小説掲示板《叶わない想い》のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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《叶わない想い》

• 1:

  輝

  最初から分かってた。
  やけど【スキ】って気持ち止める事は不可能に近いやん？？
  
  こんなに痛くて切ない恋したくなかったわ…
  

  2006-03-26 22:21:00
• 2:

  輝

  初めてあったんは、うちが中学二年の時。
  くそガキやったうちらはいっつも四人で行動しとってんな！なにをするのも一緒。どこ行くのも一緒。あきるで！！思うぐらいおったわ。今ももちろん仲良しやねんけど！！
  
  

  2006-03-26 22:40:00
• 3:

  輝

  そんな事はほっといて…
  
  四人の中の一人〈かや〉の家に初めて遊びに行った時の事やねんけど、
  かやの家の前で喋ってたらﾄﾗｯｸが停まって二人の男の人がおりてきたんよ。その人達むっちゃｶｯｺｲｲねん！本間にやばいくらいに。
  

  2006-03-27 01:15:00
• 4:

  輝

  男の人達はかやに喋りかけて、家の中にと消えていった。
  
  

  2006-03-27 01:18:00
• 5:

  輝

  『今のん誰？』すかさずうちはかやに聞く。『お兄とお父やで！』〈まぢで！？おっちゃん若くないかぁ〜？〉って思ったけど言うのヤメタ。なんかそん時はまだ聞かれへんくて。話題は違う方にとそれて言った。

  2006-03-27 01:28:00
• 6:

  輝

  何日かしてから、かやの家族の話を聞いた。
  
  かやは兄弟が多い。
  一番上は男前のお兄ちゃん。二番目がほんのりとしたお姉ちゃん。三番目がかやだ。そしてちょっと離れて四番目に生意気だけど可愛い妹がいてそのまた下に心優しい五番目の妹。そして最後にもうすぐ産まれてくる未来の弟がいてる。
  

  2006-03-27 01:42:00
• 7:

  輝

  今時めずらしい大家族。
  
  かやは下の三人とは半分しか血は繋がってないと言う事がわかり、おっちゃんが若い理由もなっとくできた。

  2006-03-27 01:46:00
• 8:

  輝

  若かったうちらは夜家にいる事ができなく、遊びたくて仕方ない年頃。うちらは四人で家を抜け出す計画を立て、実行に移した。

  2006-03-27 01:57:00
• 9:

  輝

  夜はすごく楽しい。通る車にビクつきながら笑いはたえない。いつもいてる場所。それなのに神秘的な感じがするんよ。なんでやろうな？夜は楽しい。

  2006-03-27 02:02:00
• 10:

  輝

  朝になると現実に引き戻される。携帯電話がなりだし、だんだん焦りだすうちらは笑顔が消え不安でいっぱいやった。それでも学校が好きやから行ったよ。

  2006-03-27 02:08:00
• 11:

  輝

  『お前らこっちこい。』学校に着いたと同時に先生に捕まり職員室に連れてかれた。

  2006-03-27 03:26:00
• 12:

  輝

  『ヤバくない？』『だから学校はやめとこって言ったやん。』四人で言い合いが始まった頃に先生が『今からお母さん達迎えにくるから。』と言ってまたどこかえ行ってしまった。
  

  2006-03-27 05:12:00
• 13:

  輝

  『これは痛いな！！』かやが言う。『うちのオカアまぢ怖いねんけど、、オトウとかシバかれるやん。』
  そんな事言ってると親が到着したみたで職員室に入ってきた。うちらは苦笑いでそれを向かえる。

  2006-03-27 05:18:00
• 14:

  輝

  入ってきていきなりﾊﾞｼｯっと言う音がした。『痛ぁッッ』そう言ったのはかや。おばちゃんに頭を叩かれたのだ。その次に三人の頭を順番にシバいていった。『あんたらないい加減にしいや。夜、遊びたい気持ちもわかるけど親の気持ちを分かってるか？』『ごめんなさい。』声をそろえて言ううちらはｼｭﾝとしていた。

  2006-03-27 06:19:00
• 15:

  輝

  そんな事があってもやっぱり遊びたい盛りのうちらは同じ事を何回も繰り返した。

  2006-03-27 06:41:00
• 16:

  輝

  『うちら今日からまたプチ家出するから』そんな電話がかかってきた。『そっか。輝は以下へんで？』そう行って電話を切った。その日の夜かやのおばちゃんから電話がかかってきたのは言うまでもない。『アンタ今何処おるん？』『家やで。』『そうなん。後の三人はまた帰ってけいへんやん！あの子ら本間アホやで〜。今回ばっかりはうちのおっさんもぶちギレてるから、今から探し回るわ。お兄とかも探してるみたいやし。』『アホやな！わかったぢゃうちもなんとか連絡とれたら帰るように言うとくは。また連絡する〜』電話を切った。

  2006-03-27 06:52:00
• 17:

  輝

  すぐにかやに電話して今の会話を伝えた。『帰れるわけないやん。ぶちギレとかﾎﾞｺﾎﾞｺにシバかれるやん。今回は遠く行くから。まぁオカアとかには帰らん言うといて』電話を切られた。〈そんなん言われてもやな…輝だっておばちゃん怖いのに。〉

  2006-03-27 06:56:00
• 18:

  輝

  すぐに携帯が鳴りだした。‐かやﾏﾏ‐
  〈でたくないな。怖いわ。〉やけどやっぱりでるしかなくて通話ﾎﾞﾀﾝを押した。『はい？』〈なんで輝がビビってるねん！〉『もしもし？ちょ今から車で探しに行くんやけど、アンタも付いてきてや。いてそうな所案内して！』『わかった。』『ぢゃおっさんと拓に迎えに行かすから。』『は〜い』

  2006-03-27 07:03:00
• 19:

  輝

  白いﾊｲｴｰｽ。その前で冷や汗を流しながら呼吸を整え中に入る。『おじゃまします。』運転席にお兄ちゃん助手席におっちゃん。『こんばんわ』声がひきつる。『かがりちゃんごめんやで〜本間あのアホのせいで！！』おっちゃんは優しい言葉をかけてくれるｹﾄﾞ顔は怖い。お兄ちゃんはふっと鼻で笑って『見つけたらｼﾊﾞｸ』っと呟いた。
  

  2006-03-27 07:15:00
• 20:

  輝

  『そんなん全然いいですよ。』まだそんな親しくもなかったから緊張していた。〈怖いけど、この二人と一緒におれるってすんごく嬉しいやん。〉とりあえず思い付く場所を三人で回った。

  2006-03-27 07:30:00
• 21:

  輝

  『アイツどこ行きよってん！』二人のｲﾗｲﾗがましている。結局その日は見付ける事ができひんかった。

  2006-03-27 14:00:00
• 22:

  輝

  その日からうちはかやの家によく行っては一緒に喋ってた。うちとかやの家族はめっちゃ仲良くなっていった。

  2006-03-27 14:11:00
• 23:

  輝

  何日かしてかや達は警察にみつかり、かやの親達は引き取りにいった。次の日かやの顔は腫れあがってた。

  2006-03-27 14:14:00
• 24:

  輝

  『あんたいけん？』『いけるよ。オトウとお兄にガッツりいかれたわ！！』かやは笑っていた。『そうなんや。てか輝拉致られたゃん。でも幸せやったで！男前二人とﾄﾞﾗｲﾌﾞやもん♪』『輝ただのアホやろ？』笑って会話するうちらはすっごい久々に感じる。

  2006-03-27 14:19:00
• 25:

  輝

  それからもうちらはいつも通り仲良くしていた。その間彼氏もできたし、片想いもしたよ。それなりにツライ事も経験した。
  でも、でも…これからおこるもっともっとツライ事があるなんて、こん時は思ってもなかった。
  

  2006-03-27 14:24:00
• 26:

  輝

  『てかアンタのおっちゃんまぢでかっこいいよな〜。本間好きやわ！！』今日はかやのおばちゃんやその友達と一緒に飲んでいた。『アンタ本間好きやな！！あげるわ。』かやのおばちゃんが言う。『もらう！とかぢゃなくて結婚する。かや、輝の事お母さんって呼びや！！』

  2006-03-27 14:36:00
• 27:

  輝

  そんな冗談言いながらもうちの気持ちは少しづつ本間少しづつ大きくなっていってた。

  2006-03-27 17:05:00
• 28:

  輝

  子供も嫁もいてる人。
  そして何よりも友達の親と言う立場の人を好きになんかなったあかんってわかってた。やけど膨れ上がる気持ちを抑える事ができひんくて。誰にも言えないこの思いを胸にしまい続けてきた。

  2006-03-27 17:50:00
• 29:

  輝

  〈うちはきっと尊敬とか憧れの好きやねん。〉そう思い聞かせて、それなりにまた恋愛してた。

  2006-03-27 17:52:00
• 30:

  輝

  なんで、さけてんねやろ？別に彼とおるとこみられてもなにも変わらんのにな。

  2006-03-29 00:39:00
• 31:

  名無しさん

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  2006-04-28 01:49:00