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信じたい・・・

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  • 1:

    愛香

    風俗嬢━愛香━20才。
    風俗歴2年目。
    こんな私でも本気で恋をします。

    ……しました。

    2006-04-28 19:09:00
  • 2:

    愛香

    ━彼氏居ない歴━半年。

    この半年間ずっと毎日スキじゃない男に体を捧げてます。

    これが私の仕事。居場所。存在を作る方法。

    2006-04-28 19:11:00
  • 3:

    愛香

    店長「愛香〜?今日から新人くるから、美咲と二人で指導がかりよろしくな?」

    出勤するなり店長が私に言った。
    いつも新人の指導がかりはこの私と【美咲】。ダルイ。。。
    でも、この店で古株だから仕方ないのカナ?なんて思いながら、適当な返事を返し私は待機室に入った。

    2006-04-28 19:17:00
  • 4:

    愛香

    【美咲】は私と一緒でオープン当時からこの店で働いていて、同じ20才。

    ━ガラガラ…━

    『おはようございますっ!』

    2006-04-28 19:19:00
  • 5:

    愛香

    愛香「おはよ〜?」

    部屋に居る子が礼儀正しい挨拶をしてくれる。
    その中で……
    「愛香ぉは〜?今日ヒマらしいよぉ?」

    2006-04-28 19:23:00
  • 6:

    愛香

    懐こく挨拶をするのが【美咲】。

    愛香「マジ〜?まぁ〜いいけどぉ?」

    店は本当にヒマらしく出勤メンバー全員が待機していた。

    2006-04-28 19:25:00
  • 7:

    愛香

    美咲と適当に会話をしていると店長が一人の女の子をつれてきた。

    店長「新人さん到着やで?今日から働く真衣ちゃんや?愛香・美咲たのんだで?」

    って女の子を置いて事務室に戻って言った。

    2006-04-28 19:33:00
  • 8:

    愛香

    愛香「初めまして真衣ちゃん?愛香です?」美咲「美咲です?分からん事は何でも聞いてなぁ?」愛香「この仕事初めて?」真衣「はいっ?」愛香「始めはしんどいと思うから自分のペースでぃいからねぇ?」

    と、真衣ちゃんに先輩面かまし指名が入った。

    店長「愛香ちゃん90分です?」愛香「はぁ〜い?」

    2006-04-28 19:39:00
  • 9:

    愛香

    私はカバンを持って待機室を出た。
    この後も受け終了の4時まで待機室に戻る事はなかった。

    愛香「お疲れさまです?」店長「お帰り?もう受け終したから上がっていいよ?」
    と、今日の稼ぎをもらった。

    2006-04-28 19:42:00
  • 10:

    愛香

    ━ガラガラ…━

    『お帰りなさい。』愛香「ただいま?って何でみんな残ってるの?」美咲「何か真衣ちゃんの歓迎会をホスクラでするみたい?」女「愛香さんホスクラ大丈夫ですか?」愛香「歓迎会なら仕方ないし行こうかっ?」『やったぁ??』

    私の意外な言葉で皆テンションが上がった。

    2006-04-28 19:49:00
  • 11:

    愛香

    半年ぶりのホスト。
    私はホストが嫌い。だから半年前にホスクラに何か行かないって決めた。



    半年前に別れた彼氏【和輝】。

    2006-04-28 19:53:00
  • 12:

    愛香

    略。

    半年前に別れた彼氏【和輝】。

    2006-04-28 19:54:00
  • 13:

    愛香

    あいつが私をホストとゆう世界から目を覚まさしてくれました。

    和輝との交際期間━1年23ヵ月━。

    風俗に入ってすぐ憧れていたホスクラに足を踏み入れた。

    2006-04-28 19:58:00
  • 14:

    愛香

    あの頃の私には、夢があって、花があって、輝いた世界に見えた。

    そんな別空間を見つけた気持ちになった私は毎日のように通い続けた。

    そして、その店に居てたのが和輝だ。

    2006-04-28 20:01:00
  • 15:

    愛香

    和輝は新人だった。
    そんな和輝とはすぐに意気投合した。優しくて、面白くて、顔もよかった和輝とは良き理解者となり、店の外でも会うようになっていた。
    そしていつしか私は和輝に会うためにお店に通うようになっていた。
    新人の和輝はお客さんもまだたそんなに付いていなかったから、私は和輝の為にとシャンパンなどを一日に何本も降ろしたりした。
    和輝の喜んだ顔がスゴイ嬉しかった。

    2006-04-28 20:41:00
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