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◆Bitter*Sweet◇

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  • 1:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    普通の恋愛ぢゃ物足りない――・・・
    甘すぎる恋愛はいらない――・・・
    どこか危険な薫りが漂う恋愛がしたい――・・・

    苦くてほんのり甘い恋愛を――・・・

    2006-04-07 13:16:00
  • 231:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    ちょっと中断します?


    >>220-229?

    2006-04-12 12:40:00
  • 232:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    フユちゃんは泣きながら話してくれた。あたしもフユちゃんの話しを聞きながら泣いてしまった。
    あたしも、フユちゃんを傷つけてしまった。あたしだってフユちゃんやパパが大好き。でも、フユちゃんがエイジを愛するようにあたしもエイジを愛してる。フユちゃんは、あたしの為に、エイジと別れようとしてる。それでいいんだろうか。フユちゃんから、エイジを奪ってしまっていいのだろうか。

    パパ――あたしはどうしたらいいの??パパだったらどうする??どっちも失いたくない。でも、そんなの我儘すぎるよね――・・・

    2006-04-12 14:05:00
  • 233:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    ユウナ『ママ、ごめんね。あたしの方こそママの気持ちわかってなかった―・・・昨日は――あまりにも急な事で、ビックリしたし気が動転してしまったん。ママにそんな人がいるなんて思ってもなかったし――・・・ママは彼氏の事が好きなんやろ??彼氏と一緒になりたいんやろ?!!』
    ママ『―――・・・もういいの。もういいねん。だから、ユウちゃんは気にしないで??ごめんね、ユウちゃん。ママちゃんとするから――。だから――・・・』
    ユウナ『ママ―――・・・あたしに少し時間くれへん??あたしまだ整理できてないねん――☆だから、頭の整理がつくまでまってほしい――・・・お願い。ママと彼氏の事うけいれれるよう――努力するから。』
    ママ『だから、もういいの!!!ユウちゃんはなんも考えんでいい!!!自分の事だけ考えてたらいいねん!!!ママは大丈夫やから!!!』
    ユウナ『そんなんキレイ事!!!ママ、お互い現実と向き合おう??だから、少し時間ちょうだい!!!お願い!!!』

    2006-04-12 14:30:00
  • 234:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    あたしがそうゆうと、フユちゃんはワンワン泣きながら頷きひたすらあたしに謝り続けた。
    あたしはフユちゃんを部屋に連れていき、落ち着かせて寝かした。

    リビングに戻り、お酒を飲みながら考えてた。これからどうしよう。どうする事が一番いいのか。泣きたかったけど、なぜか涙はでてこなかった。さっきはでていたのに。我慢などしていない。ただ、今自分が泣いてはいけないような気がした。どれだけ考えても、どうする事が一番いいのかわからなかった。

    2006-04-12 14:44:00
  • 235:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    ――・・・翌日
    あたしはソファで寝てしまっていた。起きるとフユちゃんはおらず、布団をかけていてくれた。
    携帯を部屋に取りにいき、メールを見る。客のメールを見て、今日仕事だとゆう事をおもいだし、とてもいける状態ぢゃない為、ノボルに連絡をいれた。すると、ノボルから『ことが片付くまで休め』と返事がかえってき、あたしは出かける用意をした。ある場所に行く為に――・・・

    2006-04-12 14:58:00
  • 236:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    用意ができ、戸締まりをして家を出た。

    ――1時間後
    『元気だった??あたしは――いちを元気だよ☆ねぇ、あたしはどうしたらいい??あたしもエイジが好きなの。ママもエイジが好き。親子そろって同じ人を愛してしまった。こんな事って本当にあるんだね。思ってもなかった。ねぇ、あたしは好きになる相手を間違ったの??好きになったらあかんかったん??ねぇ、教えて??―――――パパ・・・・』
    あたしは、パパのお墓にきたのだ。パパに話す事ぢゃないのに、どうしてもパパの意見が聞きたくて来てしまったのだ。

    2006-04-12 15:07:00
  • 237:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    『ママも辛いけど、一番辛いのはパパだよね??親子で一人の男を愛して、取り合うなんて――・・・一番悲しい事だよね??ごめんね、パパ・・・―――――――――パパ、あたし決めた!!!パパにもママにも、もうこれ以上悲しい思い、させないから!!!だから、安心してね!!!あたし、ちゃんとするから!!!だから、パパ!!見守っていてね―――・・・』
    あたしは、お花とパパが好きなケーキをお供えして、お線香をあげパパのお墓を後にした。

    2006-04-12 15:23:00
  • 238:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    『今日時間つくってほしいねん――うん。8時に〇〇で待ってる。ぢゃあ――』―ピッ・・・
    あたしはそう言い、電話を切った。8時に着くように、適当に時間をつぶして待ち合わせ場所に行った。
    待ち合わせ場所に着くと、まだ来ていなくて待つ事にした。5分ぐらいしてから『ユウナ〜!!!』そう叫び、走ってきた。今日話さなくちゃいけない――――――――エイジと。

    2006-04-12 15:44:00
  • 239:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    エイジ『ごめん!!!・・・待った?!!』
    ユウナ『ううん、全然☆いこっ☆』そして、あたし達はご飯を食べに適当に店に入った。

    適当に飲み物や食べ物を頼み、飲み物が先に運ばれてき乾杯をした。しばらくして食べ物も運ばれてき、食べながら話しをした。

    2006-04-12 15:55:00
  • 240:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    エイジ『あれから、何の連絡もなくて心配した。――フユミと、話し・・・したん??』
    ユウナ『心配って、1日だけやん。ワラ―――フユちゃんとは話ししたよ。でも、大丈夫やで☆エイジの事ゆうてないから☆心配しやんで―☆』エイジ『ユウナ――・・・ごめん――本当に、ごめん――・・』ユウナ『何にそんな謝んのか、あたしにはわからん。相手がフユちゃんやったから??二股してるから??謝るぐらいなら、最初から付き合おうとかゆわんといてや!!それに―――――あたし、最初からエイジの事本気ぢゃなかったんやし☆』
    エイジ『はっ?!!どうゆう事?!!本気ぢゃなかったって何?!!』
    ユウナ『―――・・・だから、最初から遊びやったんやって☆あたしがエイジの事本気にするとでも、思ってたん?!!ハハ☆ありえへん☆元は客やで?!!それに金も地位も名誉もない!!誰がそんなん相手すんの??別にあたし男には苦労してへんし☆ワラ』エイジ『なんやねん、それ!!!あん時ゆうたんは嘘なんか!!!』

    2006-04-12 16:19:00
  • 241:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    ユウナ『そうやで〜。ワラ そんなんもわからんと、付き合ってたエイジはただのおバカさん☆ワラ』
    エイジ『なんやねん―――・・・俺は本気で好きやったのに――・・・』
    ユウナ『ハハ―☆アホやな〜――☆早く気付きや―――遊びっ――て――・・・』
    【あかん。声が震える。】エイジ『――??――・・・ユウナ―???』
    ユウナ『お金もなくて、中々一緒にいれなくて、あたしだけを見てもらえなくて、いつもエイジの心の中にはフユちゃんがいて、二股男なんて――いらんわ――・・・・』

    2006-04-12 16:34:00
  • 242:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    エイジ『ユウナ―――・・・俺、ユウナの事ホンマに好きやで?!!だから、ユ――・・・』
    ユウナ『あぁ!!!あたしこの後約束あんねん☆前から言い寄られてるイケメンと遊びに行くねんや〜☆ぢゃあ、今日はご馳走様〜☆』
    エイジ『ユウナ!!!まだ話し終わ―――・・・』
    ユウナ『フユちゃん――悲しませたりしたら、娘のあたしが絶対許せへんからな!!』そう言い、あたしは走って店を出た。

    2006-04-12 16:43:00
  • 243:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    店を出てから、あたしは歩いた。ひたすら、歩き続けた。何処にむかってるかはわからない。ただ、歩きながら泣く事しかできなかった――・・・
    まわりの目なんか、気にならない。どうでもいい。これでよかった――これで全てよかったのだ――そう思った。

    【パパ、これで良かったんだよね??あたし、間違ってないよね――??】

    2006-04-12 17:59:00
  • 244:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

    カバンの中から、携帯が鳴ってる。誰かはわかってる。でも、でない。今はでたくない。それでも、鳴り続ける。あまりにもしつこく鳴らすから、あたしはでた。

    『はぁい☆どうしたん??』

    2006-04-12 18:02:00
  • 245:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    『――今日仕事ぢゃないの??今どこにいるの??』
    フユちゃんだった。
    ユウナ『ズル休みしちゃった〜☆今は友達と飲みに行ってて、別れたとこだよ☆』
    ママ『そう――ユウちゃん、今から帰ってきて??話しがあるの。』
    ユウナ『わかった☆今から帰るな☆』そう言って、あたしはタクシーに乗り家に帰った。

    2006-04-12 18:07:00
  • 246:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    家に着き、泣いていたのをバレないように満面の笑みで中に入る。

    『ただいま〜☆』そう言って、リビングへ行く。

    リビングへ行くと、深刻な顔をしたフユちゃんが座っていた。

    2006-04-12 18:11:00
  • 247:

    林檎 ◆Vm1DyOAhKo

    あたしも座り話しかける。ユウナ『どうしたん??そんな深刻な顔して☆』
    ママ『――――ユウちゃん。ママ、彼氏と別れる事にしたから。』
    ユウナ『はっ?!!何で?!!意味わからん!!!』
    ママ『ママには、彼氏なんていらんのよ。ママは、ユウちゃんとパパだけでいいの。だからね―――・・・・』
    ―バンッ『キレイ事言いすぎやわ!!!何でいつもそうなんよ!!!自分だけええかっこして、最後はあたし等の為?!!バカバカしい。それであたし等が幸せになれると思うん?!!それが幸せ全てや思ってるん?!!そんなん幸せちゃうわ!!!あたしにしたら、不幸やわ!!!何の為にあたし―――・・・ウウッ』

    2006-04-12 18:19:00
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