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∞ぽん酢∞
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1:
あたしの名前は御浜めい。友達には、マメって呼ばれたり呼ばれなかったり。昭和五十年後半に産声を上げてはや二十年は過ぎました。そんなの私の今までのお話。始まり始まり*。'・゚;*。・。
2005-12-12 17:01:00 -
250:
『謝んなって』
----このサリの言葉はマキロソより身に染みた。
それから何日かはまた、何にもなく平々凡々に流れて行った。2005-12-23 14:04:00 -
251:
♪♪リンコロ♪♪♪リンコロ♪♪
『*゚_゚)?誰これ』
豆は仕事の帰り道、携帯に写る見慣れない番号を見つめながら歩いていた。
『………ハイ?』2005-12-23 14:07:00 -
253:
名無しさん
ぁげます?
2005-12-23 14:15:00 -
255:
名無しさん
マキロソってなに?
2005-12-23 22:04:00 -
257:
?名無しサマ達サマ?書き書きありがとうございます??マキロソはご説明の通り?ちょっと気を使いました?またわからんかったら書き書きして下さいね?
2005-12-23 22:55:00 -
258:
『なんかって何。』
『いや、アイリがメイとメイの連れにしばかれたって言って泣いてたし、』
『それ鵜呑みにしてかけてきたん』
『いや、だからホンマか確かめよう思って』
----こっちは相手女やし気使って顔は殴ってへんのにアイリと連れには顔まで殴られたってのに何が泣いてたやねん。2005-12-23 23:00:00 -
259:
『だいたい隆チャン、いきなり久しぶりに電話かけてきたらそれかいな。』
『連絡出来んかったんはホンマごめん。携帯なくして今連れに借りてんやって。』
『さいでっか。用件それだけ?疲れてんねんか』
----久しぶりに最愛の人の声を聞けてるってのに、その時の感情は【喜び】ではなく【欝陶しい】だった。2005-12-23 23:04:00 -
260:
『ごめん。』
『謝ってもらっても。もー…、切っていい?』
『……またかけるわ』
『うん。仕事頑張ってな』
*+*+*ピッ。。。。。2005-12-23 23:07:00 -
261:
そもそも、あんな乱闘が起きた事の発端は、アイリが隆介をけなして腹が立ったのだ。
つまりあたしはあんたを馬鹿にしたアイリにお仕置きしてやる為だったのだ。
『くそ。あ゛ー胸糞悪。』
帰り道、目についた看板を蹴った。看板が凹んでビビった。2005-12-23 23:13:00 -
262:
『そらないわなぁ』
サリは鍋を突きながら言う。
『やろー。』
鍋は真っ赤なキムチ鍋。辛い辛いとサリが突く。主人の帰らぬ我が家でサリとサリの生意気娘と楽しく鍋パーチー中。
『でも豆、別れる気はないんやろ?あ、白菜取って』2005-12-23 23:17:00 -
263:
『ホイ。あ、春雨も入れて。ってかなぁ、別れるとか別れへんとかの前に、別れてるんちゃうかいな。すでに』
『(゚Θ゚・)………アハハ』
『アハハ(。゚∀゚。)』
『ってあんた笑ってる場合か。ビール取って』2005-12-23 23:21:00 -
266:
『…い!!おーい豆ー』
?(`Д´*)!!
『ん…。オハヨ。。。』
『ヨダレ、ダッハッハ!!ヨダレたれてんであんた!!』
----気がついた時は既に朝だった。2005-12-24 15:04:00 -
267:
『頭いてー…。』
『帰るわ』
『お疲れ。』
----サリが出て行った後、ゆっくりと体を起こす。
『烏龍茶ー…飲まな死ぬゥゥ』はいつくばりながら冷蔵庫へ向かう。2005-12-24 15:07:00 -
268:
♪♪♪リンコロ♪♪リンコロ♪♪♪
『やかましいぃぃ(*Д*)誰やねん』
死にかけの二日酔いの頭を摩りながら携帯を捜す。2005-12-24 15:10:00 -
270:
『彼氏とどーなったー』
『君のおかげで最悪や。』
『まじで』
『はは、嘘嘘。』
----くわえた煙草から白い煙が舞い上がる。2005-12-24 21:43:00 -
271:
『コウタは関係なしで隆チャンとは終わったでー』
『まじで?』
----電話ごしのコウタの声は、一瞬真剣さを醸し出していた。
『まじで。』
フゥっとため息のように煙を吐き出す。クラクラと頭が回ったように暈がした。2005-12-24 21:48:00 -
272:
『そっかー。つまり俺と…』
『ないない。』
『返事早いねん!!』
さっきまで、鉛のように重く痛かったはずの頭が少し軽くなった気がした。
『あはは。コウター?』2005-12-24 21:53:00 -
273:
『んー?』
----電話ごしのコウタの声が柔らかい。
『…ありがとな』
『はぁ?何やそれ』
『何となく。感謝した、今』2005-12-24 21:55:00 -
274:
『あはは……』
『メイ、泣いてんの?』
----つくづく、コウタは勘がいい男だと思う。
『泣いてへんわ!!』
『…大丈夫か?メイ?』2005-12-24 21:58:00 -
275:
『大丈夫。切るわ』
*+*ブチッッ…。。。
半ば無理矢理に電話を切る。携帯を持つ手で目を拭う。
何故涙が出るのかはわからないが、コウタと話して気付いた事が有った。コウタと話して初めて気付いた。2005-12-24 22:02:00 -
277:
コウタと別れてから、もうきっと一生ひとりで。
老後は白髪で猫でも撫でてるような淋しい老婆になるんだと思って生きてきた。
隆介なんて計算違いだった。
気がつけば、自分でも見失ってしまうほどに、
━━━隆介が好きだった。2005-12-24 22:08:00 -
278:
『隆チャン…隆チャぁぁ…!!!会いたい…隆チャンに会いたいぃ……!!!ぅわぁぁん!!!』
誰も居ない、本当はもう一人居るはずの誰も居ない部屋で、女が一人、声をあらげて泣いていた。
『グスッ…グシッッ…』2005-12-24 22:13:00 -
279:
アイリとヨリを戻したって聞いた日から、豆はどこかでずっと我慢してきていた。
何かのフタが、飛び出した。
泣いて泣いて、枕に顔を押し付けて泣いた。2005-12-24 22:16:00 -
281:
『…隆チャン!?隆チャン!!』
インターホンの鳴る玄関に一目散に走り出す。
ガチャガチャガチャガチャ!!!
『隆ッッ!!!……!?』2005-12-24 22:21:00 -
282:
『……コウタ…』
『やっぱり。泣いたんや。ってブッサイクな顔。』
コウタの手が頬に触れる。
『手、冷た…』
頬に触れたコウタの大きくて細い手が冷たくて、心地よい。2005-12-24 22:25:00 -
286:
さら
あげ??
2005-12-25 15:10:00 -
287:
名無しさん
?
2005-12-26 14:51:00 -
291:
チョイチョイと、コウタの指が立ちんぼの豆の手先に触れる。
*+*+*+*ポスンッッ…
肩に沿って置かれているコウタの腕を包むスーツは少し冷たくて、でも首筋をみると少しだけ汗ばんでいた。急いで来てくれたんだろう。2005-12-26 17:44:00 -
292:
騙くらかして何分も立つ。
コウタの薄い唇から吐き出される白い煙を見つめたまま。
『………』
『あーぁ。なんか俺なー、来る時とかお前とヤル気満々やってんヶドなぁあ。』
『*゚Д゚)!?』2005-12-26 17:48:00 -
293:
『暇やしー、ヤっちゃう?』
---ニカッと笑うコウタ。
『……プッ。アハハ』
---つられて笑う豆。
『アハハ。……飯でも行くか☆』2005-12-26 17:51:00 -
294:
『…うん☆』
『決まりやな☆お前、上とって来いや』
----コウタが奥の部屋にアゴを向けた。
『おーょ☆』
立ち上がり、スタスタとスリッパを鳴らしながら廊下を歩く。2005-12-26 18:12:00 -
295:
♪♪♪リンコロ♪♪リンコロ♪♪♪
『メイー!!!電話!!』
『ん?はいー。』
。。。。。。。。。。。パタパタパタ!!!2005-12-26 18:18:00 -
298:
『俺な、やっぱりちゃんと仲直りしたくて、ハァ、着いた。
今家の前☆』
『え*゚Д゚)!!?』
ピンポ───────ン。。2005-12-26 18:24:00 -
300:
?中断します??
>>293-303まで書きました?
?さらチャン?ヵキコありがとうございます??よかったら下げでヵキコお願いしますね??またヵキコ待ってます???
?名無しサマ?絵文字かな?見えないヶド足跡??ありがとうございます??
?名無しサマ?sage協力ありがとうございます??また感想待ってます?2005-12-26 18:29:00