いているという事もあるが、"さち"とは親友に近い。
だから余計に、このアホみたいな話を聞かせたくなかったんだ。2012-07-25 01:09:00 -
311:
一
[後で説明しよ]
相変わらず"あいか"は帰ろうとしない、あげくの果てには、隣のテーブルの事を文句言い出した。2012-07-25 01:12:00 -
312:
一
こうなれば、どうしようにもない。"武司"と共に強行手段、"あいか"の脇の下を抱え、とりあえず店から出した。
2012-07-25 01:14:00 -
313:
一
店から出て、タクシー乗せるのも、一苦労。
キスしてこようとするわ、抱きついて離れないわ、最終大泣きするわ、初めての客の態度にマジで引く俺。2012-07-25 01:16:00 -
314:
一
つくづく、俺の客はいい子ばかりだと思った。
"あいか"を除いて。
かなりの時間がかかったが、なんとかタクシーに乗せ帰らせた。2012-07-25 01:19:00 -
315:
一
タクシーに乗せる時
"あいか"「明日なぁ〜電話するから出てやぁ〜じゃないと知らんでぇ☆。」
明日は明日で大変そうだ。
"さち"をだいぶ待たせてたので、俺はコンビニでケーキを買って店に戻った。2012-07-25 01:26:00 -
316:
一
"さち"「一〜、大変やったねぇ(笑)あの子大丈夫なの?。」
"俺"「だいぶヤラれたわ〜。マジ疲れたし、待たせてごめんやで〜。」
ワイン&ケーキで乾杯した。2012-07-25 01:29:00 -
317:
一
ワインが空きかけた時。
"さち"「ねぇ、一。言おうか迷ったんやけど、一は友達やと思ってるから、言うんやけど、今日ね、店から帰りに、ここの"オーナー"見たよ。」2012-07-25 01:32:00 -
318:
一
"俺"「あっ、そうなんや。当分店に来てないけど、やっぱり忙しいんやろなぁ〜。」
"さち"「あのね、"礼華"さんも一緒やった。」
2012-07-25 01:35:00 -
319:
一
俺は、動揺した。
"俺"「マジで?何時ぐらい?。」
"さち"「店が終わってすぐだから、一時半ぐらい。」
"俺"「マジかぁ・・。」
マジかぁしか言葉が出なかった。ショックだった。2012-07-25 01:39:00 -
320:
一
俺は"礼華"と生活しだしても、俺からは"優一"の事は一切聞いていない。
別れた理由やら気になる事はあったが、俺はB型、"礼華"と一緒に居るという現実だけを見てた。2012-07-25 01:46:00 -
321:
一
"さち"「一、"礼華"さんに電話してみれば?。」
"さち"はかなり気が強く、男が以前浮気して現場に乗り込んだという話を聞いた事があった。
思わぬ"さち"の言葉に俺は迷った。2012-07-25 01:49:00 -
322:
一
"礼華"を信じてる。
信じてる。信じたい。
だけど、それには"優一"との事を知らなさ過ぎる。
電話をして、出なかったら?嘘をつかれたら?"優一"と一緒に居ると言われたら?2012-07-25 01:52:00 -
323:
一
どれを想像しても怖くかった。
普段なら家に帰ってる頃の時間だけど、"優一"に会ったという事を隠されたら?2012-07-25 01:55:00 -
324:
一
*怖くなった*です。間違えました、すいません(/--)/
2012-07-25 01:56:00 -
325:
一
"さち"が嘘でこんな事を言う女ではない。
俺の頭の中では"優一"と"礼華"は、まだ会っている。繋がっていると確信に変わった。2012-07-25 01:59:00 -
326:
一
仕事をする気力がなくなった。
超〜脱力感。
家に帰りたいと思ったし、帰りたくないとも思った。2012-07-25 02:01:00 -
327:
一
"さち"「アタシが言うのはなんやけど、黙ってたらよくないよ?一、聞けないんでしょ?でも、聞かないと分からないし、聞かないままだと、ずっと疑ったままになるよ?しんどいのは、一よ?やっと一緒になったんでしょ?逃げてたらだめよ。」
2012-07-25 02:07:00 -
328:
一
ズバッと言ってくれるねぇ〜"さち"の言う事が当たってるし、正論だ。
"俺"「せやな、話してみるわ。」
今の俺にはイッパイイッパイの言葉。2012-07-25 02:10:00 -
329:
一
*うう〜すいません。眠たくなったので、寝させてもらいます!今日も読んでくれて有り難う。
2012-07-25 02:12:00 -
330:
一
少しだけですが、書きます!
2012-07-25 17:10:00 -
331:
一
朝10時
部屋に帰ると、"礼華"はいつも通り朝食の支度をしていた。
ソファーに座る。
"礼華"「お疲れ様!もう出来るからねっ。」2012-07-25 17:13:00 -
332:
一
"俺"「なぁ、昨日何してたん?。」
"礼華"「何してたって、何にもしてないよぉ、仕事が終わって家居てたよ。」
俺・・ため息が出た。2012-07-25 17:15:00 -
333:
一
仕事で疲れてたのも、あったのか、腹が立つ以前に、嘘をついてる"礼華"を前にしても、聞けなかった。
"俺"「そかぁ、"礼華"もご苦労様。」2012-07-25 17:18:00 -
334:
一
"礼華"「どうしたの?凄い疲れてるね。大丈夫?。」
優しい顔して言うなよ。
[貴女のせいですが?]2012-07-25 17:20:00 -
335:
一
"礼華"がソファーに座っている、俺の足の間に座り、上目遣いで俺を見る。
[くそ、その瞳は俺には辛すぎる。]
"礼華"が俺にキスをしてきた。2012-07-25 17:23:00 -
336:
一
俺のカッターのボタンを外し、乳首を舐める。
その唇は下にいき、ベルトを外し俺のモノを口にくわえた。
ネッチョリとした感覚が気持ちよく、"礼華"は激しく首を縦に動かす。2012-07-25 17:27:00 -
337:
一
心のモヤモヤとは裏腹に、俺のモノはビンビンだった。
"礼華"が俺を跨ぎ、自ら俺のモノを入れた。
感じる"礼華"はくそ綺麗で、感じてる"礼華"を下から見ると興奮した。2012-07-25 17:30:00 -
338:
一
喧嘩をしても、セックスをすれば、仲直りをするというのは、快楽があるからだ。
セックスの相性が悪ければ、それは又、不満に変わる。2012-07-25 17:34:00 -
339:
一
途中ですいませんでした。夜勤に行ってきます!
2012-07-26 00:10:00 -
340:
名無しさん
いつも忙しい中、更新してくれてありがとうございます。
2012-07-26 00:59:00 -
341:
一
読んでくれてありがとう!今から少しですが、書きます。
2012-07-27 18:01:00 -
342:
一
俺はやはり、"礼華"に聞く事ができなかった。
セックスをする事で安心する。言葉も大事だが、セックスは究極な愛情表現。"礼華"の俺に対する思いが伝わる。2012-07-27 18:06:00 -
343:
一
"礼華"を信じよう。
"礼華"を満足させ、二人でモーニングを食べ様とした所、俺の携帯が鳴る。
[チッ、マナーにするの忘れてた]2012-07-27 18:09:00 -
344:
一
着信"あいか"
[げ、忘れてた]
"礼華"「お客さんでしょ?出てあげたら?。」
[いやいや、出れません]2012-07-27 18:12:00 -
345:
一
俺は極力、"礼華"の前では、客との電話は出ない。"礼華"が風呂入ってたり、買い物に出かけてたり、合間を見て、出たり、かけ直したりする。
2012-07-27 18:15:00 -
346:
一
"俺"「いや、いいねん。ちょっと後で買い物行ってくるわ。」
嘘をついてしまった。
"礼華"「そうなの?寝ずに大丈夫?。」
2012-07-27 18:17:00 -
347:
一
"俺"「すぐ帰ってくるから。ミナミ行ってくるわ。」
マンションを出て"あいか"に電話をかける。
"あいか"「おはよ〜、一君家居てる?今から行く〜。」2012-07-27 18:19:00 -
348:
一
"俺"「俺、今外やから、ミナミでご飯食べながら、話しよか。」
"あいか"「ついでに、子供服見に行こう!。」
[はぁ、勘弁してくれよ]2012-07-27 18:22:00 -
349:
一
"俺"「とりあえず、喫茶店入っとくから。」
一時間弱・・・
"あいか"「ねぇ、何処行くぅ〜?ご飯何処で食べる〜。あいか、イタリアンかな〜☆。」2012-07-27 18:27:00 -
350:
一
"俺"「ハッキリ言うけど、二回とも、俺ちゃんとゴムつけてたやんな?なんで妊娠するん?。」
"あいか"「一君酔っぱらってたやん〜あん時やん。ゴムつけてなかったし。」2012-07-27 18:29:00 -
351:
一
"俺"「酒は入ってても、俺ちゃんと覚えてるで、俺、自分でつけたのも覚えてんで。」
俺は、確かに自暴自棄になった時、ヤりまくったが、生では絶対しない。中で出すなんて論外だ。2012-07-27 18:34:00 -
352:
一
前にエースの"みき"が
「中でいいよ。」
と言ってきたが、俺は叱った。
そんな簡単に言う事じゃない。中で出すとは、命を作る事なんだから。と。2012-07-27 18:36:00 -
353:
一
"あいか"「うちさぁ、ゴム穴あけててん。うち、一君の事ムッチャ好きやねん。」
笑えない・・・
激しい胃の痛み・・・2012-07-27 18:39:00 -
354:
一
"俺"「はぁーっ?!おまえアホかっ!!なんて事してんねん!!。」
"あいか"のした事が、軽過ぎて本間に腹がたった。
"あいか"「だってぇ〜、一君の赤ちゃんほしかったんやもん。」2012-07-27 18:44:00 -
355:
一
言葉が出てこない。
"俺"「ついて行くから、今から病院行こうや。」
"あいか"「嫌やぁ〜、おろせんくなってから行くぅ〜。」
"俺"「確認しに行くだけやん。」2012-07-27 18:47:00 -
356:
一
"あいか"「今日は買い物ついて来て〜。」
ベビー服やら見に散々、連れ回される間、俺はどうしたらいいのか、ひたすら考えた。
一緒に居たいと言う"あいか"を宥め、帰らせた。2012-07-27 18:53:00 -
357:
一
"礼華"のマンションに帰らず、"武司"の家に行き事情を話した。
"武司"「絶対妊娠したって、嘘やって!穴開いてたぐらいでデキるか?!。」
"俺"「俺も思うけど、ヤッたのは本間やし。」2012-07-27 18:57:00 -
358:
一
"武司"「んな、どうすんねん!引っ張ってでも病院連れて行けやぁ。礼華さんに言うんか?。」
"あいか"の事よりも、ずっと考えてた事。
あの3ヶ月間の出来事を全部言うか・・・?2012-07-27 19:03:00 -
359:
一
ウェディングドレスの写真を見て、一人ショックを受け、自暴自棄になって、女とヤりまくって・・・・薬にも手出して・・・女を妊娠させたかもってか?
2012-07-27 19:06:00 -
360:
一
言える訳ねぇだろ?
受信"あいか"
「一君大好きだから。うち絶対おろさへんから。責任とってね☆。」
"武司"に見せた。
"武司"「やってもうたな、一、マジでヤバいで。」2012-07-27 19:09:00 -
361:
一
その日から、"あいか"は店に来て、[嫁]気取りをする様になった。
その度、"武司"となんとか帰らせたりしてたが、噂になるのは時間がかからなかった。
"武司"がサイトを見せてくれた。2012-07-27 19:14:00 -
362:
一
【昨日の女あれ誰?】
【一君の本彼やろ】
【マジで?ムッチャ、あの女むかつくんやけど】
【昨日うるさかった】
【一、最低】2012-07-27 19:18:00 -
363:
一
【一は、アタシの】
【本人登場!笑】
【アタシ、隣の席やってんけど、一君結婚したって!】
【マジ?!】
2012-07-27 19:21:00 -
364:
一
"武司"「ヤバくね?今日俺の客からも聞かれたって〜、違う言うたけど、なんとかせな。」
"俺"「あぁ、分かってる。」
この時、俺はフラフラだった。2012-07-27 19:24:00 -
365:
一
*今日の更新は、ここまでにします!書くにつれ、色々と思いだし、かなり長くなってますが、応援してくれれば有難いです。今日もありがとう。
2012-07-27 19:50:00 -
366:
名無しさん
リアルで引き込まれます。更新ありがとうございます。
2012-07-27 19:57:00 -
367:
一
*ありがとう☆夜勤の時間まで書きます☆
2012-07-28 22:57:00 -
368:
一
毎日毎日病院に行こうと言ったが"あいか"はガンとして行かない。
毎日毎日店に来る。
毎日毎日鬼電。
電話に出なければ、"代表"に言うと半脅し。2012-07-28 23:03:00 -
369:
一
勝手に俺のマンションの下まで行ってる事もあった。
家には居ないと知ると、浮気をしてると錯乱し、また鬼電話。
1ヶ月くらい続くと、俺も精神的にまいって行った。2012-07-28 23:08:00 -
370:
一
休みの日も、"あいか"を説得するために費やした。
本当なら毎週休みの日は"礼華"とプチドライブに行ってたはずなのに。2012-07-28 23:10:00 -
371:
一
"礼華"は何も聞いてこなかった。それが逆に怖かった。
ある夜、"あいか"が店でやらかした。
その日は"さち"が店に来ていて、俺はテーブルについてた。2012-07-28 23:16:00 -
372:
一
"さち"「話ちゃんとできた?。」
"俺"「・・・・・。」
"さち"「やっぱりねぇ。だけど、うまく行ってるんやろ?。」
"俺"「うん、まぁね。変わらずやでぇ〜。」2012-07-28 23:20:00 -
373:
一
"さち"「せやけど、えらい疲れてるんちがう?クマできてんで?。」
"さち"は感が鋭く、バレそうで怖い。"あいか"の事を言ったら、"さち"は間違いなく、"あいか"をどつく。2012-07-28 23:22:00 -
374:
一
こればっかりは"さち"にも言えない。
その時、"あいか"の大きな声が聞こえた。
"あいか"「一君はぁ〜、うち嫁やねんで〜。」2012-07-28 23:25:00 -
375:
一
冷汗。
"さち"が、俺を横から見ているのが視野に入る。顔が見れない・・
俺の気もお構い無しに
"あいか"「一君、何処の席についてるん〜!。」2012-07-28 23:28:00 -
376:
一
"さち"「なんなん?ムッチャ感じ悪いやん。」
声のトーンが下がってる。
"俺"「酔ってんねん〜、気にしやんでええで。ごめんな。」2012-07-28 23:33:00 -
377:
一
ガッシャーン!!
グラスが割れる音。と
女の叫ぶ声。
罵る言葉・・喧嘩だ。
状況を把握しようとした。喧嘩をしてるのは、"代表"の客と・・"あいか"2012-07-28 23:37:00 -
378:
一
しかも"代表"のエースで、俺もかなり可愛がってもらっている女性。
俺と"武司"と"代表"
必死で間に入った。
"代表エース"「おまえ、さっきからうるさいねんっ!。」2012-07-28 23:40:00 -
379:
一
"あいか"「はぁ〜?オバハンが何言うてんねん!。」
"代表エース"がペールを"あいか"に投げた。
"あいか"「何してんねん!うち妊娠してんねんぞ!コラぁ〜。」2012-07-28 23:42:00 -
380:
一
"代表エース"「はぁ?妊娠してるもんが店来るかぁ?酒飲むんかぁ〜?おまえみたいな女が来る所ちゃうわ、帰れやぁ〜!!。」
2012-07-28 23:46:00 -
381:
一
"あいか"「は?オバハンが帰れや〜!うちは一君の嫁やねんぞ〜、オバハンは色やろぉ〜、しょうもなっ!。」
2012-07-28 23:49:00 -
382:
一
俺は仲裁に入ってる中、店を辞めざるおえへんくなる事を覚悟していた。
俺が働きだして二年弱。こんな事は無かった。
俺の責任や。2012-07-28 23:54:00 -
383:
一
店の入り口に"みゆき"が呆然とこっちを見て立っているのが、目に入った。
[こんな時にかぎって・・みゆきも俺から離れる]2012-07-28 23:58:00 -
384:
一
"さち"にも、筒抜けだろう・・おしまいだ。
"俺"「ええかげんにせぇ!本間おまえ俺を潰しに来てんねやろがぁ〜?!本間勘弁してくれや!。」2012-07-29 00:01:00 -
385:
一
"あいか"の手を力ずくで引っ張り店から出した。
"俺"「本間に勘弁してくれやぁ、お願いやから、もう店にこんといて。子供の事は考えるから。本間ごめん。」2012-07-29 00:06:00 -
386:
一
俺の子じゃないとは分かっていたが、認めて全てが解決するなら、それでいいやと、全くよくないのに、あの時は疲れ果て「ごめん。」と言った。
2012-07-29 00:09:00 -
387:
一
"あいか"が号泣していた。俺の方が泣きたい気持ちやった。
"あいか"を帰らせた後、店の階段に座り、項垂れていた。2012-07-29 00:15:00 -
388:
一
ふと携帯を見るとメールが届いていた。
受信"礼華"
【最近疲れてる様で心配だよ。今日は朝からスタミナ料理作ります(笑)】2012-07-29 00:18:00 -
389:
一
自分がしでかした事の重大さがのしかかってきた。
仕事を辞めれば、"礼華"を守っていけなくなる。オカンにも金が渡せなくなる・・
2012-07-29 00:23:00 -
390:
一
でも、店にもお客さんにも迷惑をかけた。
まして今日の事で、俺のエース達は離れていくだろう・・おしまいだ。
覚悟をし、店に戻った。2012-07-29 00:25:00 -
391:
一
皆が片付けをしてくれていた中、俺はまず、"代表のエース"に詫びに行った。俺は土下座をした。
心から謝った。
"代表エース"「一君が悪い訳ちがうよぉ、私も悪かった。ずっと我慢してたんだけど・・2012-07-29 00:30:00 -
392:
一
限界やってん。妊娠してるとか言うてたけど、嘘よ!妊娠してたらお酒なんて飲まれへんし、本間だったとしても、子供の事考えずお酒飲む時点でないわぁ。」
2012-07-29 00:34:00 -
393:
一
"俺"「本間にすいませんでしたっ!すいませんでした。」
何度も頭を下げるうち、泣きそうになった。
"代表"「一、後で話聞くで、ええな?今日の分は俺の奢りって事で!。」2012-07-29 00:38:00 -
394:
一
"代表"もエースの機嫌を取ろうとしてくれていた。
一つ一つテーブルを頭を下げながら廻った。
中には
「あの子頭痛いね〜、あの子やろ、サイトで自作自演してるのって。」2012-07-29 00:42:00 -
395:
一
「一君も、とんでもない女に捕まったね(笑)。」
賛否両論だった。
"さち"のテーブル。
"さち"「バッカねぇ〜!本間バカ!。」2012-07-29 00:45:00 -
396:
一
"俺"「本当にごめん。」
"さち"「ざっと理由を言いなさい。」
優しい口調で安心した。
最初から最後まで"さち"に全てを話した。2012-07-29 00:48:00 -
397:
一
"さち"「若気の至りってやつやね。いい勉強になったじゃない?。」
"俺"「嫌な勉強やわぁ、今日代表と話するけど、辞めなあかんなるかもしれん・・。」2012-07-29 00:57:00 -
398:
一
*今日はこのへんで。では行ってきます。
2012-07-29 00:58:00 -
399:
一
*俺事ですが、俺の後輩が闘病生活ののち亡くなったと連絡がきました。彼女が後を追い自殺をし、密葬との事です。悲しい事です。皆さん一人で悩んだらあかんで!!必ず支えになってくれる人がいるから!
2012-07-30 13:51:00 -
400:
一
更新できなくてすいません。今から少し書きます!
2012-08-04 00:28:00 -
401:
一
店が閉まり"代表"に呼ばれた。
"代表"「一、えらい事したなぁ〜どないするねん。」2012-08-04 00:33:00 -
402:
一
"俺"「本間にすいませんでした!あの子の事はなんとかします!。」
"代表"「それは当たり前や!一、来月売上目標500な。」2012-08-04 00:35:00 -
403:
一
"俺"「分かりました!本間にすいませんでした。」
頭を下げ店を出たが、正直自信が全くなかった。今日の事で数人のお客をなくしたであろう。2012-08-04 00:38:00 -
404:
一
今日の事はきっと、噂になる・・説明した所で致命的だ。
マジ悩んだ。
その足で"礼華"の待つマンションに帰った。2012-08-04 00:42:00 -
405:
一
"礼華"「おかえりなさい☆ご飯できてるよ!食べよ☆。」
俺のスーツを脱がせながら言った。
"俺"「ごめん。今日はもう寝るわぁ。」2012-08-04 00:44:00 -
406:
一
俺は初めて、"礼華"のモーニングを食べず寝た。
誕生日で一千万弱。
イベント意外で500はさすがにキツイ。2012-08-04 00:49:00 -
407:
一
次の日、営業をかけまくった。来月来てくれる様に。
昨日店に居たお客さんにも連絡したが、出ない子も居た。
[絶対ヤバい]2012-08-04 00:54:00 -
408:
一
"さち""みゆき""みき"エースにも事情を全部話した。
"さち"「代表も考えたねぇ。アタシが頑張っても60が限界よ。」2012-08-04 00:57:00 -
409:
一
"みゆき"「昨日ビックリしたやん!ん〜、私来月引っ越しやねん。40はいけるかなぁ〜。」
"みき"「最悪やん!なんなん、その女!一も、一やわぁ。」2012-08-04 01:01:00 -
410:
一
"みき"には電話を切られた・・"みき"が切れた瞬間で、凄く寂しい気持ちになった。
[俺が悪い。当たり前や]
絶望感。2012-08-04 01:04:00 -
411:
一
"武司"「一、どないするねん?ヤバいって、マジでサイトもヤバいで!話題持ちきりやで!。」
"俺"「本間ヤバい。"みき"も切れた。」
"武司"「え?みきちゃんが?!。」2012-08-04 01:07:00 -
412:
一
"俺"「自腹でいこかな。」
"武司"「はぁ?マジ言うてんの?!。」
俺は"あいか"の事でまいってた上、精神的に追い込まれてた。2012-08-04 01:10:00 -
413:
一
仕事中も考えながらで、必死になり過ぎて空回りばっかやった。
いつも通り家に帰ったが、いつもの"礼華"の手料理も食欲が全くない日が続いた。2012-08-04 01:18:00 -
414:
一
さずがの"礼華"も
"礼華"「ねぇ、ここ最近ずっと変よ?なんかあったなら言ってよ。」
[言える訳ないだろ。]
"俺"「なんもないって!心配すんなや。」2012-08-04 01:22:00 -
415:
一
それでも又聞いてきたので、俺はイラっとした。
"俺"「うるさいねん。なんもない言うてるやんけ。」
完全八つ当たり。
2012-08-04 01:25:00 -
416:
一
言った後に後悔した。
自分自身にも腹が立った。
情けなかった。
[このままじゃ、"礼華"までなくしてしまう]2012-08-04 01:28:00 -
417:
一
*略が多くなりました。すいませんでした。今日はこのへんにしときます。
2012-08-04 01:30:00 -
418:
名無しさん
更新ありがとうございます。
2012-08-04 05:36:00 -
419:
一
自分の事でイッパイイッパイになり、"礼華"の顔を、まともに見れなくなった。
後ろめたさ
後悔
焦り
不安2012-08-04 13:38:00 -
420:
一
"礼華"がそばに居るのに、"礼華"の普通さにイラ立った。
店や"武司"の家で寝たりする様になったんだ。2012-08-04 13:41:00 -
421:
一
それでも"礼華"は文句一つ言わず、逆に心配してくれた。
"礼華"「あたしは大丈夫だから。ずっと居るから。」2012-08-04 13:42:00 -
422:
一
前なら泣けただろう言葉も、辛いだけだった。
月末も終わり、新しい月になった。
今日からだ。2012-08-04 13:45:00 -
423:
一
月初め、"ちか"が60おとしてくれ、"みゆき"が40おとしてくれた。
細客が1日に3組、1組3万が限界だった。
2012-08-04 13:48:00 -
424:
一
未収も考えたが、今までそんな営業した事がなかったのと、お客さんに、せたくなかった。
未収は回収できてからの売上だ。大体の客は月末払いらしいが未収回収に必死なホストも山ほどいる。2012-08-04 13:51:00 -
425:
一
ざっと計算した。
1日3組 各3万として26日。350万。
"さち""みゆき"で100万。残50万。2012-08-04 13:55:00 -
426:
一
見た感じでは行けそうな気もしたが、この通り行くとは思えず、焦った。
予想通り、一生懸命頑張ったが、噂も広がっていて月末近くで残160。2012-08-04 13:59:00 -
427:
一
諦めた。
[もう終わった・・]
締め日、各ホストは忙しそうにバタバタし、俺は細客1組。2012-08-04 14:03:00 -
428:
一
違うホストのお客のヘルプ・・以前"あいか"が酔っぱらった時、隣のテーブルに居た子だった。
"俺"「あっ、久しぶりやんねぇ〜元気やった?。」2012-08-04 14:07:00 -
429:
一
"お客"「元気元気☆一くん、飲んで飲んで〜☆。」
まぁまぁ酔ってる様子。
"お客"「アタシ〜一くんに口座変えてもらおうかずっと悩んでてんで〜。」2012-08-04 14:09:00 -
430:
一
"俺"「いやいや、ムッチャ嬉しいけど、あかんって(笑)。」
"お客"「え〜アタシなんでもするよぉ〜ムッチャいいで〜。」
うっとおしい。2012-08-04 14:11:00 -
431:
一
"俺"「なんでもって、あかんや〜ん(笑)。」
"お客"「一くん前おった女とヤったん?アタシも一くんやったらいいで。」
[こいつ痛客や〜]2012-08-04 14:13:00 -
432:
一
段々イライラしてきた。
"お客"「あの女なぁ、前にも同じ事して、ちゃう店出禁になってんで(笑)妊娠した言うて、ホストから金引っ張るねん。やられたなぁ〜。(笑)」2012-08-04 14:16:00 -
433:
一
[はぁ?!!]
"俺"「それ、マジで?。」
"お客"「マジマジ、アタシが行ってた店やもん、だからあの女居てビックリしたわぁ〜しかも一くん口座やろ〜やってもうたなって思っててん。」2012-08-04 14:20:00 -
434:
一
"俺"「マジかぁ。」
"お客"「妊娠してる言うのも嘘やしな、大丈夫やって、大体のホストは縁切りたくて金払ってさいなららしで。」
2012-08-04 14:24:00 -
435:
一
俺は金こそ払ってはないが、この状況になったのは"あいか"が原因だ。
だが、もっと言えば、ヤった俺が悪い。とんでもない女に手を出した。2012-08-04 14:29:00 -
436:
一
夜中2時を廻った頃、"みき"が店に来た。俺はビックリした、"みき"は俺がやった事許してくれないと思ってたし、電話も切られたし・・凄く嬉しかった。
2012-08-04 14:35:00 -
437:
一
"みき"「本間に一ってバカ!どうしょうもない男っ!!。」
"俺"「本間ごめん。本間反省した。もう俺もホスト最後や。」2012-08-04 14:39:00 -
438:
一
"みき"「まぁいいわ、今日は私も飲みたい気分やし、飲もう〜。」
ドンペリを頼んだ。
しかもゴールド。
俺はホストを辞める覚悟もし、走馬灯の様に色々思い出していた。2012-08-04 14:41:00 -
439:
名無しさん
楽しみにしています?
2012-08-08 20:28:00 -
440:
一
*遅くなりましたが、書きます☆
2012-08-09 23:45:00 -
441:
一
"みき"は次、次とシャンパンを卸す。だけど、さすがの"みき"でも、残160は無理だ。
時間と共に無念さがおしよせた。2012-08-09 23:50:00 -
442:
一
俺がバカだった。枕しまくったのが、原因だ。後悔、後たたずとは、この事だ。
"みき"も酔っぱらい、閉店時間も刻々と近づいていく・・2012-08-09 23:57:00 -
443:
一
"みき"で会計50弱。残110ぐらいか・・
一瞬"代表"に頭を下げ許してもらおうかと思ったが、そんな情けない事は出来ないと思いなおった。2012-08-10 00:00:00 -
444:
一
俺は違う意味でフラフラになり、トイレに行った、携帯チェック。
そこにはメール三件。
二通はお客。
もう一通は・・2012-08-10 00:06:00 -
445:
一
"礼華"
[お疲れ様☆今日帰ってくるの遅いかな?帰ってくる前に電話下さい☆]
2012-08-10 00:09:00 -
446:
一
俺は溜め息が出た。
"礼華"にどう話すか、これから先どうするか、頭がゴチャゴチャしながら返信した。
[すまん、今日帰らない]2012-08-10 00:11:00 -
447:
一
避けてもどうしようにもないのは分かってるが、何も定まってないのに、話はできない。
"礼華"が不安に思うかもしれない。2012-08-10 00:14:00 -
448:
一
メール受信。
"礼華"
[どうして?ねぇ?最近ずっとおかしいよ!言ってよ!私はなんなの?]
胸が苦しくなった。2012-08-10 00:17:00 -
449:
一
今なら分かる事だが、男は女を守ろうとするが、その守り方次第で、女は不安になる。男は女を不安にさせまいと、自分で解決をしようとする。
2012-08-10 00:20:00 -
450:
一
女は女で、男を支え様と男を理解しようとするが上、些細な事でも敏感になる。よく女の勘は当たると言うが、愛されてる証拠でもあると、俺は思う。
2012-08-10 00:23:00 -
451:
一
ちょっと話はズレたが。
メールを送ってから、間もない内、"礼華"は店に来た。
俺は動揺した。
"礼華"の顔が見れない。2012-08-10 00:27:00 -
452:
一
"礼華"は仕事が終わって、風呂にも入って可愛いパジャマ着て[アイ]とゴロゴロしながら、俺が帰る時間まで寝るはずなのに、"礼華"は綺麗だった。
2012-08-10 00:30:00 -
453:
一
朝だというのに、淡い花柄の着物を着て、化粧もしてる・・"礼華"を初めて見たお客が、高揚の声を出す。
[うわぁ、綺麗な人〜☆]2012-08-10 00:35:00 -
454:
一
"礼華"「来ちゃった☆なんか久しぶりね☆明日休みだし、飲んじゃう?。」
"俺"「なんで来たん?。」
"礼華"「怒ってるの?最近ちゃんと話もしてないよ?私に隠し事してる?。」2012-08-10 00:39:00 -
455:
一
俺は"礼華"の目さえ見れない・・話したら、楽になる・・だけど"礼華"を傷つけてしまう・・"礼華"が居なくなってしまうかもしれない・・俺はそれが一番怖いし、嫌だ。
2012-08-10 00:41:00 -
456:
一
"礼華"「今日は、もう少しで店閉まるよね?帰って一緒に寝よ☆。」
"礼華"の笑顔。
可愛い笑顔。
俺はこの笑顔を見ていたい。2012-08-10 00:44:00 -
457:
一
"俺"「今日は、武司んち泊まるわ。ごめんな。」
本間は一緒に帰りたい。だけど、今は無理だ。
"礼華"「もうっ!怒った!。」2012-08-10 00:47:00 -
458:
一
"礼華"が"代表"を呼ぶ。なにやら、耳打ちしてる。俺は若干イラついた。
"代表"「うわぁ〜マジですか?!了解です。」
ドンペリゴールド。2012-08-10 00:52:00 -
459:
一
"礼華"は店に来ると必ず飲む・・定番だ。
"俺"「もうええって!帰っとけや!!話はちゃんとするから。」
"礼華"「いいの、私が飲みたいのよ?付き合ってね。」2012-08-10 00:55:00 -
460:
一
"礼華"「ねぇ?一君。一君と私は2つで一つだよ?これからも、ずっと、だから1人で悩まないで。」
閉店音楽が流れだした。
"代表"がリシャールを持ってきた。2012-08-10 01:01:00 -
461:
一
俺は絶句と共に、分かった。"礼華"は全部知ってる。
"俺"「なんでや?!おまえ・・・・・っっっ。」
"礼華"を見た。
"礼華"の目は涙でイッパイだった。2012-08-10 01:05:00 -
462:
一
"礼華"ニコっと笑い
"礼華"「一緒に帰ろ☆。」
俺はマジで泣いた。
感動と安心感と"礼華"の愛情に涙がとまらなかった。2012-08-10 01:09:00 -
463:
一
"代表"「一、良かったな。今日はもう帰ってええぞ!明後日からまた宜しくな!。」
"礼華"と一緒にマンションに帰った。この数ヶ月まともに部屋を見てもなかった。2012-08-10 01:13:00 -
464:
一
"礼華"「お腹すいたねぇ〜、今何か作るわね。」
可愛いエプロン姿で台所に立つ、俺は冷蔵庫にポカリを取りに行くふりをして、後ろから、"礼華"を抱き締めた。2012-08-10 01:16:00 -
465:
一
"俺"「なぁ、結婚しよ。」
2012-08-10 01:17:00 -
466:
一
*今日は、ここまでにします!いつも読んでくれてありがとう!☆
2012-08-10 01:18:00 -
467:
名無しさん
えーっ気になる・・また待ってます。
2012-08-10 01:20:00 -
468:
名無しさん
がんばってください
2012-08-17 09:30:00 -
469:
一
父親の墓参りで帰郷してます。来週から必ず書くので、待ってて下さい☆ありがとう☆本間にありがとう☆ちなみに、これから先の内容で亡き父親も出てきます。長くなるけど宜しく。
2012-08-18 02:54:00 -
470:
一
☆遅くなりましたが書きます!
2012-08-23 16:18:00 -
471:
一
あの日の事は忘れない。人生で一度のプロポーズ。
"礼華"は俺の腕の中で小刻みに震えていた。2012-08-23 16:21:00 -
472:
一
"礼華"「うん。うん。うん・・・。」
泣きながら、首を縦にふっていた。
俺も"礼華"に抱きついたまま泣いた。2012-08-23 16:27:00 -
473:
一
人生で最高な1日だった。心が満たされ、体も満たされ、"礼華"と本当に一つになった。
俺はこれから先"礼華"のためだけに生きる。2012-08-23 16:28:00 -
474:
一
じじぃ、ばばぁになっても、一緒に居る。
死ぬまで、ずっと"礼華"を守って行く。
そう・・死ぬまで・・2012-08-23 16:31:00 -
475:
一
その日、俺は"礼華"に全部話をした。
ウェディングドレスの写真、女とヤりまくった事、妊娠騒動・・
ただ薬に手を出した事は言えなかった。2012-08-25 01:28:00 -
476:
一
卑怯者と言われるだろうが、隠した。
その日お互いに色々な話をした。"優一"との事も"礼華"は話をしてくれた。2012-08-25 01:32:00 -
477:
一
話は省くが、"優一"とは良き仕事のパートナーになったとの事で、俺が不安でいた事を言うと、"礼華"は笑った。
2012-08-25 01:35:00 -
478:
一
俺も笑った。
その日の夜、"礼華"を連れてオカンの家に行った。
オカンに会わせたかったんだ。
"礼華"「ねぇ?!変じゃない?こんな格好で本当にいいの?。」2012-08-25 01:39:00 -
479:
一
"礼華"「ああ〜緊張しちゃう〜。急に大丈夫なの?。」
"俺"「大丈夫!大丈夫!寿司でも買って行ったら喜ぶから(笑)。」2012-08-25 01:41:00 -
480:
一
岸和田の実家の前。
"俺"「オカン〜!ただいま〜。お〜い、おらんのか?。」
玄関でモジモジしている"礼華"の手をひき、家に入る。2012-08-25 01:44:00 -
481:
一
居間にオカンはいた。
畳の上に酒のビンが転がっていた。
"俺"「オカン!まぁ〜た飲んでんのか?今日はオカンに紹介しよう・・・?。」
オカンは泣いていた。2012-08-25 01:47:00 -
482:
一
"俺"「なんや?!どうしたんや?!なんかあったんか?。」
声をかけたら、オカンは叫びながら泣いた。
"オカン"「あの人が、あの人がァァァァァーーっ。」2012-08-25 01:52:00 -
483:
一
オカンは錯乱していた。
"俺"「なんやねん!しっかりしろや!何があってん?!。」
オカンの肩を揺さぶった。
オカンは泣き叫ぶ。2012-08-25 01:56:00 -
484:
一
"オカン"「あの人が死んだァァァァァーーーーっ!。」
俺はなんでか、一瞬で分かった。
親父・・・・2012-08-25 01:58:00 -
485:
一
俺はオカンを抱き締めた。
だいぶ落ち着くまでに時間がかかったが、オカンを寝させ、俺と"礼華"は台所の椅子に座った。2012-08-25 02:00:00 -
486:
一
"俺"「礼華。ごめんな。こんな日に限って・・。」
"礼華"「ううん、アタシは大丈夫。今日一君来て良かったんだよ。お母さん1人だったら・・。」
"俺"「礼華、今日ここに泊まろ、ええか?。」2012-08-25 02:04:00 -
487:
一
"礼華"「アタシ居ていいのかしら・・。」
"俺"「礼華は俺の嫁さんになるんやぞ、居ていいに決まってるやん。」
頭ではオカンの言ってた事が気になってたが、"礼華"が居てくれて良かった。2012-08-25 02:07:00 -
488:
一
"礼華"が居てくれるだけで、冷静でいれる。
本間に良かった。
会った事もない親父。
親父が死んだ?
俺は胸が痛かった。
[明日オカンから話聞こう]
2012-08-25 02:12:00 -
489:
一
朝目が覚めると"礼華"が居ないっっ!
急いで台所に行くと、二人の後ろ姿・・
オカンと"礼華"が飯を作っていた・・・
楽しげに笑いながら・・2012-08-25 02:15:00 -
490:
一
目頭が熱くなるのが分かった・・・
俺は少しの間見ていたくて、気付かれない様に居間の畳に座り、二人の後ろ姿を見ていた。
2012-08-25 02:18:00 -
491:
一
☆今日はここまでにします!いつも読んでくれてありがとう!
2012-08-25 02:20:00 -
492:
一
*遅くなりましたが書きます☆
2012-09-02 11:28:00 -
493:
一
オカンと"礼華"と俺、三人で朝飯を食べた。
"俺"「オカン大丈夫か?。」
"オカン"「うん。昨日ね昔の友達から連絡あってね、父さん自殺したって。」2012-09-02 11:32:00 -
494:
一
"俺"「!!!!自殺って、なんでや?!。」
"オカン"「理由は分からないけど、首つったらしいわ。一人で何か悩んでたんやろね。一人で死ななくても・・。」
オカンが泣き出した。2012-09-02 11:36:00 -
495:
一
"礼華"も目が赤くなってる・・
"俺"「葬式は?親父どこにいるんや?。」
"オカン"「お父さん岡山の家にいるわ。アタシは行けない、あちらの人に会えない。」2012-09-02 11:40:00 -
496:
一
"俺"はその時会った事もない親父に会いに行く事を決めていた。
"俺"「オカン、俺行ってくる・・親父に会ってくる。ええか?。」
"オカン"「あの人喜ぶわ、きっと・・。」2012-09-02 11:44:00 -
497:
一
"礼華"「一君、私も一緒に行くわ。」
急いで支度をし、"礼華"と二人で岡山に車を走らせた。
"俺"「死んだ時に初めて会うとは思ってもなかった。」2012-09-02 11:49:00 -
498:
一
"礼華"「そうよね・・でも、お父さん喜んでくれるわ。会わなかったら、きっと後悔するもの。私がそばにいるから。」
"俺"「親父にも"礼華"を紹介しやなな。」2012-09-02 11:53:00 -
499:
一
着いたのが夕方近くで、親父の所に行くのは、次の日の朝にした。
ホテルにチェックインしようかと言う俺に、
"礼華"「ねぇ、私の実家に行こう。」
そう言えば"礼華"の田舎も岡山だった事を思い出した。2012-09-02 11:58:00 -
500:
一
"俺"「ええんか?。」
"礼華"「あら?一君は私の旦那さんになる人でしょ?(笑)。」
"礼華"の実家は・・
古いかったが、バカでかかった。2012-09-02 12:03:00 -
501:
一
"礼華"「旦那様〜。どうぞ。」
ちょける"礼華"。
"俺"「誰も住んでないんか?。」
"礼華"「うん。お父さんは入院してるし、お母さんは居ないわ。だから気使わないで。」2012-09-02 12:10:00 -
502:
一
初めての"礼華"の実家。
木の匂い、畳の匂いが落ち着く、田舎の家に帰ってきた様なホッとできる雰囲気の家。
二人で風呂に入り、外に飯を食べに出掛けた。2012-09-02 12:16:00 -
503:
一
"礼華"の友達のお母さんがやってると言う居酒屋に行った。
"おばさん"「礼華〜来てくれた矢先ごめん〜ちょっと手伝ってちょ〜だい。」
"礼華"「一君、ここ座ってて、ビール持ってくるね。」2012-09-02 12:20:00 -
504:
一
"礼華"が慣れた手付きで、他のテーブルの皿を片付け、お客を席に通し、注文を受ける。
いつもながらだが、"礼華"の違う顔にはいつも驚かされる。
テキパキ動き、注文を通す時は元気よく声を出す。2012-09-02 12:24:00 -
505:
一
少しすると"礼華"が帰ってきた。
"礼華"「ごめんね。今日おばちゃん一人で忙しそうで。」
"俺"「全然いいよ。しかし、"礼華"は本間飽きひんわぁ。」2012-09-03 00:15:00 -
506:
一
"礼華"「なによ〜それ(笑)昔ここでバイトしてたのよ。」
おばちゃんが刺身を持ってきてくれた。
"おばちゃん"「礼華〜お父さんはどうなの?。」2012-09-03 00:19:00 -
507:
一
"礼華"「うん、あんまり良くないの。体重も20キロ痩せてる・・頭はしっかりしてるから余計辛いみたい。」
"おばちゃん"「ほんまねぇ〜おばちゃんもおじさんの所行くけ〜ね。礼華、体壊さんときよ!礼華が倒れたら大変。」2012-09-03 00:24:00 -
508:
一
"礼華"と"おばちゃん"の話を聞いて思った。
体調が悪いとは聞いていたが、話からするとかなり悪そう。
"俺"「なぁ、"礼華"もう1日休んでお父さんに会って帰ろう?。」2012-09-03 00:26:00 -
509:
一
"礼華"「本当に?嬉しい。」
その日の晩は"礼華"の実家で二人、軒下に座り星を見ながら酒を飲んだ。
かなりの田舎で星が凄く綺麗だった。大阪で見た事もない無数の星空。2012-09-03 00:31:00 -
510:
一
"俺"「なぁ?親父さん、そんなに悪いんか?。」
"礼華"「う〜ん・・お父さん癌なの。初めは胃。胃も全部とって、落ち着いたと思ったの、だけど、仕事中にお父さんから電話で[顔が腫れた]って。急いで帰ったら拳ぐらいの大きさの塊が顎にあったんよ。」2012-09-03 00:37:00 -
511:
一
"礼華"「凄くびっくりしたよ。だけど、顔に出すとお父さん心配するから、大丈夫だからしか言えなかったぁ。本当はあの塊見た時、私覚悟したの。凄く痛そうで、冷やしてあげる事しかできなかったぁ。検査結果、悪性リンパ腫。まさかリンパに行くなんて思ってもなかったわ。」
2012-09-03 00:42:00 -
512:
一
俺は黙って聞いていた。
"礼華"「私小さい時からお母さん居なくて、ずっと、お父さん子だった。でも、私お父さんが50歳過ぎての再婚の子だから、友達の両親よりか、お父さん歳行ってたの分かってたし、周りからも言われてたし、小学生の時から、お父さんが亡くなった時の事、想像してたの。」2012-09-03 00:47:00 -
513:
一
"礼華"「いきなりだったら辛すぎるじゃない。でも実際、覚悟してるはずなのに、凄く怖い。」
俺は"礼華"の肩に手を置いた。
"俺"「ちゃんと、最後まで出来る事は全部やろうな。俺もついてるから。」2012-09-03 00:51:00 -
514:
一
"礼華"「うん、うん。」
"礼華"の泣き顔が星空に照らされていた。
それから、"礼華"を布団に寝かせイッパイ抱いた。
"俺"「中でいいか?。」
"礼華"が俺にギュッと抱きついてきた・・2012-09-03 00:55:00 -
515:
一
俺は生まれて初めて、女の中でイッた。
俺が"礼華"の家族になる。俺が"礼華"を守る。
"礼華"が寝付いた後、俺は寝顔を見ながら色々な事を考えていた。2012-09-03 00:58:00 -
516:
一
"礼華"にとって、どうしてあげれば一番いいのか。
仕事は結婚しても"礼華"が続けたいのなら構わない、でも親父さんの事もある。
"礼華"だって、本当ならそばに居たいはず。2012-09-03 01:03:00 -
517:
一
[俺が頑張らなあかんな]
親父さんの入院費も、"礼華"を養うためにも、金がいる。
[俺は金を稼ごう]
新たな目標ができた。2012-09-03 01:08:00 -
518:
一
*今日はここまでにします!おやすみなさい☆
2012-09-03 01:09:00 -
519:
一
朝、黒のスーツを着て"礼華"と友に親父が居ると言う住所に向かった。
着いた先は今にも潰れそうな古い古い家だった。チャイムもない。俺は玄関をあける事を躊躇してしまった。2012-09-04 14:10:00 -
520:
一
"礼華"が俺の気持ちを分かったのだろう。俺の背中に手を添えた。
俺は意を決して玄関をあけた。玄関をあけると真っ先に目に入ったのは・・
親父・・祭壇に飾られていた親父の写真。2012-09-04 14:16:00 -
521:
一
写真の中の親父は、悲しい顔をしてる様に見えた。
奥から、おばさんが出てきた。
"おばさん"「どちら様?あの人のお知り合い?。」
俺は親父をずっと見ていた。2012-09-04 14:22:00 -
522:
一
俺は声が出なかった。
"礼華"「昔お世話になりまして、いてもたってもいれず、連絡もせず来た事をお許し下さい。良ければ、お焼香させて頂けますか。」
"おばさん"「そうなんでしね、ワザワザありがとうございます。主人も喜びますわ。」2012-09-04 14:28:00 -
523:
一
"礼華"が背中に手を添えてくれたまま、俺は親父の正面に座った。
会った事もなかった親父。オカンがずっと想いをよせてた親父。
俺とオカン、弟を捨てた親父。2012-09-04 14:33:00 -
524:
一
[あんたのせいで、オカンも苦労ばっかりやったぞ。今まで何してたんや?!文句の一つでも言うちゃろ〜思ってたのに、死んだら意味ないやないか!なんで一度もけぇへんかったんや?一度は恨んだ事もあったけど、酒も飲める歳になったんやぞ!嫁ももろうて、これから楽しぃできてたのに、一人で逝くなや。
2012-09-04 14:45:00 -
525:
一
なぁ、親父。
親父も寂しかったんか?これからもちょいちょい来るからなぁ。俺を見といてくれ〜よ]
俺は心の中で親父に語った。
2012-09-04 14:52:00 -
526:
名無しさん
え?途中で終わり?
2012-09-14 09:12:00 -
527:
名無しさん
辛いので
しばらくもぉ
書きません2012-09-16 00:59:00 -
528:
名無しさん
更新まってます。
2012-09-18 05:01:00 -
529:
一
☆読んでくれてて、ありがとう!確かに辛いのは辛いですが大丈夫です!必ず更新します!
2012-09-18 11:50:00 -
530:
一
書くときは連絡するんで、スレはあげないように☆
2012-09-19 00:18:00 -
531:
一
スレあげないで
2012-09-21 01:33:00 -
532:
名無しさん
あげ
2012-09-29 04:03:00 -
533:
一
お待たせしました
更新します。2012-12-16 09:03:00 -
534:
一
それからというもの
2012-12-21 19:27:00 -
535:
名無しさん
書かへんの?
2013-02-24 02:45:00 -
536:
名無しさん
もぉすこしで
完結します2013-02-25 00:17:00 -
537:
一
*久しく書けなくてすいません*少しづつ書きたいと思います。
2013-05-11 15:14:00 -
538:
一
帰る前に、親父の面倒を見てくれていたと言う"おばさん"に金を入れた封筒を渡した。
2013-05-11 15:22:00 -
539:
一
動揺するおばさんを背に"礼華"と車に乗り込もうとした瞬間。
"おばさん"「間違ってたらごめんなさい!一君?」
2013-05-11 15:26:00 -
540:
一
俺はハッとした。
振り返るとおばさんは泣きながら、お辞儀をしていた。
俺は心が温かくなるのを感じ、笑って車に乗った。2013-05-11 15:29:00 -
541:
一
親父は俺の事を忘れてた訳じゃない。ずっと、想っていてくれてたんだなぁ。
あの、おばさんを見て全て悟った。2013-05-11 15:31:00 -
542:
一
"礼華"「来て良かったね。」
"俺" 「礼華、ありがとうな。俺、頑張るから。絶対幸せにするから。」2013-05-11 15:34:00 -
543:
一
その日は"礼華"の案内で岡山観光をし、その晩も"礼華"の実家に泊まり。
明日は"礼華"の親父さんに会いに行く。
俺は親父さんに"礼華"との結婚の承諾をもらおうと決めていた。2013-05-11 15:40:00 -
544:
一
"礼華"「一君?今日の晩ご飯どうしようか?。」
"俺" 「せっかく海の街にきてるんやし、魚旨いとこいこや!。」
"礼華" 「じゃぁ、お寿司でも行く?」2013-05-11 15:46:00 -
545:
一
"礼華"のよく知る寿司屋。
二人でカウンター席に座り大将のお薦めを出してもらった。
さすが、旨い!!
"礼華" 「おいし〜☆。」
幸せそうに食べる"礼華"を見て、俺も幸せだと思った。2013-05-11 15:51:00 -
546:
一
酒も進みいい気持ちになってきた時に"礼華"を見て話かけてきた男がいた。
"男" 「礼華じゃん、帰っとったん?連絡ぐらいしてこいや〜。」2013-05-11 15:56:00 -
547:
一
やたらと馴れ馴れしい、その男に俺はイラっとした。
"礼華" 「用事があってね、明日帰るんよ。」
"礼華"もその男をあんまり良く思ってない様子。2013-05-11 15:59:00 -
548:
一
"礼華"の顔が引きつってる。
"男" 「いや〜礼華ぶち綺麗になっとるじゃん〜今から飲みに行こうで〜。」
はっは〜俺、なめられてる?2013-05-11 16:05:00 -
549:
一
"俺" 「おいっっ!(怒)」
と言いかけた時に"礼華"
"礼華" 「なぁ見て分からんの?隣旦那おるんじゃけど?あんたもはよ落ち着きや。」2013-05-11 16:10:00 -
550:
一
俺は又々びっくりした(笑)
言葉では表現しにくいが、声を荒げるではなく、冷静。。冷たい?
逆に怖いよ?"礼華ちゃん"2013-05-11 16:14:00 -
551:
一
男はそそくさと出て行った。
"礼華" 「ごめんね〜一君、あれ先輩。なんにも変わってないわ。やだやだ。」
"俺" 「礼華ちゃん、怖かったよ(笑)。」2013-05-11 16:17:00 -
552:
一
"礼華" 「あんな人嫌いなんだもんっ。」
笑ってみせる"礼華"に女としてのたくましさも感じた。新地で店を守ってるだけはあるな。
"礼華" 「ね?車置きに帰って飲みに行かない?」2013-05-11 16:23:00 -
553:
一
"俺" 「ええよ。でも明日親父さんに会いに行くんやし、ほどほどにな〜。」
"礼華" 「は〜い☆」
"俺" 「その前に一回エッチしてから飲みに行く?(笑)」2013-05-11 16:26:00 -
554:
名無しさん
主さん更新ありがとう
2013-05-12 06:02:00 -
555:
一
読んでくれてありがとう。明日続き書くので宜しくお願いします!
2013-05-14 00:20:00 -
556:
一
飲みに出掛ける前に"礼華"を抱いた・・
その日も俺は"礼華"の中でイッた。2013-05-14 12:47:00 -
557:
一
二人で風呂に入り、準備して"礼華"の知ってる、クラブやらラウンジやらとは違う、スナックに飲みに行った。
"礼華"が先に店のドアを開け、俺も"礼華"について店に入った。2013-05-14 12:55:00 -
558:
一
カウンターが8席
その奥にボックス席1席
カウンターには客0。
ボックス席には団体客が騒いでいた。2013-05-14 12:59:00 -
559:
一
とりあえず"礼華"とカウンターに座った。
若い女の子が簡単に挨拶をし、おしぼりをだしてくれた。
"礼華" 「あれ?ママは?」2013-05-14 13:04:00 -
560:
一
"女の子" 「今ボックス席についてるんです。」
"礼華"がチラっとボックス席を見た。
どうやら、"礼華"の後輩も何人か居てた様で
"礼華" 「あの子ら昔悪くてね、今じゃここらへんのプチボスよ。」2013-05-14 13:07:00 -
561:
一
"礼華" 「後でママ紹介するね、ここのママ、私の親友なんだぁ、だから一君に会わせたくて。」
ママが来る間、"礼華"と飲んで時間を楽しんでいた。
[カラン〜]
2013-05-14 13:12:00 -
562:
一
二人組みの若い男が入ってきた。
"礼華" 「正ちゃん!久しぶりじゃん☆昌君もおるし〜☆!。」
テンションが上がる"礼華"2013-05-14 13:15:00 -
563:
一
それとは逆に顔色が変わる男二人組み。
"正ちゃん" 「おいっ!おまえ帰っとけ!。」
"礼華" 「なんでな〜ん、ちょっと前に来たばっかりよ?。」2013-05-14 13:18:00 -
564:
一
"昌くん" 「おまえ奥に祐二おるんぞ?!とりあえずバレずに帰れ!。」
二人組の形相を見た俺は、よっぽどの事だと察した。
"礼華"を見ると顔が真っ青だった。2013-05-14 13:21:00 -
565:
一
二人組がボックス席に合流し、それと同時にママが来た。
二人組の配慮だった。
"ママ" 「礼華!ヤバいって!祐二出てきた!今日あいつのお祝いで皆集まるよ!!お金いいから、こそ〜って出っ。」2013-05-14 13:26:00 -
566:
一
[出てきた]刑務所帰りだ。
二人組の男。ママの言葉で、その"祐二"という男と"礼華"には何かあったんだと把握した。
"礼華"真っ青のまま。2013-05-14 13:29:00 -
567:
一
"俺" 「ママありがとう。"礼華"連れて帰るわ。またゆっくり来るわ。」
男として、こそ〜と出て行く事は抵抗はあったが、"礼華"の様子と、もし何かあった時、店に迷惑をかけてしまうと思った。2013-05-14 13:33:00 -
568:
一
店を出てタクシーを捕まえ帰る途中、コンビニに寄って"礼華"に飲ませる水を買いに俺は車をおりた。
その間、"礼華"はタクシーの中にいた。
そんな時、いきなりションベンしたくなり、トイレに入った。2013-05-14 13:37:00 -
569:
一
ションベン済ませ、水を手に持ち会計してる時に、コンビニの硝子越しに、無数のヘッドライトが見えた。
【ヘッドライトぐらい消せや】
そんな事を思いながら、水を貰い出た瞬間。2013-05-14 13:42:00 -
570:
一
"礼華"が乗っているタクシーを車4台が囲む形で停まっていた。
外から"礼華"の顔が見えた、"礼華"は怯えている。
"俺"は何事もない様に、タクシーに近づいた。2013-05-14 13:45:00 -
571:
一
すると、車から男達が次から次へと降りてきた。
見た事ある顔が何人か、その見た事ある顔の中には、"正ちゃん""昌くん"
スナックに居たやつら。
俺は状況がすぐに分かった。2013-05-14 13:48:00 -
572:
一
"俺" 「どうしたんっすか?」
冷静に声をかけたが、心の中では、ヤル気ガンガンやった。
【10人か〜さすがにヤバいか・・・】
"男1人" 「兄ちゃんには関係ない事じゃ。」2013-05-14 13:51:00 -
573:
一
俺よりどう見ても年下。
"俺" 「関係ない事はないっしょ〜こん中に俺の女がいるんっすよ〜。」
なめられた言い方に腹は立っていたが、まだ冷静。
俺だけならいいが、"礼華"に何かあったらいけないと思った。2013-05-14 13:54:00 -
574:
一
"男" 「あ?女じゃと?我の女か?。」
喧嘩越しで言ってきた男。坊主頭のよ〜わからんジャージを着ている。
【なんや?その格好(笑)】
"俺" 「そうっすよ〜、礼華になんか用事っすか?。」2013-05-14 13:58:00 -
575:
一
そのだっせぇジャージを着てるのが例の"祐二"のようだ。
歳は35、6ってところか。
周りに居る男達は、"正ちゃん""昌君"以外は、どう見ても、俺と同じぐらい。くそガキ。2013-05-14 14:02:00 -
576:
一
"祐二" 「なんじゃ我。その言い方、気にくわんの〜。」
俺に近づいてきた。
俺も戦闘体制に入った。
"正ちゃん" 「おい、祐二、もぉやめんか〜、ほっとこ〜で。」2013-05-14 14:05:00 -
577:
一
"正ちゃん"が間に入ってきた。
"祐二" 「あ?なんでじゃ、礼華はワシの女じゃ。の〜礼華。出てこいや〜〜〜っ!!。」
標的が俺から"礼華"に変わった。
そうなれば、俺も黙ってはいれない。2013-05-14 14:10:00 -
578:
一
タクシーの窓越しに叫び続ける"祐二"
"俺" 「おい!おっさんやめろや!!。」
"祐二"の肩を引っ張った。と同時に背中、腰あたりに激痛!!!2013-05-14 14:12:00 -
579:
一
一瞬息ができなくなった。振り返るとくそガキの1人の手にはバット。
【まじかよ〜道具はダメよ〜】
と、思いながら、おもいっきり顔をどついた。
反乱状態で襲ってくるくそガキ。2013-05-14 14:16:00 -
580:
一
腕でカバーをするが、バットの威力は半端ない。
しかも、くそガキは頭や顔を狙ってくる。
喧嘩慣れしてない証拠。
ほんまに喧嘩慣れしてるやつは殺す気がない限り頭を狙わない。
2013-05-14 14:19:00 -
581:
一
くそガキの目はイッていた。
【薬か?ヤッバイな】
俺も反撃するが、バカみたいにバットを振りおろす、くそガキ。2013-05-14 14:22:00 -
582:
一
"礼華" の叫ぶ声が聞こえた・・・
誰かの「やめろや〜。」の声。
[[[ガッツ〜ン!!]]]
くそガキのバットが顔面にきた。
俺は意識が朦朧とし気を失った・・・2013-05-14 14:26:00 -
583:
一
気がつくと、病院のベッドの上だった。
頭に激痛!!
"礼華" 「一君、一君、ごめんなさい、ごめんなさい・・。」
目を真っ赤にしながら泣き叫ぶ"礼華"2013-05-14 14:30:00 -
584:
一
*略多くなってすいません!以後気をつけます!今日はこのへんで。*
2013-05-14 14:31:00 -
585:
一
"礼華"を抱き寄せた。
"俺" 「礼華に何もなくて良かったぁ、格好わりぃ所見せてしもたな〜。」2013-05-16 10:48:00 -
586:
一
"礼華" 「ん〜ん、私のせい、本当にごめんなさい。ごめんなさい。」
"礼華"を落ち着かせるために、キスをした。
"俺" 「俺はここにいる、大丈夫やって。」2013-05-16 10:51:00 -
587:
一
少し落ち着いた様子の"礼華"
俺は明日行くはずだった、"礼華"の親父さんの事を思った。
"俺" 「この状態じゃぁ、親父さんに会われへんな。」2013-05-16 11:03:00 -
588:
一
"礼華" 「そんな事今はいいの。今は私、一君の事で頭いっぱい。
一君仕事行けないじゃない。私、当分お店に休むわ。一君と一緒にいる。」
そうだった。
客になんて言おう。。2013-05-16 11:10:00 -
589:
一
"俺" 「いつまで入院しとかなあかんの?」
"礼華" 「分からない。先生に聞いてくるけど、鼻の骨が折れてるって。
後、体中、打撲が凄いって、頭には異常はないみたい。」
【2日って所か】2013-05-16 11:15:00 -
590:
一
"俺" 「"礼華"鏡ある?顔見たいねん。」
手鏡をもらい自分の顔を見た、鼻に固定様のテープ・・瞼が腫れてる・・
【おっ、思ってた以上に全然余裕やん】2013-05-16 11:20:00 -
591:
一
右腕がやたらと痛い・・骨が折れてなかったのが幸いだ。
右腕イカれたら"礼華"を抱けね〜(笑)2013-05-16 11:24:00 -
592:
一
"俺" 「ま、いい休養って事で(笑)心配すんなや。」これぐらいなら、すぐ出れるわ。"礼華"も疲れたやろ。おいで。」
病院のベッドで二人寝るのは、ほんまはダメだが、ま、いいじゃないか。2013-05-16 11:31:00 -
593:
一
"俺" 「なんか、この状態エロくない?(笑)病院ってっ(笑)。」
"礼華" 「もおっ!こんな時に何言ってるのよ。」
"俺" 「当分エッチできひんな〜可哀想"礼華"(笑)。」2013-05-16 11:35:00 -
594:
一
"礼華" 「もぉ〜何よ〜それ(笑) 一君治ったらイッパイしてもらうから大丈夫です〜(笑)。」
こんな状態でも、"礼華"と一緒に居る事を楽しみ、幸せだと思った。
二人で一緒なら、どんな事があっても大丈夫だ。2013-05-16 11:39:00 -
595:
一
しかし、こんな状態でもムラムラする(笑
いや、この状態だからムラムラするのか、"礼華"とヤりたくて仕方ない。
"俺" 「"礼華"上のってや。」2013-05-16 11:41:00 -
596:
一
"礼華" 「だ〜め!病院よ〜、治ってから〜。」
そりゃそう言うわな、病院だもん(笑)
でも、ヤル気スイッチが入った俺はひかない(笑)2013-05-16 11:44:00 -
597:
一
"礼華" 「とりあえず脱げや〜。」
エッチになると、読んでくれてる人は気づいてるはず、俺はドS。
"礼華"も知ってる。
俺が冗談で言ってるか本気かも"礼華"は分かってる。2013-05-16 11:47:00 -
598:
一
"礼華" 「本気?。」
"俺" 「ほんき〜。脱げって〜脱いで俺の顔跨いで〜。吸ったるから〜。」
"礼華" 「え〜っ、無理よ、そんなの。」2013-05-16 11:51:00 -
599:
一
いつもなら嫌がったりしないのに、嫌がるの当たり前か(笑)
"俺" 「そんなん言っていいん?も〜せぇへんで?下だけ脱いで、えぇから来てみ。」
2013-05-16 11:59:00 -
600:
一
"礼華"が半分照れながら脱いだ。
"俺" 「はい、来てみ。」
"礼華"が俺を跨ぐと、"礼華"のオメ〇が、俺の目の真ん前。
俺は"礼華"のオメ〇に、口をつけ、クリを中心に舐めたり、吸ったり。2013-05-16 12:05:00 -
601:
一
"礼華"が痙攣した。
【イッたな】
次、"礼華"に俺のものを入れさせ"礼華"が自由に動く。
"礼華"の騎乗位はまじで最高!俺も"礼華"の中でイッた。2013-05-16 12:10:00 -
602:
一
官能小説みたいになったが、二回ほど、病院でヤった。
"礼華"とのエッチはほんまに飽きない。2013-05-16 12:18:00 -
603:
一
結局、病院生活は3日間だった。
後で"礼華"からの話で、親父さんも同じ病院に入院してる事が分かり、俺はまだ瞼の腫れが完治してなかったから"礼華"だけ親父に会いに行く様に言って岡山をあとにした。2013-05-16 14:45:00 -
604:
一
顔が元に戻るまで、俺は仕事を休み、"礼華"と暮らす部屋で大人しくしてた。
が、部屋から出ないのも2日が限界。
暇で仕方ない。
2013-05-16 14:50:00 -
605:
一
客には、インフルエンザだと説明した。
痛客"あいか"の件で客がいなくなったと思っていたが、"あいか"はミナミでも有名痛客だったらしい。
皆、逆に心配してくれていた。2013-05-16 14:59:00 -
606:
一
部屋生活、3日目。
日曜日・・・"礼華"も休みだ。
"俺" 「礼華ちゃん〜どっか行こうや〜。限界やって〜。」
"礼華" 「いいけど、本当に大丈夫なの?。」2013-05-16 15:03:00 -
607:
一
"俺" 「まじで大丈夫!とりあえず出掛けよう!。」
二人で天王寺に出掛け、"礼華"は化粧品を買ったり、香水買ったり・・
そこで、宝石コーナーがあった。2013-05-16 15:12:00 -
608:
一
女はやっぱり宝石には弱いらしい・・・・
"礼華"の部屋にある金庫には、指輪やらネックレスやら入っている。
"礼華" 「可愛い〜☆買おうかしら☆。」
2013-05-16 15:17:00 -
609:
一
"俺" 「"礼華"同じようなもん、イッパイ持ってるや〜ん(笑)。」
俺には家にある指輪も、"礼華"が見てる指輪も同じに見える・・
指輪に釘付けになってる"礼華"2013-05-16 15:21:00 -
610:
一
[あ〜あはじまった☆]
"礼華"が悩んでる間、俺もフラ〜と宝石を見て歩いた。
たまたま目に入ってきたのは、結婚指輪だった。2013-05-16 15:25:00 -
611:
一
2つセットで並んでいる指輪がイッパイある・・
その中でも、キラッキラした指輪。
俺は買おうと思った。
金額は2つで40万。2013-05-16 15:30:00 -
612:
一
チラっと"礼華"を見ると、ま〜だ指輪を見ていた。
俺はダッシュで足りない金をおろしに行き、女の店員に頼んだ。2013-05-16 15:33:00 -
613:
一
イニシャルを入れるのに一週間はかかるというので、一週間後とりに来ると伝えた。
指輪のサイズ大丈夫?と思われそうだが、何度も"礼華"の指輪買い物には慣れ覚えていた。2013-05-16 15:38:00 -
614:
一
結局・・・"礼華"は同じような指輪を買った(笑)
二人で外で飯をすませ、部屋に帰った。
"俺" 「俺、明日から仕事行くよ〜。」
若干まだ腫れてるが、大丈夫だろう。2013-05-16 15:42:00 -
615:
一
"礼華" 「大丈夫?無理しちゃだめよ〜。」
"礼華"に内緒で指輪を買った事に、内心テンション上がって、俺の仕事ヤル気モード全開!
気を引き締めた2013-05-16 15:45:00 -
616:
一
*今日はこのへんで。仕事で怪我をし休養中です。(笑)また書きます。*
2013-05-16 15:47:00 -
617:
一
次の日、俺は店に出た。
心配してくれてた客が来てくれ、その日もエースの1人"さち"が来てくれた。
"さち" 「もう大丈夫なん?礼華さんとも順調?。」2013-05-17 14:37:00 -
618:
一
"俺" 「順調やで〜。そうや、さちには言うとかなな〜、俺な結婚するわ。」
"さち" 「まぁ〜じ!!!嘘や〜ん!!☆やったやん〜!一!!。」
"さち"は自分の事の様に喜んでくれ、その日はお祝いしてくれた。2013-05-17 14:40:00 -
619:
一
"さち"はほんまええやつ。
"さち" 「いつ頃の予定?☆結婚式呼んでや〜!。」
【結婚式かぁ〜式までは考えてなかったな〜】2013-05-17 14:43:00 -
620:
一
指輪を買った事にテンション上がってて、式どころか、指輪を渡す日さえ考えてなかった・・・
"さち"に相談した。
"さち" 「結婚式はせなあかんって〜!女の憧れやんもん!指輪も、普通なら記念日に渡すんちゃうん。」2013-05-17 14:46:00 -
621:
一
【記念日かぁ・・】
俺は考えた・・・
【"礼華"に会った日?】
【"礼華"と初エッチ?】
なんとなくピンっとこなかった・・2013-05-17 14:49:00 -
622:
一
【っうか、どれも日にちなんて覚えてね〜】
あっという間に閉店時間。考えながら家に帰った。
"礼華" 「お帰りなさい☆今日は和風ね〜。」
いつもの"礼華"手作りモーニング。2013-05-17 14:53:00 -
623:
一
"礼華"の飯を食べながら、色々考えてた。
【ホストになって、もうちょいで二年か〜あ〜またイベントあるな〜・・
そういや〜、この家に初めて来た日、イベの日やったな〜】
アイが足にスリスリしていた。2013-05-17 15:07:00 -
624:
一
【初めて"礼華"とヤッたのもイベント終わり・・】
俺は思った・・
【来年の俺の誕生日イベントの日に指輪渡そう!】2013-05-17 15:11:00 -
625:
一
【1月23日】
後、2ヶ月と少し・・
俺はそれから、稼ぎ時の12月、クリスマスイベントやら年末行事やら、山ほどあり、クタクタになる日が続いたが、全力で頑張った。2013-05-17 15:17:00 -
626:
一
正月を初めて"礼華"と過ごし、"礼華"の親父さんが入院している病院に会いに行った。
"礼華" 「そんな緊張しないでよ〜、なんか私まで緊張してくるじゃない。」
2013-05-17 15:23:00 -
627:
一
何を言われようが、緊張する・・・当たり前だ。
頭で親父さんに言う言葉を色々考えていた。
"礼華" 「おと〜さん。来たよ〜。今年もどうぞ宜しくね〜。」
2013-05-17 15:25:00 -
628:
一
"俺" 「は、初めまして。俺っ、いや、自分は森田一と申します。」
【最悪やっ、噛み噛みやっ!】
顔がカチンカチンだと自分でもよく分かった。2013-05-17 15:28:00 -
629:
一
色んな事を考えてきたのに、頭が真っ白になった。
"親父" 「お〜お、遠いとこからご苦労さん、まぁ座れや。」
俺は言われたとおり、パイプ椅子に座った。2013-05-17 15:31:00 -
630:
一
"礼華"の親父さん。
ベッドに横になっていたが、自力で起き上がろうとしていた。
俺も何もしないわけには行かず手伝った。
"親父" 「お〜ありがとう。よしゃよしゃ、もぅ大丈夫じゃ。」2013-05-17 15:34:00 -
631:
一
"親父" 「情けないの〜自分で起きれんのよの〜。」
"礼華" 「体はどう?しんどくない?。」
"親父" 「あ〜?体か?大丈夫じゃ。」
バリバリの岡山弁を聞いて、日本男児と思った。2013-05-17 15:40:00 -
632:
一
"礼華" 「お父さんの好きなもの作ってきたから、食べよ〜。」
まだ緊張してる俺を見て、"礼華"が場を和ませ様としてるのが伝わる。
"親父" 「ほうか、そりゃええ、まぁ〜病院食は味がないけんの〜」2013-05-17 15:44:00 -
633:
一
親父さんの机の上には、醤油や漬物が入ったビンが置いてあった。
"礼華"の親父さん。
腕は皮一枚に血管が浮き出ていて、足は筋肉が一つもなく、棒のよう。
見た目でも、ガザガサしていた。2013-05-17 15:47:00 -
634:
一
若い時は男前だったであろう、顔は頬はこけていて、白髪のヒゲがまばらに生えている。
目はギョロっとして、ブルーっぼい。
ブルーに見えるのは、老化現状の一つだそうだ。
2013-05-17 15:51:00 -
635:
一
ギョロとする目に最初、俺はびびった。
でもそれも一瞬の事だった。
"礼華"と笑いながら話する親父さんの笑顔。
食べる時は入れ歯をするそうだが、今は笑うと歯がなく、なんとも可愛い。2013-05-17 15:54:00 -
636:
一
"親父" 「お〜食べろ食べろ。」
俺に言ってきた。
俺は緊張していて、食べれる気分ではなかったが、親父さんに勧められ一緒に食べた。2013-05-17 15:58:00 -
637:
一
"礼華"が飲み物買いに、部屋から出た。
【まじかよ】
部屋には親父さんと俺。
2013-05-17 16:01:00 -
638:
一
あの日は一生忘れない。
緊張マックス!だが今しかない!と話を切りだそうとした時。
"親父" 「わしゃぁ、もう少しじゃ、自分で分かるんじゃ・・・。」2013-05-17 16:06:00 -
639:
一
"親父" 「死ぬ時は家で死にたいの〜でも無理じゃの、礼華にも迷惑かけるしのぉ。"礼華"には小さい時から淋しい思いさせてきた、わしゃ、仕事でおそ〜なるしの。あいつは家に一人で待っとった・・・・。」
2013-05-17 16:12:00 -
640:
一
親父さんは、昔の事を思い出しているんだろう・・遠い目をしていた。
"親父" 「"礼華"がわしに会わせる言う事は、全部知っとるんじゃろ〜の。」
"俺" 「どこまでかは分かりませんが・・。」2013-05-17 16:18:00 -
641:
一
"親父" 「ほうか・・わしが死んだら、"礼華"には親がおらんなる。兄弟おるが、仲もよ〜ない。
一君や、"礼華"の家族になっちゃてくれ〜の。」
親父さんがじっと俺の目を見ている。2013-05-17 17:50:00 -
642:
一
今でも、あの親父さんの目を顔を思い出す。
自らの死を受け入れ、なお娘の事を心配する親心。
俺は目頭が熱くなった。2013-05-17 18:39:00 -
643:
一
泣かないと我慢はしたが、勝手に涙が出てきた。
"俺" 「必ず"礼華"を幸せにします・・。」
それしか言葉に出なかった。2013-05-17 18:41:00 -
644:
一
"親父" 「お〜後の事、頼むの。」
そう言って、親父さんは笑った。
男と男の約束。2013-05-17 18:43:00 -
645:
一
お茶を買ってきた"礼華"が帰ってきた。
"礼華" 「な〜んの話してたの〜?どう?お父さん味つけ大丈夫?」
何気なく言う"礼華"の目が赤くなっていた。2013-05-17 18:45:00 -
646:
一
【入り口の向こうで聞いてたんだな】
"礼華"は明るく、親父さんとの会話を楽しんでた。
親父さんも笑っていた。
俺も笑った。2013-05-17 18:48:00 -
647:
一
あっという間に正月が明け、新年初仕事。
俺は気を引き締めるために、袴を着た。
"礼華"はめでたい日に着るという着物を着、お互い家を出た。2013-05-17 18:52:00 -
648:
一
店に行くと、"優一"がいた。『club優』のオーナーだ。
"優一"からの簡単な新年の言葉。
それと、ナンバーに入っている三人が呼ばれ封筒を貰った。2013-05-17 18:56:00 -
649:
一
封筒の中には50入っていた。
【お、"礼華"と旅行にでも行こうかな〜】
と思ってる時に"優一"から呼びだされ事務所に行った2013-05-17 18:59:00 -
650:
一
*すいません。今日はこのへんで。チビに飯作ります!*読んでくれてありがとう。
2013-05-17 19:02:00 -
651:
名無しさん
えっ!チビちゃんいてるんや!忙しい中更新ありがとうです。
2013-05-17 19:15:00 -
652:
一
*いえいえ、こちらこそ、いつも、読んでくれてありがとう。チビっうか7歳になるでかいチビが二人います(笑)* また明日書きます!
2013-05-17 23:26:00 -
653:
名無しさん
レイカさんとの、子供ですか?
2013-05-18 00:02:00 -
655:
一
"優一" 「おぅ、一。今年も頼むの〜、ほんでな、おまえ、わしに言う事ないんか?。」
思いもよらない言葉だったが、思い当たるのは、"礼華"の事だ。2013-05-18 22:19:00 -
656:
一
いずれは言わないといけなかった。
俺は覚悟を決め、全て話をした。もちろん、結婚する事もだ。
なんて言われるのか予想もできなかった。2013-05-18 22:24:00 -
657:
一
[[ドスッッ]]
腹に一発の拳。
みぞおちに見事にはまり、俺は声が出なかった。
【そりゃ、そうだ】2013-05-18 22:27:00 -
658:
一
ボコボコにされる覚悟をした。
殴られて"礼華"との事を許してもらえるなら、なんぼでもやられていいと歯を食いしばった。2013-05-18 22:30:00 -
659:
一
が、2発目がこない。
俺は"優一"を見た。
"優一"は笑っていた。
優しい顔だった・・
"優一" 「一発ぐらいさせてもらわんと〜。」2013-05-18 22:35:00 -
660:
一
"優一" 「"礼華"と仲良くやれよ。あいつになんかしたら許さんからな。」
"俺" 「ありがとうございますっ!!!!」
深く頭を下げた。2013-05-18 22:40:00 -
661:
一
"優一"の話によれば、別れを言ったのは"礼華"からだという事だった。
守りたい、そばに居たい人ができたと・・頭を下げてきたそうだ。2013-05-18 22:46:00 -
662:
一
そして、相手が俺だと、"優一"は気付いてたと。
"優一" 「店にちょいちょい来てたやろ?おまえ普通気付くやろが〜(笑)。」
【ですよね〜】2013-05-18 22:50:00 -
663:
一
"俺" 「本当に本当にありがとうございます。」
事務所から出る時。
"優一" 「お〜い、式決まったら言えよ〜。」
また俺は深く頭を下げ、事務所を出た。2013-05-18 22:53:00 -
664:
一
外の空気を吸った時。
温かく、スッキリした気持ちに自然と笑えた。
【もう怖いもんはない
幸せになろう】2013-05-18 22:58:00 -
665:
一
[1月23日]
その日がきた。
俺の二回目のイベントでもあり、俺の誕生日。
"礼華"に指輪を渡す日。2013-05-18 23:04:00 -
666:
一
*略が多くなってすいません!!*
2013-05-18 23:05:00 -
667:
一
セット屋に行こうと家を出る前。
"礼華" 「一君、ちょっと座って。」
【??】
2013-05-18 23:10:00 -
668:
一
言われるがまま、ソファーに座ると
"礼華" 「時計とって。」
【???】2013-05-18 23:13:00 -
669:
一
又々言われるがまま。
"礼華"が見た事もない時計を俺につけた。
【!!!!!!】2013-05-18 23:16:00 -
670:
一
《フランクミュラー
ブラック・クロコ》
"礼華"と以前、三宮に行った時に行ったミュラー店で俺が見ていた時計。2013-05-18 23:21:00 -
671:
一
ざっと300万ぐらいする時計だった。
"俺" 「エエエェェェーーーーッッ!!!"礼華"どしたん、これ!!。」
ニヤニヤする"礼華"2013-05-18 23:24:00 -
672:
一
"俺" 「ま〜じでッッ!!いつ買いに行ったん??!。」
"礼華" 「一君、グッスリ寝てる間に車で行ってきたの〜笑」2013-05-18 23:28:00 -
673:
一
【やられた〜俺が買った指輪よか高い〜】
"礼華" 「誕生日のお祝い〜☆」
"俺" 「高っかいのに〜まじか〜。」2013-05-18 23:31:00 -
674:
一
複雑な気持ちだったが、すげぇ嬉しかった。
"俺" 「まじ、大事にするわ☆。」
"礼華" 「うん☆よく似合ってるよ〜☆。」2013-05-18 23:35:00 -
675:
一
"礼華" 「今日、お店終わったら行くからね〜☆」
"俺" 「りょ〜かい☆じゃ行ってくるわな〜。」
テンション上げ上げ。2013-05-18 23:37:00 -
676:
一
俺はこの日のために、新しいスーツを作って、店に置いていた。
白とシルバーのタキシード風。
腕には"礼華"に貰った時計。2013-05-18 23:40:00 -
677:
一
【よっしゃ、気合い入れよ】
簡単なミーティングが終わり開店時間になった。
ホールの中央には、シャンパンタワーが5セット。2013-05-18 23:43:00 -
678:
一
この日は同伴せず、店で客を待った。
他のホストが客を連れて次次と出勤してきた。
"女の子" 「いっちゃん、おめでとう〜☆☆☆」2013-05-18 23:50:00 -
679:
一
次次、席がうまって行く。俺の客も続々と来てくれた。
オープンわずかで、この数は上々☆
アドレナリン出まくり!2013-05-18 23:54:00 -
680:
一
"武司" 「一〜!ええ感じや〜ん!今日は俺も頑張んで〜っ。」
テーブルを回りまくり、酒飲みまくり、前半だというのにフラフラ(笑)2013-05-18 23:58:00 -
681:
一
【絶対酔わへんぞ】
飲んで吐いての繰り返し・・[エース]達が来る前に沈没しかけ。
他の客の[エース]がシャンパンタワーをプレゼントしてくれた。2013-05-19 00:02:00 -
682:
一
"俺" 「まじで〜ありがと〜☆」
他のホストと共に、飲みほした。マグナム一本分・・
【ヤッバッッ、潰れるわ〜】2013-05-19 00:05:00 -
683:
一
【休憩して〜〜〜〜】
俺の[エース]達はまだ来ない(泣)
時計を見た・・まだ12時(泣)
2013-05-19 00:10:00 -
684:
一
*今日も読んでくれて、ありがとうっす!思い出しながら書いてるうちに、むちゃ長くなってるけど大丈夫ですかね?また明日書きます*
2013-05-19 00:12:00 -
685:
名無しさん
長くて全然大丈夫です。個人的には1000超えて2スレ目になっても大歓迎です。
2013-05-19 01:48:00 -
686:
一
*そう言ってくれると嬉しいです!少しだけ書きます。*
2013-05-19 10:32:00 -
687:
一
【今日だけは潰れたらあかん】
まじで必死。
そんな時、"さち"が店を終えやってきた。
【まじで女神っ!】2013-05-19 10:35:00 -
688:
一
"さち" 「一!おめでとう☆は?死にそうやん(笑)大丈夫?。VIPで少し寝る??」
優しい"さち"
だが、寝たら起きれる自信がなかった。2013-05-19 10:37:00 -
689:
一
"俺" 「さんきゅ〜☆でも俺頑張るわ〜☆!!ただ、ちょっとだけ休憩させて〜☆」
"さち" 「はい、はい(笑)今日は最後までしっかりしとかなね。今日でしょ?」2013-05-19 10:40:00 -
690:
一
全部知ってる"さち"
この頃には[エース]達に、"礼華"の事を話していた。
今日、指輪を渡す事を知ってるのは、"さち""優一""武司"だけだった。2013-05-19 10:43:00 -
691:
一
"俺" 「せやで〜超〜緊張してくるわ〜"さち"最後までおってな☆閉店後に渡すから見届けて☆。」
"さち" 「ドキドキするわ〜☆今まで、本当色んな事あったねぇ〜一が、結婚するなんてね〜・・。」2013-05-19 10:47:00 -
692:
一
今、思えば、喜んでくれた"さち"だったが、もちろん、過去には体の関係はあった。
いつも支えてくれ、いつも相談にのってくれ、俺を分かってくれていた。2013-05-19 10:50:00 -
693:
一
"さち"ほんまにありがとうな・・・
"俺" 「ほんまにな〜、"さち"には何回も助けられたわ〜。ほんまにありがとな。今日、"礼華"に会わすわ。」2013-05-19 10:56:00 -
694:
一
"さち" 「まじ??(笑)礼華さんイイ気せぇへんって〜。」
"俺" 「大丈夫やって、"さち"は俺の大事なツレや〜。」
読んでる人から批判されそうだが、本当にそぅ思ってた。2013-05-19 10:59:00 -
695:
一
"さち"が景気付けと言いながら、ドンペリをおろし、俺と"さち"は二人だけで乾杯をした。
"さち"は俺の幸せを願い、俺も"さち"が幸せになれる様にと願った。2013-05-19 11:02:00 -
696:
一
1時が過ぎ2時前になる頃には、店を終えた客達が店に来だした。
"みゆき"「わぁ〜い☆久しぶり〜☆ストレス溜まりまくり〜今日は飲むぞ〜。」2013-05-19 11:05:00 -
697:
一
"みき" 「見て見て〜一。いっぱい持ってきたよ〜。」
と言いながらシャネルの財布を開き見せてきた。
2013-05-19 11:08:00 -
698:
一
*ほんまに短い更新ですいません!!!また夜書けたら書きます!*
2013-05-19 11:11:00 -
699:
一
帯つき2つ。それと束。
"みき" 「1ヶ月むっちゃ頑張ったし〜!朝まで飲も〜!☆。」
店の盛り上がりもピーク。2013-05-19 15:58:00 -
700:
一
あちこちでシャンパンシャンパン。
"みゆき"が俺に内緒でシャンパンタワーをプレゼントしてくれた。
続けとばかりに、"みき"からもシャンパンタワー。2013-05-19 16:03:00 -
701:
一
他のホストの[エース]達からもシャンパンタワー。
潰れるホストもでてきた。実際、俺もピーク。
2013-05-19 16:06:00 -
702:
一
吐きまくり、食道が切れ血が混じっていた。
【ヤバいヤバいヤバい】
トイレから出ると
"武司" 「おい!"礼華"さん来てんで!VIPあいてないねん、どうしよ。」2013-05-19 16:10:00 -
703:
一
ホールに出ると、カウンターの端に座っていた"礼華"
"礼華"を見るなり、無意識に後ろから抱きついていた。
安堵感。2013-05-19 16:13:00 -
704:
一
"礼華" 「繁盛してるね☆良かったね〜一君☆」
"俺" 「あっか〜ん、限界やわ〜。まじで〜。"礼華"VIP空いてないねん、テーブルあくまで、ここ座っててくれる?」2013-05-19 16:16:00 -
705:
一
"礼華" 「私どこでもいいよ〜ここでいいよ〜☆。」
"礼華"の隣に座った。
"俺" 「今日、終わったら一緒に帰ろな。」
2013-05-19 16:22:00 -
706:
一
カウンターに置いてあった"礼華"の手に俺の手を重ねた。
【は〜幸せ☆】
"礼華"が見てくれてると思い、俺はテーブルを回りまくった。2013-05-19 16:24:00 -
707:
一
【もう、後は気合いしかない!!もう少しだ】
そんな時、あの痛客"あいか"が登場!
【は??まじか??】
"武司" 「一、俺が帰らせるわ。」2013-05-19 18:14:00 -
708:
一
"武司"が対応してくれている。
俺は嫌な予感がした。
案の定、"あいか"は酔っていて"武司"を困らせている。2013-05-19 18:17:00 -
709:
一
まじ痛い・・
テーブルが空いてないと分かると、勝手にカウンターに座っていた。
【げ、まじか!!!】
端には"礼華"が代表と話をしていた。2013-05-19 18:19:00 -
710:
一
【最悪やないか!"武司"頼む、帰らせてくれ!】
俺は客のテーブルについていたが、意識はカウンター・・気になってしゃぁない。2013-05-19 18:22:00 -
711:
一
"武司"の様子からして、"武司"もテンパっている。
そりゃそうだ、ちょっと向こうには"礼華"がいる。
【"武司"でも無理か】2013-05-19 18:24:00 -
712:
一
見ている内に"あいか"が何やら叫んでるようだった。
店が騒がしいのと、ガンガンな音楽で、こっちまで聞こえない。
俺は焦った。2013-05-19 18:28:00 -
713:
一
"礼華"が"あいか"の事を気にしているようだった。
やばすぎる。俺は"あいか"の所に行こうと思った。
すると、"あいか"が"礼華"に何やら話かけている。2013-05-19 18:32:00 -
714:
一
【なんやねん!!】
俺はダッシュで"あいか"と"礼華"の間に入り、"あいか"に帰る様に言った。
"あいか" 「へ?なぁ〜んで?あたし嫁やしな〜。」2013-05-19 18:35:00 -
715:
一
【こいつ頭イってんか?】
"俺" 「何言ってるん?(怒)まじで訳わからんし、帰ってや?。」
"あいか" 「あたし〜一、愛してるんやも〜ん☆」2013-05-19 18:38:00 -
716:
一
【なんなん、こいつ】
"俺" 「あ〜ありがと、今日飲み過ぎてるみたいやし、帰り〜。」
宥める作戦。
こっちが優しく言うてんのに"あいか"は無視。2013-05-19 18:41:00 -
717:
一
その上"礼華"に
"あいか" 「お姉さん綺麗やね〜☆代表の奥さんやろ〜☆?。あたし一の嫁〜☆。」
パッと"礼華"を見た。
優しく微笑んでる。2013-05-19 18:44:00 -
718:
一
【こ、こ、怖い・・】
"あいか"の暴走は止まらない・・・・
"あいか" 「わぁ☆やっぱり〜☆お似合いやも〜ん。」
俺はキレた。2013-05-19 18:47:00 -
719:
一
"俺" 「なぁ、まじ帰って。これ以上騒いだら、俺まじキレんで?しかもな、あれ俺の嫁さんや。分かったら帰れや。」
低い声で言った。2013-05-19 18:51:00 -
720:
一
が、"あいか"には全く効果がなかった。
"あいか" 「はぁ(怒)?一の嫁ってほんまなん?。」
"礼華"にまた話かけるが、今度はケンカ口調だ。2013-05-19 18:53:00 -
721:
一
逆効果・・・
"あいか"はヒートアップ・・・
"俺" 「ほんま、も〜ええって、ええ加減にしろや!!」
2013-05-20 00:14:00 -
722:
一
俺は"礼華"の席に座っている"代表"と一瞬で目と目で会話をし、最終手段を使おうとした。
無理やりにも"あいかだとか"を店からだす!2013-05-20 00:22:00 -
723:
一
*分がおかしくなりました!
「無理やりでも"あいか"を店から出す!
が、ほんまです。2013-05-20 00:25:00 -
724:
一
"あいか"の腕を引っ張った。
"あいか" 「痛いって〜〜〜〜〜〜っ!!。」
踏ん張る"あいか"2013-05-20 00:27:00 -
725:
一
"あいか"との格闘が始まった。
"俺" 「もうほんま、帰ってや!!!!。」
俺も"武司"も"代表"も帰らすために必死だった。2013-05-20 00:30:00 -
726:
一
どんだけ引っ張っても、言っても、変わらない"あいか"に本当にまいっていた。
"礼華" "「あいか"さん・・一君を困らせんといて。"あいか"さん、一君の事、大好きなんでしょ?今の一君の顔見て?困らせてるよ?。」2013-05-20 00:36:00 -
727:
名無しさん
待ってます
2013-05-29 19:58:00 -
728:
名無しさん
もう書かなくていいです。
子育てだけしてて
ください2013-06-30 16:56:00 -
729:
名無しさん
書いて。
2014-08-09 23:49:00 -
730:
一
すんません
落雷やらで忙しくしてました
今から更新します2014-08-17 04:20:00 -
731:
名無しさん
あ
2014-08-25 23:17:00 -
732:
名無しさん
ずっと書いてくれるの待ってる人間もいるんです。続き読みたいので筆者さん書いてくれませんか。
2015-08-20 10:06:00