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◆Bitter*Sweet◇
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1:
林檎 ◆Vm1DyOAhKo
普通の恋愛ぢゃ物足りない――・・・
甘すぎる恋愛はいらない――・・・
どこか危険な薫りが漂う恋愛がしたい――・・・
苦くてほんのり甘い恋愛を――・・・2006-04-07 13:16:00 -
63:
林檎 ◆Vm1DyOAhKo
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
昼過ぎ、いつものように携帯が鳴り目を覚ます。携帯を見ると、メールでその中にはボスのメールもあった。昨日ボスとちゃっかり連絡先を交換していたのである。あたしはボスのメールを見る事にした。
内容は『寝ている時間帯』とか『また店に行くから』などとゆうものだった。あたしはどうでもいいしと思い、他のメールにも目を通し携帯を閉じリビングへ行く。2006-04-08 15:49:00 -
64:
林檎 ◆Vm1DyOAhKo
いつものようにソファに座り、たばこと微糖コーヒーを手にしてボーッとする。家での仕事をし仕事へ行く支度をする。化粧をしてる時に、昨日の事がまだ許せないあたしは、彼氏に『今日は自分で行くから』とメールをする。
支度を終え戸締まりをして、家を出る。下に降りると彼氏の車があった。それでもあたしは無視して歩きだす。彼氏は車の窓を開け『ユウナ!!!』と叫ぶが、それでもあたしは無視し続けひたすら歩く。すると、彼氏は車から降りてきて追い掛けてくるのがわかり、あたしは走り道路に出てタイミングよくタクシーが走っていて、そのタクシーをスグにとめ急いで乗り込む。なんとかまぬがれた。2006-04-08 16:03:00 -
65:
林檎 ◆Vm1DyOAhKo
タクシーで店の方へ向かっている中、何回も彼氏から電話がかかってきていた。あたしはもう嫌気がさしまくり、別れる事を決意した。
あたしはセットをしにセット専門の店に行きセットしてもらいながら、客達にメールをしセットが終わり店へ向かう。毎日の事なんやが、中々ダルイと思うあたし。めんどくさいんだな、これが。2006-04-08 16:17:00 -
66:
林檎 ◆Vm1DyOAhKo
店に着きボーイと挨拶を交わし、中に入り着替える。
着替え終わりホールに行くと、アミはもうとっくに着替え終わっていた。遅いと思っていたら、今日は早かったのね。だが、いつもと様子が違った。機嫌が悪いようだ。
ユウナ『おはよう☆顔恐いで。ワラ』2006-04-08 16:38:00 -
67:
林檎 ◆Vm1DyOAhKo
アミ『おはよっ(`∩´)』
ユウナ『どうしたんよ???ワラ』アミ『あのカス野郎のせい(`∩´)』あたしはノボルと喧嘩したんだとスグにわかり『後でゆっくり聞くし、落ちつこ☆あたしも聞いてほしい事あるし』と言い、ミーティングが始まった。
ミーティングが終わると同時に店がオープンする。早速あたしとアミは話しをする。お互い彼氏の事をボロクソ言いまくり少しスッキリして、話題は明るい話題になった。しばらくアミと話しをしていると『ユウナ、指名。』とノボルがフテブテしくゆうてきた。あたしは、店長とゆう役職にもついて仕事に私情をもちこむノボルに、呆れた。2006-04-08 17:12:00 -
68:
林檎 ◆Vm1DyOAhKo
ユウナ『一言忠告したる。アミと何があったかは詳しく知らんが、自分の今の立場をよくわきまえや。』と言い、あたしは指名客の席へ行く。
あたしは、その客の指名客を見てビックリした。その客とは――・・・
――Mr.畠中――2006-04-08 17:21:00 -
69:
林檎 ◆Vm1DyOAhKo
ユウナ『畠中さん!!!どうしたんですか?!!』
Mr.畠中『あ!!どうも(^v^;)ちょっとユウナさんに用がありまして――・・・』と言われ、あたしは座った。
ユウナ『話しってなんですか??』
Mr.畠中『その前に何か飲みませんか??』2006-04-08 23:43:00 -
70:
林檎 ◆Vm1DyOAhKo
ユウナ『そうですね――・・・畠中さん何飲まれます??』
Mr.畠中『ぢゃあ、焼酎でもおろしましょうか☆』Mr.畠中にそう言われ、あたしはオーダーしセットが運ばれてきて、二人分の水割りを作り乾杯した。
ユウナ『で、今日はお1人なんですか??』
Mr.畠中『はい☆あ!!今日来た理由まだでしたね――・・・・』2006-04-08 23:50:00 -
71:
林檎 ◆Vm1DyOAhKo
Mr.畠中『今日来た理由は、昨日色々としてもらってありがとうございました☆昨日、俺かなりヤバかったから―・・(≧∩≦;)でも、ユウナさん凄い俺の事気にしてくれて―・・それに、あの後俺酒飲むとかマヂ限界やって、飲めって言われた時もう死にそうやった(+д*;)そんな中、ユウナさんあの時“酒”ぢゃなくて“烏龍茶”作ってくれたよね??ほんと、ありがとう!!!マヂで助かった!!それでお礼言ってなかったし、それを言う為に来ました☆』
ユウナ『――・・・わざわざそれをゆう為だけに、きたんですか―・・・??』
Mr.畠中『はい☆他にお礼言える時ないし☆だから、今日は好きな物なんでも頼んで☆』
ユウナ『あ、ありがとう――・・(^□^;)』あたしはこの時強く思った。頼むから、今日はゲロリーマンMr.畠中にも妖怪こ泣きジジイにも、ならんといてくれと。なぜなら、もう笑いを堪える自身がなかったから。2006-04-09 01:58:00 -
72:
林檎 ◆Vm1DyOAhKo
そうして、あたしと畠中さん(以外に普通なもんで普通に戻した)は色々喋り、シャンパンも2本ぐらい卸してくれた。あたしは客が何人か来た為に、席を行き来していて畠中さんの席に戻ると、畠中さんはホロ酔いになっていた。あたしは、細かろうが太かろうが客は客。だから、ボスに内緒で畠中さんを客にしてやろうと思い、あたしの中でゴングが鳴る。
―カーン!!『畠中さん酔ってるの??☆大丈夫〜??☆』
畠中『いや〜、シャンパンにやられまひたね〜☆でも、全然大丈夫ですよ〜☆』
ユウナ『そう??ねぇねぇ、番号交換しない??☆』2006-04-09 02:10:00 -
73:
林檎 ◆Vm1DyOAhKo
畠中『えぇ〜??本田さんにバレるとあれだしやめとくよ〜☆』
ユウナ『大丈夫やって〜☆バレませんよ☆だから、交換しよっ??☆』
畠中『えぇ〜――・・・俺、こうゆうとこあんまこないし、いいよ☆』
―カーン!!第1ラウンド終了2006-04-09 02:16:00 -
74:
林檎 ◆Vm1DyOAhKo
中々しぶといな、畠中め(-_-メ)ホロ酔いのくせに、しっかりしてやがる。違う手で攻めてみるか。
―カーン第2ラウンド『畠中さんって、あたしの事嫌いですか〜??(´∩`)』
畠中『ぜ、全然!!嫌いぢゃないです!!!』
ユウナ『でも、そんな感じするわ〜――・・・』2006-04-09 02:19:00 -
75:
林檎 ◆Vm1DyOAhKo
畠中『何で何で?!!』
ユウナ『だって凄い拒否るやん――・・・あたし別に営業目的で番号聞いたんやないし――・・・』
畠中『――・・・でも、やめとくよ・・・・俺、彼女いるし―・・・』
―カンカンカンカンカンカン!!ユウナKO負け2006-04-09 02:49:00