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◆Bitter*Sweet◇

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  • 1:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    普通の恋愛ぢゃ物足りない――・・・
    甘すぎる恋愛はいらない――・・・
    どこか危険な薫りが漂う恋愛がしたい――・・・

    苦くてほんのり甘い恋愛を――・・・

    2006-04-07 13:16:00
  • 173:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    ユウナ『ど、どどどど、どうゆう事っ?!!!(゚д゚;)』
    畠中『―――・・・うん。実は、ユウナちゃんの事少し前からそうゆう風に思っててん。初めてご飯行った時の事覚えてる??俺、あの時のユウナちゃんが凄く新鮮に感じてなんか変な気持ちになってん。でも、俺には彼女がいるしユウナちゃんはまだ18だしあかんっと思ってん。そう思ったら、気持ちはおさまってん。でも、あれ以来ユウナちゃんと普通に仲良くなって、メールや電話とかしていく度にどんどん気持ちがデカくなっていって――・・・』
    ユウナ『―――・・・彼女はどうすんの??別れんの??』
    畠中『―――・・・わからない。別れないかもしれないし。正直、今彼女とうまくいってないねん。仕事忙しいみたいやし、彼女もプライベートでなんか大変みたいやし。最近ホンマすれ違いばっかりやねん。付き合いが長い分、わかってあげたいけど今の彼女をわかってあげられへんようなってきてんねん。彼女最近プライベートを凄く優先して、俺との時間をあんまりとってくれなくなってきててさ・・・でも、だからといってユウナちゃんに言ったんぢゃないで!!!マヂで!!!それだけは信じて!!!』
    ユウナ『―――・・・そっか。――・・・考え

    2006-04-11 14:55:00
  • 174:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 175:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    畠中『別に俺急いでないで!!!俺だって彼女の事まだ何も決めてないし――・・・だから、ゆっくり考えて答えだしてくれたらいいで??』
    ユウナ『それやったらあかんねん。自分を見失ってしまうから――・・・もうそんな自分になんの嫌やねん。だから、明日答えだす!!!!』畠中『―――・・・わかった。でも、せこいようやけども、俺には彼女がいる事を忘れんとってほしい―・・』ユウナ『わかってる。ぢゃあ、あたし帰るわ!!!やらなあかん事いっぱいあるし!!ワラ んな、おやすみ〜☆』畠中『わかった――・・・おやすみ☆』
    あたしは、畠中さんをおいて先に店を出て、タクシーに乗り家に帰った。

    2006-04-11 15:09:00
  • 176:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    家に帰り着き、あたしは部屋で考えていた。

    【畠中さん、何で急にゆうてきたん?!!なんかせこいわ。あたし畠中さんの事せっかく諦めて、忘れたのに。そんなん言われたら、また気持ち戻るやん!!!―――・・・ん??気持ちが戻る??何で??あたしは諦めたはず!!!―――・・・まだ、気持ちが残ってた――??言われてみれば、あたし無理矢理自分の気持ちをおし殺したんだっけ―――・・・でも、こんな風になるなんて考えた事なんてなかった。畠中さん―――・・・ずるい―・・・】

    あたしは、ずっと畠中さんの事ばかり考えていて眠れなかった。考えて考えて、ひたすら考えてどうするかあたしは、決めた。

    2006-04-11 15:26:00
  • 177:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    朝、フユちゃんは仕事に行きあたしは少しだけ寝て、家の事をすませて、畠中さんと7時に約束した。

    用意ができて、家を出て待ち合わせ場所に向かった。心臓が破裂しそうだった。ドキドキして、苦しかった。畠中さんと会うのがなんだか少し恐くて。でも、早く畠中さんに会いたい気持ちもあって。今頃になってテンパってきて、緊張してきた。
    そんな中、待ち合わせ場所に着いてしまいあたしはわけのわからぬ行動をとってしまった。影から畠中さんが来ているかどうか見渡すと、畠中さんが見えてさらに緊張してきて帰ろうと思ったがいけないと思い、勇気をふりしぼって畠中さんのもとへ近づいていった。

    2006-04-11 15:43:00
  • 178:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    ユウナ『は、畠中さん☆ハハハハ☆ぐ、偶然やね〜☆』
    畠中『はっ?!!偶然?!!!!』ユウナ『あ〜、い、いやいやいや☆いこっか☆ハハハハ☆』あたしのわけのわからぬ言葉に畠中さんは『(・_・?)』状態やったけど、どうにかこうにか店に入りご飯を食べる事にした。
    会話をするも、噛み合わない会話に畠中さんを困らせてしまって、畠中さんが『ユウナちゃん、無理しなくていいよ』と言われた。無理などしてない。緊張して会話ができないだけ。でも、こんなんあかんって思い、いきなり昨日の返事を言う事にした。そうしないと、気持ちが落ち着かない。

    2006-04-11 15:58:00
  • 179:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    ユウナ『畠中さん――昨日の返事してもいいかな―??』畠中『――――うん・・。』ユウナ『あたし、いっぱい考えた!!!あたしなりに考えた結果――――――――――――――あたしもやっぱり畠中さんが好き。』
    畠中『そっか〜☆―――――・・・やっぱり?!!』
    ユウナ『あたし、畠中さんの事好きやってん。ワラ 出会った当初。ワラ でも、なんか好きとか認めたくなかったし好きちゃうとか自分に言い聞かせて、狂ってた自分にムチ入れて自分をとり戻してん!!!ワラ』
    畠中『そうやったん?!!(゚д゚;)いや〜、全然わからなかった――・・・(゚д゚;)』ユウナ『小声(そりゃ天然で鈍感な畠中さんにはわからんだろ。)』
    畠中『(・_・?)なんか言った??』

    2006-04-11 16:09:00
  • 180:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    ユウナ『ん???何でもない、何でもない☆ワラ アハハハハハ(^□^;)』
    畠中『(・_・?)へんなユウナちゃん☆』
    ユウナ『ハハハハハハ(^□^;)ハハ―――――・・・う、ヴヴン。本題に戻って、あたし畠中さんと一緒におりたい!!!』
    畠中『――――・・・俺、彼女おんねんで??別れるとは決まってないし、ユウナちゃんだけをみる事はできひんねんで??辛い思いや淋しい思いさせてしまうねんで??そんな自分勝手な俺やねんで??それでも、ユウナちゃんは俺なんかと一緒にいたいん??最低な男やで??』
    ユウナ『わかってるよ??わかって言ってるねん。確かに嫌やで、二股は。でも、好きな気持ちはおさえられへんし、一緒にいたいもん!!!彼女がいてもいい!!!少しでも、あたしの事を想ってくれるだけであたしは嬉しいし、辛い事もなんでも我慢できる!!!だから――・・・』あたしはなぜか涙が出てきた。

    2006-04-11 16:50:00
  • 181:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    この日は、あたし達は別々に帰った。でも、別れ際に畠中さんとの初キスをした☆そして、あたしは家に着き畠中さんにメールをして化粧を落とし寝ようと思ってベッドに入った。すると、畠中さんから返事がきた。

    『今日はめちゃくちゃ楽しかった☆なんか、まだ実感ないわ☆ワラ でも、俺ユウナちゃんの事大好きやから☆大切にする☆』
    この時、あたしは嬉しかったけど少し淋しかった。彼女にもこんな事言ってるのかと思うと、淋しくてなんか切なかった。でも、自分が決めた事やしそんな事をウジウジ考えても仕方ないと思い、おやすみメールをし寝た。

    2006-04-11 17:02:00
  • 182:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    それから、仕事もフユちゃんとも何事もなく順調で楽しい日々を過ごしていた。あたし達の二股恋愛も、なんとかうまくやっていた。あえて変わった事をあげれば、『畠中さん』から『エイジ』に変わったぐらいかな☆エイジから『畠中さんってゆうのはやめようよ。ワラ』といわれ、名前で呼ぶようになった☆

    でも、あたしはふと思った。どうして、エイジとの恋愛は楽しく続けていけてるのだろうかって。今までのあたしだと、こんな事は“ある人”以来なかった。あたしが求めていた恋愛ってこんな恋愛なん??【甘く普通すぎる恋愛は嫌。どこか危うくて苦くほんのり甘い恋愛がしたい。】それって、こんな恋愛の事をゆうん??正直、わからない。でも、スリル感はある。普通の恋愛ぢゃない。エイジをあたしだけの物にしたい。なんかエイジは他の人とは違う物があって、危険な匂いがする。そんなエイジが愛しくてたまらない。あたしはおかしいのか??そんな事を疑問に思っていたりした。

    2006-04-11 17:18:00
  • 183:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    そんな疑問を抱いているうちに、あたし達の二股恋愛は3ヵ月が過ぎた。普通に全てが順調にいきすぎて、恐いぐらい。いつか、とんでもない事がおこるんぢゃないかと思っていた―・・・。

    あたしの仕事が休みの日曜日。フユちゃんは出掛けていて、あたしは家でゆっくり過ごしていた。天気もよく布団や洗濯物などを干し、家の事を全てしくつろいでいた。エイジとも、ちょくちょく連絡はとっていたが途切れる事が多かった。今日は用事で出掛けているらしい。あたしはなんとなく彼女と一緒かなと思い、少し落ち込んだが仕方ないと思い気にしない事にした。
    夕方になると昼間はあんなに晴れていたのに、急に雨が降りだした。急いで洗濯物などを取り込み少し気分はションボリ。雨が降っている中、あたしは晩ご飯の支度をしフユちゃんにご飯どうするのかメールで聞くにした。

    2006-04-11 17:35:00
  • 184:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    フユちゃんから返事が返ってきた。

    『晩ご飯もちろんいる〜*≧∀≦*たぶん8時ぐらいには帰れると思うから☆今日は一人お客さんを家に連れて帰りたいんやけどいいかな??☆一緒に晩ご飯食べたいと思ってるんやけど、駄目??ユウちゃんが嫌なら全然かまわないからね!!!』

    【お客さん??もしかしてフユちゃんの彼氏?!!☆フユちゃんちゃっかり彼氏とかいんねや〜☆見てみたいし☆】あたしはそう思い、フユちゃんに『OK〜☆ぢゃあ、たくさん作っとくわ☆』と返した。

    2006-04-11 17:43:00
  • 185:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    ご飯を作り終え、部屋をキレイにして彼氏を出迎える準備バッチリ☆早く帰ってこないかな〜とワクワクしていた時――『ただいま〜☆』
    フユちゃんが帰ってきた!!!あたしは急いで玄関に走っていった。

    ママ『どうしたの、ユウちゃん??走ってきたりして!!!!』ユウナ『おかえり☆お客さんは?!!☆』
    ママ『ユウちゃん凄い目キラキラしてる。ワラ 入って――・・』フユちゃんはそう言いお客さんとやら人が入ってきた。

    2006-04-11 17:50:00
  • 186:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    ユウナ『――――――・・・嘘――――・・・なんで――・・・』ママ『ユウちゃん、紹介するね☆ユウちゃんには黙ってたんだけど、長年お付き合いしてるママの大切な人☆―――――――【畠中英治】さん*≧∀≦*』
    エイジ『―――――ユ――ウナ――・・・』

    神様は卑怯だ。全てを順調に進ませて何事もなく幸せな日々を送らせ、こんなにもヒドイ事態をおこすなんて―・・・。
    うけとめがたい現実。認めたくない現実。今にも逃げ出してしまいたい。最悪な事態だ――・・・

    2006-04-11 17:59:00
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