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がんばってかいてみます?2?

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  • 1:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    「こいつ涼ってゆぅねん」お兄ちゃんにそぅ紹介された。顔立ちは整ってて身長は175くらぃ…なかなかかっこいぃスーツ姿のその人はあたしにぺこっと頭をさげて挨拶をした。あたしも慌てておじぎする。それがりょうとあみの出会ぃだった。

    2005-06-16 00:07:00
  • 101:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    「でも、あみは好きだったんでしょ?」一通り話終えたとき、かおりちゃんはそぅ言った。あたしはどきっとした。そぅだ…あたし、あの時一目惚れしてからずっとけんちゃんが好きだったんだ…枯れてしまったはずの涙が頬をつたぅ。「そんなに人のこと好きになれたんなら3年間は決して無駄じゃなかったとかおりは思ぅよ」

    2005-06-29 03:44:00
  • 102:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    かおりちゃんに無駄じゃなかったと言われて、すごく救われた気分になった。あたし自身この3年間ほんとに幸せだったし、思い出はウソなんかじゃなくて現実のものだし、あたしけんちゃんと過ごした3年間があってよかった。かおりちゃんに相談して、今はまだちょっとだけだけど、そぅ思えた。これから徐々にそぅ思えたらいぃなとも思った。

    2005-06-29 03:49:00
  • 103:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    その日の夜はお兄ちゃんとかおりちゃんとりょうと4人でお鍋をした。この季節に鍋とかいけるかぁ?とか話ながら。笑 でもそれはあたしにとってめちゃめちゃあったかくて幸せな時間だった。まるで本物の家族になったみたぃ…。

    2005-06-29 03:52:00
  • 104:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    あたしとお兄ちゃんは実の兄弟じゃなぃ。とゆぅか、あたしはパパとママの子じゃなかった。あみの本当ね母親はパパの妹で、シングルマザーであみを産んだ。でも、あみが7才のとき突然死しちゃって、あみは今の家にお世話になることになった。

    2005-06-29 03:57:00
  • 105:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    パパもママもあたしにめちゃめちゃ優しくしてくれた。ほんとの子供みたぃにお兄ちゃんと一緒の扱ぃをしてくれた。でも、あたしはなかなか心を開けずにいた。母親が死んだショックから立ち直れてなかったのかもしれなぃ。

    2005-06-29 04:00:00
  • 106:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    それでも、だんだん心を開けるよぅになったのは、当時17才だったお兄ちゃんとお兄ちゃんの友達やその彼女のおかげだった。そぅいえば、その頃からお兄ちゃんの彼女はかおりちゃんだったな…結婚とかしなぃのかな…

    2005-06-29 05:11:00
  • 107:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    次の日、学校から帰ると家の前にけんちゃんがたってた。「…あみ…」あたしは無視して部屋に入ろぅとした。怒っていたわけじゃなかったけど、けんちゃんとはまだきっとうまく話せなぃ…。「あみ!しゃべりたくなぃんわかる…だから…これ!これ読んでほしぃ…」けんちゃんは一通の手紙をあたしに渡してバイクで帰っていった。

    2005-06-29 05:15:00
  • 108:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    あみへ         あみ、ほんまにごめん。俺ほんまに最低や。でもこんな俺やけど1つだけ信じてほしぃ。俺ゆりのこと忘れられへんかったけど、あみといるときはほんまに楽しかった。あみの笑顔にめっちゃ癒されてたし、無邪気に甘えたりしてくるとこ本気でかわいぃと思ってた。いつかあみのことゆり以上に好きになれる気がしてた。でもゆりのことなかなか切れなくて…あみをめちゃめちゃ傷つけた。どぅやっても償ぃきれへんよな…今の俺には謝ることしかできひんから…ほんまに悪かった。

    2005-06-29 05:21:00
  • 109:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    …2人で3年間色んなことしたよな。付き合って初めていったんは淀川の花火やったなぁ。須磨の海であみがナンパされてまじキレたこともあったし…学校帰りはいつもスタバいって…あの頃はまだ俺も制服やって、懐かしぃな。映画もよくいったよな…クリスマスはルミナリエとかいってベタなことしたなぁ…2年前のバレンタインのケーキはあみ結構失敗やったぞ!でも次の俺の誕生日にはめちゃめちゃうまくなってて…俺感動した。

    2005-06-29 05:27:00
  • 110:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    …今まで色んな思い出いっぱい作ってきたな。俺あみといるときはあみのことだけ考えてたで。これはほんまにウソじゃなぃ。今までめっちゃ楽しかった。あみは俺を憎んでるかもしれへんし、それは仕方なぃことや。ほんま申し訳なぃことしたし、謝っても謝りきられへん。でも、俺はずっとあみの幸せ願ってるから…自分勝手なことばっかり言ってごめんな。あみ3年間ありがとぅ。      謙斗

    2005-06-29 05:34:00
  • 111:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    あたしは読み終えたあと、泣いていた。…けんちゃん…あたしはこの3年間けんちゃんに何でもかんでも甘えっぱなしだった。自分勝手でごめんってゆぅのは、あみのせりふだよ…他人から見たら、けんちゃんの手紙は調子よすぎやん。って感じやったらしぃけど、あたしはめちゃめちゃ嬉しかった。やっと踏ん切りがつぃた気がした。

    2005-06-29 05:42:00
  • 112:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    それから、あたしは前以上に明るくなった。別に無理してるわけじゃなかったけど、いぃ女になりたかった。今まで不規則だった食生活も改めて(それはりょうがいてくれたからだけど笑)タバコもやめた。メイクも目を太ぃアイラインでぐるっと囲んでたのを変えてみたり、ぐるぐるの縦ロールの神戸巻きをゆる巻きにかえてみたりした。

    2005-06-29 05:51:00
  • 113:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    けんちゃんと別れて、3ヵ月程たった日、久しぶりに家でりょうとごはんをたべた。りょうはまだ家に住んでた。その頃にはりょうは店のNO.3で、昼の仕事もやっていたから、めちゃめちゃ忙しくて疲れ果ててた。だからほんとに久しぶりに会った感じだった。

    2005-06-29 05:55:00
  • 114:

    リナ

    やたぁ☆リアルタイムで読んでる☆

    2005-06-29 06:00:00
  • 115:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    2人でカレーを食べた。その日は料理苦手なあみだけど、疲れてるりょうのために一生懸命作ってみた。 『どぅかな?』「…薄ぃ」ガーンッ!ショック…  「でも嫌ぃな味じゃなぃ」カレーに嫌ぃな味とかなぃやろ!笑 カレーはカレー味やん…りょうの不器用な言葉がかわぃらしくて、あたしは笑った。

    2005-06-29 06:17:00
  • 116:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    リナちゃんいつもありがとぉ??がんばるねっ??

    2005-06-29 06:18:00
  • 117:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    「お前なんかキレイなったよな」りょうが薄ぃカレーを食べながらそぅ言ったから、あたしは吹き出しそぅになった。『へっ!?何が!?』「そのまんまの意味やで」りょうの顔は近くで見ると、すごくキレィで、その目に見つめられるとほんとにどきどきした。

    2005-06-29 06:21:00
  • 118:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    「俺ホストやめんねん」あたしはびっくりした。『なっ何で?』「このままの生活体力的にしんどぃし、むいてなぃわ。金ほしぃからやってたけど…今月まぁまぁ給料入りそぅやし、もーいぃかなって」『…そっか…でも何でそんなお金いるん?』「…まぁ、色々」

    2005-06-29 06:25:00
  • 119:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    その夜、りょうとたくさん話をした。たわぃもなぃ話だったけど、楽しくて、自分がどんどんりょうにひかれていってるのがわかった。お兄ちゃんの友達だし、10才も上だし、あたしなんか相手にするはずなぃよね…でも気持ちはとめられなぃくらぃりょうを好きになってた。

    2005-06-29 06:28:00
  • 120:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    その夜から1ヵ月半ほどたって、あたしはりょうのことがめちゃめちゃ好きになってしまっていた。りょうもホストをやめたから時間が空いたのか休みの日にはどこかに連れていってくれた。もしかしてりょうもあたしのこと嫌ぃじゃなぃかも…毎日が楽しかった。りょうはホストをやめても、まだお兄ちゃんとあたしの家にいた。

    2005-06-29 06:31:00
  • 121:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    その日は雨だった。かなり激しく降っていて雷が落ちた。今日はりょうと映画にいく日だったのに…落ち込んだ。「しゃ〜なぃなぁ、家おろかぁ」『楽しみにしてたのに…』「この雨じゃ外出てもしんどぃだけやん。トランプでもしよか!」また子供扱ぃする…2人でやるトランプなんかおもしろくなぃっつーの!

    2005-06-29 06:36:00
  • 122:

    ちいたん

    しおり

    2005-06-29 06:56:00
  • 123:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    ちぃたんさん?しおりありがとぅござぃます??

    2005-06-29 07:37:00
  • 124:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    トランプをやり始めた。2人でババ抜き…おもんなっ!笑 あたしはお茶をいれよぅと、立ったそのときバランスを崩して、こけそぅになった。すると、りょうが抱きかかえてくれた。あたしの胸のどきどきはとまらなぃ。『…ありがとぅ』

    2005-06-29 07:41:00
  • 125:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    りょうは何も言わず、見つめてくる。何で何も言わなぃの…?向かい合って立ったままあたし達は動けずにいた。雨の音が一層強く鳴り響く。りょうが口を開いた。あたしはどきどきしすぎて死にそぅだった。「俺、あみのこと好きやねん」

    2005-06-29 07:44:00
  • 126:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    そぅ言われた瞬間、泣いてしまった。嬉しくて嬉しくてしょうがなかった。『あみもりょうがめっちゃ好き…』りょうがにっこり笑った。今まで見せた中で一番優しぃ笑顔だった。

    2005-06-29 07:47:00
  • 127:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    あたし達は長ぃキスをした。そして、その夜、結ばれた。なんかこんなこと思ぅのは、調子よすぎって周りは言ぅかもしれなぃけど、あたしはりょうと結ばれるためにけんちゃんとは何もなかったよぅな気さえした。それぐらぃ幸せで、満たされた夜だった。ねぇ、りょう…あたしの初めての相手がりょうであたしほんとによかったって思ってるよ。

    2005-06-29 07:51:00
  • 128:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    朝目覚めると、横にりょうが寝てる。人の体ってあったかくて気持ちいぃな…りょうがおきた。「おはよぅ」はにかんだ笑顔がかわいぃ。「俺、真人になんてゆおぅ…笑 てか10コも年下に手だして俺犯罪かな!?」あたしは笑った。幸せを噛み締めた。

    2005-06-29 07:54:00
  • 129:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    それから3ヵ月半あたしとりょうはまだまだラブラブだった。てゆぅか前から一緒に住んでいたわけだし、何だかへんな感じだ。お兄ちゃんはあんまり家にいなぃし、いきなり同棲しちゃった感じでほんとに毎日楽しかった。

    2005-06-29 07:57:00
  • 130:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    お兄ちゃんには2人のことをまだ話していなかった。りょうがお兄ちゃんに怒られるんじゃなぃかってあたしは不安だったから、りょうに黙ってよぅと言った。りょうはしぶしぶ承諾した。だって、もしそれでりょうが出ていくことになっちゃったらほんとに嫌だったから。

    2005-06-29 07:59:00
  • 131:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    あたしはりょうのことを好きになればなる程、りょうのことを知りたくなっていった。でも、あんまりりょうは過去のことを話したがらなぃ。かと言ってお兄ちゃんに聞けなぃし…あたしはかおりちゃんに聞くことにした。かおりちゃんなら昔からの知り合いのはずだ。

    2005-06-29 08:01:00
  • 132:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    久しぶりにかおりちゃんに電話すると、快く会ってくれた。サラサラのロングヘアのかおりちゃんは、神戸のオープンカフェがよく似合った。「あみぃ〜??」『かおりちゃんっ?』あたしとかおりちゃんはケーキセットを注文して、たわいなぃ話をした。

    2005-06-29 08:04:00
  • 133:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    かおりちゃんが、あみすごぃキレイになったね といってくれたからあたしはとても嬉しかった。あたしは昔からかおりちゃんのキレイさに憧れていた。透き通るような肌もアーモンド型の目もうすぃ唇も全て品があって、美しかった。あたしはかおりちゃんに昔話を色々聞いた。

    2005-06-29 08:09:00
  • 134:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    「でも何であみ急にそんな昔話きくん?」かおりちゃんが不思議そぅに尋ねた。あたしは迷ったけど、かおりちゃんには話しておこぅと思った。かおりちゃんは秘密にしてと言ったら、お兄ちゃんに告げ口するよぅなタイプじゃなかったし…『あみ実はりょうと付き合ってるねん』かおりちゃんは驚いて言葉がでなくなってた。顔がひきつってた。

    2005-06-29 08:12:00
  • 135:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    「それが3年前かな…最初はうまくいってたみたぃやったけど、結局りょうは子供のほんまの父親じゃなぃやん?なんかそれでゴタゴタしはじめて…んで、りょうは家出て、真人んちいってん。お金も子供…ももちゃんってゆぅねんけどな…その子の為にかせがなあかんってゆってホストも始めてんで。」…そぉだったんだ…あたしは放心状態で家に帰った。

    2005-06-29 09:38:00
  • 136:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    あみは結局、誰の一番にはなれなぃんだ…パパとママにはお兄ちゃんがいて、お兄ちゃんにはかおりちゃんがいて、けんちゃんにはゆり先輩がいて、りょうにはゆかさんって人と子供がいる。あたしの好きになる人はいつも誰か大切な人がいる…じゃああみはいらなぃやん…自分の存在が無意味に思えた日だった。

    2005-06-29 09:43:00
  • 137:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    「あたしからは真人に告げ口したりはしぃひんから、1回ちゃんとりょうと話してみぃ?」別れ際にかおりちゃんはそぅ言った。あたしは無言でうなずいた。家にかえると、りょうがいた。

    2005-06-29 09:45:00
  • 138:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    「お〜あみおかえり?遅かったやん」あたしは泣きだしてしまった。「どぅしてん?!」…『りょう何で黙ってたん?』「…え?」『結婚してること…』「…あみ…」『もー顔も見たくなぃ!早よ出ていってや!』「あみまってや!話聞いてや!」…バンッ!あたしは思い切り部屋のドアを閉めて閉じこもった。

    2005-06-29 09:51:00
  • 139:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    もぅ顔も見たくなぃなんてウソだった。ほんとはりょうにすがりつきたくて、淋しくて仕方なかった。奥さんと別れて、あたしと一緒にいてほしかった。でもあたしにはそんなことできなぃ。けんちゃんに裏切られたときは、ただひたすらむかついてけんちゃんなんてもーいらなぃと思えたのに…りょうに裏切られてもなぜかむかつかなかった…それどころか、あたしは思った以上にりょうを愛してることに気付いてしまっていた。

    2005-06-29 09:56:00
  • 140:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    泣き疲れて、眠ってしまったらしく起きたらもぅ朝だった。今日は学校は休もぅ。行く気になれなかった。もぅりょうは仕事にいっただろぅから、部屋から出てリビングにいった。…あれ?いつもより殺風景な気がする。

    2005-06-29 09:59:00
  • 141:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    何がなぃかわかった。りょうの荷物だ。テレビの上に置いてた置物とかがなくなってる。洗面所にいくと、整髪料やはみがきもなかった。…ほんまに出ていったんや…あたしはりょうとの唯一のつながりがなくなった気がして悲しかった。

    2005-06-29 10:02:00
  • 142:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    りょうはどこにいったんだろぅ…奥さんのとこへ帰ったのかな…色々考えていたらすごく時間がたっていた。りょうにとってあたしはきっといらなかったんだ。やっぱりあたしは誰にも必要とされなぃのかな…幼ぃ日の自分を思い出した。泣いてる…『ママ…ママ…』あぁ、これはママが死んで、今の家に引き取られたときの記憶だ…。

    2005-06-29 10:07:00
  • 143:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    「あみちゃん大丈夫か?一人じゃなぃから恐くなぃで」お兄ちゃんが部屋から出てきて、あたしを慰めてる。あたしは泣きっぱなしだ。あーこれは夢なんだ。昔の記憶を夢に見るなんて不思議。にしても、お兄ちゃん若ぃな…「真人どぅしたん?」かおりちゃんがお兄ちゃんの部屋から出てきた。

    2005-06-29 10:12:00
  • 144:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    「あみちゃんが泣き止んでくれへんくて…」「ほんま…どぅしよか…」かおりちゃんも困ってる。かおりちゃんの細ぃ指があたしの頭を撫でた。…そのとき、お兄ちゃんの部屋から一人の男の子が出てきた。「2人とも何やってん?」………りょうだ…。

    2005-06-29 10:15:00
  • 145:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    「それがな、あみちゃん泣き止んでくれへんくて…淋しぃんかな」かおりちゃんがそぅ言ぅと、りょうはあたしの方に歩いてきた。「あみ!」そぅ言ってあたしを抱っこした。ぎゅうってきつく抱き締めた。「淋しくなぃやろ?みんなお前を思ってるねんで」りょうが言った。あたしは人のぬくもりをママが死んで初めて感じた。

    2005-06-29 10:20:00
  • 146:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    その瞬間、あたしは目が覚めた。あれは…あれは…りょうだったんだ。あたしは小さぃ頃お兄ちゃんの友達にべったりで、その人がいてくれたからあたしは人のあったかさを知れた。そして、心を開くことができた。ママが死んで、みんなあたしを腫れ物みたぃに扱ったけど、りょうだけは体当たりでぶつかってきてくれた。

    2005-06-29 10:24:00
  • 147:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    あたしはそのことが嬉しくて仕方なかった。あたしは今まで何度もりょうに、懐かしぃあったかさを感じていた。…それってこぅゆぅことだったんだ。ねぇ、りょう…あたしに人のぬくもりを教えてくれたのは、りょうだったんだよ。今でもずっと感謝してる。

    2005-06-29 10:32:00
  • 148:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    目が覚めたとき、もぅ既に夜中の1時だった。グー…お腹がなった。そぉいえば、何も食べてなぃ。冷蔵庫をあけてみた。お鍋があった。その上に手紙がついてる。…りょうからだ。あたしはその手紙を開いた。

    2005-06-29 10:36:00
  • 149:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    あみへ         あみ、結婚してること黙っててほんまごめん。いわなあかんって分かってたのに、お前のこと好きになっていって、なかなか言えんくなっていってた。俺ほんまずるぃな。真人んちに引っ越してきたんは、ゆかと別れることが決まったからやねん。俺らお互い気持ち冷めまくってたからな…でも俺の子供じゃなぃってゆっても、一緒に暮らしてたわけやし、別れる前にちょっとでも子供に貯金もたせてやりたかってん。………

    2005-06-29 10:42:00
  • 150:

    あみ ◆ej9/UehK8Y

    でも別れることが決まってたからって、あみに黙ってていぃわけなぃのに、ほんま最低や。ほんまごめん。だけど、あみ、俺の気持ちは本気やで。遊びであみと一緒にいたわけじゃなぃ。俺はほんまにあみを愛してる。あみは忘れてると思ぅけど、俺とあみが初めて会ったんはちょうど10年前やねん。あんとき俺小さぃお前を守りたぃって思った。友達の妹やのにおかしぃよな笑 でも、泣くお前を見て、俺それまで子供とか嫌ぃやったのに、初めて愛しぃって感情に出会った。

    2005-06-29 10:48:00
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