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僕等がいた。
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1:
奈津美
まだ17才だったあの頃
そこには確かに
僕等がいた。2005-05-17 15:34:00 -
101:
奈津美
仲居さん二人が部屋を案内してくれた。由美子と神田は同じ部屋で私と海が隣になった。
奈津美「あかんやろ?!」温泉につかりながら由美子に言った。由美子「何が?」奈津美「なんで冬月と同じ部屋なん?!ありえん無理!おかしいやろ!」由美子「初夜やねんから邪魔せんといて」はぁ?!何を言ってるんですか?!
奈津美「あほちゃうか?!あんたら二人で来たらよかってん!冬月だって引いてたわ!」2005-05-19 20:49:00 -
102:
奈津美
由美子「引いてない引いてない?あぁもううるさいなぁ」由美子はそう言って体を洗いに行った。??本間ありえん!
奈津美「由美子のあほー?」2005-05-19 21:59:00 -
103:
奈津美
温泉からあがって服着替えて四人で近くにあるという小さな遊園地に行く事になった。遊園地までは仲居さんが送ってくれた。まだ昼の二時なのだ。しかし暑い。。遊園地は結構同じ年くらいの人が多くてびっくりした。四人でジェットコースターに乗ったりして結構はしゃいだ。海も楽しそうだった。
2005-05-19 22:04:00 -
104:
奈津美
夕方近くになったので神田が旅館に電話すると仲居さんが迎えに来てくれて車で旅館まで帰った。はしゃぎすぎてかなりくたびれた?食事は由美子と神田の部屋で四人で仲良く食べた。その後またお風呂に入ったりして気付いたらもう10時をまわっていた。
2005-05-19 22:07:00 -
105:
奈津美
部屋に戻った。気が重い・・・。まだ海は戻ってきてなかった。そして布団が二つならんでいた。
奈津美「無理無理!」布団と布団を引き離して左の布団の上から横になった・・・。冷たくて気持ちいいなぁ???・・・・・・・・・
ぱちくり
目が覚めた。あれ?ここどこだ?
あぁっ!!とび起きた。窓際のところで海が外を見ていた。月明かりに照らされていた。奈津美「めっさ寝てた!」ねぼけたまま叫んでしまった2005-05-19 22:14:00 -
106:
奈津美
海「・・・はだけてる」えっ?浴衣がはだけてブラジャーとパンツが丸見えだった。奈津美「きゃぁっ」あわててひもをむすびなおした
2005-05-19 22:19:00 -
107:
奈津美
奈津美「見た?」海「見てない」奈津美「見たやろ?」海「見てない見てない」奈津美「ちょっと見たやろ?」海「・・・」奈津美「見えたやろ?」海「白」
奈津美「見てるんやんかぁ!」
海「なんなんだよ?たちわるいなぁ寝起き最悪じゃん」2005-05-19 22:22:00 -
108:
名無しさん
しぉりッ(??∪??)
2005-05-20 00:00:00 -
109:
奈津美
ありがとうヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ本間にありがとう??めっさ嬉しいよぅ???
2005-05-20 00:34:00 -
110:
奈津美
奈津美「最悪!変態!なすび!かぼちゃ!茶碗蒸し!」ねぼけると人は無敵になる。海「あ゛ぁ゛もう、お前なぁ本間にぃ」海はため息を付いた。
奈津美「わぁ?きれいやなぁ」窓の向こうの景色はものすごく綺麗だった。こぼれそうな程か細い三日月に星がたくさん輝いて海の波がきらきらしていた。
奈津美「冬月海ってさぁ」海「フルネームで呼ぶなよ」
奈津美「いい名前だね」海の顔を見た。海はびっくりした顔で急に悲しそうな顔になった。奈津美「冬月?」海は答えないでただうつむいてる。
奈津美「どうしたん?ふゆっ・・・」
海の肩を触るとそこから伝わる震えが私の心を揺らいだ。月明かりが海の悲しみを誘いだした。2005-05-20 00:47:00 -
111:
奈津美
海の涙はどんな意味をもっていたのかその時は全く分からないでいた。
僕等は時に人を傷つけてしまう。それは今もあの頃も変わらない。
人の痛みは自分のものにはできない事など分からないでただただわかったつもりでいたあの頃、それはただの同情だった。2005-05-20 00:51:00 -
112:
奈津美
第7話
「見え始めた過去」2005-05-20 01:37:00 -
113:
奈津美
海「なんだよ・・お前・・・気安く呼ぶな・・・」奈津美「海・・・」海「・・・呼ぶなって」奈津美「海」
海「・・・」
ぎゅぅう・・・海は私の腕の中で泣いた。私は海の泣く声が聞こえないように歌を小さい声で歌った。海の涙が見えないように抱きしめ続けた。2005-05-20 01:51:00 -
114:
奈津美
海「あんたさぁ、いい奴だな」海が私の腕からはなれて言った。奈津美「・・・今頃気付いたん?遅すぎんで」冗談ぽく言った。海は笑った。
海「俺あんたの前だと自分が出せるんだよなぁ・・何でか分からないけど」奈津美「友達だから」海「え?」奈津美「冬月はどう想ってるかは知らない。けどあたしは冬月も神田も由美子も大事な友達やと想ってる」2005-05-20 02:08:00 -
115:
奈津美
海は外を見ながら小さくうなづいて笑った。
奈津美「げっ!もう二時やんか!明日海行くしもう寝よっ!」
海「もうそんなじかん?寝よ寝よっ」離しすぎた布団を少しひっつけた。奈津美「おやすみ・・」海「おぅ」・・・・・・
奈津美「おやすみ」海「・・おぅ」・・奈津美「おやすみ」海「・・・・・」奈津美「おぉぉやぁぁぁすぅぅぅみぃぃぃ」海「・・オヤスミ」奈津美「冬月ぃぃうぅぅみぃぃぃ」
海「?うっせぇなぁ」奈津美「おやすみ?」海「・・・おやすみなさい」2005-05-20 02:20:00 -
116:
奈津美
服を着替えてから由美子と神田と海と四人で朝ご飯を食べました。由美子「昨日夜何かあった?」海・奈津美「何もない」二人でハモってしまった。神田は笑っていた。由美子「アヤシイ・・・」
奈津美「全くもって何もないよ?したくもない気持ち悪いわ」
海「お前なぁ・・・こっちがお断りだよ?」奈津美「こっちのセリフやわ」神田が笑う。由美子「何かめっちゃ仲良くなってるやん!冬月君ってもっとクールかと想ってた」
海が黙る。奈津美「クールだってさ。よかったね」海が睨む。神田「まぁまぁ!これ食べたら海行こうぜ!」2005-05-20 02:38:00 -
117:
奈津美
海岸はものすごい人で、にぎわっていた。ここでも注目を浴びる。
由美子「あの海の家にしよっ★」由美子と神田は手をつなぎながら走って行った。2005-05-20 02:49:00 -
118:
奈津美
海の家に入って四人で座ってる所に海の家のお兄さんとお姉さん達が集まって来た。お兄さんa「なぁ!似てるやろ?!」お姉さんa「タッキーそっくりやなぁ!君は小池徹平!」お兄さんb「美男美女カップルやなぁ!」勝手に騒いでる。お兄さんb「ごめんなぁ急に。こいつらがさぁ騒いでるからさぁ気になって・・・」
神田「いいっすよ?由美子海行こうぜ!」さっき水着に着替えたばかりやのに・・・。由美子達は二人で行ってしまった2005-05-20 03:02:00 -
119:
名無しさん
しょーもね
2005-05-20 04:44:00 -
120:
名無しさん
めちゃ好きこの話?
2005-05-20 05:41:00 -
121:
名無しさん
しぉりッ(★^o^★)
2005-05-20 07:40:00 -
122:
ぅんち
しぉり?
2005-05-20 08:21:00 -
123:
奈津美
みんなみんな本間にありがとう??
2005-05-20 08:26:00 -
124:
奈津美
奈津美「由美子と神田本間に仲良しやなぁずぅぅっと一緒やん」海「なぁせっかく海来たんだし四人でなんかして遊ぼうぜ」海はそう言ってこの店にあるバトミントンを四本買った。私はシャボン玉を買った。荷物はロッカーに預けて由美子達を海から呼び出して四人でバトミントンをする事になった。
奈津美「めっちゃまぶしくて羽が見えへぇん!」なかなか風が強いのと陽射しが強いので続かなく、結局五分くらい経った時には海と神田だけ続けてた。私と由美子は少し後ろのパラソルの下からシャボン玉をしながらバトミントンの様子を見た。2005-05-20 08:45:00 -
125:
奈津美
奈津美「すごい人やなぁ・・・あっ!羽が飛んで行った!」海達が探してる奈津美「あっちやで!神田ぁもっと後ろに行ったぁ」由美子「・・・昨日しちゃった・・・」神田から羽を見つけましたのサイン
奈津美「何?何か言った?」由美子は照れながら由美子「昨日しちゃった」奈津美「初めてやん!痛かった?!どんなん?!どんなん?!」
由美子「全然気持ちよくなかった・・・痛いし。入れるまでは気持ちよかったんやけど。なんか微妙奈津美は?本間に何もなし?」
奈津美「ないない!話はけっこうしたけどな・・」2005-05-20 08:52:00 -
126:
奈津美
奈津美「っていうかすごい由美子が急に大人びて見えるわぁ・・ついにしたんやなぁ・・あたしはいつになんやろなぁ・・・」神田と海は女の子に囲まれた。由美子「あっ?何なん?!あの娘ら囲んだ直人もでれでれしてるぅ?」海がこっちを指差すと女の子達はこっちを見てどっかに行った。
2005-05-20 08:56:00 -
127:
奈津美
由美子「直人が言ってたで」奈津美「なんて?」由美子「冬月って本間に女の子と会話とかしないみたいで直人と冬月って一年から仲良しらしいけど会話してるの自体が有り得ないって。」奈津美「そうなん?」
由美子「冬月って自分の事は話さないらしいから分からないって。どんなに仲良くても男同士の話と女同士の話は違うから深く聞かないけどって」2005-05-20 09:01:00 -
128:
奈津美
奈津美「冬月はけっこう冷めたようで冷めてへんと思うで」シャボン玉をいっぱい飛ばした風がきつくてすぐ遠くにいく。由美子「そうかもなぁ。けど私は直人と由美子と冬月と四人でいつまでも仲良くしてたい」
海と神田はこっちに歩いてくる
奈津美「そうやなぁ・・・」由美子「卒業しても、仲良くしてたい」
シャボン玉を見て海が笑った。
奈津美「そうやな」2005-05-20 09:07:00 -
129:
名無しさん
????
2005-05-20 11:30:00 -
130:
奈津美
お兄さんb「はいチクビ?」
パシャッ。お姉さんc「記念写真この店に毎年飾ってるからまたみんなで見に来てね」奈津美「はい」
海の家の人が私たちを撮ってくれた。あの時の写真は今でも飾られてるだろうか・・・。2005-05-20 11:51:00 -
131:
奈津美
夏が足速に走り去った
「今日から2学期やで!進路も決め始めなあかん、だらだらしとったらお前ら置いてかれんど!気合入れて取り組め」先生からの2学期初めての言葉。
「2学期は体育祭、文化祭、そして修学旅行がある、その間にも試験がたくさんあるから遊んでる暇ないぞぉ」2005-05-20 11:57:00 -
132:
奈津美
由美子「できたよ?写真」学校の帰りみんなでマクドに寄り道した。由美子がテーブルに並べ出す。神田「おぉっこれええやん!あっこっちも・・・由美子お前俺の寝顔」由美子「直人の寝顔は三枚ありまぁす?由美子と冬月君の帰りのバスでの寝顔は四枚?」奈津美「ぎゃあ?口開いてるやん!やめてよ?わぁ!冬月見んといて!神田も見るな!」笑いながら二人が見てる?
写真は全部で80枚あった。由美子はふいに撮ったり隠れてとったりしたらしく、行きの電車で私と海がガムで風船つくった瞬間や神田と海の後ろ姿や海の家で話てる私と海や、遊園地でくたびれてる姿とかばかりだった。ちゃんとしたしゃしんもたくさんあるけど。2005-05-20 12:07:00 -
133:
奈津美
由美子「焼き増しするから写真の裏に名前書いてな。今日出すから明日には渡せるわ一枚30円でいいよ」三人で写真の裏に名前を書いた。
2005-05-20 12:11:00 -
134:
名無しさん
めちゃ気になる!!
2005-05-20 12:31:00 -
135:
奈津美
あの頃の夢は。お嫁さんでも色んな職につく事でもなんでもなかった。
本当に望んだ未来はただ僕等がつながっている未来。ただそれだけだった。 それはきっとどんなすごい仕事をする会社に入る事よりも難しい事だっただろう。2005-05-20 12:32:00 -
136:
奈津美
第8話
「叩き付けられた現実」2005-05-20 12:33:00 -
137:
奈津美
乗るはずの電車が発車した。ホームに残ったままだった。
奈津美「いつ?」海「まだ分からないんだ・・・こっちに残るかもしれないし、行くかもしれない」
奈津美「家庭の事情で・・・?」海はうなずいた・・・。奈津美「そっかぁ!向こうに行くとなかなか会えないなぁ・・・。」海「まだ分からないし・・・」奈津美「向こうに帰れば彼女あんたのとこにもどってくる・・・」
海「・・・かもな」奈津美「それが冬月幸せ?」海「・・・もうあいつの事は過去だよ。俺今楽しいしこっちの方がいい」奈津美「今考えても仕方なくない?親が決める事ならなおさらやん」2005-05-20 12:45:00 -
138:
奈津美
九月はあっという間に終わった。試験は平均点ぎりぎりだったのでまぁ何とかといったかんじだった。今月は修学旅行がありクラスで班を決めた。男女で行動する時の班は私と由美子と神田と海とまぁまぁ仲良しの理香と海と神田の仲良しの山口になった。 寝る時の班は私と由美子と理香とめぐみと奈美。それで決まった。
二泊三日の北海道。その後すぐ体育祭がある。体育祭の練習と修学旅行での話と授業で忙しくなった。2005-05-20 13:59:00 -
139:
奈津美
「お土産はカニ!カニ!頼むでぇ!ちゃんと宅急便でな?」お母さんは毎日そればっかり口にする。奈津美「わかったって?うるさいなぁ!」「奈津美北海道の食べ物はおいしいからいっぱい食べてこいよ」お父さんはそればっか。
何なんだうちの家族は・・・。「明日行くんやねぇ?忘れ物ないようにしなあかんで!うらやましいわぁ??なぁお父さん??」お父さんは苦笑いをした。新婚旅行に北海道に行った両親はやけに北海道の話になるともりあがる?2005-05-20 14:10:00 -
140:
名無しさん
いつも楽しみにしてるんで頑張ってかいてね!
2005-05-20 14:11:00 -
141:
奈津美
ありがとう?(T-T)? がんばります?
こういう感想とか見ると本間に頑張ろうって思う!2005-05-20 14:14:00 -
142:
名無しさん
いつも楽しみに読んでます☆海好き-☆
(ノω`*)ノキャァ?2005-05-20 14:16:00 -
143:
奈津美
?みなさんに御礼の文?
みなさん本間にありがとうございます。
みなさんは青春時代といわれた17才の事を思い出すと胸がきゅんとしませんか。
この物語は大切なみなさんの想い出をよりいっそう大切に出来ればいいという想いだけで書いてます。力不足でわかりにくいところもあるかと思いますがどうか最後までお付き合いお願いします。作者より心を込めて。2005-05-20 14:22:00 -
144:
奈津美
167さんありがとうヾ(@^▽^@)ノわーい
海は私もお気に入りだよ??けど神田の方がいいかも(笑)どっちも男前すぎの設定なんでどっちでも嬉しいなぁ?2005-05-20 14:45:00 -
145:
奈津美
北海道到着。
クラスごとにバスに乗った。由美子「あんま寒くないなぁ!雪とかもう降ってるかと思ったけど」奈津美「キツネおるかなぁ」理香「ほっほっホタルぅ」北の国からですか?奈津美「あほやぁ!あはははは!」バスの中めっさうるさい?
バスガイドさんの挨拶が始まった。2005-05-20 15:01:00 -
146:
奈津美
ガイドさんは綺麗な人で優しい感じ。
バスはずっと広い道を走る。北海道の景色の素晴らしさは言葉では表せない。行った人しか分からない程美しい。2005-05-20 15:54:00 -
147:
奈津美
何時間もバスに乗りっぱなし。トイレ休憩だけバス降りる感じの長い長い移動が終わり、今日泊まるホテルに着いた。綺麗な大きいホテルだった。先生「はぁい!荷物部屋に置いたら二時間自由にしてよし!ただしホテルからは出ては駄目!ホテルの中なら自由にしていいぞ!」先生がそう言った。
2005-05-20 16:01:00 -
148:
奈津美
みんな散らばる。由美子「奈津美ぃ部屋行こう!」奈津美「めっちゃでかくない?!ホテルの中にお土産屋さんばり並んでるし!あそこメリーゴーランドある!何じゃここ!」本当にホテルというより遊園地の一角にいるような気分になるホテルだった。理香「こりゃ!あんたら勝手に動くな?部屋行くでぇめぐみぃ!奈美ぃ!行くで!」
2005-05-20 16:35:00 -
149:
奈津美
奈美「早く行きたぁい??あっ、お土産屋さん行こうよ?」みんなで行く事にした。奈津美「ぎゃぁぁ?」みんながあたしを見る。奈津美「あと三枚しか撮られへぇん?」理香「・・・雲と部屋ばっか撮るからやろ?お土産屋でカメラ買いや?」
2005-05-20 17:05:00 -
150:
奈津美
私はカメラとお父さんとお母さんに白い恋人とバター飴を買った。由美子「見て見て?これ綺麗ちゃう?!」由美子は雪の結晶のキーホルダーを見せた。奈津美「わぁぁ?めっちゃ綺麗!」あたしも買った。
二時間はあっという間に終わった。2005-05-20 17:18:00