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トップへの道‥

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  • 1:

    私は全てにおいてトップに立ちたい…
     
    恋も‥
    仕事も…。

    2005-08-16 21:01:00
  • 211:

    『ミカが来た・・・家つけられたりしてない?!』
    『はぁ?!』
    吸いかけの長いタバコを灰皿に押しつけ 私に近ずきオートロックのモニターに目をやる一輝。
    ミカは私の家を知らない筈・・・
    だいたいの場所は知っていても部屋までは知らない。

    2005-08-17 02:13:00
  • 212:

    一輝の家と知って来たのか‥
    私の家と知って来たのか‥それすら分からない私達はどうする事も出来ない。
    焦り‥不安‥心配‥
    どれに当たるかは分からないけど 私にはどうする事も出来ず一輝の顔を伺うしか出来なかった。
    『出んでいいやん。ほっとけ!!』

    2005-08-17 02:14:00
  • 213:

    少し怒ったように言う一輝 
    『どっちかに用事あったら電話くるやろ』
    確かにそうだ・・・
    『瞳は何も心配せんでええ‥何かあった時は俺が守るから!!』
    グイグイ手を引っ張り無理矢理ソファに座らされ 耳元で囁くように言われた言葉‥。

    2005-08-17 02:15:00
  • 214:

    一輝に出会って、一輝を愛して、一輝を必要として、私は変わった。
    【可愛い女】になりたい私が【可愛い女】になれない私を守る為、一生懸命作ってた【大人の女】という偽物の私‥
    その偽りの壁を一輝は初めて壊してくれた人。
    【愛してる】
    というたった一言が 心地よかったり、人を愛するという事を教えてくれた人。

    2005-08-17 02:17:00
  • 215:

    『唯ちゃんも座りっ!!』
    一輝が優しく話す。
    『じゃ、今日は俺が何か作ったろ!!二人とも何食べたい?』
    腕をまくりながら気合いを入れた一輝が言う。
     『パスタっ!!』

    2005-08-17 02:18:00
  • 216:

    そうとうお腹が空いていたのか唯は速答だった。
    『よっしゃ!!今日は瞳の大好きなカルボナーラにしよかっ!なっ?!』
    ニコっとこちらを向き笑顔で言う一輝に私は小さく頷いた。
    ♪♪♪〜
    みんな一瞬目が合う‥

    2005-08-17 02:19:00
  • 217:

    すぐに自分の携帯を探した。
    光ってない・・・
    私じゃなかった。。
    少し安心して 一輝を見ると首を横に振る。
    『友達からですっ!!』

    2005-08-17 02:20:00
  • 218:

    苦笑いしながら唯が電話に出る。
     
    一瞬 はりつめた空気‥
    ミカが恐い訳じゃない。
    この幸せを壊されるのが恐いんだ・・・

    2005-08-17 02:21:00
  • 219:

    『なぁ瞳…俺等、大丈夫やんなっ?!』
    『ん?!何が?』
    『いや‥だからさっ、俺とずっと・・・』
    ♪♪♪〜
    一輝の前で光る携帯‥

    2005-08-17 02:22:00
  • 220:

    『誰やねん。こんな時に‥ちょいごめんなっ。』  
    私が頷いたと同時に一輝は携帯を開いた。
    『俺やったんかっ‥』
    『えっ?!』
    『ミカから・・・』

    2005-08-17 02:23:00
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