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ごめん。
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1:
レイ
小説を書くのは初めてですが完結めざして頑張ります。
2012-08-21 19:50:00 -
21:
レイ◆HkSGgSxs0M
"日の出〜Last"
……日の出!?ホストクラブって朝からなん!?しかもLastって何時までやねん!
ホストクラブに無知な俺は営業時間さえ知らなかった。とりあえず寝て、夜中に起きて日の出を待つことにしようと布団に入った…が、なかなか寝れない。
オカンは明日も朝からパートがあるらしく、目覚まし時計をセットして早々と寝た。2012-08-23 13:52:00 -
22:
レイ◆HkSGgSxs0M
俺ん家はエアコンを滅多に使わないから夏は基本的に窓を開けたまま。蒸し暑い中たまに入ってくる風が救いやった。
網戸ごしに月を見ながら『世の中の金持ちはエアコンつけっぱなしやろうな』とか『牛丼、食べ放題できるな』とか、つまらないことばかり考えていた。ちなみに俺ん家では、オカンの給料日にだけ某チェーン店の牛丼大盛りが食える。趣味も何もない俺の月一回の楽しみは牛丼。それはオカンも同じみたいで、オカンは給料日のパートが終わって帰ってくると満面の笑みで「レイ!牛丼!大盛りやで!温かいうちに早く食べんで!」と玄関口で叫ぶ。そういえば…もうすぐオカンの給料日やな…楽しみや。
ほのぼのしたからか、だんだん眠くなってきた。いや、かなり眠い。2012-08-23 14:42:00 -
23:
レイ◆HkSGgSxs0M
‥‥ピーンポーン‥‥
せっかく寝かけていたのにチャイムがなった。誰や?こんな夜中に…オカンは爆睡しているし、俺は仕方なく玄関へ向かった。
ドアの覗き穴から外を見ると、俺と同じ年くらいの女の子が立っていた。しかも可愛い…彼氏の家と間違えたか何かか?俺はドアをそ〜っと開けた。
「はい、なんでしょうか…?」
「あ、こんばんわ…あの!えっと、実は私、牛丼屋で働いてるものなんですが…レイ君に一目惚れしました!」
ぇぇえええ〜!?
「あの…これ!受け取ってください!」
俺はホカホカの牛丼とラブレターを渡された。2012-08-23 15:04:00 -
24:
レイ◆HkSGgSxs0M
『これからは、牛丼も彼女も食べ放題や〜!』
と、俺の顔がにやけると同時に俺の頭蓋骨が揺れる感じがした。俺はとっさに目を瞑った。
ヴィ〜ン・ヴィ・ヴィ・ヴィ〜ン・
ぅぉおおお!?な、なんやこれ!?めっちゃ寝心地悪い!!……ん?寝心地…?
寝 心 地 ?
俺は目を開けた。見えるのは天井。あぁ〜‥‥そうか。夢か。そら夢やんな、牛丼彼女。2012-08-23 15:27:00 -
25:
レイ◆HkSGgSxs0M
朝の4:30なんて何年ぶりやろう?俺は携帯のアラームを止めて窓を見た。外は夜より明るい、けれど薄暗い…これはまだ日が出たとは言えへんと思う。
日が出るまで家でぼ〜っとしているのは退屈だし、コンビニに行くことにした。金はないけど。冷やかし?いや、客がいない店はガラーンと寂しく見えて客入りが悪くなるからな、無料のサクラだと思って立ち読みを許してほしい。
まだ爆睡しているオカンを起こさないように極力静かに家を出た。2012-08-25 00:09:00 -
26:
レイ◆HkSGgSxs0M
早朝の外は人影がなく静かで少し気味が悪い。なんとなく携帯で時間を見ると4時44分…なんか嫌やな、幽霊とか出そうやし。
少し怖がりながら歩いているせいか、何故か背後が気になる。耳をすませると足音が聞こえた。
コツ…コツ……コツ………
女性のヒールの音やけど、なんかおかしい。足音がゆっくりすぎる。
足音はだんだんゆっくりになっていき、そして消えた。2012-08-26 03:40:00 -
27:
名無しさん
ちょーまだ?たのしみにしてんのに
2012-09-05 03:05:00