小説掲示板コトバのスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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コトバ

• 1:

  主◆wZ.eU61nOw

  自己満の小説です。賛否両論があると思いますが、中傷はご遠慮下さい(^-^)

  2013-04-19 00:37:00
• 2:

  主◆wZ.eU61nOw

  ｻ｢てか、彼氏出来てん！｣ﾊ｢嘘やん？｣
  ｻ｢見てー！かっこよくない？ﾁｬﾗいけど。｣
  ﾊ｢おぉー。え？俺は？｣
  はやと君とは知り合って半年ぐらいかな。友達の友達で、初めて遊んだ時にすぐにﾔｯて、そこからだいたい毎日会ってる。お互い好きって言い合って、付き合ってる感じだけど、付き合ってない関係。

  2013-04-19 00:46:00
• 3:

  主◆wZ.eU61nOw

  付き合わない理由は、はやと君はﾁｬﾗいから。たぶん色んな子とﾔｯてるし、今が良ければそれでいいし、付き合ったら不安になるし嫉妬を妬いてしまう。
  めんどくさい女になりたくないのは、嫌われたくないから、だと思う。
  だから、お互いが干渉しないこのぐらいがちょうど良い。

  2013-04-19 00:50:00
• 4:

  主◆wZ.eU61nOw

  ｻ｢はやと君、ﾁｬﾗいやん！付き合ったらしんどそうやし。｣
  ﾊ｢なんやねんそれ。｣
  ｻﾁは、作り笑いをしてごまかした。
  ﾊ｢俺、おまえがそうやって下向いて笑う顔、ほんま好きやわ。おまえは、可愛いなぁ。｣
  なにそれ？結局彼氏が出来たとかどうでもいいんやろ？

  2013-04-19 00:57:00
• 5:

  主◆wZ.eU61nOw

  『だから、ｷｬﾊﾞも辞めたし。彼氏夜やってる子無理なんやん？彼氏もｻｰｸﾙ辞めてくれたし。』
  「何歳なん？」『1個下。』「1個下！？ｻﾁが1個下とか意外やなぁ。」『いや、1個下に見えへんし、長男やからしっかりしてんねん。ｻﾁ末っ子やから合うんかも。』
  ｢ふーん。そうなんかな。｣

  2013-04-19 01:03:00
• 6:

  主◆wZ.eU61nOw

  どういう反応をするか見たくて言ってみたけど、こういう時ってだいたい求めた反応は返ってこない。
  『てかさぁ…』話変えよ。
  
  「今日も待っといてな！」はやと君からﾒｰﾙ。『わかった。』いつもの私の返信。周りにいる人には分からない2人の会話。
  はやと君のお店で、朝まで飲んで待って一緒に帰るのが、最近の流れ。

  2013-04-19 01:09:00
• 7:

  主◆wZ.eU61nOw

  『まだー？ｻﾁ眠たい。』全然待てるけどわがままを言ってみる。｢もぅちょっと待ってな！6時には閉めるから！｣
  
  結局、7時に閉店。私は、1回お店を出てｺﾝﾋﾞﾆで待機。お客さんが全員帰ったらお店に迎えに行くか、ｺﾝﾋﾞﾆ付近で待ち合わせ。
  『はいー。』「もしもし？終わった！どこ？」『ﾏｸﾄﾞの方のｺﾝﾋﾞﾆ！』｢わかった！行くわ！｣
  やっと2人の時間。

  2013-04-19 01:14:00
• 8:

  主◆wZ.eU61nOw

  「遅くなって、ごめんな！」『全然大丈夫。』
  本当は、待ちたくないし待たされたくない。いい子のふりをする。
  
  「やっぱおまえは可愛いわ。」
  はやと君の好きな作り笑顔をして、ﾀｸｼｰに乗り込む。

  2013-04-19 01:18:00
• 9:

  主◆wZ.eU61nOw

  家に着いて、荷物を置いてとりあえずｷｽ。
  『はやと君、重い。』
  
  そのままいつもの流れ。横で寝てるはやと君は、今だけは私のもの。しょうもない優越感。大学生だから朝型で、眠気のﾋﾟｰｸを越してるからいつもすぐに寝れない。
  はやと君に引っ付いて、離れての繰り返し。

  2013-04-19 01:26:00
• 10:

  主◆wZ.eU61nOw

  “ｻﾁ何してるんやろ”
  心は、全然満たされない。
  
  彼氏からのﾒｰﾙを見返して、とりあえずまだ無視をしておこう。
  

  2013-04-19 01:29:00
• 11:

  主◆wZ.eU61nOw

  19時
  はやと君の携帯のｱﾗｰﾑが鳴る。
  うるさい。と思う気持ちを押さえて、『はやと君、起きないと。』はやと君を、優しく揺らす。
  でも本当は、起きてほしくなくて、このまま起きなくて仕事を休めばいいのにっていつも思う。
  ｢…はぁ、起きよ！｣はやと君は、いつもちゃんと起きてしまう。

  2013-04-19 01:34:00
• 12:

  主◆wZ.eU61nOw

  『がんばってね！』｢おう！｣『また連絡して〜！』｢彼氏おるんやし、おまえがしてこいよ！じゃあまた！｣『はーい。』
  
  彼氏が出来たこと、ちょっとは気にしてるんかな。
  
  帰り道が、寂しくて虚しくなる。変な気持ち。

  2013-04-19 01:38:00
• 13:

  主◆wZ.eU61nOw

  彼氏にﾒｰﾙ。
  『昨日寝てた！ごめん。なにしてんの？』
  
  
  彼氏とは、付き合って1ヵ月。連絡が取れる時と取れない時の差があるから、私も彼氏に同じ扱いをする。

  2013-04-19 01:42:00
• 14:

  主◆wZ.eU61nOw

  ｢今日どーする？｣『んー、どうしよ。』｢ｻﾁの家いけるん？｣『わからん。聞いてみる。』
  
  お互いの大学に近いからいつも梅田で会って、ｶﾗｵｹに行ってﾌﾟﾘｸﾗを撮って、ご飯を食べるﾃﾞｰﾄ。
  
  大学生は暇だから、ほとんど毎日会える。

  2013-04-19 01:47:00
• 15:

  主◆wZ.eU61nOw

  『あぁー無理やわぁ。どうしよ。』｢まじで。どうしよ。一緒おりたいしなぁ。明日何限から？｣『3限やけど、別に行かんくてもいい。』
  
  ｢じゃあ、俺ん家来る？｣『えー！行きたい行きたい！大丈夫なん？』｢聞いてみるな。｣
  
  私は今まで、年上とばかり付き合ってきたから、実家に行く事があまりなくて、ちょっと嬉しい。
  

  2013-04-19 01:52:00
• 16:

  主◆wZ.eU61nOw

  「てか、気まずいからこのまま行こ！」『え？大丈夫なん？怒られるん嫌やし、聞いてよ！』「いけるいける！行ったらもぉ終電ないし、さすがに入れるやろ！」『わかったぁ。』
  
  
  若さゆえの行動。案の定、おばちゃんもおっちゃんも凄い怒ってるけど、なんとか入れてもらえた。しかもおばちゃんが、ご飯まで出してくれた。

  2013-04-19 01:57:00
• 17:

  主◆wZ.eU61nOw

  『ほんまに大丈夫なん？』｢大丈夫！大丈夫。｣
  『それやったらいいけど。』
  
  『なぁ？なんか見たい！写真とかﾌﾟﾘｸﾗとかないん？』「ちょっと待ってな〜」
  「そこ入ってるから見ていいで！」
  机の中の写真とかﾌﾟﾘｸﾗを見てて、女と撮ったﾌﾟﾘｸﾗを見つけてしまった。

  2013-04-19 02:02:00
• 18:

  主◆wZ.eU61nOw

  『は？何なんこれ？』「どれー？」
  
  そのﾌﾟﾘｸﾗを彼氏に、投げつけた。
  「あっ、友達やで！地元の。」『女友達と抱きつかれながらﾌﾟﾘｸﾗ撮んの？』「いや、ほんまに友達やから。」
  

  2013-04-19 02:07:00
• 19:

  主◆wZ.eU61nOw

  『あんた友達やのに抱きつかれて何も思わんの？絶対おかしいわ。』「もぉえぇやん。しゃあないやん。」
  
  "何がしゃあないねん。"結局その子は、地元の仲良しｸﾞﾙｰﾌﾟの1人だった。そのｸﾞﾙｰﾌﾟの中では付き合わないﾙｰﾙがあるらしい。しゅんが友達って思っていても、相手はしゅんのことが好き。
  
  付き合って2ヵ月。ここから、女友達でも疑うようになった。

  2013-04-20 00:45:00
• 20:

  名無しさん

  本当に、些細なきっかけだった。
  
  この当時、しゅんは“俺ﾓﾃるから”が口癖。「こないだｸﾗﾌﾞで、番号聞くのに女の列が出来てた。」とか、「学校で告られた。」とか私からすると全部『何の話？』って感じ。
  
  『だからなに？勘違いやろ。』とか、『彼女おるん分かって告る女とかあほやん。彼女おる時点で、彼女とおることが幸せやのに、相手の幸せ願えん自己中のあほ女に告られて嬉しいん？』とか、返答するのがめんどくさい。

  2013-04-21 23:53:00
• 21:

  主◆wZ.eU61nOw

  しゅんは、「ｻﾁは、今までの女とは違うわ。」ってよく言ってた。
  
  今までの女は、しゅんの武勇伝に惹かれて、ﾓﾃてるしゅんの彼女っていうのを喜ぶ子達だったらしい。
  

  2013-04-21 23:58:00