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1:
◆1pKdxKNrNo
?は?http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/yomimono/1138919740/-52006-04-03 01:10:00 -
311:
◆1pKdxKNrNo
『マキも飲め〜!笑』結構飲んでたあたしは回り始めてマキに絡んだりした。
『イヤ、いいわ。笑』マキは呆れた様に笑う。―ドクン…〈あ…この顔めっちゃ好きカモ。〉あたしは酔ってるせいもあって彼の表情なしぐさの一つ一つにトキめいたり集中してしまっていた。
『てか、このホテルめさキレない?』マキの言葉に、あたしは部屋を見渡した。『そういえば…ホンマやなぁ〜。』改めて見ると、部屋は全体的に黒でシンプルなんだけど、ところどころ鏡が張られてて、すごく雰囲気が良い。まさに"ラブホテル"って感じで、ちょっとマキっぽい。2006-05-10 07:44:00 -
312:
◆1pKdxKNrNo
あたしはせっかくだから立ち上がり、風呂場やトイレを見て回っていると洗面所の横に小さい箱を見つけた。『コレなんやろ〜?』
―パカッ―開けた瞬間、叫んでしまった。『わッ‥!!』『すご…ッ。』『なになに〜?』マキがその声に気付き、あたしの隣にしゃがんで箱の中身を覗き込んだ。『めっちゃ楽しそうやん。笑 スゴイな、これ。』
〈楽しそう…!?〉箱の中身は、ロープやバイブ、ローター、首輪、コスプレ衣裳なんかが入っていた。2006-05-10 07:56:00 -
313:
◆1pKdxKNrNo
『…ウン、スゴイ。』あたしはオモチャとかをそんな見た事がなくてガン見していた。マキはそんなあたしの目の前にローターを見せて、『お前使った事あるぅ?』と素で聞いてきた。あたしは恥ずかしくて下を向きながら手をヒラヒラさせた。
『ないない。笑』『マヂで?んじゃコレわぁ?』とバイブを手に取る。しかも少し大きめ…。『…ないない。』彼の手がソレを持ってる事にあたしは一気に恥ずかしさが増して目を反らした。『あるやろ?ホンマにないん?ヒカリに何もされてない?』なんで男ってこういう事素で聞けるんやろう…。2006-05-10 08:06:00 -
314:
◆1pKdxKNrNo
『ホンマ!だってヒカリそーゆうの使うんあんま好きちゃうゆうてたもんッ!』〈うわッ…〉何ゆってんねやろあたし…。
『そうなん?あぁでもアイツそんな感じ。めっちゃ前戯上手そう!笑』〈何笑い?笑〉‐―それにしても、スゴイなぁ…。ロープとか…うわ、説明書まで付いてるし…ッ!『…。』まだガン見してるあたしにマキが言う。
『お前縛られたいん?』『はぁッ!?』ビックリしてマキの顔を見た。2006-05-10 08:16:00 -
315:
◆1pKdxKNrNo
『なぁどうなん?』『イヤイヤ…笑』〈何ゆうてんの…〉アカン。あたしこういうの聞かれたりするんマジ無理。何でやろ…女同士で下ネタとか全然いけるんやけど。。『縛ったろっかぁ?笑』下を向くあたしにマキが笑って聞いてくる。『…ッ。』返す言葉が見つからず黙っていると、頭をポンッと叩かれた。
『いちいちそんなんなるなや。笑 大丈夫やって、今日は何もしいひんから。』〈…ぇ。〉そう言って立ち上がりベットに戻るマキ。〈…――。。〉2006-05-10 08:27:00 -
316:
◆1pKdxKNrNo
なんかモヤモヤしたまま、あたしもベットに入る。
『…ン〜!』伸びをするマキ。『眠い?』『若干。でも大丈夫。』『寝ていいで?』あたしがそう言うと、ベットに寝転がる彼。
『寝えへんけど横なっててい?今日ちょい疲れた。』時計を見る。〈…もう10時前やもんな。〉今日も夕方から仕事なのに悪い気がしてきて寝かせてあげようと思いしばらく静かにしていた。
―チッ、チッ、チ―時計の音だけが聞こえる――。2006-05-10 08:34:00 -
317:
◆1pKdxKNrNo
腕で目を伏せるのが彼の癖。暗くないと寝れないから。―シーン…〈マキ寝たかな?〉そんな事を思い彼を見ていると、『綾、起きてる?』と彼が小さい声で聞いてきた。
『起きてるよ。どした?』すると彼が右腕を広げ顔を見せた。『腕枕したろか?』―ドキン―…『ぇ…?』
『はよこい。』―ドクン……ドキドキしながら、彼の横に行き、腕に頭を置いた。
『よしよし。』と髪を撫でてくれる彼――。2006-05-10 08:44:00 -
318:
◆1pKdxKNrNo
あたしは彼と反対を向いた。赤くなってるのがバレない様に――…。そんなあたしのほっぺを触るマキ。
『…お前、ほっぺたやらかない?笑』眠そうな彼の声――。『うっさいな。笑』『…お前、眠くない?』今にも寝そうな彼の声――。『あたしはあんまり…。』『……。』そして少しの沈黙の後、さっきよりも小さくなった彼の声が聞こえてきた。『…綾。』『ん?』『…お前今淋しくない?』〈―……ッ。〉胸がキュゥゥンって締め付けられる――…。〈マキィッ……。〉2006-05-10 08:53:00 -
319:
◆1pKdxKNrNo
『……淋しぃ…。』
勝手に口から出た言葉…。マキの腕あったかいのに。『…何でやねん。』『なんかワカランけど…。』するとマキがあたしの方に体を向け腰に手を回してきた。
『…そっち向いてるからやんけ。こっち向けや。』―ドクンッ―…また、キュゥゥンてなって、あたしはゆっくりと寝返りをうって、彼の顔を見ずに彼の胸に顔を埋めた。〈…マキの匂い。〉ドキドキする…ヤバィ。もっとひっつきたい…。彼の体にピッタリ自分の体をくっつけ、シャツをキュッと掴んだ。
『…まだ淋しいの?』黙って頷く。2006-05-10 09:05:00 -
320:
名無しさん
http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/cosp/1136105081/l5
2006-05-10 09:06:00