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トップへの道‥

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  • 1:

    私は全てにおいてトップに立ちたい…
     
    恋も‥
    仕事も…。

    2005-08-16 21:01:00
  • 205:

    『でも、チーママ嫌じゃないんですか?浮気と一緒でしょ!?』
    『う〜ん…。嫌じゃないって言ったら嘘になるかな…でも諦めじゃないけど、一輝が他の女と寝ようが何しようが今私は一輝といたいから・・・』
     
    『何か強いですね。。』

    2005-08-17 02:06:00
  • 206:

    唯の頬を伝う涙‥
    本当は強くなんかない‥
    強いフリをしてるだけ。
    誰よりも孤独が恐い私の精一杯の強がり‥。

    2005-08-17 02:07:00
  • 207:

    『何で唯ちゃん泣いてるん??泣きな―!!』
    『だって‥自分が辛い時でも唯の話聞いてくれて‥年下やのに、しっかりしてて‥唯はいつも頼ってばかりで・・・』
    唯の言葉に考える間まなく私の目からは大量の涙が流れた。
    しっかりなんかしてない‥ただの強がりなのに…。
    それでもそんな私を頼ってくれている唯の存在は大きかった。

    2005-08-17 02:08:00
  • 208:

    『もぅ泣いたらあかん!目腫れるから‥』
    二人してティッシュで涙を拭っていると 賑やかな声でか一輝が目をこすりながら起きてきた。
    タバコに火をつけ 三人でテレビを見て討論をしていると 部屋のインターホンが鳴った。
    『誰やろ・・・』
    一瞬浮かんだミカの顔。

    2005-08-17 02:09:00
  • 209:

    受話器を取る前にモニターのスイッチを押した。
    そこに映っていたのはまさしく予想的中‥ミカだった 
    『ミカやっ・・』
    ぼそっと呟いた私‥
    すぐに反応したのは唯の方だった。

    2005-08-17 02:10:00
  • 210:

    『チーママ‥??』
    どうしよ‥どうしよう・・・
    心配そうに私にかけよる唯 
    『一輝?!家ばれてない?』 
    一輝には意味が分からない様子で 不思議そうな顔で私を見る。

    2005-08-17 02:11:00
  • 211:

    『ミカが来た・・・家つけられたりしてない?!』
    『はぁ?!』
    吸いかけの長いタバコを灰皿に押しつけ 私に近ずきオートロックのモニターに目をやる一輝。
    ミカは私の家を知らない筈・・・
    だいたいの場所は知っていても部屋までは知らない。

    2005-08-17 02:13:00
  • 212:

    一輝の家と知って来たのか‥
    私の家と知って来たのか‥それすら分からない私達はどうする事も出来ない。
    焦り‥不安‥心配‥
    どれに当たるかは分からないけど 私にはどうする事も出来ず一輝の顔を伺うしか出来なかった。
    『出んでいいやん。ほっとけ!!』

    2005-08-17 02:14:00
  • 213:

    少し怒ったように言う一輝 
    『どっちかに用事あったら電話くるやろ』
    確かにそうだ・・・
    『瞳は何も心配せんでええ‥何かあった時は俺が守るから!!』
    グイグイ手を引っ張り無理矢理ソファに座らされ 耳元で囁くように言われた言葉‥。

    2005-08-17 02:15:00
  • 214:

    一輝に出会って、一輝を愛して、一輝を必要として、私は変わった。
    【可愛い女】になりたい私が【可愛い女】になれない私を守る為、一生懸命作ってた【大人の女】という偽物の私‥
    その偽りの壁を一輝は初めて壊してくれた人。
    【愛してる】
    というたった一言が 心地よかったり、人を愛するという事を教えてくれた人。

    2005-08-17 02:17:00
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